じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

9/24 読売新聞夕刊(東京本社版)インタビュー掲載
9/26 週刊文春CINEMA!2024秋号(文春ムック)
9/27 男の隠れ家11月号(三栄)
9/28 LDK11月号(晋遊舎)
9/30 13:05~ NHKラジオ第一「まんまる」出演
10/3 八犬伝ジャパンプレミア
   映画『八犬伝』オフィシャルBOOK(KADOKAWA)
10/7 週刊ポスト10/18・25号(小学館)
10/11 8:15~ NHK総合「あさイチ プレミアムトーク」出演
10/13 7:30~10:25 日本テレビ「シューイチ」出演

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/16 モノマガジン11/2号(ワールド・フォト・プレス)
    DIME12月号(小学館)
10/19 Cut11月号(ロッキングオン)
10/21 FLIX12月号(ビジネス社)
10/24 STEPPIN' OUT! WINTER 2024(幻冬舎)
10/25  映画「八犬伝」公開
10/26 八犬伝 公開記念舞台挨拶(全国中継あり)
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

姫?!

2010-10-19 23:56:57 | その他いろいろ
秋も本格的に深まり……いきなり寒いよぉ~~相変わらず腰も痛いし 我慢できない痛さはないんだけど、歩いてて急に激痛が走る なんて症状が出たら大変なので用心と用心の間にもう1つ用心を挟んでいるのですが、湿布だらけの情けない姿はどーにかならないものかと でも、今日は元気を貰える出来事がありました。やっぱり友達ってのはいいものです。何もかも逐一話さなくても必ずどこかで繋がっていられる、じいは一人じゃないよと思える、本当に本当に嬉しかった~

さてさて、、、じいは最近バイト先で「姫」と呼ばれることがあります。最初は素直に喜ぶほどじいもバカではないと思っていたというか(笑) だって、取り様によっては世間知らずとか、何もできない役立たずとか、ちやほやされるのが好きなタカビー女とか、仕事ができない使えない奴とか、そんな風に言われてるってことでしょ~~と、まぁこれは斜めった冗談ですが 別に悪口でも何でもなくて、単にらぶり~なものが好きというところから来ているらしいデス。ここでもじいのピンク好きは知れ渡っておりまして……オフィス用品を選ぶ時も「どの色にする?」と聞かれたら迷わず「ピンク!」と答える…ってか最近は聞いてももらえないんだけど それに朝のコーヒー用に置いてるマグカップもラブリ~だと言われ。。。



そこまで言われるほどラブラブ してないと思うんだけどな~~と、ふと他の人のを見回してみると、普通のディズニーマグとか、ブタさんの絵がついたシンプルなマグとか……いや、じいのもそれと変わらないはずだぞ~~

先輩たちは黒系の洋服だったり、大人っぽいシンプルorクールなコーデだったり好みだったりするけど。 時たまじいがシンプルなワンピを着ていっただけで騒がれるし~~こんなだとデート服なんて見られたら卒倒されたりしてこの前、現実的に欲しい物(家とか車とか、はたまた愛とか大きすぎるものじゃなくて)の話をしていた時に、先輩が欲しいと思ってるヴィトンのカバンがあるんだけど値段が値段だからさすがに即買いはできなくて~という話をしてたんですわ。じいが今欲しいのはその1/3の値段のカバンだけど……と言った瞬間に思いっきり見破られました う~~ん、確かに前の会社で通勤カバンに使っていたハート付きのピンクのカバンと、日帰り遠征用にしていた白いカバンはそこのブランドのもので、勤務後に予定がある時は持っていってたけど、、、見られてたか でも、更にキラキラふわふわピラピラした究極の があるのよね~~冬の勝負カバン これまで幾度も大事な場面で(笑)お供してくれました。そして、前述の欲しいカバンというのがコレ↓姫には似合うと思うから買えば~と悪魔の囁き いや、さすがにね~~ネタとしか思えないぬいぐるみ付きバッグにこの値段は出せません 本当は欲しいけど(爆!)



でもね~~元々はエルメスのバーキンが似合うカッコイイ系のクールビューティーを目指してて、ピラピラフリフリなのは嫌いだったはずなんだけどな~~今のじいの年齢でもまだまだヒヨコだからエルメスは持たないって決めてるんだけど、年齢とか経済力とかそういう問題じゃない気がしてきたわ。根本的に入れ替えないと永遠に無理かもぉ~
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ないものねだり

2010-10-18 20:15:04 | その他いろいろ
最近すっかり「君恋づいて」しまっています。放送時はイリアスと同時進行で、やっぱり舞台優先なじいはそっちメインになっちゃうし、いろいろと大変すぎて純粋な心で楽しむには相当キツイものがあったのでねぇ~~ 今になって君恋一色 夢中になってリピしまくっています

その中で「過去は変えられないけど未来は変えられる」というセリフが出てくるんだけど、どうにもじいの頭をグルグル回っているんです。そして「30歳の頃に戻っても僕は君を好きになる」……たとえ過去に戻れたとしても同じ選択をする、現状に満足はしていないけど過去の選択に後悔はしていない、今のじいなのかもしれません そして10年後の博と里花に負けないくらい離婚の危機!!!実は結婚してました~な暴露話はありませんのでご安心を(笑)じいママと、、、ね。冷えきった親子が離婚前提の別居へ~なんてね

あなたは自分の故郷と決別することができますか?

