観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「北方領土」を考察する予定(未定)。

ウクライナの幸運を祈ります

2023-07-10 19:10:52 | 外交安全保障
宇佐美潤@UsamiJun ツイッター
>ウクライナは今は西側ですけど、このままあまり領土を取り戻せずに停戦になった場合、ウクライナの米国やヨーロッパへの信頼は地に落ちて、中国と接近する可能性があることは考えておいたほうがいいと思う。中途半端にしか助けてくれなかったから勝てなかったと逆恨みされる可能性はあるよ

ウクライナへの支援は大切ですけど、中国につくことはないんじゃないですかね。ロシアのウクライナ侵攻に対して中国がウクライナを支援した訳じゃありませんし、ロシアから今後も国を守るためにも西側の支援は引き続き重要なのでは?

今回の戦争がウクライナの勝利で終わることは重要だと思いますけど、最悪、NATOや日米同盟が機能すればいいとは言えます。ロシアに一定の成果があると、中国が今度は俺もにならないか頭の痛いところもありますが、それはそれで準備するのが常道なので。

どこら辺で停戦するかを決めるのはウクライナであって、西側ではありません。領土にどれだけの犠牲を払うかは当人にしか決められませんから。堅い防御に突っ込んでいって徒に人命を消耗するだけの価値が領土にあると思えるかどうかです。

航空優勢をとるまで戦闘機を支援してくれが本音かもしれませんが、そんな西側丸抱えの要求が通るか疑問なしではありません。ましてや中国に寝返るかもしれないと言われてしまうような人達にです。疑う訳ではありませんが、少しでもその可能性があるなら、支援する気も失せるというものでしょう。

今にして思えば、ハルキウ反攻の成功に乗じて戦闘を継続すれば良かったような気はします。武器の到着を待ったように見えますが、ロシアに防御を固めるチャンスを与えることになったようにも思われ、時間はウクライナの味方ではなかったのでは?自らを恃む気持ちが強ければ、機会を逃さなかったか。

日本も日露戦争に勝ちながら、結果は日比谷焼討事件でしたけど、ウクライナもロシアのウクライナを滅ぼす目的の侵攻を撃退しながら、一部の領土を取り戻せない結果になって、国民が怒り出す可能性はあります。それでも政治家は国民のため、最後は決断する必要がある仕事のように思っています。