じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

9/24 読売新聞夕刊(東京本社版)インタビュー掲載
9/26 週刊文春CINEMA!2024秋号(文春ムック)
9/27 男の隠れ家11月号(三栄)
9/28 LDK11月号(晋遊舎)
9/30 13:05~ NHKラジオ第一「まんまる」出演
10/3 八犬伝ジャパンプレミア
   映画『八犬伝』オフィシャルBOOK(KADOKAWA)
10/7 週刊ポスト10/18・25号(小学館)
10/11 8:15~ NHK総合「あさイチ プレミアムトーク」出演
10/13 7:30~10:25 日本テレビ「シューイチ」出演

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/16 モノマガジン11/2号(ワールド・フォト・プレス)
    DIME12月号(小学館)
10/19 Cut11月号(ロッキングオン)
10/21 FLIX12月号(ビジネス社)
10/24 STEPPIN' OUT! WINTER 2024(幻冬舎)
10/25  映画「八犬伝」公開
10/26 八犬伝 公開記念舞台挨拶(全国中継あり)
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

風林火山 第28回「両雄死す」

2007-07-15 22:28:30 | 風林火山
台風~~ じいの生息地域は雨はかなり降ったものの、大した風もなく過ぎ去りました。心地よい夜風が吹いています 昨夜はあり得ないヘタレな夢を見てしまいました。じい、梅芸最前列でベガーズを観てるんですわ なぜかステージサイド席はなくって……1幕終盤、待ちに待ったマクヒースが出てくる場面で、マクヒースがなぜかジャベールの衣装を着て登場しかも、プロローグの軍服っぽい衣装で鮮やかな青なんですよ 夢の中でも悩んでるところで目が覚めて……一体何だったんでしょうねぇ~~(・・?)

さてさて、今夜の風林火山。終始ウルウル でしたね~~両雄それぞれの愛 が物語全体を覆っているような、悲しいのに熱いものが伝わってくる回でした。村上義清、戦国乱世だから仕方ないけど、もしかしたらいい人なのかもしれないけど、マジにムカつきました。甘利さんに代わって討ち取りたい気分だったわ 平蔵やんもヒドイじゃん 合戦の場面では「コントやってんのかい」と笑える場面もあって相変わらずのヘタレだな~と思いましたけど、逆に活躍してると腹が立つというか……別に“のび太のくせに”的な怒りではないんですけどね。戦う相手が武田勢なのでそう思うのかも~です

冒頭、板垣さんと勘助サマのやり取り……いきなり来ちゃいましたね~ 晴信さんと板垣さんの歩んできた道のりを振り返るだけで涙涙。どんな時も若を第一に思って支えてきた板垣さんの愛情の大きさに胸打たれます。。。勘助サマに「誠の軍師となれ」と言いますけど、この時の板垣さん、自分の志や思いを受け継いでくれる人がいると安堵したような感じだったんですよね~~これ、伝兵衛に影武者になることを頼むシーンでも思ったんですけど、伝兵衛に第4回でミツが殺された後に家来になれというところで渡した懐剣を見せられた時の満足押すな表情の中にもそんな気持ちがあったんじゃないかと。。。それに、伝兵衛の心に触れて尚更感じたと思うんですよね~~絶対に死なせてはならない、自分が討って出るんだって 勘助サマにしても、伝兵衛にしても、負の感情から始まった関係。それを武田家に推挙/自分の家臣にして育てて、いつしかかけがえのない存在になって。。。自分の思いを託せる相手がいたからこそ、自分のなすべきことに向かって突き進めたんじゃないかと……板垣さんの出陣の時に「万が一、退陣の時は、軍師・山本勘助、そちが促せ」と言って笑顔で頷くんですよ。もう、男と男の約束って感じで武者震い~~(失礼っ)でした

板垣さん&甘利さんの独白 自分の覚悟を話すところ、各々の愛が溢れてましたね~~板垣さん、自分が村上勢の楯になることでお屋形様を目覚めさせ、以前のような武田勢に戻る。その後のことは勘助サマに任せておけば大丈夫……今回の戦の内の内、先の先まで見通していたわけで……「武士の誉れじゃ」なんて~~ずるいですよっ 大きすぎます 温かすぎます 影武者用の兜を撫でる手、晴信さんのことを思い出してたのかしら~~ 一方の甘利さん、その無骨さ、不器用さが愛しく感じました。全てを成し遂げた後でお屋形様に伝えよって で、「自分が矢面に立てば犠牲は少なくなる。自分にはこういう策しか思いつかなかった。失敗した時は板垣さんを守るために加勢しろ 」甲斐の国を、人々を思いやる甘利さんの優しさが胸に響きました。これまた男 でございますぅ~~

甘利の裏切りを知った武田本陣……小山田さん「万に一つも起こり得ぬことはない」と相変わらずのクールさ そんなことを言ってる場合じゃないでしょ と勝手に行く末を案じてしまいます お屋形様の激怒した顔、目が寄ってたよぉぉ~~思わず歌舞伎を思い出してしまいました。さすが ってところ……か でも、甘利さんの策は失敗だったんですよね~~やっぱりあなたには謀は似合わない、っていうか向いてないと思いました。板垣の陣への夜討ちを聞いて勢いづいちゃうんですから 甘利さんらしいんですけど もう少し考えればよかったのに… と勝手に後悔 してしまいます。

本格的な馬を使っての合戦シーンは今回が初めて すっごい迫力でした これ、長野県長和町で行われたロケ暑い最中、甲冑を着て動き回って大変だっただろうなぁ~なんてちょいと思ってしまいましたが 皆様、かっこよかったですね~~真田殿、素敵 小山田さん、刀捌きは微妙 でしたけどそれなりに良かったです。そしてそして、板垣さん@千葉真一さん、さすがですね~~超カッコイイ 馬を自由自在に操って敵を次々と切り崩して……有終の美 じい、あまりに素敵な勇姿に惚れ惚れ しちゃいました

両雄最期のシーンは……辛かったですね~~いろんな思いが溢れていて悲しいんだけど熱くて深くて。。。甘利さん「自分にはやはり謀は似合わぬ」って。自身が大切に思っていたものへの愛情に満ち溢れてました そして板垣さん。。。青空を見上げて「若…」って あんな笑顔をされたら見ている方はどうなっちゃうんですかぁ~~涙が止まりませんでしたよ。言葉には出来ないくらい大きな大きな愛 晴信さんの未来を信じてたんですよね~~きっと。自分はその礎になろうって気持ちでもあったのでしょうか。はぁ。。。。受け止めるには偉大すぎますわ

本日の勘助サマ 見せ場は両雄に持っていかれたので出番はあまりなく……でも、存在感は凄いと思いました。甘利さんの裏切りや板垣さんの無茶な 戦い方を見て周りは右往左往振り回されますけど、勘助サマだけは全てを悟っていた。晴信さんの書いた諏訪大明神の御神号を板垣さんに渡すのを見ている時の表情、もしもの時のことも考えて自分が全て受け止める覚悟をしているように感じました。で、そんな勘助サマの思いはいろ~~んな場面で伝わってきましたね~~板垣さんが夜討ちの後も兵を引かずに止まってることを知ってお屋形様自ら出陣すると言い出す。最初は止めるんですよね~~勘助サマは「自分が行く」って……でもお屋形様は出陣する。勘助サマの痛々しい表情……お屋形様と板垣さんの間にある、自分には入り込めない絆を感じたのでは そして、もしかしたら目の前で板垣さんが討ち死するかもしれない、自分は何が起きてもお屋形様を守る、、、そんな思いがあったのでは?と勝手に想像してました。。。

はぁ~~確実に明日は引きずりそうです。。。心が重い
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文章は書き手を表す!