ここ数年、ちょっと羨ましいな~という心が過ぎることがありました。生まれ育った場所に全てが揃っていて人生を送れる人。それが東京生まれの東京育ちだと尚更 だと思ったりすることもあって……もちろんそういう場合は別の苦労や悩みがあると思うんです。でも、自分の原点や旧友たちと共有できるものがいつも近くにあるのが凄く凄くいいな~って。特に日頃から毎日それが支えなの~と思って生活しているわけではないんですよね。友人たちとも学生時代みたく頻繁に会うわけではないし、デジタルなご時勢なのでリアルタイムでやり取りできるツールは盛りだくさんだし、自分の原点なんて多忙な毎日の中で意識するなんて到底できないし、現実的に今のじいが田舎暮らしなんてとてもじゃないけどできないわけで。それに、原点だの故郷だの言ったって、じいはそんなのはばかばかしい、こんな小さな場所で生きてられるかー!って思ったから今の場所で生活することを選んだ。子供の頃からずっと我慢したり諦めていたことを、全て……ではないけど9割方 今の環境なら叶えられるし、思い通りにできて日々を満喫してきた。そしてこの生活は絶対に捨てられないし捨てたくない……これは今までやってきたことに対する譲れないプライド。でも、年を重ねて、家や家族の事情が変わってくるにつれて変えないといけないこともあるのよね~~先日もこのことでじいママと大喧嘩 じいとの年の差分だけ長く生きてるゆえの言い分。これから人生のステージが変わるにつれて交友関係や住環境、家族関係は変化していくものだから、それがじいの場合他の人たちより少し早いだけなんだから……と言うんだけど、これがじいの怒りを買ってしまった模様。じいママの立場はそっちのけで「じゃあ友達には帰る故郷があるのに私はそれを捨てろって言うんだ。皆は“その節目”が来るまで少しずつ一緒に人生の階段を上って行くのに、私はその間ずっと寂しい思いをしろって言うんだね」と……売り言葉に買い言葉で出たわけではなく、ずっと心の内にはそういうことを考えてて、友人にはその悩みを言ったことはあったけど親に対して言葉に出したのはお初……だったみたい じいママ、目を丸くしていたので。

今までは先延ばしにしていたことだったんだけど、先月辺りからプライベートでいろいろあって、それがきっかけでこのままではいかんな~と。じいママは納得するまで考えなさいって言ってたけど、こういう言い方の時って自分の言い分を投げかけといて、やっぱりそうでしょー的な感じで大人の結論に持っていこうとするところがあるから腹立たしいというか……でも、もうじいも大人ですからね~~そう上手くは飼いならされないのだよっ Ich gehor nur mir な精神で全部じいの思い通りにしてやるんだから……ってことは行く行くは夜のボートか まぁね~~故郷に残してきたものを整理するってことは、じいママにとってもじい以上の年数の中で積み重ねてきたものを整理することだから大変なことなのは分かるのですが、、、しばらく19世紀末~20世紀初頭のバルカン半島だわね~~じい家は
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おぉ~

2010-10-17 23:49:50 | その他いろいろ
今日はイマイチ体調がよろしくないような……足がだるいし、頭は重いし、後頭部に波打つような偏頭痛 多分いつものPMSの症状だとは思うんだけど。しかも、ちょいと前までの食欲 から突如勝手に食欲の秋が到来してきて暴飲暴食気味 全身に虫刺されのような傷がポツポツ 寝てる時なんぞ無意識に掻いていて流血の惨事 ま、ミニスカをはくような年ではないのでいいんだけど(若作りしたい時は(爆!)レギンス必須だし)可哀想な手足は隠せないのでどうにかしなくては!

すっかり忘れていましたが、「ガラスの仮面」の最新刊が出ていたんですね~~しかも2ヶ月連続で発売。じい、この情報は新大阪駅の本屋で知った……って、どーしてそこで?というツッコミは確実 イリアス遠征の時に新幹線を降りて在来線に乗り換えるべくセコセコ歩いていた時にポスターが目に入ったの~~思わず「どーした、美内センセ」とビックリしたけど、ただでさえ大荷物なのにここで買って荷物増やすバカがどこにいるぅ~ということで断念したのです。でも諸々のことに忙殺されて買わずじまい……今日も他の探し物で大型手芸店をウロウロしていたら頭から消えてたし。明日こそ必ず 今ではもうマンガはほとんど読まなくなってしまいましたが、これだけは欠かさず読んでいるのよね~~きっかけはドラマだったので(そういやココにも“昔の男”がいたよっ)遡って読んだってパターンだけど。当時は劇場の住人ではなかったので単純に紫のバラの人に でしたが、内野地獄に堕ちてからは違う視点も入って、これがなかなか面白いのよね~~変なところでツボってしまって

ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS)
美内 すずえ
白泉社


魔女になっていなければ気づかなかったことがもう1つ。この前、とある過去のドラマを動画サイトで見ていたんだけど、エンディングを見て超ビックリ 放送当時は全くスルーしていたんだけど、まさかその資料がその場所にあったとは~~少なからず自分と縁のある場所だったのでちょっと嬉しかった~
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発見!

2010-10-16 18:22:23 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今朝、、、出がけにたまたまテレビで流れていた今日の運勢 じいの星座は最下位で朝からテンションさ~が~るぅ~~ と少々逆ギレ気味で出勤したのですが、なかなか良き日になりました (こういうパターンって多いのよね~~その逆も然り、なんだけど)帰り道が一緒になった社員の人が実家に寄るってことで持っていたマツタケをおすそ分けにもらっちゃった~~ バリバリ国産!何でも、、、昔北陸地方に住んでいたことがあって、山を持っている当時の知り合いが掘りたてを送ってくれたとか。今夜は秋の味覚を堪能~~ニョホ

そしてもう1つハッピ~な出会い 帰りに近所のスーパーをボヘーッと歩いていたら……ムムッ どこかで~~会った?



ボールチェーンタイプでぬいぐるみの形は違いますが、初デートの記念に30博が里花にプレゼントしたストラップの犬 君恋つぶやきによれば「某ネットショップで市販されているもの」とか……NHKに問い合わせれば教えてくれるそうですが(特定の商品の宣伝になるからダメかと思ってた)、じいを侮ってはいけない(笑) 問い合わせる必要はなく……こういう“勘”は冴えているのよね~~ってかキャラ物やこういう類のグッズは任せて~~昔から得意なので 販売元は水族館や動物園、サファリパーク等々で売っているぬいぐるみ系グッズを作っている会社。そういえば、じい家にあるアザラシのぬいぐるみ……10年以上前にしながわ水族館に行った時に買ったもので昔のブラウン管テレビの上に置いてて黒ずんじゃったけど、それもよくよく見たらこの会社の商品でした そういう意味では、博が遊園地デートの後に買ったという設定も超自然な流れ~~って、ドラマの制作スタッフがそこまで拘っていたかどうかは??だけど

