観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「北方領土」を考察する予定(未定)。

憲法9条改正(条文が変われば解釈も変わる)

2022-05-04 08:28:39 | 憲法・法務・司法・立法
憲法9条 国民 玉木代表 自衛権行使範囲の観点で改正是非議論を(NHK 2022年6月6日)
>戦力の不保持を定めた2項と現実のかい離を憲法解釈で埋めてきた問題は解消されない

憲法の条文が加われば、憲法解釈も当然に変わるだろうと思います(日本は「憲法改正したことない」ですが、法律の条文が変わって解釈が変わらないと考えにくいところです)。具体的には自衛隊を戦力と解釈できなくなり、芦田修正が活きてきて自衛権をより柔軟に解釈できるようになります。解釈改憲すれば、現状でも「必要最低限の自衛」という定義は必要ないと思いますが、正面から9条改正して解釈を変えるという手続きを踏むことで、憲法が国民のものになると思います(自衛隊を明記する議論の中で自衛権行使範囲の観点も議論すればいいと筆者は思います)(多少は時間がかかるかもしれませんが、議論を阻んでいる抵抗勢力の勢力が弱まれば、議論のスピードもそう遅くならないと考えますし、明記だけで憲法解釈が変わらないのであれば、憲法を改正する意味も確かに薄れると思います)。未だに改憲が必要と検討している国民民主党は外交安全保障音痴では?(抵抗勢力色が払拭されていませんね)