このあいだ、実家へ帰った時に梨の注文書を完成させて帰ったのに、父がそれをFAXするのを忘れていて、注文していなかったらしく。
あわてて、いつもお願いしている母の里へ連絡をしたけれど、今年は台風などの影響で梨が品薄とのことで、例年、10キロの梨が実家、うち、妹宅などに送られてきていたのに、今年は実家への10キロだけになったらしい。そのおすそわけで5つだけ梨を送るといってくれていて、箱をあけたら林檎と柿も入っていた。秋の果物セットみたいで嬉しい。
父「もう、うっかりすることばっかりであかんわ」
私「あかんことないよ。私かってそんなことしょっちゅうあるし。でも、あかんわって思うと悲しくなるから、自分でようやってるほうやって思うことにしてるねん。お父さんかてようやってると思うよ」
父「そうかな」
私「83歳で、果物の梱包してコロコロで押して宅配所までいって、娘のところに送るって、えらいよ。もう自分のことで精いっぱいでいいくらいやのに。お母さんは寝てるの?」
父「うん」
私「じゃあ、よろしくね、ありがとう」
父「また来てな」
たぶん、母は寝ている時間が増えているんだと思う。 それで、父に負担がかかってやることが増えていろいろ失敗したりするんだろうな。
少し前までは、「また来いよ」と言っていたのに、なんだか「また来てな」といわれたら、すぐに行かないといけない気がしてくる。