わんこストラップ、ドラマで見た時は微妙すぎてヲイヲイ って感じだったし、まぁね~~ノンキャラな商品だし普通なら買わないよな~~ってか君恋がなければ完全スルーだよな~と思ったんだけど、意外や意外 悔しいけど(笑)カワイイです 通販サイトで見た時は、白ラブちゃんやチワワの方がいいのに~と思ったけど、実物で一等可愛かったのはGRの君恋なわんこデシタ 博の趣味って結構良かったのか???いや、やっぱり買わないよね~~こういうものは はい、、、じいも本日のお買い上げはありませんでしたので念のため

しつこいけど(笑)微妙なノンキャラ商品なので、何気ない場所で見つかると思います……ビミョーな雑貨屋とかテーマパークとか観光地とかSAとか
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十三人の刺客

2010-10-15 20:17:08 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ以外)
今日はバイト帰りに「十三人の刺客」を見てきました ちょうど帰り道にある映画館でやってて、午前勤務の後でちょうど良い上映回があったの~~しかもレディースデーが金曜日!行くしかない ということで行ってきました 平日昼間ということで熟年夫婦が多かったですね~~しかもアレが近いのか(爆!)途中入退場が多くて でも貸切状態を避けられて良かったわ。「あかね空」の時はアフター5の最終上映回に入ってじいともう一人の計2名というトホホ~な状態だったので。

久しぶりに古き良き時代の 王道な時代劇を見たって感じかな~~チャンバラ活劇満載だし、ストーリーは超シンプルだし(シアガに載ってた1Pで分かるイリアス物語みたいな感じで説明できそう~)サラッと深いものに触れていたり、実はツッコミどころ満載だったり……よーするに悪い殿様がいて、それを諌めるために身を賭して訴えたのに大人の事情でスルーされて、それに怒った人たちが悪い殿様をやっつける、以上!みたいな ←叱られそう(笑) そんでもって時代劇の定番、下っ端の役の人たちから斬られて最後まで主役級の人たちは何故か助かってて、決着をつけて見せ場を持ってく~みたいな流れで……(爆!) あと、襲撃用に1軒50両で集落を買い上げるところがあったんだけど、そこの集落の庄屋さんが「壊すなり何なりして構いません。建て直せばいいだけだから」って言ってて……でもさ~~終わってみたら死体だらけ、再建するのって大変だと思うんだけど~と妙に冷静な目で見ちゃったわ

キャスト陣は超豪華 あちこち目移りしちゃって大変だったわ~~内野さんと共演された方もいっぱい。兄じゃ、政兄、エレベーターに乗り合わせた浮気男、里村家老でプリアモス王な方、地下で救出を待ってた人、テニスやってた人、ジャーナリストの同僚、もうぅ~~邪な妄想がいろいろと浮かんじゃった 子供の頃からイイ男探しは時代劇だったじい、何気に時代劇にはいろんな拘りがあったりするんだけど……やっぱりその道のプロというか、時代劇の大御所陣は凄いわ~~ちょいと遠山の金さんっぽかったけど松方弘樹さんは安定した殺陣で安心して見られたし、幸四郎さんや平さんの存在感は神レベル 特に平さんはちょいと前まで頻繁に劇場でお会いしてましたが(笑)その役に相応しい空気感で一瞬にして場を支配してるんですよね~~もうぅ圧巻でした 市村さんが演じられた鬼頭半兵衛は何気にオイシイ役では ダメ殿に仕えてまでも自分自身の侍のプライドを貫かざるを得なかった運命というか。そして、、、まさかね~~この期に及んで“焼けぼっくいに火がつく”ことになるとは思わなかったわ。主役の方に してしまいました。昔から好きだったのよね~~この人の殺陣。決して「上手い」わけではないんだけど、どことなく遊び部分がある魅力があるというか……ついつい を飛ばしちゃってたかも。何やっても何喋ってても男前に見えちゃって 以下は思いっきり毒吐き 刺客さんたち以上に殺意を抱いてしまいました……ってか冒頭から私の殺意はレッドゾーン~♪斉昭とか、斉昭とか、斉昭とか、斉昭とか、、、極悪非道三昧なキャラクターに対してじゃなくて、申し訳ないけど存在自体がダメダメ。立ち居振る舞い、刀の抜き方、喋り方、存在感、こんな役をするのは100万年早いわいっ(怒)引っ込め~~俳優気取りのアイドル

主役の新左衛門サマに しつつも、やっぱりじいにとってただ一人のお人は内野さんだけ 説得力まるでなし~な感じですが……出演シーンは冒頭の2分くらいかな~~そこのみです。セリフは一切なし、その後も回想等々全く出てきません。クヒオ以上に……ってか比較にならないほど一瞬です。でもね~~物凄い存在感 間宮家老の命を賭した訴えがあったからこそ後々の戦いが巻き起こるんだ~と200%の説得力で感じさせてくれるものがあって、その空気感が全編を通してそこはかとなく漂っているところがとにかく素晴らしいんです 切腹シーンの所作は真面目に、かつヘタレに萌えます。ほとんど胸から上のアップ映像なんだけど、その表情や雰囲気で見えないはずの刀の動きや切り口の様子が手に取るように分かって見ていて苦しくなるくらい。首筋の力の入り具合もリアルだし、切腹直前にちょっと上から撮っている映像があるんだけど、はだけた胸元からお腹回りが……倒錯的 しかも刀を突き立てる場所を探してお腹を貪るように触っている手が……手フェチなじいが喰いつかないわけがな~~い ヘタレ発言連発でスミマセン でもね~~ホント所作が美しい。そして醸し出す雰囲気を受け止めながら、、、内野ファンでいられる幸せをかみしめていましたね~~本当に本当に好きになって良かったと

そんなわけで、、、これは絶対に見とくべき!1000円で見られる日で十分だと思うけどただ、無条件には勧められないかな~~時代劇が嫌いな人やエログロ系が苦手な人は止めといた方がいいと思います。例えば悪エレの管理人さんシーンが受け付けない人とかは完全にアウトかも ちなみにじいは全然平気平気で……昼過ぎまで勤務だったからお腹空いてたから、酷いシーンを見ながら普通にパクパク、見終わったら食べ過ぎた~な状態だったし、夕食はお肉をガッツリと
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10年先も君に恋して 第6回

