おいしい かわいい 沖縄展と実家訪問

　きのうは梅田の阪急百貨店でやっている「おいしい　かわいい　沖縄展」へ行きました。

　http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/okinawa2016/index.html

 

　数年前に家族旅行で沖縄へ行ってから、夫が沖縄にはまっていて（なんにでもはまる）、先着８名（？）に三線を教えてくれるというのにぜひ申し込みたい、ということで１０時半に会場へ行きました。 今回は妹のゆうゆも一緒に参加。 三線教室は１６時からだったのですが、すでに申込は５人が決まっていて、夫は６番目でした。 １１時、１３時、１５時からライブがあって、夫は小さなライブスペースの中央に陣取って楽しんでいたようでした。

 

　そのあいだに、私と妹は「ポークたまごおにぎり本店」の列に４０分ほど並んでようやくおにぎりを１つずつ購入。 １回目のライブが終わった場所で、３人で食べ、そのあとマンゴースムージィを堪能し、身体が冷えてきたのでそこで夫とは別れて近くのお店へ入ってあたたかい紅茶とホットサンドイッチを食べ（半分こしました）、久しぶりにふたりでおしゃべりしました。

 

　そして、私は堺の実家へ。 母は体重が増えないそうで、３５キロ。 「気力で生きている」と言っていましたが、やっぱりときどき様子を見に行ったほうがいいなあと思いました。 きょうお休みをもらっていたので、泊まりました。

 

　庭にやってくる雀がかわいくて、母は雀の声がすると、「すずめよう」のお米を庭にでて撒きます。　そのうちの１羽がとても母に慣れていて、母がタオルを干していても平気でお米を食べています。 雨が降っていてもへっちゃらで、いっしょうけんめい食べていました。

 

　２２時ごろに息子もやってきて、急に賑やかになりました。 つぎつぎに出される食べ物を、（前日はゆうゆたちが訪問していたのでそのおみやげなども）食べ、両親は嬉しそうに孫の食べる様子を眺めていました。

 

　きょうは朝から母と買い物へ行き、とても充実している１００円ショップで盛り上がり、ご近所の人のお見舞いを買ったり、庭の紫陽花を眺めたり、雀を呼んだり。

 

　雨だったので、庭の手入れは今回はできなかったぶん、穏やかな実家訪問になりました。

　

　１７時３０分に帰宅。　やっぱり電車で２時間というのはちょっと遠いなぁ。　父はいつまでも父で、宅急便を出しに行ってくれたり、扇風機を二階からおろそうとしたら「危いからオレがあとでやる」と叱られたり。　どっちが危いのかはわからないのですが。 父のプライドというものもあるので、甘えておきました。

 

　郵便局で申し込んだ「つぶらなかぼす」が今晩届きました。　実家には明日ごろ届くでしょうか。 

 

 

 

家にいた日

　きょうは一歩も外へでない日でした。

 

　朝、義母に電話をしたら、「きょうはお買い物はいいわ」ということだったので、お化粧もせず、のんびり洗濯をして、掃除をして、ずっと溜めていた家計簿をつけ、塔の事務を少し。

 

　お昼すぎに義姉から電話がかかってきて、甥に赤ちゃんが生まれたことを知りました。

 

　私がお嫁にきたとき、よちよちしていた子がもうお父さんかぁとしみじみ。

 

　いいなぁ。　家に小さい子がいるって。

 

　リビングの窓を開けていると、いろんな外の音が聞こえます。

 

　小さい子がピッピと音のなる草履（というのか）をはいて、うちの前を通り過ぎていったり、郵便屋さんのバイクがやってきて、郵便受けになにかを差しこんで行ったり。

 

　じいっとしていても、時間は流れていくんだな。

 

　そして、ずっとそこにあると思っていたものが、ある日なくなっていることに気づいたりするんだな。

 

　むかし、好きだったひとに、「私は変わらないものが好き」と言ったら、「変わらないものなんてないよ」って笑われたことを思い出したり。 私は結構本気で反論していたんだけど、彼のほうが正しかったのかもしれない。　

 

　でも、やっぱり。　変わってしまったように思えても、死ぬまで変わらないものだってある、って私は思っているから。

 

 

誕生祝い

　きょうは仕事の帰りにミキコさんと待ち合わせをして、ひと月遅れの誕生祝いをしました。

 

　誕生祝いといっても、ご飯食べてしゃべっているだけなのだけど。

 

　両親の老いや子供たちの就職の話など、結構深刻な話もでましたが、まぁ、とりあえずいまはおいしいものを食べ、背中がまがらないうちに着たい服を着て、気にかかることは遠くへ追いやって、心をまっすぐに保ち、行きたい場所に行ってきれいなものを見て、やがてやってくる老後を元気に過ごすためにエネルギーを蓄えておきましょうね、ということでまとまりました。

