ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

三室戸寺

2016-06-19 19:44:39 | 日記

 あしたは息子の就活の大事な日です。

 

 第一希望の面接日。 きょうは早起きをして3人で宇治の三室戸寺へ参詣に行きました。 紫陽花の寺としても有名で、小雨の降る中、5年分くらいの紫陽花を見ました。

 

 植物園と違って、山の中にあるので、杉の木がどーんと紫陽花の中にところどころ立っていて、不思議なアングルでした。 色も種類も大きさもさまざまで、たくさん写真を撮ったのですが、広すぎて写真にするとその場の良さが伝わりません。

 

 「目に収めるしかないね」 といいながらも、また写真を撮り続けました。

 

 そのあと長い石段を登って、お参り。鐘をついたり、勝運がもたらされるという牛の口の中に手をいれてそのなかの玉を触ったり、お線香を立てたり、蠟燭に火をつけたり、とにかく祈願、祈願でした。

 

 あしたはどうかうまくいきますように。 

 

 

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第125回神楽岡歌会

2016-06-18 19:48:44 | 日記

 きのうは神楽岡歌会でした。

 

 出席者17名 作品20首。

 

 5首選をして、票数を発表しながら進める方式の歌会ですが、今月はめずらしく0票がなし。(私は1票。とほほ)0票の歌の票数を発表するときは「0票」とはいわないで「とばしまして」と言って次の歌の票数発表へ進めます。自分が0票のときはやっぱりがっくりするので、「とばしまして」と言わなくていい月はほっとします。

 

 詠草集を作っているので、わからない言葉は事前に調べたりはできるのですが、意味がまったくわからないようなお手上げの歌に票が入ると、どういう読みをしてこの歌がいいと思われたんだろうと、興味津々になります。評をきいて、なるほど!と思ったり。

 

 きのうもそういう歌があったので、次の歌へ行く前に「この歌の意味、わからなかったんですけど、わからなかった方おられますか」と声をかけると5人くらいおられました。そして、「こういう表現でわかりますか」という声があがり、そこからまた議論になったりしました。

 

 きのうは読みの分かれた歌が数首あって、どうしてそう読めるのか、読めてしまうのかということがそれぞれの読みから提示されて、おもしろかったです。

 

 途中で時間がなくなってきて「少し急ぎます」と言って急いだら、数首のちに時間があまる気がして(だいたい20時20分から30分くらいが時間のチェックポイントになります)「すみません、さっき、急ぎますっていいましたけど、余りそうなのでやっぱりゆっくりでいいです」(どんな司会だ)というと、「大丈夫、ちょうどいいですよ」という励ましの合いの手(?)が入り、「エールがうれしい」というと笑われました。

 

 私の歌は「これがいらん」「ここがあかん」とはっきり言ってもらって、「だからこの票数なんでしょう」とばっさり。すがすがしい。

 

 印象に残った言葉  名詞の気配がない、言葉の斡旋が美しい、鮮やかに言ってない、野生的、使いたくない短歌用語、関係代名詞、段差、曖昧さをほっておけない、あはれの底、うるさい句またがり、縁語すぎる

 

 帰宅してエンジンがかかり、3時半くらいまで月詠草を練って10首清書をして、全国大会の歌も作って葉書を書きました。

 

 二階へあがるとまだ息子が起きていて、

 

 「なにしてたん?」

 「月詠草と全国大会の歌つくってた」

 「短歌ってそういうもんと違うやろ。締め切りがあって無理無理作るんじゃなくて、日々のこうなんというか、日常をそのときどきに歌にしていくんと違うの?」

 「そんなこと言ったって、今月全然歌つくってなかってんもん。歯磨きのチューブみたいにぐにゅうって出すねん」

 「3カ月後、たのしみやな」

 

 ・・・・・ いちばん厳しいかも。

 

 

 

 

 

 

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響き館 辰巳央恵・ピアノ弾き語りミニコンサート

2016-06-16 22:36:21 | 日記

 きょうはダイアナと響き館へ行きました。

 

 響き館はお気に入りの絵本のお店なのですが、ピアノの弾き語りイベントというのは珍しいなと思って、楽しみにしていました。

 

 お客さんは13名。 しっとりとした雨の特別な空間と時間でした。 辰巳央恵さんの声は透きとおっていて、雨に近いような自然な水が身体のなかをしみとおっていくようでした。

 

 『幸せの切符』という台湾の絵本作家ジミー・リャオさんの絵本を中心に、朗読、歌が披露され、私は初めてこの作家を知ったのですが、「喪失と再生」をテーマにいろんな本を書いているようでした。

 

 店内は自由に絵本が読めるようになっていて、コンサートのあとに出された、おいしい紅茶(ルイボスティにお花とフルーツをいれたもの)を飲みながら、目にとまった絵本をじっくり読みました。 気になったのが藤城清治の『ぶどう酒びんのふしぎな旅』。 アンデルセンの話ですが、複線と思っていたのに裏切られるところがよくて、藤城さんの切り絵もドレスのレースや樹木の葉など、緻密さにページをめくるたびにすごいなぁとため息が出ました。

 

 結局、最後まで迷って買ったのは文:星野知子、絵:黒井健の『ふる里へ』。 なんとなく広くて大らかな風景がぱあっと目にとびこんでくる感じが、いまの私には心地よかったのでした。

