e-note 2005

どうも、ぽんすけです。メモ帳代わりに軽くやらせてもらいます、嘘だけはつかないように・・・

ヨコハマメリーと太陽

2007年01月23日 22時51分48秒 | 映画
早稲田松竹で映画「ヨコハマメリー」と「太陽 The SUN」の2本立てを見てきた。

「ヨコハマメリー」は戦後、米兵を相手に娼婦として生計を立てていた女性の物語。ドキュメンタリータッチで、静かだけれど重みのあるいい作品だった。気高い娼婦をめぐる人々の回想も面白かった。戦後の混乱の中で生まれた、まさにあの時期特有の横須賀、横浜がなんだか格好よかった。話の結末は言いません、興味のある方はぜひ見てください。

「太陽」はロシア・イタリア・フランス・スイスの合作。監督がロシア人で昭和天皇を描いた話題作。イッセー尾形が昭和天皇を演じているが、独白のシーンが多く彼の才能が遺憾なく発揮されていた。

ともに孤独な人々を描いた作品だが、「ヨコハマメリー」の主人公は孤高、「太陽」の主人公である昭和天皇は純粋な孤独、といった感じか。

この2本はともに良かった。大満足です。