 

　いやぁ、ミキコさんファミリーのがんばりをきいていると、私なんてまだまだだな、と思いました。

 

　体調を壊しながら、横になったままタイから帰国した息子の話や、体調が元に戻り切っていないのにインドに帰らないといけないご主人の話や、国家試験合格にむけて猛勉強している娘。　そしてそんなみんなを支えながら、両親の病院へ通い、仕事もしているミキコさん。　

 

　私ももうちょっとがんばれるな、そう思ったのでした。　来週はダイアナのひと月遅れの誕生祝いをします。

 

　ダイアナは今年も紫蘇ジュース作ったかな。　まだ作ってなかったら少し持っていこうかな。 　それにしても、私の友達は５月生まれが多いのです。　みんな明るくておおらかで、なんだか５月生まれって憧れます。

 

 

 

　

情報共有

　きょうは、お昼休みにライフに買い物にいって、いろいろ買ってしまいました。

 

　ワゴンセールにパンやお団子、林檎ケーキなどがあり、おなかがすいていたこともあって、どんどんカゴに入れていきました。

 

　会社に戻って、自分の席に「きょうのお昼の分」を並べて食べ始めていると、向かいのYさんが

 

　「きょうはなにを買ってきたの？」　ときいてきたので、

　「鯖の巻きずし３切れと、ツナとコーンのサラダと、ハム＆マヨネーズのランチパック」　

　

　となりで聴いていたSさんが、「多くないですか。　きいているだけでお腹いっぱいになりますよ」

 

　１５分後。　

 

　私「やっぱりランチパック分が多かった。　ほかにもたくさんパン買ってるけど、これ冷蔵庫に入れるべきかなぁ」

　Sさん「入れなくていいですよ。後ろに書いてあるでしょう。夏場は気温何度まで常温とか」

　

　え・・・そんなの確認したことがない・・　Sさんは男性なのに細かく見ているんだな。

 

　私「字が小さくて読めない」

　Sさん「どれどれ、『5月～10月は30℃、11月～4月は25℃』って書いてますよ。だから常温で大丈夫でしょう」

　私「へぇ、どうもありがとう。　冷蔵庫にいれちゃうと、持って帰るの忘れそうだしね」

 

　そして、午後も滞りなく仕事をして、終業時間５分前。

 

　Yさん「ふじたさん、パン忘れないでね」

　Sさん「そうですよ、きょうはパンを持って帰ることが重要課題です」

　私　「そうだった。 ありがたいなぁ。 みんな私のパンのこと覚えていてくれて」

　Yさん「みんなの脳で記憶しておくのよ」

　Sさん「情報共有ですよ」

 

　おかげで、パンは無事に持って帰れました。 林檎のケーキは食後のお楽しみです。

 

 

　

励まし

　きょう、たまたま電車で前の席が空いて、座って本を読みながら京都まで行きました。

 

　会社についてバッグから眼鏡を出そうと思ったら、眼鏡ケースごとありません。

 

　そんなに高い眼鏡ではなかったのですが、愛着もあったし、ケースが友人と色違いのルルギネスのかわいいポーチだったので、朝からがっくりしていました。

 

　もうあきらめようかなぁ。 という気持ちで、終業時間がちかづくころ、「きょう、眼鏡をケースごと落としたんですよね」　とつぶやくと、となりのSさんが、

　

　「あきらめないで、駅の忘れ物センターに行ってみればいいですよ。 僕も１週間くらいたってでてきたことありますよ」　と言ってくれました。

　「Sさんも眼鏡なくしたの？」

　「いえ、僕が落としたのは背広です」

　「背広落としたの？？」

　「外人を京都に案内するという日で、必死だったんですよ」

 

　あはは。  いつも覇気があるとはいえないSさんが励ましてくれたので、明日、訪ねて行ってみようと思います。

 

　帰宅して息子に言ったら、

 

　「ちょっと旅にでてるだけやって。　見つかるよ」

 

　そうかなぁ。　そうだといいなぁ。 ものをなくしたとき呪文のようにとなえるのは、知人の「私はなくしたら、私以上に必要な人のところに行ったんだって思うようにしているの」という言葉。　あの眼鏡、私以上に必要なひとがいると思えない・・・・　ということは、必ず戻って来るはずです。

 

　眼鏡がないと仕事ができないので、眼鏡を忘れたとき用に「置き眼鏡」をしているのできょう一日はなんとかなりました。 自宅の寝室にも読書用眼鏡があります。 それと今回なくした移動時用眼鏡。　３つあってちょうどよかったのになぁ。　どうか見つかりますように。