観測にまつわる問題

政治ブログ。政策中心。「保険」「相続」「医者の給与」「国民年金」を考察する予定。

李相哲教授の記事から北朝鮮非核化を考える(交渉決裂の場合は険悪化も)

2018-03-18 14:53:56 | 注目情報
北朝鮮「非核化」の限りなく高いハードル(読売 深読みチャンネル 2018年03月17日 05時20分 龍谷大学教授 李相哲)

>ただ、米国が求めているのは『完全で検証可能かつ不可逆的な』非核化である。トランプ氏は最後通告のつもりで正恩氏に会おうとしているのではないか。だらだらと話し合いを続けるつもりはない。

どうでしょうね。トランプ大統領はオバマ大統領をはじめとした前任者にできなかったことをしていると実績をアピールしています。ですから(成果を出す気満々ですから)、意味のある話し合いを続けるつもりはあると考えられます。北朝鮮がグズグズ時間稼ぎをしていると見たら怒ってしまうかもしれませんし、その危険性はあると思いますから、北朝鮮はアメリカを騙そうとするのではなく、真剣な対話をするためにトランプ大統領と会う必要があると思います。それが最低限の礼儀でしょう。北朝鮮に礼儀を求めるのもどうかと思いますが。ダメ元の遊び半分なら対話しない方がいい。

>正恩氏は核を保有している国の指導者として、トランプ氏と対面したい。交渉でどこまで踏み込むかまでは決まってない可能性がある。

トランプ大統領は北朝鮮の核を全く認める気はないし、タフなネゴシエーターであることを自認していることを理解する必要があります。

まぁテレビカメラやマスコミを入れてどうこうという会談にはならないのではないかと思いますね。何があるか何を言うか全く予測できませんし、何かあってそれが公になってしまうと、トランプ大統領もリスクがありますが、特に金正恩に生命・政権の危機レベルのドデカいリスクがありますので、対話に尻込みしないかな、大丈夫かいなという心配があります。

正恩氏が我々は核を保有する!トランプ大統領が持たせない!で言い合って決裂するしょうもないコントのような展開がテレビカメラの前や遠慮なくトランプ大統領を批判するマスコミの前で起きたら、今後どうなるか予測不能で危うく感じます。

>米国では、更迭されたティラーソン国務長官の後釜として、強硬派のポンペオ中央情報局(CIA)長官が会談の陣頭指揮を執る可能性があるので、北朝鮮も今までのようなごまかしはきかないだろう。米朝首脳会談が決裂した場合、朝鮮半島は再び緊張が高まり、米朝関係は険悪なものになるだろう

誤魔化しがきかないと考えられていることは非常に良いことです。こと北朝鮮に限って言えば、良い人事とも考えられますね。

大体があいつは誤魔化せると舐められたら、次から次へとチャレンジされて交渉どころじゃないじゃないですか。つまりは北朝鮮が真剣に核放棄する決心がついてないということです。北朝鮮がよし交渉しよう条件闘争しようと考えることが重要です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