 

 帰りに国際会館の駅の近くでおいしいケーキとお茶を飲み、お互い誕生日プレゼントを交換しました。

 

 いい午後だったな。 またあしたからがんばりましょう。

 

 

 

 

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再会

2016-06-15 21:38:00 | 日記

 先週の火曜日に失くしてしまった眼鏡。

 

 お忘れ物センターに電話をしたら、「1週間以内に見つかったらお電話します。なかったらお電話はいたしません」とのことで、あしたがその1週間になります。

 

 きょうの会社の帰り。 バスがすっすと来て、18時前には京都駅に着きました。 私が乗る電車まで30分以上もあります。

 

 ふと、直接お忘れ物預かり所に行ってみようかなと、思い立ちました。 もし見つからなかったとしても、やれるだけのことはした、と思いたい、と思ったからです。

 

 そこを訪ねるのは2度目でしたが、なんとなくこぎれいになっていました。 おじさんがふたり。 

 

 「先週の火曜日です」とはっきりなくした日を言いました。 ヨガのバッグを持っていたので、火曜日ということははっきりしていました。 おじさんは最初、パソコンで検索をかけてくれて、

 

 「うーん、眼鏡はないなぁ。 この日は。」 ああ、やっぱりだめかぁと思いました。 すると、

 「ちょっとお時間いいでしょうか。 念のため確かめてきます」 と私に言いました。

 「あの、どれくらいかかりますか」(電車の時間があったので)

 「10分くらいです」

 

 10分くらいならいいやと思って、待つことにしました。 すると、私が入ってきた小さなドアをあけて、若い男性が入ってきました。 手にちいさな紙きれを持っていて、「これを見せればいいってききました」 いいなぁ、きっと探していたものが見つかった人なんだなと思って見ていました。 

 

 もう一人のおじさんが紙を確かめて「携帯ですね」といって、キャビネットをあけると、そこには忘れものの携帯がたくさん保管されていました。 ああ、この携帯たちは持ち主が迎えに来てくれるのを待っているんだなぁ。 男性は嬉しそうに「ありがとうございました」と小さな声で2度お礼をいってまた小さなドアを帰っていきました。

 

 いいなぁ。 私、もう電車の時間があるから、諦めますっていおうとしたとき、探しに行っていたおじさんが戻ってきました。手には私がさがしていた眼鏡入れが!

 

 「あーそれです!!」

 「西大路の駅の通路に落ちていたそうですよ。 ここに受け取り票がありますから必要事項を書いてください」

 

 そうかぁ。てっきり電車の中だと思っていたから、センターに電話したときなかったんだな。 あんなに人の多い駅で、みんな急いでいるのに、そのなかの誰かが私の眼鏡を拾って、駅員さんに手渡してくれたんだ、と思うと、ほんとうにありがたく、世の中いいこともあるものだなぁとしみじみ思いました。

 

 受け取った眼鏡は大事に鞄の底へしまって持って帰りました。 眼鏡はぷちぷちの緩衝材に包まれていました。 大切に保管してくださった人にも感謝です。

 

 そうして、快適にいまこのブログを書いているところです。

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真夏のまえの植物

2016-06-14 23:30:57 | 日記

 きょうのお昼休みに、インドカレーを食べようと思って小走りでお店へ行ったら(人気なので早く行かないと満席になるため)、「定休日」でした。

 

 ああ。 きょうは火曜日だったんだ。 きのう休暇をもらっていたので、月曜日と勘違いしていました。

 

 それで、丼ものがおいしいお店へ気をとりなおして行ってみました。 その店は少し遠いのですが、海鮮丼、天丼がおいしいのです。 そして、その店までの道に、いろんな種類の紫陽花を育てている家があって、そこを行き帰りに通るのが楽しみなのでした。

 

 行きはおなかがすいていたので、さっさと通り、帰りはじっくり紫陽花を眺めました。

 

 ガクアジサイや花の小さくてこんもりした紫陽花、ワイン色に近いような濃い紫の、いろいろです。 そして、先週通ったときは気づかなかったのですが、ハンカチの木がいっしょに植えられていました。 曇り空に白い花というか葉っぱというか、葉っぱの形をした花というのかが、ぱっと映えて、とてもきれいでした。

 

 仕事が終わって、ヨガスタジオへ走っている途中に、いい香りがして、走りながら歩道の脇をみると、くちなしの花がたくさん咲いていました。 くちなしの花をみると、東京の友達のことを思います。どうしているかなぁ。 元気だといいな。花が咲いていないときはまったく存在に気づいていませんでした。 レッスンが終わって外へでると、青い夜がきていました。 さっきのくちなしの咲いていた場所へ行って、きれいだなぁと眺めていました。写真を1枚だけとったら、バスが来たので走って横断歩道を渡りました。

 

 そういえば、このあいだ、実家の帰りに電車に乗っていたら、車窓から大きな合歓の木がみえて、ピンクのふわふわの花がたくさん咲いていたことを思い出しました。ほんとうに一瞬だったけれど、とてもおおきな木で、あれは合歓の木だったんだなぁと思ったのでした。

 

 花が咲いたり、香りがしたときだけ気がつく植物。 真夏がくるまえの植物に「おうい、咲いてるよ」って呼ばれたような気がしました。

 

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