2007-07-14 21:17:41 | その他いろいろ
文章を見ると書き手が分かる 今日はそんなことを実感した出来事がありました。先月の長野研修の報告書、ハゲ専務が「他の人も読んだ方がいいものがあるので全員の報告書を回覧する」と言ってきたんですよ。名前は伏せてあったんですけど、誰が書いたのか、分かる人には分かっちゃうんですよね~~じいも大体のところは判読 初々しくてプラス評価の文体は新人さんたち、ナイフ剥き出し なのは元上司、一見坦々と書いてあるけどそのクールさが実は怖い(吠えるの大好きめちゃめちゃ熱い人なので)文は元課長、法学系出身らしい 法律書かと思うようなお堅い構成&言い回しはベルばら係長&他部署の法学部出身者(二人は同じ学び舎出身…)、仕事とは関係ない内容ばかりなのは仕事の段取りができないことで有名な仲の悪い部署の課長。。。他にも文章の端々に「その人らしさ」が垣間見られるので分かりましたね~~

じいは、というと……他の方々は上手くオブラートに包んでるのに比べたら敵意剥き出し 元上司といい勝負だったかも~~だって、研修会の〆の挨拶で専務が「充実した企画だったので第2回、第3回と続けていきたい」なんて言った時には密かに鼻で笑っちゃいましたよ。バカじゃない……なんて なので「○○という観点から××という理由により今回の研修会は意味があったとは思えない。」ってズバリ斬っちゃったんですよね あ、もしかして今回の報告書の回覧、見てほしかったのはマイナス評価をした人に対して「良い研修会だった」と書いたものを見せたかったのか 器用に世渡りできる性質ではないし、思ったまましか表現できないので仕方ない…か。吠えてる分だけは仕事してると勝手に思ってるし ま、ホントのホント、じいの長野研修の報告書〆はこんな感じでしょうか

「今回の長野研修……の翌日に、山本勘助の墓を再び訪問することができました。現地の案内の人たちと勘助や内野さんについて話をしたり、素晴らしい写真を見ることができたので、有意義な研修になったと思います。」

さてさて、久々にレミゼHPを覗いたらファン感謝デーがあることが判明
レミゼ恒例 ファン感謝デー トークショートかサイン会等などいろ~~んなイベントがあるレミゼですけど(本音は“得チケ”状態ってことなんですけどね~)7月27日&8月3日に開催が決定。27日はさとしさん、東山さん、新妻さん、藤岡さんのトークショー、3日はビリーさん(キャンプの方じゃないですよ)歌唱指導で別所さんたちカンパニーと歌うレミゼナンバー とのこと。全くもって狙ったわけではないんですけど、両日とも観劇予定 トークショーはともかく、歌イベントは一度参加してみたいと思っていたので嬉しいですね~~今からCD聞いて練習しなくてはっ 問題は仕事なんですよね~~“予定では”忙しいことになってるので休むのは憚られる。。。いや、もちろん行くことを前提に調整しますよ~~
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どこまでもアホ…

2007-07-13 23:54:11 | その他いろいろ
台風が近づいていますね~~ 既にかな~りの雨が降ったところもあるし、これ以上被害が出ないことを祈るばかりです。でもね~~不届きモノなじい 関東地方は日曜日に直撃するかも~だそうで……日曜日 風林火山 テロップ 勘弁してくれよぉぉ~~ 最悪、台風情報が常時表示されて画面が小さくなるなんてことも バスタオルを握り締めて泣く準備バッチリ なのに。でも、これから9月くらいまでは台風の度に心配しないといけないんですよね~~トホホな 季節がやってきました。。。

今週末、明日は出勤なんですけど週明けの月曜日(休日出勤の予定だった)は休みになったので2連休は確保 昨日お知らせが回ったらしいのですが、じいは観劇休暇だったので今朝知って……で、真っ先に思ったこと 急に休みになっても遊び相手もいないし、せっかくのレミゼ期間なんだから行ってこようかなぁ~~なんて そんでもってキャスト表とにらめっこしながらチケ探し(注!職場です)でも、世の中うまくいかないものですね~~歌穂さん&禅さんのSP楽と重なってるからチケは余ってないし、他の日の組み合わせは既にゲット済だし、、、それに何よりも台風の影響で交通機関が麻痺しちゃったら と思うと都内に出るのも億劫になっちゃって。もう、家でおとなしくしとけって感じですよね う~~ん、どうしよう

レミゼキャスト、何気に今期は会えないかも~という人が多いことに最近になって 気づきました。バルジャン1名、チケを取ってないんですよ。ファンの方には申し訳ないんですけど……っていうか、じいも“嫌いではない”んですがS席値段は出したくないなぁ~~と思うと「ま、いいか」ってなっちゃって あと、このままだと岸アンジョ&安崎テナにも会えない可能性大 観てないと思ってた三谷テナは6月に観てたことが判明したんですが。。。あと、玲奈ちゃん 手持ちチケを見たら全部違う~~~ もう1回観たいんですけどね~~願わくばあと1回ガマンしないといけない地雷エポと入れ替わってほしいものだわ でもね~~チケ増やそうにも二度と観たくない&手持ちチケだけで勘弁な地雷がありすぎて、出費するには何だかなぁ~と思ったり。何気に真剣に悩み中です。こうなったら博多へ行く…か いつものじいなら速攻決断なんですけど、今は先立つものがありすぎる。。。最優先は内野さん ですから。

で、その内野さん の情報。8月10日発売の「アクチュール」の表紙&巻頭特集が決定~~もしかしたら仕事が一番忙しい頃なので癒してもらわなくちゃ
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レ・ミゼラブル 5回目

2007-07-12 23:11:56 | 観劇記
本日は観劇休暇 レミゼ5回目最前列センターにて観劇でした~~ 帝劇最前列は2005年エリザ以来 レミゼでこ~~んなに前なのは初めてです。目の前に聳え立つバリケード すっごい迫力でした こんなに高くて足場も狭いところを昇り降りするなんて 凄いですね~~役者さんたちは。じいは怖くてできません あと、役者さんの視線をゲット するには3~4列目辺りが好位置なんですけど、今回は一番前でも結構ビシバシ目があった(気がする)のがビックリ でした。バルジャンの独白シーンで視線飛びまくりだし、カテコで小西クンと目が合うし これが愛しのお方なら なんですけどね~~まぁ、贅沢は言うまい そして、お目当ての お花も無事にゲット 真綾ちゃんから貰っちゃいました~~

