このあいだ、明るい時間に帰ったときに、家に入ろうと思って鍵を出していたら、中学生の男の子が
「ナイス、バッティング!」 と空き地に向かって声を掛けていました。
空き地の方を見ると、小学校へあがるかあがらないかくらいの小さい男の子が二人、大きい目のボールを投げて打つ、という遊びをしているのでした。
中学生の子は部活の帰りでしょうか、野球部のユニフォームを着ていました。
小さい子たちは、声をかけられてちょっと恥ずかしそうに、でもすごく得意そうに張り切って遊びを続けていました。
あの子たちからみたら、ユニフォームを着た中学生はすごく大人で、プロ野球選手のように見えたかもしれません。
中学性のほうも、すごく野球が好きで、たまたま小さい子たちがバッティングの練習をしているのを見かけて、嬉しくなったのでしょう。 中学生くらいのころって大人を見ても子供を見ても、しっくりこなくて自分はどこにも属さなくて微妙な年ごろだと思うのですが、この男の子は余裕があって、大人だなぁと思いました。
職場には新しい人が入ってきて、ついもう少しこうしてほしいなぁとか、こうやったほうが効率よく仕事ができるのになぁなんて、思ったりしてしまいがちです。
もっと余裕をもって、「グッジョブ!」 って声をかけられるようにしたいなと思いました。