観測にまつわる問題

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国際連合人権理事会に関心あります?

2017-06-18 12:09:17 | 注目情報
【悲報】国連人権理事会の中国語通訳、我那覇氏の反基地活動家批判演説を逆の意味に置き換え翻訳していた(保守速報 2017年06月16日14:00)を読みました。我那覇真子さん(「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」代表運営委員、日本文化チャンネル桜沖縄支局キャスター)の国連演説の中国語の翻訳がデタラメだったそうです。ケシカランですね。でもまぁ、中国語の翻訳なんて中国人しか聞いていない気はします。中国は分担金3位ですし、人口も多いですから、中国語を公用語から外す訳にもいきません。日本語は公用語でありませんし、分担金2位ですが、敗戦国どうのというより、人口が少ないので公用語にはならないでしょう。別に国連の文書をどうしても読まないといけないという訳でもないので、それでいいのではないかと思います。どちらかと言えば、途上国向けの組織でしょう。変なことをする(日本を途上国扱いしたがります)ので、野放しにはできないぐらいの感覚です。

国連の演説ぐらい正確に翻訳すればいいと思いますが、沖縄保守派の言うことを中国国民に聞かせる訳にもいかないのでしょう。あそこは金盾を備えた鉄壁の言論統制国です。民の反乱を極度に恐れているんですね。天安門事件でデモをした学生に対し無差別発砲し装甲車で轢き殺しています。こういうことをするのは、中国では民の反乱で政権が転覆した例が多いからです。漢の高祖(初代皇帝劉邦)は沛県の亭長であり侠客に過ぎず、陳勝・呉広の乱(ウィキペディア)で身をたてました。明の太祖(初代皇帝朱元璋)も白蓮教徒の紅巾の乱(ウィキペディア)で身をたてています。失敗に終わりましたが、太平天国の乱(ウィキペディア)は清の滅亡の引き金を引いています。選挙をすればいい話ですが、政権を手放す訳にもいかないのでしょう。民主的な中国政府が出来たとして、中国国民は反日教育を受けていますから、日本にとっては今の中国政府よりタチが悪くなるのは目に見えています(政権運営慣れしていない10億の人口を持ち核武装している韓国ができるようなものです)。ですから、日本で中国を民主化させるという運動は育たないでしょう。筆者は中国の侵略を押し返す気マンマンの人ですが、反日教育を問題にして(民主化よりは)これを片付けることを考えています。中国にとっては反日教育が人質みたいになっていますから、抵抗するでしょうが、欧米を中心とした国際社会を動員して押し切れたら良いなぁと思っています。出来るんじゃないかなぁと思っています。中国にしたら、日本にそうさせないためには、日本にもヘイトを植えつけるしかないんじゃないですか?日本がやればブーメランを言い立てることができますからね。中国支配者層が何処まで考えているか知る由もありませんが、あんまり舐めない方がいいと思いますね。中韓の日本をヘイトする権利は認めないのが日本の国益ですし、中韓にそうさせないためには、日本がヘイトに深入りしない方がいいということになります。

さて国連人権委員会ですが・・・

>人権委員会は、委員となる国の資格を特に定めていなかった。そのため、ダルフール紛争の渦中で劣悪な人権状況にあると指摘されるスーダンが議長国となるなど、問題が多かった。人権理事会では、まずその点を改め、理事となる国には「最高水準」(英語: the highest standards)の人権状況が求められるようにした。理事国に深刻かつ組織的な人権侵害があった場合には、総会で投票国の3分の2以上の賛成により理事国資格が停止される。

>国内の人権状況に問題があるとして、国際社会から厳しく見られている中国やサウジアラビアなども理事国となったことについては注目されている。なお、安全保障理事会の常任理事国(P5)の中では、唯一、アメリカ合衆国のみ、人権理事会設置決議に反対して理事国に立候補しなかった(しかし理事会への協力は表明している)。

中国が最高水準の人権状況が求められる理事国になっていますね。何故か。筆者はこんなもの格好だけですぐ骨抜きになるに100万リラですが、まぁ注目していいのではないかと思います。そもそも理事国になるには最高水準の人権状況が求められるので、理事国の中国は最高水準の人権状況であるという論法のような気はします。言い訳できない深刻かつ組織的な人権侵害があるとしても、言論統制・情報統制・「スパイ」摘発で隠し通すつもりでしょう。証拠が無ければ3分の2の投票を集めるのは難しいですし、理事国はそもそも人権状況の怪しいお仲間も多い。国連は腐敗しているともいいます。中国は我々の最悪の人権状況でも理事国資格が停止されて面目を失うなんてことはないとタカを括っているでしょう。ですから、参加したのだと思えます。入っとけば免罪符を得たみたいになりますからね。思惑通りにいくかお手並み拝見ですが、我々が注視しないとまずこれまでのように中国に押し切られることになると思います。

国連人権委員会には韓国も入っています。日本人・親日派の人権が守られているかは怪しい気もしますが、まぁ中国よりはマシでしょう。多分。

アメリカは入っていませんね。国連の言う最高水準の人権など守りたくない。我々の人権状況は我々が守る(決める)と思っているのでしょうか?中国ほどヤバイとは思われていませんから、アメリカはそれでもいいのでしょう。

中国の人権状況というのも我々に無関係では全くありません。我々は中国に侵略されて支配下にならないよう努力しますが、支配下になった国の末路は人権状況で分かります。つまり中国に抗する大義名分になります。そもそも侵略に大義もありませんが、中国には反日という大義名分があります(愛国無罪の国です)。日本国内に中国に通じているようなのがいるので、それでいいんか?とやる材料になるでしょう。後、ビジネスなど日本と中国との関係は深いので、やはり人権状況は重要です。尖閣の一件で「中国本土にいたフジタの社員4人を「許可なく軍事管理区域を撮影した」として身柄を拘束し、レアアースの日本への輸出を、複数の税関での通関業務を意図的に遅滞させることで事実上止めた」(ウィキペディア 尖閣中国漁船体当たり事件)ことがありますよね。軍事管理区域をちゃんと囲っていて(ちゃんと視認できるようにしておいて)捕まえたなら、フジタに落ち度もありますが、軍事管理区域だからといって分からないようにしていれば、中国でおちおち写真もとれないということになります。いつ何時軍事管理区域を撮影して捕まってしまうか分からないです。

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