“ヴィタミーナ”な生活

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渡辺範彦の芸術

2005年07月18日 | 音楽
渡辺範彦と言えば、日本人で初めてパリ国際ギターコンクールに優勝した日本を代表するクラシックギタリストの1人。
お名前はもちろん知っていましたが、大変不勉強ながら、初めて彼の演奏を聴いたのは(もちろんCDで、です)ちょうど1ヶ月前のことでした。
「いったい何年ギターやってるんだ!!」と怒られそうな話です。

演奏を聴いた翌日はヴィタミーナの練習日。
同世代が多いので周囲に聞いてみると「高校生の時のNHKのギターを弾こう、だよね、渡辺さんと言えば」でした。
私がギターを始めたのは大学に入ってからだということ、彼が演奏活動から早くにリタイアしてしまったこと、CDを手に入れにくいことなどの理由から、今の今まで彼の演奏に触れることなく過ごしてきました。

写真は、山野楽器が発売した「渡辺範彦の芸術(2枚組)」
ヴィタミーナのTzucckyからの借り物です。
この1ヶ月、さんざん聴きました。
2枚組みで、1枚目がフレスコバルディやダウランド、ソルなどバロックから古典、2枚目がヴィラロボス、タンスマン、トローバ、ポンセ。
すべてが丁寧で重厚な演奏で、「こういう演奏をしたくて私はギターを一生懸命練習しているんだよな~」と強く思いました。

さて、今日は奏こう会。
1ヶ月前に渡辺さんの演奏を初めて聴いた時の曲「アリアと変奏(フレスコバルディ)」を弾いてきます。

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