2010-10-14 23:55:41 | 内野さん映像のお仕事(連ドラ)
今日は先輩の代わりの勤務で午後出勤、しかも予想外に忙しいし、一緒に組んだ先輩は腰痛で動けないから立ち歩き関係の作業はじい担当だし(自分も腰痛持ちでその辛さは分かるから無理はさせられない!)最後の片付けで周りを巻き込んで大騒動を起こしちゃったし……こんな日に限って“ときめきの君”と一緒の勤務日。手伝ってくれて一緒に残ってくれて、ホント嬉しかったんだけど落ち込んじゃったよ~~ 本気でどうのこうのって相手ではないけど、やっぱり好意を持っているオトコには仕事では迷惑はかけたくないって意地があるから ←昔からそうなのよね(苦笑) で、、、その人ですがふと見ると手にはミルクティーの缶、しかも思いっきり理系男子、頭に浮かんだのは……ハハハ

その妄想の先……君恋ですが終わって1週間以上経ちましたね~~今更な感じ満載ですが最終回の感想を忘れないうちに書いとかなくちゃ

放送が終わった後に思わずテーブルをドン と叩いたジーンの最終回……こんな風にならないといいけどな~と不安いっぱいで見ていましたが、温かい気持ちになる結末にホッと一安心 しかも、取って付けたような、いかにも“ドラマ的”なハッピーエンドじゃなくて、ほろ苦さを残しつつ、厳しい現実も匂わせつつ、人が生きていく上のリアリティを持たせつつ、前向きなエネルギーに満ち溢れた幸せな結末 大森流ハッピーエンドという感じかな~~ってか、大森さん凄すぎですよっ 恋愛ドラマの神様なんて軽々しい言葉では褒められない神な脚本を書かれる方だな~と思いました 凄くリアルに心に突き刺さってくるんですよね~~厳しくもあり甘くもあり切なくもあり、決して夢見がちな物語じゃないのに夢や希望があって、切ない現実を並べた言葉や心模様が折り重ねられていくのが心地いいのになぜか泣けてくる。。。その心の振り幅が堪らなくなってきて

日高さん、、、何気に惨めなポジション 本当は恋のライバルのはずの博(未来から来た方の、だけど…)に慰められてるし~~でも、喫茶店で26里花に「僕は永遠に君の味方だから」って何気に結末を語ってるような 結局不倫じゃなかったわけだし それに梓先生。一番大切なものは小説に書かない、心の中にしまっておくって……ありがちな話ではあるけどこれも大事なことなのよね。確かに、、、心にしまっておくものは大切な人にしか明かさない、喋らないことだから

三田村教授、最後までイイ男でしたね~~あれぞ本物の大人の男 お茶目で純粋な少年の目を持ちつつ、周りを包み込む大きさや深さがあって……発せられる言葉の一つ一つが、決して軽いものではないのに重さを感じさせずに聞く者の心にしっかり届けられているんですよね。男と女の話、、、もうぅ~~黙って尊敬して言うことを聞きます!って速攻思うくらいに説得力 特に41博とのお別れシーン……「未来に憧れたり過去に媚を売ったりするという……でもね、僕はそれでいいと思うんだよ。悩みや欲望があるから人類の科学は発展してこうやって君に会えたんだ」「君に会った記憶は消えるかもしれない。でもね、君に会った事実、これは私にとっては財産ですよ」……もちろん41博を励ました言葉であることは間違いないんだけど、あの教授だからこそ真実味を持って出てきた言葉であり、41博がタイムスリップしてきた意味を表す言葉でもある。男女の仲もそうだし、人が生きていく上でのこともそう……この作品が伝えようとすることを端的に表したセリフじゃないかな~~と思いました。それにしても、、、こんな雰囲気を自然に醸し出せる藤さんを見ていると、惚れ抜いているとはいえ内野さんもまだまだよね~と思ってしまいます だって~~そのくらいダンディーな魅力満載なんだもん。でもね~~年を重ねるからこそ出てくる魅力だから今の内野さんは内野さんで十分に素敵で、これからもっともっと素敵になっていかれるはずだから楽しみな未来がいっぱいなのら~

で、その博くん?博さん?? ですが、いや~~久しぶりに(爆!)無条件に悔しいほどカッコイイ内野さんの演じられるキャラクターを見た という感じです。41博があまりにも、とてつもなく、むせ返すほどにめちゃめちゃ素敵過ぎて バーで比沙子と飲みながら語らうシーンなんて、あまりにフェロモンがムンムンムレムレで卒倒するかと思っちゃった 確かに、、、言われてみたら同年代ではないんですよね~~この二人。41博がタイムスリップしてきてるわけだから そのことを忘れるほど大人なカップル の自然な雰囲気だったので思いっきり忘れてました(笑) 10年後の比沙子は……知らない方が良さそう??? で、、、他の場面でも41博の魅力が満載!とにかく物言う表情というのかな~~その時々で言葉にはない博の心がストレートに伝わってくるのが凄くて 研究室で31博の結婚のろけ話(笑)を肴に3人の酒盛り それをスピーカー越しに聞く41博の懐かしむような、愛しむような、そして少し自分に対する諦めがあるような、そんな表情が何とも愛おしい気持ちにさせられましたわ。もしかしたら自分自身の10年前、今、10年先を思って重ね合わせてたのかもしれないな~~

結局のところ41博は里花を変わらず愛しているから応援したり助けたり憎んだり邪魔したり……三田村教授も言っていたけど、まだ気持ちがあるから確かめたいと思うし明確な答えは出てこないんですよね~~26里花に「未来に帰ったら離婚届を出す」だの「若くて可愛い女が待っているはず」だの……後は「何もかも無駄だった」とか「絶対なんてものがこの世にあるのか」とか……悪ぶっているけど里花のことが好きで好きで溜まらないオーラを出しまくっているんですよね~~それに、41博が言っていることは誰しも当てはまることなのかな~と反芻しながら聞いてました。ふと立ち止まって考えがちなこと……自分の人生を振り返って、○年後を思って、、、ちょっと心が痛かったかも

