観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「(理系人材と)GX」「北方領土」を考察・纏め予定。放置気味ですが、忘れた訳ではありません。

ヒートショックより、浴室熱中症に注意

2022-12-29 22:33:41 | 厚生労働
日本で冬の浴室事故は多く、ヒートショックであると報道1(お風呂の湯船にも危険 交通事故死より多い入浴中の死亡 NHK 2022年12月28日)・報道2(救急外来に患者が集中!? 年末年始に増える事故や病気とは ライブドアニュース 2022年12月29日)されるようです。

しかし最近はヒートショックではなく熱中症だとの指摘があります。

出典:危なすぎる…風呂に入って「浴室熱中症」で死ぬ人たちが続出していた…!(https://gendai.media/articles/-/80864?page=1 現代ビジネス 2021.03.06)

>ヒートショックという言葉が広く知られ、対策が取られるようになってからも入浴中の事故死は、年々増え続けています
>入浴中に具合が悪くなったことがあると答えた人は10・8%。その人たちの症状を調べたところ、明らかに熱中症だった人が62・2%、その疑いがある人が22%でした。それに対して、ヒートショックの疑いがある人はたった7・1%にすぎなかった
>入浴中の死亡事故が、気温の低い11~2月に集中しているのは、熱いお風呂に長時間入る人が増加するため

ヒートショック対策を採っても事故は減らないようであり、原因を間違えると対策を間違えます。長い入浴(体の暖め過ぎ)を注意し、水分補給を重視するべきではないでしょうか。

一度マスコミで広まった誤った情報(?)は改訂されにくいのかもしれませんね。