ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

『都名所圖會』

2015-11-24 22:03:23 | 日記

 息子が学校で借りてきて、「いま、これにハマッてる」というので、テーブルに置いてあった『都名所圖會』をぱらぱらめくっていると、おもしろくて、最近毎晩眺めています。

 

 江戸時代後期に刊行された京都のおすすめスポット集のようなもので、全6巻11冊を1冊にまとめたものが『新修 京都叢書 第六巻』。

 

 私の住んでいる京都府南部のことは5巻なのでうしろのほうに載っています。 見慣れた地名が次々にでてきて、挿絵も味があってとてもいいです。

 

 たとえば、「宇治の里」のページには、

 

 「都の巽宇治の里は茶の名産にして、高貴の調進年毎の例ありて製法作境にならびなし。山吹ちり卯の花咲そむる頃、茶摘 とて此里のしづの女白き手拭をいただき赤き前だれを腰に飜して、茶園に入り声おかしくひなびたる歌諷ひて興じけるあ りさま、陸羽が茶経には書遺し侍る。 木がくれて茶摘もきくや子規 ばせを」

 

 と書いてあります。 お茶どころであること、茶摘みの様子などが生き生きと描写されていて、その場に立って書かれた臨場感があります。

 

 しかも、芭蕉の句まで引用されているところが心憎い。 「木隠れて茶摘みも聞くや子規(ほととぎす)  芭蕉」 の句の下には茶摘みをしている女性の絵が添えてあります。

 

 今もお茶摘みの時期には黒い寒冷紗で覆われた茶畑の中から女性の声が聞こえてきたりするので、昔から同じような風景だったのだなぁと思わされます。

 

 六地蔵、木幡里、黄檗山万福寺、宇治橋、平等院と続きます。 

 

 この『都名所図会』は当時大変な人気の書であったらしく、これを皮切りに各種名所図会が次々と刊行されたそうです。

 

 確かに、隠れた名所とか伝説などが載っているガイドブックっていまでもなかなかないですね。

 

 しばらく返さないでほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

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再校作業

2015-11-23 21:42:50 | 日記

 きょうは再校・割付作業。

 

 3連休が今年も紅葉見物を楽しむことなく過ぎていく・・・というのは寂しいので、永田邸近くの長谷八幡の手間ででタクシーを降りて、みんなでお参りしました。

 

 銀杏は半分くらい散っていたけれど、散り敷いた黄色い葉っぱがきれいでした。

 

 鳥居をくぐって、お賽銭を入れて鈴を鳴らしてお祈りして。

 

 ふと、目の前にぴかぴかのどんぐりが「置いて」あることに気づきました。

 

 そばにいた中山さんと「きれいなどんぐりねぇ」をしげしげ眺め、「これって落ちてきたんじゃなくて、置いてあった感じでしたね」ということになり、

 

 誰かがお供えとして(?)置いたのかもしれないと思って、そうっとまた元に戻しました。

 

 裕子先生がよくお参りされていた神社だから、裕子先生が見せてくださったのかもしれません。

 

 

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またウミネコに会いたい

2015-11-22 23:38:03 | 日記

 大きめの鳥は苦手だったのに、このあいだの伊根町で半日くらいみていたウミネコは怖くなかった。

 

 自分で自分を分析すると、胸元が光っているのがたぶんだめなのだろう。

 

 孔雀とか鴨とか鳩とか。

 

 ウミネコを写真に撮ろうと思って、構えても、ぜんぜん追いつかない。 それじゃ、カメラを空にむけて構えていて、そこを横切った瞬間を撮ろうと思って、シャッターを押し続けても、撮れたのは曇天ばかりで。

 

 写真に収めるのをあきらめて、急に角度を変えて海に飛び込む様子とか、じいっとブイに止まっていたのに、思い立ったように飛びあがる姿をみていたら、今度生まれて来るなら、ウミネコがいいなぁと思いました。

 

 なにかに向かってひたむきに飛ぶ横顔も憧れます。

 

 また舟屋に泊まって、ずっといちにちウミネコを眺めていたいけれど、舟屋は夜になると宿主さんたちは道を隔てた向かいの自宅へ帰ってしまうし、水の音が絶えずきこえている家にひとりきりというのはやっぱり怖いから、だれかいっしょにウミネコを見に行ってくれないかなぁ。