26里花と41博の別れのシーン、最後の最後で本音を告白!やっと素直になったか~と突っ込みつつ、泣けちゃってねぇ~~ 究極の愛の告白ってやつ 幸せな今を築いている31博にラブラブなことを言われるのはもちろん嬉しいけど、それ以上に10年後の同じ人物に言われると重みや真実味が断然違うわけで しかもあんな風に泣かれたら……もうぅ~~反則!!!罪すぎるところに超レッドカードなんだからっ!!!10年前からやり直せたとしても、何度出会ってもまた君を好きになる……あぁぁ~~リアルに分かるわ。じい、プライベートでも魔女な部分でも「あの時に道を踏み外して」という言葉をよく使うけど、まぁ冗談めいた部分も含んではいるけど、決して後悔や強がりじゃなくて、その時その時で出会う運命であり自分で選んだ道だから同じ選択をして自分らしく生きていくだろうな~と思うからこそ出てくる言葉だと思うから そして、更に泣かせたのが里花の言葉。その前に41博が埋めた10年前の自分に宛てた手紙 じい的には全部読みたかったんだけど 部分的には映像に出てるんですよね~~里花の言葉を鵜呑みにしないでほしいとか、生き甲斐の仕事を大切にしてあげてほしいとか……それと同じようなことを26里花が未来の自分に伝えてほしいと41博に託すんですわ。26里花と41博、10年前の妻と10年先の夫……本来なら同時に存在することのない二人が同じことを思っていたというのが心憎いというか、まぁ大森さんGJって感じなんだけど、その後に描かれた10年後の二人のやり取りに繋がる言葉の交わり方に思いっきりやられてウルウル 心に沁みました。。。

来週はちょっと素敵な君恋な楽しみができました……ムフッ でもその前に、、、さんざん迷った「十三人の刺客」 午前勤務の後に行くとちょうど良い上映時間の回があるので、明日行ってきま~~す
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日常が戻ってきた

2010-10-12 23:57:52 | その他いろいろ
やっとこさ いつもの毎日が戻ってきた感じです。まだまだ“内野疲れ”は抜けないままだし、家庭の諸々じいのプライベートはプラス方向に進みつつも心配事&課題山積だし、パソコンの細かな設定やら内野データのチェックは終わらないし、パソがなかった1ヶ月間に更新された各HP&ブログを読み溜めているし、じいの方も君恋ラストの感想を書かないとな~と頭を過ぎるし、、、相変わらず落ち着かない毎日です でも、普通に観劇をしつつ友人たちと意見を交わしたり、ゆったり自分時間を過ごせたり、日常のことをココに書く気持ちになったり、普段の 穏やかに見守る内野愛な気持ちに落ち着いたり……少しずつではあるけどフツーの日々を取り戻してきています

舞台が終わって次は映画の方に気持ちを持っていかないといけないみたいですね~~現在公開中の「十三人の刺客」 内野さんの出演シーンは冒頭のほんの僅かだそうですが、絶対に見るべき素晴らしい瞬間だとか ま、グロ系は平気だしチャンバラは嫌いじゃないし実は主演のお人はじいの“昔の男”だったりするので行く気満々ではあるんだけど……やっぱりまだ意気揚々と楽しみにして行く気持ちにはなれないのよね~~トロイアから魂が戻ってきてなくて それと、、、こちらはまだまだこれから 「いぬのえいが」の公式サイトがオープン 数ヶ月前かな~~内野さんと犬のツーショットは見てたので共演犬は判明 右側中段のプードルですが、内野さんの役どころも物語も不明???盛り上がろうにも盛り上がれないというか……それに、、、やっぱりじいはそもそも映画というものにあまり興味がないんですよね~~そういう意味でもどーにもテンションが してしまうというか ま、そんなことを言っても仕方ないので、とりあえずは「十三人の刺客」をどこで見に行くか考えなくちゃ←もちろん1800円出す気はなし

今週は本来のじい休み=木曜日に勤務交代で出勤することになったから日曜まで休みなし でも、来週は黄泉行きの予定あり 楽しみがあれば頑張れるぅ~~
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カラムとセフィーの物語

2010-10-11 23:53:04 | 観劇記
今日は秋晴れ……を通り越して暑かったですぅ~~昨日は電気カーペットを出す&夏冬入れ替える、、、頑張ったのに切ないぞ~ でも、コレっていつものパターン 夏⇔冬の準備をする度に起きてる空模様な気がします

そんなわけで収めたはずの半袖を引っ張り出してきて外出 文学座アトリエ60周年公演の第2弾!「カラムとセフィーの物語」を観に行ってきました。今回もトロイアに引き続き最前列~~それでなくても濃厚な空間と芝居に溢れていて、息苦しくなるほどの熱気と頭を占拠する中身の詰まった作品なのに~~近すぎてノックアウト気味 やっぱり観終わった後はズッシリげっそり~~エネルギーを吸い取られ使い果たしたって感じの疲労感。ま、これが心地いいんですけどね

~あらすじ~

肌の色の黒いクロス人が支配し、肌の色の白いノート人が支配される地域。クロスとノートの間にはあらゆることで差別が生じていた。ここに1つの愛が生まれた。クロスの少女セフィーとノートの少年カラムの間に・・・。大きな障壁をこの愛は乗り越えられるだろうか。(文学座HPより)

『カラムとセフィーの物語』の原題はNoughts and Crosses ○と×を五目のように3つ続くように並べ合うゲームのこと。このゲーム、相手にミスがなく両者が真正面から真剣に向き合う場合には、勝負がつかない。(チラシより)

2時間45分(休憩10分含む)の全2幕。「トロイアの女たち」と同様に左右2つのブロックに分かれていて、真ん中に舞台があるというパターン。さすがに2時間超えになるとパイプ椅子の観劇はきつかったかも~~ 正直最後ら辺はお尻が痛くて また、今回は特に大掛かりなセットがあるわけではなく、最初は床のあちこちにバラが植えられていて(カラムとセフィーが子供の頃に一緒に遊んでいた庭…らしい)それが取り除かれた後は全体は黒色で縁のみ白く塗られた椅子と机を移動させたり組み合わせたりしてセットとして使われていました。