今回は某中高一貫校の学生団体あり。暗くなると拍手にヒュ~ヒュ~声 帝劇らしからぬ雰囲気でしたけど、それなりに観劇マナーは良かったので安心しました 寝てるらしき姿もチラホラありましたけど終演後は「マリウスが…」とか感想を話してたので、ちゃんと観てたんだなぁ~って 半分以上 劇場の住人じゃない人たちで占められてたことになるので、拍手のタイミングや盛り上がりには少し欠けたような気も ま、落ち着いて観劇できたので良かったんですけどね。でもその分 オケピは熱かった……っていうか、指揮者=塩ちゃんって時点で納得なんですけど もう、アンサンブルと一緒に歌うわ、ブレス音が聞こえるわ、凄かったです 決して邪魔 とは言いませんけど……音楽畑で育ったじいは見逃せないんですよ。ブレスのタイミングも間の取り方も、ついつい演奏する立場で取ってしまうので 全力で音楽 全力で観劇 ヘトヘト~~~

舞台の出来は概ね良かったです。前列席の特権 ナマ声&マイクを通さないセリフが聞こえてくるので登場人物の気持ちがすっごく伝わってくるんですよ。司教様のシーンでバルジャンが怯える声を出していたり、砦の場面でサカケンアンジョが倒れたマリウスに駆け寄るところで必死に呼びかけてたり……あと、細かい表情やしぐさもバッチリ ファンテ逮捕の時にジャベ登場でバルジャンは最初、身を隠す仕草をしてるし、砦でアンジョが「マリウス、少し休め」って言ったところでマリウスの方を一直線に向いた時の背中から伝わるバルジャンの心には圧巻でした ま、後はキャスト別感想にて

ただ~~し 今日は毒も吐きまくりますよぉぉ~~言いたい放題言わせていただくので、ジョン妻・小西クン・引越し屋ファンの方は要注意を もう、ね~~止めろって感じでした。方々で地雷警報発令 覚悟はしていったんですけど、ここまで酷いとは思いませんでした。歌えてるんですよ……っていうか、音程は狂わずに歌ってますけど、感情は乗ってないし、演技はできないし、表情はないし。まぁ歌えてるから(これを上手いと言っていいのか甚だ疑問なんですが)100%けなすわけにもいかず こういうのを観てるのってホント、辛いんですよ ここまで酷くはないけど、じいの苦手な王妃様が3人って感じでしたね~~ のっぺらぼうで感情のない歌を聞かされて……なので、2幕からは割り切りましたよ 地雷キャストは意識の中に入れない存在を打ち消して、観たいキャストだけに集中して観ることに……存在まで否定されるキャストって一体。。。

以下、キャスト別感想。。。

別所バル:
最前列ということで、細かい表情や仕草を堪能させていただきました。近くで見てると、ちょいとバルジャンの仮面が瞬間的に剥がれる時はあって物足りなさがあったんですけど、そんなことは小さいこと やっぱりバルジャンそのものでした ファンテ臨終の場面で、「この手、冷たくなるわ~」と言われた時にバルジャンはファンテにすぐには近づかないんですよ。微妙な距離を取ってオロオロしている……どうしていいのか分からない、でも何かしてあげたり気持ちが良く分かりましたね~~ で、コゼットを託されるんですけど、今日の別所バル、コゼットへの愛情がヒシヒシと伝わってくるバルジャンでした。第1幕のコゼットグルグル、本当に本当に嬉しそうで……コゼットという存在がバルジャンをいかに支えることになるのか バルジャンの不器用な愛情が感じられるし、多分、自分の思い出とも繋がってしまうのかな。このシーンは最近の泣きツボになっています

第2幕、目の前で繰り広げられるバル ジャベには圧巻。ジャベを逃がす時のバルジャンの表情……哀れみや温かさではなくて、何だか悲痛な表情 をしてるんですよね。これが何を表しているのか、まだじいは本当の意味では分かっていない気がするんですけど、神に魂を渡して生きるという決意がそうさせたのではないかと思ったり、自分の表裏一体だから無意識のうちにやったことなのでは?と思ったり。。。凄いですわ、バルジャンの人生を生きてるべっしーは エピローグはやられましたね~~ ファンテとの絡みは…… だったんですけど、コゼットを愛してるのが、別れるのが辛いのがヒシヒシと伝わってきて胸が苦しくて……最後の告白の手紙を渡すところ、旅立つ覚悟はできているのに別れたくない気持ちもあって、手紙を握った手が震えてるんですわ。そして最後までコゼットの手を離さない。しかも、最後のpeople's song ではマリ&コゼをずっと頷きながら見て微笑んでる~~もうぅぅ~~涙腺決壊じゃないですかぁ~~ じい、周りのことも考えずに鼻シュンシュン、嗚咽するのも止められずに号泣でした。

阿部ジャベ:
お初でございますぅ~~新加入のジャベですけど、とっても良かったです ドスの聞いた力強い声に法律が全てと信じる強さ そして、決して育ちの良さを感じさせないんですよね。まさに「牢獄で生まれた」ジャベール きっと辛酸をなめながら這い上がってきた人物なんだろうな~と思わせる雰囲気がありました。と同時に、不器用さも感じましたわ。ちょっと生き方を変えてみたら凄い人生が送れたかもしれないと思うんですよね~~バルジャンを逃がすシーン、自分でも分からないのに逃がしたいと思ってしまった……戸惑いと逃がそうとする決意という相反する気持ちで大混乱 「行け、バルジャン。待つぞ、さぁ~~24653~~」の言い方と後ろ姿にその気持ちが込められていたので息を飲んじゃいましたね~~こんなに自然な流れは初めてかも 素晴らしい~~~

真綾エポ:
健気で切ないエポといえば右に並ぶ者はいないか マリウスに話しかける時は、いつも「気にしてない」素振りをしたり、ちょっかいを出したりなんですね~~で、マリウスの方が言葉を発すると嬉しそうに近づいて……そんな気持ち、自分にもあるから、あまりに分かりすぎちゃってね~~だから、「ブリュメ街」でコゼ&マリのデュエットを門外から切なそうに眺める姿が切なくて切なくて 「オン・マイ・オウン」「恵みの雨」は涙涙でしたね~~一生懸命さが伝わってきて。。。うぅっ 哀しすぎるよぉぉ~~「これでいいの」という言葉が突き刺さってきます。

辛島コゼ:
前回観た時は、歌はそれなりにOK 演技がもう少しかな~~と思ってたんですけど、良くなってました。恋に落ちた喜びは明るさに満ち溢れてたし、エピローグでバルジャンに最後まですがりつく姿には涙涙 この調子で更に進化/深化していってほしいですぅ

