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じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

風林火山 第28回「両雄死す」

2007-07-15 22:28:30 | 風林火山
台風~~ じいの生息地域は雨はかなり降ったものの、大した風もなく過ぎ去りました。心地よい夜風が吹いています 昨夜はあり得ないヘタレな夢を見てしまいました。じい、梅芸最前列でベガーズを観てるんですわ なぜかステージサイド席はなくって……1幕終盤、待ちに待ったマクヒースが出てくる場面で、マクヒースがなぜかジャベールの衣装を着て登場しかも、プロローグの軍服っぽい衣装で鮮やかな青なんですよ 夢の中でも悩んでるところで目が覚めて……一体何だったんでしょうねぇ~~(・・?)

さてさて、今夜の風林火山。終始ウルウル でしたね~~両雄それぞれの愛 が物語全体を覆っているような、悲しいのに熱いものが伝わってくる回でした。村上義清、戦国乱世だから仕方ないけど、もしかしたらいい人なのかもしれないけど、マジにムカつきました。甘利さんに代わって討ち取りたい気分だったわ 平蔵やんもヒドイじゃん 合戦の場面では「コントやってんのかい」と笑える場面もあって相変わらずのヘタレだな~と思いましたけど、逆に活躍してると腹が立つというか……別に“のび太のくせに”的な怒りではないんですけどね。戦う相手が武田勢なのでそう思うのかも~です

冒頭、板垣さんと勘助サマのやり取り……いきなり来ちゃいましたね~ 晴信さんと板垣さんの歩んできた道のりを振り返るだけで涙涙。どんな時も若を第一に思って支えてきた板垣さんの愛情の大きさに胸打たれます。。。勘助サマに「誠の軍師となれ」と言いますけど、この時の板垣さん、自分の志や思いを受け継いでくれる人がいると安堵したような感じだったんですよね~~これ、伝兵衛に影武者になることを頼むシーンでも思ったんですけど、伝兵衛に第4回でミツが殺された後に家来になれというところで渡した懐剣を見せられた時の満足押すな表情の中にもそんな気持ちがあったんじゃないかと。。。それに、伝兵衛の心に触れて尚更感じたと思うんですよね~~絶対に死なせてはならない、自分が討って出るんだって 勘助サマにしても、伝兵衛にしても、負の感情から始まった関係。それを武田家に推挙/自分の家臣にして育てて、いつしかかけがえのない存在になって。。。自分の思いを託せる相手がいたからこそ、自分のなすべきことに向かって突き進めたんじゃないかと……板垣さんの出陣の時に「万が一、退陣の時は、軍師・山本勘助、そちが促せ」と言って笑顔で頷くんですよ。もう、男と男の約束って感じで武者震い~~(失礼っ)でした

板垣さん&甘利さんの独白 自分の覚悟を話すところ、各々の愛が溢れてましたね~~板垣さん、自分が村上勢の楯になることでお屋形様を目覚めさせ、以前のような武田勢に戻る。その後のことは勘助サマに任せておけば大丈夫……今回の戦の内の内、先の先まで見通していたわけで……「武士の誉れじゃ」なんて~~ずるいですよっ 大きすぎます 温かすぎます 影武者用の兜を撫でる手、晴信さんのことを思い出してたのかしら~~ 一方の甘利さん、その無骨さ、不器用さが愛しく感じました。全てを成し遂げた後でお屋形様に伝えよって で、「自分が矢面に立てば犠牲は少なくなる。自分にはこういう策しか思いつかなかった。失敗した時は板垣さんを守るために加勢しろ 」甲斐の国を、人々を思いやる甘利さんの優しさが胸に響きました。これまた男 でございますぅ~~

甘利の裏切りを知った武田本陣……小山田さん「万に一つも起こり得ぬことはない」と相変わらずのクールさ そんなことを言ってる場合じゃないでしょ と勝手に行く末を案じてしまいます お屋形様の激怒した顔、目が寄ってたよぉぉ~~思わず歌舞伎を思い出してしまいました。さすが ってところ……か でも、甘利さんの策は失敗だったんですよね~~やっぱりあなたには謀は似合わない、っていうか向いてないと思いました。板垣の陣への夜討ちを聞いて勢いづいちゃうんですから 甘利さんらしいんですけど もう少し考えればよかったのに… と勝手に後悔 してしまいます。

本格的な馬を使っての合戦シーンは今回が初めて すっごい迫力でした これ、長野県長和町で行われたロケ暑い最中、甲冑を着て動き回って大変だっただろうなぁ~なんてちょいと思ってしまいましたが 皆様、かっこよかったですね~~真田殿、素敵 小山田さん、刀捌きは微妙 でしたけどそれなりに良かったです。そしてそして、板垣さん@千葉真一さん、さすがですね~~超カッコイイ 馬を自由自在に操って敵を次々と切り崩して……有終の美 じい、あまりに素敵な勇姿に惚れ惚れ しちゃいました

両雄最期のシーンは……辛かったですね~~いろんな思いが溢れていて悲しいんだけど熱くて深くて。。。甘利さん「自分にはやはり謀は似合わぬ」って。自身が大切に思っていたものへの愛情に満ち溢れてました そして板垣さん。。。青空を見上げて「若…」って あんな笑顔をされたら見ている方はどうなっちゃうんですかぁ~~涙が止まりませんでしたよ。言葉には出来ないくらい大きな大きな愛 晴信さんの未来を信じてたんですよね~~きっと。自分はその礎になろうって気持ちでもあったのでしょうか。はぁ。。。。受け止めるには偉大すぎますわ

本日の勘助サマ 見せ場は両雄に持っていかれたので出番はあまりなく……でも、存在感は凄いと思いました。甘利さんの裏切りや板垣さんの無茶な 戦い方を見て周りは右往左往振り回されますけど、勘助サマだけは全てを悟っていた。晴信さんの書いた諏訪大明神の御神号を板垣さんに渡すのを見ている時の表情、もしもの時のことも考えて自分が全て受け止める覚悟をしているように感じました。で、そんな勘助サマの思いはいろ~~んな場面で伝わってきましたね~~板垣さんが夜討ちの後も兵を引かずに止まってることを知ってお屋形様自ら出陣すると言い出す。最初は止めるんですよね~~勘助サマは「自分が行く」って……でもお屋形様は出陣する。勘助サマの痛々しい表情……お屋形様と板垣さんの間にある、自分には入り込めない絆を感じたのでは そして、もしかしたら目の前で板垣さんが討ち死するかもしれない、自分は何が起きてもお屋形様を守る、、、そんな思いがあったのでは?と勝手に想像してました。。。

はぁ~~確実に明日は引きずりそうです。。。心が重い