クロス人とノート人、肌の色の違いを表すために、頬骨辺りにクロス人→黒、ノート人→白のペイントが施されていたので分かりやすかったです 実際に外国で上演される時は本当の黒人&白人のキャストを持ってくればいいんだろうけど日本ではなかなか難しいし……ま、他にも仮面を被せてみるとか?白塗りにしてみるとか??いろ~んな手法があると思うけど←超素人発想でゴメンナサイ ただ、、、クロス人の女子高生には突っ込まずにはいられない部分が 一昔前のやまんば女子高生状態なのよね~~しかも演じている方々はリアル女子高生な年齢ではないわけで……以下省略 ま、そういう意味のリアリティは問題ではないので大丈夫だったんですけどね~~そうそう、あと……カラムの父親がデパート爆破テロの罪で縛り首になる場面。執行直前に恩赦になる……ってコレ、どこぞやで触れた流れじゃないですか ここにツボったじいは、、、はい、縛り首決定~~

この作品で一番最初に目が行くのは、黒人が白人を支配するという設定でしょうか。ありがちな……というか現実には逆パターンが一般的なので そこが皮肉めいているようであり人間の本質を表しているようでもあり……でもね~~この設定はあくまで入り口であって物語の中心ではないと思いました。そういう「一般的な」「分かりやすい」「典型的な」ものだけを描いていないと感じたので。それと、ストーリー的にはシェイクスピアのロミオとジュリエット……確かにそういう部分はある。敵対し合う人種同士の間で生まれた純愛 でもね~~じいが思うにはそんなに単純で涙を流せる物語ではない。ロミオとジュリエットがシェイクスピアの四大悲劇に入らない理由に繋がっているのでは?とふと考えたわけで……考えようによっては悲劇ではないんですよね~~ロミジュリって。文学研究的な専門知識はないのでじいの勝手な意見だけど、、、ロミジュリは確かに結ばれることが許されない環境が生んだ悲劇ではあるけど二人は愛に生きればよかった分幸せだったと、まぁ乱暴に言えばそういう部分があると思うんだけど、本当の悲劇って割り切れない思いであったり、どうしようもない人間の性や切なさであったり誰も裁けない罪であったり、そういう「やるせない哀しさ」だったりすると思うのよね~~そういう意味では、この「カラムとセフィーの物語」はロミジュリに足りない悲劇の本質をプラスαした、四大悲劇の仲間入り要素を詰め込んだ濃密な物語になっていたのではないかと思いました

ノート人クロス人……差別する側とされる側。よくある構造なのは差別する方は悪で差別される方が善。でも、この作品を見ていると必ずしもそういうものじゃないのでは?と思いました。一番分かりやすいところでは要所要所に出てくるニュースキャスター ←階段の上から出てきたりポール下りしてきたことも!(いきなり目の前に下りてきたのでビックリ)メディアと実際は違うという部分は違うという部分も含めて(何だか妙に実感してしまう今日この頃)……支配層であるハドレー家(セフィーの家族の方ね)も被支配層であるマクレガー家(カラムの家族)も実のところ違いはなくて良いと悪いが共存しているし、人種差別を反対するセフィーの中にも無意識の差別意識?あるいは相違の意識といった方がいいのかな??そういう部分はあるし……というか差別意識云々というよりも人間が持つ他者への意識と言った方がいいのかもしれないけど そして、同じようなことはカラムにも言えるのよね~~恵まれない境遇やすれ違い云々じゃない、別の意味でこれまた人間が持つ他者への意識がある。はたまた同じようなことはこの作品の登場人物全てに言えることだと思うのよね~~セフィーがカラムを庇うために敢えて、でも思わず出てしまったノート人を示す蔑視用語←覚えてないの~~ セフィーを守るために言ってしまった/やってしまったことが逆にセフィーや彼女の属する人種に対する憎悪に繋がったこと、セフィーが仲良くしようと手を差し伸べたノート人・シャニアが後でセフィーは偽善だと罵ったこと、カラムの母やセフィーの母が表したクロス人やノート人に対する愛憎の気持ちなどなど……いろ~~んなところに含まれていた交錯する心、生き方。2幕の、セフィーの母親がカラムの父親の裁判で有能な弁護士を雇うための費用を出したことやかつては友人同士であったことを告白する場面、カラムとその兄、仲間たちが起こしたセフィー誘拐事件の後に警察に追われるカラムがセフィーとハドレー屋敷内で再会する場面……特に後者の方!カラムは結局逮捕されるんだけど、その時にセフィーに投げかけた「君はこうなることを知っていたのか?」という言葉。何か妙にすっごく引っかかったのよね~~それまでのすれ違い同様にただの誤解なのか、実は本当なのか、思いっきり藪の中状態だったりするんだけど……意識or無意識に関わらず、人間ってこういうことってしていると思うのよね~~他者に対する差別や区別も然り。善悪の区別はできないし、普段は敢えて見ないように、考えないようにしていることに触れられた気がして妙に乾いた風が心に吹いたような、、、そんな気がしました。

ラスト、、、床に書かれたROSE CALLIE(だったと思う……うろ覚えでゴメンナサイ)という文字。結局カラムは処刑され、カラムとの間にできた女の子をセフィーは産んで育てていく決心をしながら歩いていくところで終わる。この場面で流れていた音楽 鉄琴の音に重なるように流れていた不協和音が耳につくというか、何かあるのでは?と思わせるようなラストに彩りを添えていたような気が そこら辺は観る者の心に委ねられたような感じでしたが でもね~~この床に書かれた名前にスポットライトが当たって最後まで強調されている照明の演出、とっても良かったですぅ~~