お次は地雷三連発

今井ファンテ:
冒頭の工場シーンではあまり気にならなくて、「別にいい感じじゃん」と思ったし、「夢やぶれて」もじい的には渚ファンテの方が だと思ったんですけど、、、場面が進むにつれて段取り的な感じが鼻についちゃって。。。愛しの人の言葉をお借りしますけど、「本当に心からその言葉を発してるの?」「そうしたいと思って動いてる?」と詰問したくなりましたわ。ファンテ臨終シーン、別所バルジャンは必死なのにイマイチ気持ちが伝わってこないからまどろっこしいの何のって……エピローグもあの固い、じゃないですね、怖い形相は何なのよ バルジャンはずっとファンテの姿を追ってるのに、それに応えてないなんて まぁ、コゼたちが入ってくるまでは、それなりに許容範囲だったんですが、コゼとの別れを見守る姿は見てられなかったので存在を打ち消しましたよ あ~あ、折角の泣き所なのに~~

小西マリ:
殺意まで抱いたマリウスは初めて マジ、バリケードの上から突き落としたかった。。。歌は“音に合わせて”歌えてます でも能面の表情、薄情そうな雰囲気、絶対に恋してない目……エポ&コゼに「この男は止めなさい」と言いたくなりました。外見はイケメンなんですよね~~でも、外見ばかりで中身が伴わない奴ってじいは大嫌いなんですよ しかも信用できない気がするし~~小西マリって堅物だの恋バカだの言って笑える雰囲気じゃないんですよね。中の人がそうだとは言いませんけど、今はコゼに夢中でも一度手に入れたら他の女の子にも手を出しそうな感じ バルジャンは「コゼットを頼む」と言ってましたけど、「ちょっと待て~~~」とツッコミを入れてしまいました そうそう、個人的に超ムカついたのがカフェソング。こんなマリなのでこの時点では既に後ろに並ぶ学生の幻影“だけ”を観てたんですけど、じいの席からはアンジョの立ち居地とマリの座り位置が思いっきり被っちゃって ここでのアンジョ、良いんですよね~~~なのに邪魔が入るなんて 絶対に許せん まぁ、前回、禅マリの凄いのを観ちゃったから辛口って言うのはあり……ません。悪いけど、二度と会いたくないマリだわ。カテコで目が合ったような気がしたんですけど、一方的に敵意剥き出し の気を送ってしまいました

徳井テナ:
幸いなことに 今までずっと駒田テナだったんですよね~~なので、引越し屋テナは今回が初めて。丁寧に歌われてるし歌も安定してる……でもさ、こんなに楽しくないテナは勘弁ですよ。思わず聞きたくなっちゃったもん。「本当に楽しい?」って…… とにかく表情が固い 歌のテンポが重い テナって悪いし黒いし褒められることは何にもないかもしれないけど、生きる力は凄いはずなんですよ だから、いっつも観終わった後に「あれが生きるってことなんだなぁ~」と思うんですけど、そのエネルギーが徳井テナからは感じられませんでした。つまらなさそうな雰囲気、何とかなりませんか~~

坂元アンジョ:
今回はいろんな意味でダメダメマリウスだったので、坂元アンジョでも(悪気はないですぅ~~)リーダーシップを取ってるのがちゃんと分かりました 一生懸命なサカケンアンジョ、原作のイメージとは離れますけど、じいは好きなんですよね~~学生一人ひとりに優しい気持ちが溢れてるのが分かるし、やっぱり革命は成功しなさそうなんだけど(笑) 心から信頼できる感じなんですよね~~ だから最後の砦のシーンは泣けるんですよ。未来を信じる熱さ、不器用さが心に迫ってくるので。。。しかも、今日はグランとのやり取り(意見対立&最後に分かり合えた二人~~)もバッチリだったので涙の量が倍増でした。あ、でも撃たれた瞬間の哀しくも美しい立ち姿は決まらなかったような……普通に立ったと同時にバリケードの向こうに落ちてたし

結婚式の給仕姿、ノリノリでしたね~~テナ夫人がスプーンやフォークをドレスの中に隠すのを見つけて、棒を持ったもう一人の給仕にコソコソ だから見てよ~~って感じで手を引っ張ってくる姿が可愛かったです あと、退場の時もスキップスキップ 楽しいステップでした。

本日のカテコはもちろんべっしー公演恒例のファンテお姫様抱っこ。今日はグルグル回るのはそんなになかったんですけど、何度も振り返っては立ち止まって決めポーズ 大爆笑でした~~あと、塩ちゃんと投げキッスし合ってたような……気のせい、ではない……はず


***********

今日はプライベートで嬉しいこともあったし、レミ花もゲットしたし~~ そのままはっぴ~ な勢いで更に幸せな があるかな~~と期待してスタパに行ってまいりました。が 世の中そんなに甘くはないのね~~ 思いっきり休憩時間に被ってしまって撮影は見られませんでした。昼間に行かれた魔女サマ情報 でどうかな~とは思ったんですけどね~~多分 第44話辺りかな。寅王丸のシーンっぽい感じでした。セットも生け花が持ち込まれたり障子や床の間が準備されたり……この前勘助サマを見た時とは内部がかな~~り変わっていたのでビックリ でした。セット&スタッフさんたちの働きぶりを堪能したって感じになったんですけど、途中で坊主頭の男性が座り位置確認 のためにセット入り。多分寅王丸役or僧侶役のエキストラさん辺りではないかと。。。

ははは~~やっぱり甘くはないですね ま、渋谷界隈を歩いていい運動になったかと
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観劇前はやることいっぱい?!

2007-07-12 01:51:00 | その他いろいろ
今夜は自分磨きに大忙し~~脱毛→ビリー→お風呂でジェルマッサージ→アロマオイル&美容液パック 最近は“キャンプイン”で尋常じゃない量の汗を掻くので手足がツルッツルになってたのはビックリ でした。正直、体力的には辛いですけど、、、ビリーの「諦めるな」は全然効果ないんですけど マクヒースのことを思い出したら無理できちゃうんですよね~~ 頑張れ、自分

観劇前はいつもこんな感じで大忙し こういう機会でもないと様々なお手入れを怠るナマケ者なので でも、観劇前にやることはこれだけではなく……観劇休暇前は職場でも何かと忙しいんですよね。とりあえず「明日はいないのよ~~」ってのをアピールしとかないと、忘れてる人たちが用事や頼み事を持ち込んでくるので。今日も課長が書類の山をどっちゃり持って現れ…… おかげで予定外の残業でしたわ。私がいなくても次に進めるように整理して、引継ぎメモを貼ってベルばら係長に丸投げ 上司に指示する部下がココに一人

ま、とりあえずやることはやったので、明日は一日休みを満喫いたしますぅ~~ レミゼ観劇~~~ 本当は午前中にスタパに行ってこようと思ったんですけど、電話したら 12時半撮影開始なので無理。。。気力があったら観劇後に行って閉館まで粘ってこようか、という無謀な計画を立ててたりして だって~~平日は休めなさそうだから次はないかもしれないし~~坊主な勘助サマに会えるかもしれないし~~

