ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

岩戸山

2015-07-15 00:51:42 | 日記

 きょうは会社の帰りに祇園祭に行きました。

 

 同じ課の別チームの人の知り合いが、岩戸山(山といっても鉾の形をしています)の近くに家があって、そこを開放してくださるというのです。

 

 去年は息子が函谷鉾のちまき売りをしていたので、函谷鉾に上ったのですが、あの鉾は建物の二階へあがって、廊下づたいに鉾に乗る、というものでした。 岩戸山は直接梯子で上がっていきます。上りはすいすいのぼれたのに、降りるときはこわごわでした。

 

 去年いっしょに仕事をしたラジオ局の人も3人来られていて、なんだかおもしろい人たちでその家を起点にちまきを買いに行ったり、展示物を見に行ったり、また戻ってきて飲み物やおつまみを食べたり。 地蔵盆の大人バージョンみたいで楽しかったです。

 

 お囃子が始まると、おばあさんが近寄ってきて、

 

 「あれ、うちのひ孫ですねん」 と上を指さしました。 小さい男の子たち(3年生くらいかな)がお揃いの浴衣を着て、鉦を叩いている姿は、とってもかっこよかったです。

 

 「そこでビール飲んでるのが孫」 と、つぎつぎに家族を紹介してくださって、さっきの子とお揃いの浴衣を着ていました。

 

 お揃いの浴衣ができたときのこと、毎日のお稽古が大変なこと、いま着ている浴衣は練習用で山鉾巡行のときはまた別の本番用の浴衣があることなど、いろいろ教えてもらいました。

 

 なんだかいいなぁ。

 

 去年もそうでしたが、鉦の先から鉾の側面に長い紐がぶら下がっていて、お囃子のリズムにあわせてその紐が上下します。 お囃子をききながらその紐の動きを見ていると、自分が引っ張られて連れていかれるようで、少し怖いような気がしました。 あの世とこの世が交差する空間。 これがお祭りなのかもしれません。

コメント
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