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いつでも君のこと好きだったよ

第125回神楽岡歌会

2016-06-18 19:48:44 | 日記

 きのうは神楽岡歌会でした。

 

 出席者17名 作品20首。

 

 5首選をして、票数を発表しながら進める方式の歌会ですが、今月はめずらしく0票がなし。(私は1票。とほほ)0票の歌の票数を発表するときは「0票」とはいわないで「とばしまして」と言って次の歌の票数発表へ進めます。自分が0票のときはやっぱりがっくりするので、「とばしまして」と言わなくていい月はほっとします。

 

 詠草集を作っているので、わからない言葉は事前に調べたりはできるのですが、意味がまったくわからないようなお手上げの歌に票が入ると、どういう読みをしてこの歌がいいと思われたんだろうと、興味津々になります。評をきいて、なるほど!と思ったり。

 

 きのうもそういう歌があったので、次の歌へ行く前に「この歌の意味、わからなかったんですけど、わからなかった方おられますか」と声をかけると5人くらいおられました。そして、「こういう表現でわかりますか」という声があがり、そこからまた議論になったりしました。

 

 きのうは読みの分かれた歌が数首あって、どうしてそう読めるのか、読めてしまうのかということがそれぞれの読みから提示されて、おもしろかったです。

 

 途中で時間がなくなってきて「少し急ぎます」と言って急いだら、数首のちに時間があまる気がして(だいたい20時20分から30分くらいが時間のチェックポイントになります)「すみません、さっき、急ぎますっていいましたけど、余りそうなのでやっぱりゆっくりでいいです」(どんな司会だ)というと、「大丈夫、ちょうどいいですよ」という励ましの合いの手(?)が入り、「エールがうれしい」というと笑われました。

 

 私の歌は「これがいらん」「ここがあかん」とはっきり言ってもらって、「だからこの票数なんでしょう」とばっさり。すがすがしい。

 

 印象に残った言葉  名詞の気配がない、言葉の斡旋が美しい、鮮やかに言ってない、野生的、使いたくない短歌用語、関係代名詞、段差、曖昧さをほっておけない、あはれの底、うるさい句またがり、縁語すぎる

 

 帰宅してエンジンがかかり、3時半くらいまで月詠草を練って10首清書をして、全国大会の歌も作って葉書を書きました。

 

 二階へあがるとまだ息子が起きていて、

 

 「なにしてたん?」

 「月詠草と全国大会の歌つくってた」

 「短歌ってそういうもんと違うやろ。締め切りがあって無理無理作るんじゃなくて、日々のこうなんというか、日常をそのときどきに歌にしていくんと違うの?」

 「そんなこと言ったって、今月全然歌つくってなかってんもん。歯磨きのチューブみたいにぐにゅうって出すねん」

 「3カ月後、たのしみやな」

 

 ・・・・・ いちばん厳しいかも。

 

 

 

 

 

 

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