でも、、、ふと思ったんですよね。こういう準備、内野さんの舞台だったら 内野さんに会うためだったら どんなに嬉しいか レミゼは好きな演目だし、明日はムフフ~な公演なので贅沢なのは分かってるんですけど……ネ

そうそう、昨夜の風林火山第28回放送前の2分間PRが風林火山公式サイトにアップされてました。じいの生息地域は金曜日までお預けなのでガマンしてたんですけど、ようやく見れました~~先週の予告ほどは泣かなかったけど(どうやらじいの泣きツボはアノ和歌らしい…)勘助サマの悲痛な表情に胸きゅんしてしまいました。魔女の皆様、多数が「バスタオル必携」とおっしゃっていますけど、じい、1枚で足りるかな~~日曜日は大変そうだなぁ~~
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心が忙しい

2007-07-10 21:38:07 | 内野聖陽さん
今日の夕食 は長野のお蕎麦 満腹大満足でございますぅ~~そして今日もこれを書いたらビリーにキャンプイン 辛いのが快感になってきてます でも、ご飯のすぐ後はヤバイですよね~~北村有起哉さんのブログにも「つけ麺の後のビリーにはご注意を」と書いてあったし 広がってますね~~

最近は体だけじゃなくて心もお疲れ気味 感性をフル回転 なので大変なんですよ 風林火山にレミゼに内野的用事に……何事も全力 を傾けてしまうので勝手に疲れてしまって。。。特に今週はダブルで涙腺決壊状態なので冷静になれなくて大変です 自分が望んでやってることなんですけどね~~

でも、今日は疲弊した心に癒し事あり 会員限定のアレ&風林火山公式サイトの大河三昧が更新。会員限定の方は久々の カッコイイ内野さん 内野さん曰く「○○内野」とのこと。自分で言っちゃうあたりがお茶目さんなんですよね~~それが良いんですけど 大河三昧の方はマジにかっこいい素敵な内野さんです。夢も反省も一冊のノートに……「日記というほど毎日ではないけれど、僕もつれづれなるままに、いろんな思いをノートに書き連ねたりしている」そうです。実はじい、勝手に嬉しがってました。つれづれなるままに……ニョホホ~~ このブログのタイトルと一緒 ←バカ全開 スミマセン

「文字にすることで自分の心を整理することなんだと思う」と書かれていますけど、すっごく分かりますね~~じいも書くことで気持ちが落ち着いたりすることがあるから でも、筆ペンに大学ノートとは。。。妙に内野さんっぽいなぁ~と納得してしまいました。う~~ん、何を書かれてるのか気になる でも「自分の心の思い」だから人には見せられないそうで……ここでベラベラ書き連ねてるじいとは大違いだわ 見習おう……というのは無理そうなので止めときます 別に大々的に公開するつもりはないんですけど、どこかで読んでくれている人がいるかも、と思うと書かずにはいられないし それに筆ペン使えないし。。。(冠婚葬祭の度に上手くなりたいと思うんですけどね~)ま、とにかく、じいも現時点で自分が精一杯できることに取り組んで毎日を過ごせるように頑張りまっす

さ~~て、そろそろ始めますか 本日のエクササイズ~~~~~
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レ・ミゼラブル 4回目

2007-07-10 00:50:27 | 観劇記
レミゼ7月の陣が始まりました 今回の目的は歌穂エポ&禅マリ いや~~すごかったですわ。もう、この一言でしょう。。。

禅さん、あなたは凄すぎる~~~

初めて全く憎らしくないマリウス に出会いましたわ。それどころか、こんなマリウスなら恋しちゃってもいいかなぁなんて 何げにコゼットが激しく羨ましかったです マリウスについては後ほど語るとして……観劇記いきまっす

今回も6月に続くスペシャル公演ということで劇場がいつも以上に熱く盛り上がってました。今日のお席は限りなくA席に近い列だったんですが どセンターで視界良好 とっても観やすかったです しかも、オケピからやたらと手が見えるなぁと思ったら7月は塩ちゃん指揮だったのね~~ 妙に納得 6月に比べると客席の観劇テンポや場面転換のタイミングとの息が合っていたので変なハラハラ感はなかったです。じいの周り、ほとんどリピーターだったので泣きツボもオペラでパパラッチする場所も同じ 隣の女性は「オン・マイ・オウン」で大号泣 単純にストーリーの流れで泣いたのか、歌穂エポ復活に泣いたのかは??ですが。ただね~~エピローグで一緒に口ずさむのは勘弁でしたよ じいも完全に脳内再生できるので口パクすることはしゅっちょうですけど声は出しませんよ~~ うぬの歌なんか聞きたくないんだ そうそう、あと一人イタイ奴も!「夢やぶれて」「オン・マイオウン」でブラボーしたのがいたんですよ そういうのは歌重視の公演でやってくださいって感じでした。周りに迷惑をかけないそれが観劇のマナーDEATH (久々に使った~~

舞台はマイクの音量アップ 禅マリの声がでかすぎて 他がひっぱられた アンサンブルも凄い音量でした ま、6月よりもこなれてきたせいもあるのかな 迫力も増していて良かったと思います 各キャストも地雷なしで安心して観劇できました。じい的評価の善し悪しはありますけど、地雷キャストの場合は評価の土台以前の問題なので 以下、キャスト別感想です。

別所バル:
禅マリをちゃんと担げて良かった~~←見どころが違う…か でも、本日の別所バルは、、、うーん じいのバルジャンには違いないんですけど、前回の「バルジャン降臨」の舞台を観てしまうと物足りなかったような気がしました。エピローグも丁寧に歌われてるし、感情はちゃんと伝わってくるんですけど、どうも段取り的に感じる瞬間があって、観ていて気持ちが途切れてしまうところが残念でしたわ。。。でも、今回は普段のツボじゃないところでドッシリきました。第2幕の砦のシーン。ジャベを逃がす時に「それは違う。君の職務だろ」というところで、ジャベに対する気持ちが単なる「哀れみ」「慈悲深さ」ではないんですよね。もしかしたら自分でも気づかないうちに 自然にジャベを逃がしていたのかも、と感じるような雰囲気。どちらが善悪とか上下とか、とういうのではなくて同じ土台にいる二人。まさに表裏一体ともいえる永遠のライバルなんじゃないかな~~と感じました もう一つ圧巻だったのは学生たちを見るバルジャンの視線 特にジャベを逃がした後に学生たちが銃を床に打ち付けてブーイング をするところでバルジャンが「よせ!」って感じで手を振るんですよ。その時に「こんなくだらない戦いは止めろよ」って言ってる気がして……別所さんが青パンフの中で「学生運動を愚かに思っていた」みたいなことを書かれてたんですけど、じいは??だったんですよね。それが今日はストレートに伝わってきて。。。でも愚かとだけ思ってるわけはない。根底には愛 があるんですよね~~「彼を帰して」、主にマリウスに向かって歌ってる歌ですけど、未来ある若者に向けた深い愛を感じて涙涙でした