中身の詰まった作品を軽やかなテンポで流れていく舞台でしたが、う~~ん、もう少しメリハリがあってもいいのかな~と思うところもなきにしもあらず。でも悪くはない流れだったから……良くもあり悪くもありという感じでしょうか。役者陣、、、ちょいと目に付いたのがカラムの兄・ジュード。悪キャラが引き立つような喋り方はいいんだけど、一本調子の熱さで深みがなかったのが残念だったかな~~ でも、全体的にはやっぱりさすが!と思わせる皆さん。中でもカラムの母・メギーとカラムの目にはいきなりやられましたね~~主人であるセフィーの母・ジャスミンを見る目 諦めと憎しみと優しさが入り混じった光を感じていきなり目が離せなくなっちゃった~~カラムの目にもドド~ン と。無垢な目の光の中に交錯する陰影が被さっていく……その佇まいや空気感を含めて素晴らしかったです
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イリアス 兵庫大千秋楽

2010-10-11 00:59:13 | 観劇記
超超超~~遅すぎっ 今更ながら~な感いっぱいですが、10月3日ソワレ、イリアス大千秋楽の観劇記です。

そもそも大楽がソワレってどうよ な不可思議な日程 正真正銘のラストでマチソワ公演もビックリという感じで マチネは観ていないので分かりませんが、全体的な勢いという意味では前日の公演の方が良かったかな~という印象はありました。でも、東京楽と同様に不必要な熱気というか、楽独特のテンション な感じはなくて平常心な流れで思う存分イリアスの魅力が溢れていたので良かったと思いますね~~ってか、むしろ特別な感慨深さで観ていたのはじいの方だったかも 「今日で最後!」という思いがあったし、9月2日の初日から観てきたイリアスの世界、登場人物の思いや生き方を総括する気持ちというか、結局自分はどんな風に受け止めて思いのやり取りをしてきたかという“まとめ”を勝手にしながら観ていたんですよね~~なので、冒頭のカサンドラの語り&歌からウルウル やっぱり戦い=真に生きることだと思うから……そんな風にしか生きられない人間が切なくて愛おしくて

ところで、、、いきなりですが告白いたしまする 最後の最後でじいの浮気発覚 あろうことか~~ヘクトルに してしまいました。終演後に暴露したら友人たちは呆れていましたが(笑) なぜかこの日は妙にかっこよく見えてしまったんですよね~~外見云々ではなくて ←特にメイクは要らなそう……素でトロイア人いけそうだけど 1幕のアンドロマケとのやり取りを見ていて「いいな~」と思っちゃったのよね~~もちろん今の結婚観等々の価値観が違うから単純に羨ましいとかカッコイイとかいうわけではないんだけど、守るべきものがある男の強さが素敵だな~って コレ、そんな風な安心して愛せる部分がない男を愛する我が習性に疲れたせい?なんちゃって ま、すぐに一時の気の迷いだったことに気づきましたが(笑)アキレウスが出てきた瞬間に内面から湧き上がる心、言葉や外見ではない受け止め方、全然別次元なんだもん……と、冗談はともかくとして、そんなヘクトルに関しても甘くて優しいかっこよさだけがあるわけではないんですよね~~アンドロマケに背を向けて戦う欲求を口にするところやギリシア軍に攻め込む姿は、単に大切なものを守るために戦うのではなくヘクトル自身の戦う欲望、命のやり取りをしたいというある意味汚いけど美しすぎるほど正直な気持ちに溢れているように感じました。だからこそ、、、パトロクロスを殺すシーンは憎らしかったし、アンドロマケが「私の夫はこれほどまでの仕打ちを受けるようなことをしたのでしょうか?」と問うセリフを聞いて同情も哀れみも感じなかったし。

でも、やっぱりトロイアを、大切な者たちを守るために戦って散った英雄なんですよね~~ヘクトルは。結局は父王プリアモスが亡骸を迎えに来て、家族に囲まれて、盛大な葬儀で冥府に送られる。確かに、、、死ぬ運命をも覚悟してアキレウスの前に現れ、自分の全てを語りアキレウスを説得し、息子の遺体を抱きしめて号泣するプリアモスに観る者の心が寄り添うのは当たり前だと思うんです。でも、じいはこの場面を観る毎に感じたのはアキレウスの孤独 彼は自分の命が短い運命であることを知っていて、命の輝きも儚さも実感していて、それでもなお戦いたい=真に生きたいという悲しいまでに美しい人間の性を持っている。今回は特にパトロクロスの亡霊との語らいシーンがめちゃめちゃ良かったんです。友……ってか恋人…か パトロクロスを失った悲しみがこれでもか!というほど伝わってきて、じいは今までにないほど号泣しちゃって 大切な人を失った心の揺れ、、、単に悲しいだけじゃないんです。思い出を語る楽しさ、盛大な葬儀をすることで喪失感を埋め自分を納得させること、それでも癒されない傷、どうしようもないやるせなさ、、、いろ~~んな思いが交錯する……これ、パトロクロスが「僕はもう死んだんだよ」と言い、それに対してアキレウスが「あぁ、残念だ」という。この“応答”が全てを語っているとじいは思うのです。そして、、、この亡霊シーンこそが、大切な人を亡くした本当の悲しさを表しているのではないかと。人が死ぬって、その瞬間よりも時間の経過と共に真に迫って本当に実感し悲しみを知るものだから。しかもそれが本来なら死ぬ必要はなかった「戦い」によって命を落とすということになるといっそう……でも、それと同時に戦いを止められない、生きることは戦うことである人間の存在を思うと……ますます切ないな~ で、、、そんなシーンを見せられた後にプリアモスの言葉に耳を傾け息子を抱きしめる姿を背後に感じるアキレウスの姿を見てしまったら……他の人間よりも運命の真実を知るアキレウス、ギリシアに帰れない彼の体を抱きしめ、死した後も思ってくれる人はいるのだろうかと思ったんですよね~~アキレウスの背負っているものは多分、周りの人間たちには分からないし、それを責めるべきではないんだけど、神と人間の合いの子だからこそ?他の人より何倍も濃厚に生きているからこそ見えてくる、いや、見えてしまうものを背負った存在……その孤独さが突き刺さりましたね~~上手側に立って背後で号泣するプリアモスを感じて涙する姿が悲しいまでにかっこよくて、でもとてつもなく切なかった~~

