観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「北方領土」を考察する予定(未定)。

歴史を辿ってみても

2021-12-10 20:36:20 | 外交安全保障
長崎 対馬の寺 盗まれた仏像の返還求め韓国の裁判に参加意向(NHK 2021年11月23日 10時19分)

>プソク(浮石)寺が「中世の時代に倭寇によって略奪されたものだ」として、みずからに所有権があると主張しています。

「歴史観」が法律に優先される国、韓国。法治国家なら、立証責任は韓国にあるでしょうし、失礼ながら仮に倭寇が奪ったとしても、既に時効でしょう。

蛇足ですが、対馬の観音寺は臨済宗南禅寺派になります(南禅寺派の寺院 南禅寺・・・対馬の寺は南禅寺派が多いようです)。南禅寺は京都五山の別格になる等、日本の全ての禅寺の中で最も高い格式を持ち、朝鮮と交流があった琉球王国の外交僧芥隠承琥(首里に第二尚氏の菩提寺の円覚寺(円覚寺跡 文化遺産オンライン)を開山)は南禅寺の僧でした。仏教弾圧で仏像が日本へ難を逃れたは有り得る話です。日本で禅僧は外交貿易を担っていました。

足利義満は明と貿易をするため、倭寇を取り締まったのは有名な話です。倭寇は公式には活動できなかったはずで、簡単に浮石寺の仏像を持ち帰ることが出来たと思えません。

李氏朝鮮時代の仏教弾圧で浮石寺は廃寺になっていたようです。その時、仏像は何処へ行ったんでしょうね。