今ジャベ:
ごめんなさい やっぱりダメでした。地雷ではないんですよ でもじい的には受けつけないんですわ、この人 演技もそれなりにできるし歌も上手い。でも、どちらも中途半端なんですよね~~瞬間的に「この表情イイ」「この姿は素敵」と思うんですけど、一貫した演じ方じゃないんですよ。ファンテ逮捕のシーンでファンテに駆け寄るバルジャンを見つめる目とか、バルジャンを見逃した後の壊れっぷりはすっごく良かった でも、その後にどうしてそんな柔らかい表情になるの?とか、気弱な声になるの?と疑問が湧いてきて、で、もうダメ~~~ ってなるんですよ。あと、ジャベの持つ圧倒的な迫力も感じられなくて。。。対決の時もバルジャンにやっとたどり着いて息上がってゼーハー コソコソコソコソ、まるで虫のようにバルジャンを追っかける雰囲気なので威圧感がないんですよ。なので、最初からバルジャンに負けてるような。。。う~~ん、ジャベとかフェルセンとか、カッコイイ はずの役でも萌えないので(萌え要素は必要ですか?と言われると……笑)じいの感性に全く合わない人なんだと思いますわ。ホント、すみません


歌穂エポ:
去年のベガーズ以来さすがですね~~「オン・マイ・オウン」はショーストップでした 決して大袈裟な歌い方や振る舞いではないのに、きちんと表現できて気持ちも伝えられて歌も上手くて……すっごく自然なんですよ。まさにエポニーヌとして目の前にいるって感じ もしかしたら現役エポ3人と比べたら(一人は地雷なので敢えて無視)地味で淡白な印象 最初はそう感じたところもあったんですけど、違うんですよね~~一つ一つの動きがあまりに自然なので知らないうちに心に染み渡ってて、気がついたらドッシリ体中に響いてくるような感じでした。歌穂エポを見ていると「エポニーヌって本当に一人きりだったんだな」「寂しい女の子だったんだな」というのがよく分かるんですよ。だから、「恵みの雨」でマリウスに抱かれた時の笑顔が突き刺さって……「これでいいの」と言ったところで涙腺決壊 最期の瞬間、一人じゃなくて良かったね、好きな人と一緒でよかったね……すっごく切なかったです


菊地コゼ:
お初でございます。レベル低すぎの今回のコゼの中では良い評判ばかり聞く菊池さんでしたけど、歌はとりあえず及第点 ちゃんと歌えていたので安心して聞けました。マリウスとのデュエットも声デカッ の禅マリ相手に良く頑張ったと思います。恋を知った少女の喜びを表現できてたし。ただね~~エピローグの別れのシーン。ずっとバルジャンの手にすがりついてるのはいいんですけど、「別れは早すぎるわ~~」はもっと必死で言ってくれないと。逝っちゃダメ~~というコゼットの強い思いが伝わってこないと消化不良で。。。頑張れ~~


東山アンジョ:
インテリ系アンジョ でした。ちょいとクールな雰囲気があるので近寄りがたいというか、信じきれない感じがするというか……でも、人を動かす力はあると思いましたね~~岡アンジョほどではないけれど「もしかしたら革命が成功する……かも」と思わせるようなカリスマ性もちょこっとだけあり ま、成功確率は低そうな気もしますけど でも、その分「不完全ゆえに持てる熱さ」があるんですよね。なので最後、「僕らは死のう」と銃を掲げるところは切なくて涙涙 しかも頭の回転が速そうな頭脳派系 グランとの対立 はビシバシ伝わってきて……だからこそ、「俺に続け」と言って倒れたアンジョを追ってバリケードに立ちはだかるグランにウルウル、カフェソングで二人が肩を組み合ってる姿が突き刺さってきましたわ。歌の方はちょいと弱め???まだ初日を迎えたばかりのようなので、今後に期待ですね


シルビアファンテ:
今日は声量があまりなかったような でも愛に溢れた母親でした。コゼットの幻を追いかけるところは、儚い笑顔を見てるのが辛くて エピローグでバルジャンを迎える時の立ち姿は圧巻でしたわ。今日は成長したコゼットを見守るというよりは、自分に対する償いをし、コゼットを幸せにする約束を果たしてくれたバルジャンへの感謝、慈愛を感じました。なので、このシーンは普段ならバルジャンだけを見てるんですけど、今日はファンテの方が気になって……愛しむように別れの時を見守るファンテの笑顔を見る度に涙涙でした


禅マリ:
トリはやっぱり禅マリ 思う存分語らせてください。登場の時は正直「・・・年が」と思ったんですけど 第一声を聞いた瞬間に全てが吹っ飛んじゃいました。すっごく爽やかで初々しくて まさに「堅物のお坊ちゃま」そのもの 演技も細かいし目が離せない コゼットに初めて会うシーン、一目惚れしてからはコゼットしか見えてないんですわ。もう、必死に目でコゼットを追ってる……で、ジャベやバルジャン、テナたちが騒動の真っ只中にいる時に、マリウスはコゼットを守ろうとして群集の影の方で二人きりになって、いろんなやり取りをしてるんですね~~今更ながら初めて知りました

その後にエポに使い走りを頼む。いつもならここでマリウスへの怒り なんですよね~~でも、禅マリだと許せちゃうんですわ。他のマリウスだとエポの気持ちに気づいてて自分にその気がないから妹みたいに、普通の友達のように振舞ってる感じがするんですけど、禅マリは「こいつは本当にエポの気持ちが、っていうか女の子の気持ちが分からないんだな」と思わせるほどの朴訥っぷりなんですわ 更には、コゼットとの対面シーン。無事にお屋敷の柵を越えられて良かった~なんて不届きなことを思ったりして ま、それは置いておいて 「君を困らせた~~」と一度は引き返そうとするシーン……ここで本気で笑って「バカ」と言いたくなったのは初めてです。必死に走り去ろうとする禅マリ、可愛すぎです しかも その後のマリ・コゼ・エポ3人の歌のバランスがすんごく良かったんですよ それぞれの思いが伝わってくる素晴らしいハーモニー 歌えて表現出来る人が二人、それに応えてついていける人が一人……実力のある人が全て揃うとこんなに素敵な歌が生まれるんですね~~ 初めての体験でした

泉見マリも恋バカッぷりは凄いんですけど、トホホ~くらいのレベルですから 禅マリって古き良き初々しい青年って雰囲気なんですよね。現役マリウスたちは現代っぽい初々しさっていうのかな 女の子や恋愛のことは知識として知ってて経験がないって感じなんですけど、禅マリは知識さえもないというか、全く別世界のことで興味がなかったように見えるんですわ。まさに堅物マリウス~

