じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

10/14~26 芭蕉通夜舟 東京公演
 ≪地方公演≫
  10/29 群馬 11/2 宮城 11/12 岩手 11/16 兵庫 11/17 丹波篠山 11/23~24 名古屋 11/30 大阪

10/25  映画「八犬伝」公開
11/22 映画「アングリースクワッド」公開

風林火山 第29回「逆襲!武田軍」

2007-07-22 22:20:25 | 風林火山
今日は貴重な晴れ の日曜日。じい、お出かけもしないで家事に勤しみ……じい部屋も「アナログ→デジタル」的な掃除をしました。レンタルCDをダビングしたMD、中学生の頃から録り溜めたビデオ(DVD化したいのを除いて)全て処分 ビデオを置いてた場所には読まなくなった文庫本等々を格納して、空いた場所には部屋中に山積み&散乱してた観劇パンフや雑誌を並べて掃除終了 これでスッキリ~ 好きな時にお気に入りの内野さんを見たり読んだり聞いたりできるぅ~~

さてさて、今日の風林火山。。。文句やツッコミを挟みたいところも結構ありましたけど、勘助サマが可哀想で可哀想で 久々に ギュ~ッと抱きしめてあげたくなってしまいました しかも最後15分は板垣さんの思いにノックアウト涙が後から後から流れてきて止まりませんでした 先週よりも泣いたかも~~~

上田原の戦いの後、なかなか退陣しないお屋形様。。。可哀想だとは思いましたけど自業自得……か あまりにブラックすぎましたからね~~反省して大きく成長していただきたいものです でも、お屋形様は一人じゃないんですよね。先代の正室として、母親として心から諌めてくれる母上がいて、癒してくれる妻たちがいて、支えてくれる家臣たちがいて(信繁さん、ますますご聡明)駒井さんの愛ある訴えは涙を誘うぅぅ) 辛い気持ちが分からなくもないですけど、、、ちょいと悩んで(場面の時間経過が分からないので実際の期間は??ですけど)いきなり「わしが悪かった」「跡継ぎの太郎にもこの教訓を…」は、もうちょっと反省しろよ~~いい気になるなよ~~と勝手に意味不明な反発を感じてしまいました

それとは反対に勘助サマ。自分の気持ちを表現するセリフや演出はないのに、目や顔の表情で勘助サマの気持ちが心にズッコ~~ンと伝わってくるんですよね。さすが内野さん こういうところ、じいが惚れてる所以なんですよね で、内野さん演じる勘助サマに心をわしづかみ 完全に没入させられてしまいました。勘助サマ、見ていて痛々しくてねぇ~~慰めてくれる人も理解してくれる人もいないなんて できることならじいが勘助サマの傍にずっといて優しくしてあげたかったですわ←超迷惑 なかなか退陣しようとしないお屋形様を見つめる表情。。。すべてを受け止めてる表情。そして「早く退陣を」「板垣様は御本懐を遂げられたのです」と優しくも厳しい一言。でも、鋭い目の中に自分を責める気持ちが感じられたんですよ 自分がお屋形様の敗戦を望んだのは間違いではなかったのか、哀れすぎたのではないか、板垣さんたちを死なせたのは全て自分のせいではなかったのか……勘助サマだって辛いはずなのに、お屋形様を始めとして皆の悲しみや苦しみを背負っているように見えて、じいにはそれが辛くてたまりませんでした それに、小笠原&高遠との戦いの時も小山田さんに皮肉をチクリ ま、小山田さんは美瑠姫絡みで勘助サマにただならぬ感情があるので、二人のやり取りを聞いてると「なるほどなぁ~」と考え込んでしまいますけどね。でも 「いまこそ武田勢は結束しないといけない。ご容赦くださりませ」なんて謝らせるなんて~~~許せん あと、後を追って自害しようとする伝兵衛に勘助サマの渇 地を這うように生きてきた勘助サマだからこそ言える言葉だと思いました。「拾った命は存分に活かさないといけない」「板垣殿は楽に死んだのか?」「お屋形様だって悲しみに耐えて戦っていらっしゃる」……勘助サマ自身はどうなの?本当は辛いでしょ?泣きたいでしょ?自分の心を押し殺す勘助サマを見ているの、じいはすっごく辛いのです

そんな勘助サマを理解してる人があと一人……由布姫、素敵な女性ですね~~勘助サマの苦しみ+それでも諏訪を気にする気持ちをちゃんと受け止めてるんですから。「あの者も自分を責めておる」って じいもあんな風になりたいですなぁ。。。それにしても……いつのまにか大きくなった四郎ちゃん、「じい~~」なんて走りこんできたんですけど、「私を呼んだ?」とは思いませんでしたけど 勘助サマ=爺と呼ぶにはかっこよすぎると思うんですけど あ、でも「かんしゅけ」はラブリ~ でした。

上田原の戦いの後、小笠原&高遠がいい気になって武田に反乱 大物の勢いに乗じて自分も なんて、いかにも小者のすること。。。嫌いですね~~こういうせこせこした行為は しかも出陣前から小競り合い。協力するって言っときながら「諏訪を治めるのは自分」って息巻いてるんですから。こんな“おバカ軍団”には負けてられません。久々に勘助サマの軍師っぷりが冴え渡る爽快な戦でした。陣が乱れてるから何とかしろって乗り込んだ高遠さんの目の前には裸の小笠原さん 大爆笑~~ あと、高遠さんが捕らえられるところで飯富さんが「幾度おのれ、と叫べば気が済むのだ」って言ったのも笑えましたな~~

そして最後の15分。板垣さんの遺した愛が満ち溢れてましたね~~諏訪大明神の旗、じいは雲峰寺で実物を見ているので感慨も一入 史実とは必ずしも一致してないとは思いますけど、旗にこめられた板垣さんの晴信さんを思う気持ちは大きくて温かかったです。勘助サマは小阪観音院で見た掛け軸で気づいてたのかな お屋形様が板垣さんの真意を理解した姿を見守る目は、「月影になれ」と後を託した板垣さんの思いを確かに受け継いだことを示してたと思いましたね~~あぁぁ~~勘助サマの思いは誰が分かってくれるというのか。。。じいが受け止めてあげたいんですけどね

トンボが飛んできて板垣さんの幻影が現れて……お約束の展開&演出は勘弁してよ~~ と思いましたよ、、、最初はね でも悔しいけど、認めたくないんだけど、見事にその魂胆 に嵌まってしまいました もう、泣けて泣けて 板垣さんが命と引き換えにして若に教えたこと。人は石垣、人は城……例の名言を呟いた晴信さんに「若、いい歌ですな」って言って舞い始めて(亀治郎さんに教えを乞うたという歌舞伎の舞?(謡?)ですよね)いなくなってからその人の心を、愛情を感じる。。。「あかね空」でもありましたけど、これほど切なくて大きくて温かくて、でも辛いことってないと思いますね。立ち直ったように見えた晴信さんが泣き崩れるところ、じい自身と重ね合わせてた部分があったのかもしれませんけど、涙がとめどなく流れてきて顔がグショグショでございました
コメント
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