でね~~同じ孤独をカサンドラにも感じたんです。いや~~今更ながら(苦笑)最近 している聖子ちゃんの演技に脱帽 未来が見えるカサンドラゆえの孤独……泣けない辛さ。2幕でプリアモスがアキレウスの元に行くと言った時にアンドロマケが引き止めるシーン。最後に彼女は「私は不幸を告げる鳥にはなりません。どうかヘクトルの遺体を引き取りに行ってください。それが叶わぬなら私の分まで涙を流してきてください」と言うんだけど、その時に柱に寄りかかっていたカサンドラがアンドロマケとプリアモスの方をチラッと見て悲しそうな顔をする。。。アンドロマケのように素直に、正直に自分の思いをぶつけられたら……でもカサンドラは自分のエゴな思いでは生きられない運命……というか真実が見えてしまうゆえにそうはできないわけで、それはある意味「英雄」的な選ばれし存在として輝かしいのかもしれないけど、それが逆に悲しくて……泣けない辛さ、感情を爆発できないってホント辛いですから。

カテコは確か5回……か もうね~~じい、既に1回目から泣けて泣けて あぁ~~無事に全部が終わったんだ、本当に本当にお疲れ様でした、、、エトセトラ いろ~~んな気持ちが溢れてきました。イリアスの創作に関わった全ての皆さんに大拍手 はもちろんなんだけど、ゴメンナサイ やっぱりじいの心が全力で向かうのは内野さん。やりきったという脱力感を含みつつ達成感に満ち溢れた笑顔がひたすらに愛おしかった 最後は内野バイバイや短剣を高く大きくかざす仕草が微笑ましいやら安堵の気持ちやらでいっぱいになりましたね~~そうそう、5回目の時は木場さん~~やっちゃいました 一人袖に引っ込んだまま出てこなくて、内野さんが両手で「ここに一人いるはずなんだけどね」みたいな仕草をされてたら、しばらくして木場さんが走って来られて 何やら一番上の羽織物を着なおしながらの登場……もしかして既にお帰りモードだった…か

始まる前はちゃんとイリアスについていけるだろうか、思いのやり取りができるだろうかと不安がいっぱいだったけど、終わってみれば嵌りまくり~~まだまだ取りこぼしているところがいっぱいあるから観続けたい作品になりました。BBとは違った意味で引きずりそう~~って、大楽の後の数日間はカサンドラの歌が頭を占拠してたんだけど まさに演劇の醍醐味を味わうには溜まらない、面白すぎる演目!内面のやり取りというよりは突き放したところで内面と闘う作品だったような……そして、そんな作品だったからこそ突如やって来た巨大台風に立ち向かい、揺るぎない内野愛を確信できたのではないか……そんな風に思うのです
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情熱大陸

2010-10-10 23:54:16 | その他いろいろ
ほぼ1ヶ月ぶりのPCからの更新 修理に出していたパソコンが戻ってきました。最小限のことは携帯からで無問題だったのですが、やっぱりこうやってキーボードを叩いていた方が格段に楽だわ でも、、、戻ってきたじいパソ、中身は超超超~~綺麗さっぱりになってました……はい、OSを入れ直したおかげで過去のデータは全てパー 去年までの内野データはバックアップを取っているけど、後回しにしていた大容量データと今年分は戻ってこないの~~ 泣くに泣けない状況だけど前向きに頑張らないと これからも内野な日々は続くんだから

今夜はTBSの「情熱大陸」で演出家の栗山民也さんが取り上げられていました。演目的にメインで取り上げられていたのは、現在公演中!日生でやっている「カエサル」でしたが、「イリアス」もちょこまか出てきました……ってか、既に知ってはいたけど凄い同時進行でお仕事されてたのね~~栗山さん 「イリアス」の公演自体は、冒頭のカサンドラの歌、ヘクトルとアンドロマケが抱き合うところ、2幕のプリアモス号泣シーンで……まぁね~~それ以上は何も言うまい 邪推しても仕方ないことだし、何よりも演目自体が素晴らしかったし、栗山さんのお仕事風景を感じて見られたのは良かったし むしろじいが心配なのは、まだ放送未定だけどいつの日か放送されるであろう舞台中継。2幕の対話、、、映像的にはプリアモスがヘクトルの遺体を抱いて号泣する方をアップにする方が自然なんだけど、じいの視線は…… ま、自分のフレームで観られるところが生の舞台の醍醐味なのでね~~そうなのよ~~生じゃないと味わえない魅力、これぞ舞台

予想外に姿が捕獲されてたのはじいの愛人(笑)井上ひさしさんのお別れの会で……この映像、確かNHKだったかな~~井上ひさしさんの追悼番組で流れてました。あの歌はやっぱり何度聞いても温かくて涙が出てきます でもね、、、肝心の、やっぱり期待しちゃう愛しの君の欠片……ありましたよ~~イリアスメンバーの食事会の風景。栗山さんの横にチラリと映っていた腕 それにアノ声を聞き分ける聴力にかけては絶対音感に匹敵するくらい冴え渡るじい耳 そして、番組冒頭で栗山演出作品のチラシが並ぶ中……いきなり現れたのはイリアス!それにちょっと離れたところにBBもあったような 箱根強羅ホテルもどこかにあるとは思うんだけど。。。

栗山さんのお仕事ぶりを見ていて、作り手の闘いが伝わってきました。ただ演出されるだけじゃなくて、名立たる役者さんたちに対する遠慮もなくて、役者を活かす作品の世界を作り、演じる役がリアリティを持って生きるように演じ手と徹底的にやり合う……そんな風景が見えてくるようで、だからこそ後々まで引きずる舞台になるんだろうな~~とつくづく思いましたね~~言葉を大切にされているところも「なるほどな~」と今まで観てきた演目たちを思い返しながら改めて その闘いに見合う闘いができるように、じいも頑張らないと と思いましたわ……って、栗山さんの狙いに思いっきり嵌まり込んでいるような気がするぞ

それにしても、、、マジにヘビースモーカーなのね BBの時にそんな話が出てきた覚えがあるけど タバコを持っていない映像は数えるほどデシタ(笑)
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