ABCカフェでも一人ふわふわ~~な状態 他の学生たちと比べると年が……ゴニョゴニョ なので、東山アンジョに「僕らには大きな使命がある。自分のことより民衆のために前進するときだ」と諭されるところ、とっちゃん坊やが精神年齢の高い若者に説得されてる雰囲気だった……か 勝手に一人でツッコミを入れてしまいました

第2幕の砦、マリウスの動きをパパラッチしたのは初めてかも~~エポとのシーン、こんなにマリウスが必死でエポニーヌを抱きしめて励ましているのを見たのは初めてですわ 歌穂エポも自然に歌で表現できる力があるから臨終シーンなのに違和感のない美しいハーモニー ただし唯一の苦言 エポがキスするシーン、禅マリの方からも顔を近づけてませんでした???これは勘弁 エポからの一方的なキスだからこそ心に迫ってくるんですから。熱いマリウス 自分からブチュ~~求めてはいけませんっ

カフェソング→バルジャンの告白の間の表現も良かった~~自暴自棄っぷりをこんなに表したマリウス、これまた初めてでございますぅ~~必死にコゼットが「こっちを見て」というところで表情がだんだんと柔らかくなるところ、二人の結びつきが良くわかって微笑ましかった そしてその絆の強い分だけ、一人になっていくバルジャンの寂しさと「全ての愛情をコゼットに」という優しさが伝わってウルウルきちゃいました エピローグもコゼットを必死に支えるマリウス……二人が未来の象徴だというのが本当に良く分かりました。そして二人を見つめる列を成すレミな人々の優しい眼差しにまたまた涙涙 ええのぉ~~ 今回ばかりはコゼットが羨ましかった。あれれ、じい、もしかしてマリウスに恋しちゃった……か もう~~~こんなに素敵なマリウスを見せられたら、今後は誰がやっても満足できないかもですわ。泉見マリor復活 ノビマリさん辺りを持ってきてくれないと納得できないような

最後になりましたが、本日のカテコ キャストの皆さん、SPキャストの禅さんと歌穂さんを前に出そうと必死。禅さんは舞台中央で笑顔で応えていらっしゃいましたが(ちょいとルイ16世を髣髴させるような???)歌穂さんは照れて「いいわよ~」と後ろに後ろに 最後の方は禅さんが引っ張り出して いらっしゃいました。べっしー公演の閉め ファンテのお姫様抱っこ キャスト全員が捌けたところで別所さんがシルビアさんをお姫様抱っこ そしたら、舞台の端っこに残ってた禅さんが歌穂さんを捕まえてお姫様抱っこ 最後は駒田さんがモリクミさんをお姫様抱っこしようとして無理って手を振りながら退場~~ とっても楽しかったです。

さてさて、次回は木曜日。GW出勤の代休を取っているのでマチネ観劇でございます 未見の新キャストで噂では地雷あり 更には学生団体ありで客席に地雷警報 とにかくじいの観劇の邪魔だけはしませんように 仕事を休んでいくってことは……ウフフ~じい的なスペシャル公演なの
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晴信さんに倣って(?)暴走するぞ!

2007-07-09 23:46:32 | その他いろいろ
今夜はレミゼに行ってきました。観劇記は別記事にて 今朝は始業早々に予定通りの会議。じい、朝イチでぶち切れました 議題は(っていうほど大袈裟なものじゃないんですけど)休日出勤について。新人さんたちを中心に「絶対に出なくてはいけない」という空気が蔓延していたみたいで、法律のエキスパート ベルばら係長が労基法等々を出して説明してましたわ。プラスαオフレコ付き査定や収入に“多少は”響くかもしれないけど、なるべく阻止するべく実力行使に出ることや、休みやプライベートを引き換えにしてまで得るものはないとか……役員の無能力を分かってる人たちは分かってるので自我を押し通し。。。元課長はお盆は家族サービスのために出勤拒否。じいも絶対に外せない用事 があるので出勤可能日を撤回

と、ここまでは良かったんですけど、会議の最中に某役員が入ってきてひと言。「会社としても仕事を前倒しでやって数をこなして利益を上げたい。仕事はありますのでご協力のほど宜しく」「繁忙期が明けたらパーティーや慰労金分配をしたい」あのさ~~こんなこと言ったら暗に強制してるってことじゃない じいたちは反抗するのに慣れてますけど、社歴が浅い子たちはプレッシャーになるじゃん 汚いタイミングで来たもんだなぁ~と裏で不満タラタラ、思わず壁に蹴りを入れちゃいましたわ パーティーですか……そんなものはいらん 「やってあげて社員は喜んでいる」と自己満足してる社長の顔なんて見たくないし、仕事で顔を合わせるだけで十分な人たちと中途半端に豪華(とも言えない)な食事なんてしたくない 具体的なビジョンも持てないカビた頭の人たち……腹立たしい限り ま、じいも利用してるんですけどね~~プライベートを楽しめる職場環境を。もう、観劇のための資金を巻き上げてやろうじゃない って感じですわ。

あはは~~由布姫のように血管ブチキレそうな勢い…か 失礼しました とにもかくにも、休みは確保しましたので、正式発表になった「小淵沢ホースショー」はよほどのことがない限り行く方向で決定 ま、既に準備は始めてるんですけど 先々の約束があれば頑張れる~~
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風林火山 第27回「最強の敵」

2007-07-08 22:40:42 | 風林火山
トホホ~~ じい、涙が止まらず困っております 今日の風林火山、凄かったよぉぉ~~心が熱くなったよぉぉ~~脚本上手すぎるよぉぉ~~唸らせて泣かせてるのは誰のせいだよぉぉ~~スミマセンm(__)m そのくらい、すっごいことになっているのでございますよ、風林火山は 今日は感想になってないかもしれませんが、抱えきれない気持ちを書かせていただきまっす

今回の、そしてこれから放送されるであろう各エピソードのキーワードになってるのが「裏切り」ではないかと……人を裏切る、己を裏切らない、いろ~~んな裏切りがあるけれど、人間が生きていく上では避けられないこと。単純に善悪を判断できないところが、まさに「生きる」ということなわけで……そこのところを伏線を用いながらきちんと描いてるのが大森脚本なんですよね。もう、憎らしいくらい上手いですわ 小山田さんと美瑠姫のシーンも……ね ネタバレなので詳細はナイショですけど「生きること」「欺くこと」「正直なこと」 勘助サマ&由布姫と比べてしまうから際立って見えてくるんですよね。小山田さんと添い寝してた時の美瑠姫の目、怖かった~~ 小山田さん、少年の不器用さを残した説得が可愛かった~ ま、軍略と一緒でもう少し鋭敏な頭を働かせれば良かったのに…って感じ

己を裏切る……各キャストにそのことを感じさせる展開になったと思います。中でも冒頭に出てきた勘助サマと平蔵の生き様 勘助サマは「己を裏切らなければ良い。そのためには裏切らなければならない相手も出てくる」と言い、平蔵は「もっと分かりやすく生きたい」と言う二人ともその通りに生きてきたと思うんですよね~~平蔵のように生きられれば幸せなんだと思いますけど世の中そう上手くはいかないもので……勘助サマの生き方を思うと切なくなってくるんですよね しかもダークに徹しているならともかく、端々に勘助サマの“花”が見え隠れしちゃうから尚更