 

 ゆうゆも伊根町を気に入ったといっていたから、誘ってみようかな。

 

 

 

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ふらふら。

2015-11-20 23:59:15 | 日記

 ふらふらです。

 

 26日連続の外出でした。 そのうち、4日は外出のハシゴ。(歌会の帰りに展覧会とか、会社の帰りに勉強会とか)

 

 きょうの午前は意識が朦朧として、作った書類は不備だらけで。 ほんとうに申し訳ないと思いました。 あちらこちらからミスを指摘されるという事態。

 

 同僚の人に「きょうは疲れているみたいだから、午後は帰ったほうがいいよ」と言われましたが、もう有休も使い果たしてしまったし、振り替える日もないので、景気づけ(?)にカレー屋でマトンカレーを食べ、ライフの2階で詠草のコピーをし、ロッカーに常備しているアリナミンVを飲んで、午後の業務に備えました。

 

 午後からは、やはり燃料補給がよかったのか、元気になってきて仕事もそれなりにこなしました。

 

 仕事が終わるとダッシュでバスに乗り、京文センターへ。 島田さんからメールで、「遅れるから鍵をあけておいてください」。 着いたら18時30分くらいでしたが、部屋は誰かが開けていてくれました。

 

 きょうの神楽岡歌会は参加者19名20首。 詠草を配布する直前に歌のコピペミスに気付きホワイトボードに修正箇所を書いたりして、ひやひやしました。19時まではそれぞれが選歌をする時間なのですが、誰かが、

 

 「この詠草集、1~10までがアラビア数字で、十一からは漢字になってる」 と気づき、あわわわ、すみません、もう寝ぼけながら作っていたもので、、と平謝り。

 「しかも、日付が二〇一五・一一.二〇 って、中黒とピリオドになってる」 とさらに指摘が・・・

 おとなりの島田さんが「なんでもいいです。 好きなように作ってもらったら」 と、寛容な言葉をくださる。

 

 選歌の集計をあわあわやっていたら、お隣さんが、「おなかすいたなぁ。ふじたさん、お菓子もってない?」「え、お菓子? ちょっと、待ってください、鞄に飴があったかも・・・」「いや、べつにいいんですけどね」

 

 その様子を見ていた塩谷さんが「のど飴ならたくさんありますよ」といって、配ってくださいました。

 

 という感じで、みなさんのフォローによりなんとか歌会開始。

 

 句跨りの歌が多かったり、水や地面を見たり踏んだりしている歌が重なっていて。コメントも「気をきかせているところがあざとい」とか、「転じる理由の提示が不十分」とか「どこから読んでもいいよさ」「酩酊感」「どっしり読める」「こういうのは飽きた」など、辛辣な意見が飛び交い、額を湯に晒しているような熱いけれど心地よい時間でした。

 

 あまりにもおなかがすいたので、少しだけ二次会に寄って、帰宅。 近いひとはいいなぁ。

 

 おつかれさまでした。

 

 

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ごっこ。

2015-11-19 23:02:21 | 日記

 きのうから、課長以上の役職は東京でのイベントに出掛けていて、職場ががらーんとしていました。 今朝始業時間10分前になっても、出勤しているのは4名だけで。(全員来たら26名)

 

 Kさん「わーきょうは少ないねー ごっこができそう」

 Y主任「ごっこって。(笑) なに役ですか?」

 私  「そりゃあもう兄弟しかないでしょう。 お姉ちゃん(Kさん)、小さいお姉ちゃん(私)、兄(N課長補佐)、弟(S主任)」

 N課長「ええ~!!!」

 

 高低差16歳。 家族にはなれないなぁ。

 

 さすがに始業時間には11名になっていました。

 

 なごやかな一日でした。

 

 帰宅してからが多忙。 日曜日の塔の会議の資料コピーへ行き、クリーニングを出し、ガソリンを入れて。 

 

 明日の神楽岡歌会の詠草集まとめ。 きのうが締め切りだったのですが、帰るのが遅くてなんにもできなかったので、一気にきょうやりました。

 

 月詠草はきのうの朝出しましたよ。

 

 ぐるぐるの日々です。

 

 

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