このあいだの木曜日から土曜日まで連続で歌会だった。
木曜日は京都平日歌会。早めに行って御所で紅葉を眺めながらベンチで柿の葉ずしを食べる。いい気持ちだなぁと思ったのもつかの間、鳩の群れが頭上を飛び交い、何羽かが降りてくる。こ、こないで・・・・と念じたけれど通じない。そそくさと御所をあとにして早めに塔事務所へ。時間があったので掃除する。
参加者は11名。人数が少なかったのに、1首にかける時間が長かったというか議論が活発に行われて終了時間はいつもと同じくらいになる。ブランブリュンでいつものシフォンケーキと紅茶。いっしょに座った4人がみんな植物好きのひとで、植物の話で盛り上がる。いろんな種をもらう約束をした。また新しい植物が増えるのかな。楽しみ。
金曜日は仕事の帰りに神楽岡歌会。バスを降りてすぐの花屋さんで小ぶりのポインセチアの鉢がかわいかったので購入。ああ、また鉢が増えた。でもいいのだ。しばらくは玄関に飾って楽しもう。歌会の参加者10名。3~4首選ということで歌会前に選ぶ。私が選んだ4首がまったく同じひとがいて驚いた。気になる歌が同じっていうのは嬉しい。
いつもはイラン料理屋さんでという流れになるのだけど、翌日は和歌山歌会だったので、食事には行かずに帰宅。
きのうは9時すぎに家をでて和歌山へ。最近奈良、新今宮経由で実家の堺へ帰るので、和歌山市駅までも同じルートになる。堺から和歌山市駅までは特急で50分くらいだけど。実家は南海高野線から泉北高速線に乗り換え。きのうは新今宮から南海本線。こちらはみさき公園あたりから海が見えるのが嬉しい。
会場は2回目だけど、前回も迷って行ったので、今回はタクシーに乗った。それでも運転手さんも迷って、なんとか時間に間に合った。やっぱり不思議な場所だわ。あいあいセンター。久しぶりに会った人がたくさんいて嬉しかった。
後半は中林祥江さんの第一歌集『草に追はれて』を読む会。あらかじめ3首選とコメントをスタッフに出しておいたら、きれいに製本されて配布された。ここのスタイルはパネラーが基調発表してあとはみんなで掘り下げるというのでなくて、製本されたコメントに追加する形で参加者全員が歌集について3分くらいずつ語るというスタイル。批評というより、出版されたことへのお祝いのカラーが強い。コロナもあったし、再会の喜びがベースにあって温かい会となった。
帰りは難波まで行って3人で女子会。いろんな話ができて楽しかった。コロナに気を付けながら、出掛けて行ってエネルギーを補給するのは大切だなと感じた短歌三昧の3日間だった。
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