だから、特に甘利さんとのやり取りはズッシリ来ましたね~~勘助サマはお屋形様が負け戦=成長への踏み台になるから必要だと考えてた。でも甘利さんは甲斐の民に、武田家臣に犠牲が出ることを懸念し、守るべきものがあるならば何があっても負けてはいけないと考えている。吠えてばかりの甘利さんですけど、甘利さんなりの無骨な優しさを感じましたわ。「おぬしには負け戦の何たるかは分からん。己ばかりが大事のおぬしとは違う。戦の勝ち負けとは、己が誰を裏切り、己を裏切らぬかではない。生きるか死ぬかでもない。何を守り何を守るかじゃ。守るものがあればいかにしても勝たねばならぬ」厳しい言葉ですけど、これ、勘助サマに自分の心を託したんですよね。勘助サマの肩をポンと叩いてちょいと穏やかな視線をやった甘利さん……いや~~泣けましたわ

ただし じいは勘助サマ なので、どうしても勘助サマの立場に立ってしまうんですけど 勘助サマだってお屋形様のことを思っての、これまた愛情なんですよね。それに、冷徹だから人をコマのように動かして戦を操ることを楽しんでいるわけではない。守るべきものだってある。そして失ったものだってある。勘助サマの場合は真田さんや相木さんに比べたら超個人的な「負け戦」だったのかもしれないけれど、大切な人を失って敵とみなしていた武田家に仕えてるわけで……守るべきものが目の前に存在しなくて心の内にあるからこそ、勘助サマのことが切なく思えて、これまた涙涙

でも、そういうところ、板垣さんはちゃんと汲み取ってるんですわ。晴信さんに命をかけた最後の箴言の中で「この勘助も申しておりました。己の国とは人である、お屋形様に他ならぬと……」勘助サマのウルウルお目目、これに弱いんですわ でも、晴信さんは「自分が(戦に)勝っているからこそ、そのようなことが言える。機を見て変われぬ人間は必ず滅びさる」と意固地になってる 気持ちは分かるんですよね~~自分が何かに怯えて焦って何もかも信じられなくなって……じいもいろんなことに迷ったり悩んだりしてる時には少なからずある気持ちだし 変わることは悪いことではない これ、平蔵と対極にある生き方で、もしかしたら勘助サマの生き方に通じるところがあるのかもしれない。でも、絶対に変化してはいけない部分っていうのはあるわけで、そこを諭した板垣さんは凄いなぁ~~と感動しちゃいました。

板垣さん、さすがは傳役ですよね晴信さんの恐れも行く末もちゃんと察していらっしゃる。暴走真っ只中の晴信さんを見る目が、厳しくて哀しそうで温かくて……板垣さんの愛情を通して“ブラック”晴信さんを見ていると板垣さんの眼差しや心の内がすっごく伝わってくるんですよね。「お屋形様には心をもって人を動かす力がある。この勘助を軍師にしたのもその力。そのような力を持つ主君は他にはいない。何とぞ自信をお持ちくださりませ」来週の展開が分かっているだけに遺言ともなる言葉の一つ一つが重くて温かくて深くて……自分がいなくなってもちゃんと生きていけと言わんばかりの熱い熱い愛情。。。ヤバイ また泣けてきちゃったよぉぉ~~

勘助サマ、今日は両雄に押されて存在感なし…か いえいえ そんなことはないですよ~~今回の戦が勘助サマがまたまた変化する分岐点になるわけで、そのエッセンスともなる板垣&甘利さんの思いを受け止めて、勘助サマの内面が変化していく様をちゃんと表現されていると思いました。村上攻めを強行させるお屋形様を見る目は哀しそうだけど覚悟を決めたような感じだったし、甘利&板垣さんの話を聞くところは、二人の胸の内に驚き、感激し、自省する……そんな心模様がビシバシ伝わってきましたね~~

そしてそして……来週はいよいよ上田原の合戦 じい、最後の板垣さんの愛溢れる言葉→予告を見て既に号泣。放送後、しばらくは涙が止まりませんでした。これでは来週は……バスタオルを握り締めて嗚咽してる可能性200% 相当の覚悟を持って臨みます そうそう、重~~い展開の中、オアシスが一つ 平蔵やん、自分が逃げろと言っときながら「本当に逃げるのか」って。。。一瞬だけど笑顔になれました

明日は仕事が一段落したら会議かも。気が重いなぁ~~風林的後遺症もあると思うし でも、夜はレミゼが待っているので頑張れそうです。個人的好みで なキャストはいますけど地雷は全くいなさそうなので、またまた号泣覚悟で行ってまいりま~す
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気の重い話にそれが吹っ飛ぶ話に…

2007-07-08 01:36:14 | その他いろいろ
テニスより帰還~~ ビリーキャンプのおかげ っていうか1回しかやっていないので偉そうなことは言えませんが、体が軽いんですよ。日頃使わない筋肉を刺激したのが良かったのか、すっごくフットワークが軽くてボールを追うのも苦じゃなくて……今日はさすがにお休みしますけど、明日からまた頑張りますよ~~ テニスの後はいつものファミレスでご飯 元上司&ベルばら係長はこれまたいつものように でした。話のネタは……止めましょうと言いつつ仕事の話なんですよね。週明けに今後の体制&休日出勤についての会議をするって言われたんですけど(週明けは頭が働いてないから嫌だな~)まぁ、お先真っ暗 ブラックな話ばかりでお互い“トホホ”感が漂ってました じいも……言い分&対策は考えておかなくちゃ

帰りは近所に住む同僚と一緒だったんですけど、その人=風林火山を見てる人なんですよね もちろん、じいが魔女だということは内緒でも、間者の如く探りは抜かりなく(平蔵よりも教来石さんよりも上手かった…はず)いろいろ聞いてみると、蔵之介さんとか、田辺誠一さん辺りがお気に入りの様子。他にもドラマの話とかしてて、クドカン脚本の話から古田新太さんの名前が出てきちゃって、「劇団新感線ですよね」と思わず口にしちゃいまして……そしたらまんざらでもない反応だったので(詳しいですね~~と褒められちゃった)それなりに話せる人ではないかと。すっごくいろんな本を読んだり映画を見たりする人のようだし。前々から家に遊びに来ないかとマジのお誘いまでされてるので、もちろんじいの秘密は守りますけど、機会があったら実現するかも~~

例のアレ、正式発表はないみたいなので詳細は……ですが、じいは行く気満々 休日出勤の予定があるんですけど、お断り大決定~~ 前後に観劇予定がパンパンに入ってるので本当は職場で“いい子”を演じないといけないんですけど、、、暴走するじいは止められません ←自分でも止められないので
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