今月は、イレギュラーで、最終水曜日にあなたを読む会になったので、平日歌会と2日連続となりました。
あなたを読む会には歌連作13首、16首、16首、15首+エッセイ、15首(前月の改作30首)というボリューム。
それぞれに問題点、課題が挙げられて、その人の癖のようなものへの指摘や、心の持ち方や暮らしぶりにまで言及され、「自分とは違う」ものへの向き合い方や許容、拒絶などいろんなことを考えさせられました。
ここが気になるという意見に対して、「ちょっと変ないいまわしだけど、ここがいいと思う」とか、遠慮せずに言い合えるのがいいです。自分でも気がつかない「あたりまえ」が「あたりまえじゃない」こと。素直にそうかと思えるところと、そういわれてもそこは変えられないんだよなぁと思うところ。すべてを読者にあわせるのではなく、冷静にいったん受け止めて、あとは自分で考える、という基本の流れを確認できるので、ストレスになりません。
きょうは平日歌会。参加者23名。ほぼ満員です。遠くから来られた人、初参加の人、久しぶりの人。わいわいやれるのが面白い。
いつもスマッシュ攻撃のように打ち込む批評に対して、打ち返す場面があり、それが見ごたえのあるラリーのように続いたりして、スリリングでもあり、そういうふうに打ち返すのかぁと息をのむ思いでした。(聴いているだけではだめなんで、これからに生かしたい)
投票制なので、「なぜこの歌に票をいれなかったのですか」と訊かれると、ちょっと考えて、入れなかった理由を言っているうちに自分のなかでも感じていたことが整理されていって、話しながらああ、ここが傷に思えるんだなとか、ここが嫌だったんだなと思ったり。
2日連続頭をフルに短歌に浸かった(誤変換だけどたしかに浸かった)午後でした。
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