いまの仕事について4年目に入っています。
私にとっても会社にとってもはじめての事業だったので、最初の1年はおろおろすることが多くて、お腹が痛くなって会社の帰りに病院に駆け込んだり、こんなに責任の重い仕事は続きそうにないと部長に訴えたり、またある場面では全員の前で叱られたりすることや、理不尽に思うことがたくさんあったのですが、ようやくもうそんなことはなくなりました。
20ある支店(のようなもの)のそれぞれの担当者とも、いろんな仕事を積み重ねてきて、だんだん信頼してもらえるようになってきました。
当初、とても上から目線だった人に、「最近、感じよくなってきたやん」と2年くらいしたときに言ってもらって、そのあたりから少しずつ距離が縮まっていって、先週、
「ふじたさん、このあいだ助言してくれた方向でやってみたら、うまくいってん! あたし、ふじたさんとしか仕事したくないわ。」と笑いながら電話で言われたときは、ここまでくるのに長い時間がかかったなぁとしみじみしました。
きょう、すまして電話をとったら、そのひとで、「すまして出るから笑うわ、あはは。ちょっとまた相談なんやけど」 と始まって、しばらく話しました。 まだまだ私も力や知識は全然足りないけど、数はやってきているので、どこへ持っていけば解決策を出してくれるとか、誰にきけばいい助言をもらえるかということは伝えられるようになりました。
はじめはちょっと苦手だなと思っても、いっしょに仕事をしているうちに、信頼しあえるようになることもあります。
信頼というのは、片方だけがしていても成り立たないものだなぁと最近つくづく思います。