じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

内野さんメモ

7/5 5:20~ TBS「THETIME,」
   10:25~ TBS「ひるおび」
   13:55~ TBS「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」
   15:50~ TBS「Nスタ」
   18:30~ TBS「『二宮孝太郎』✕『それSnow Manにやらせて下さい』合体SP」
7/6 9:30~ TBS「王様のブランチ」午前の部
7/7 13:30 TBS「今夜初回!日劇「ブラックペアン2」&明後日初回火ドラ「西園寺さん」開幕超直前SP」
   19:00 TBS 「バナナマンのせっかくグルメ」
   21:00 TBS「ブラックペアン」放送開始
10月 芭蕉通夜舟 東京公演
    映画「八犬伝」公開
    芭蕉通夜舟 地方公演(群馬)
11月 芭蕉通夜舟 地方公演(宮城・岩手・兵庫・愛知・大阪)
    映画「アングリースクワッド」公開

幻蝶 5回目

2012-03-29 23:56:18 | 観劇記
3月29日マチネの観劇記です。(注!ネタバレあり)

前日の捻挫、一晩のうちに治しきれずに本格春仕様は断念←結果的にはそれで正解だったんだけど 足首を固定していたので動く分には支障がなかったのですが、やっぱり痛いものは痛い でも~~這ってでも何でも今日は絶対に絶対にぜぇ~~~ったいに行かないといけなかったのぉ~~スペシャル観劇 の日でしたから!最前列センターで古沢ワールドを堪能してきました

クリエの最前列、、、まともな観劇には激しく適さないお席です 近すぎてハッキリ言って舞台奥は全く見えないので(今回は八百屋舞台になっていないし)舞台の奥だけで芝居が進んでいく場面は既に観ていて知っている状態でないとかなり厳しいものがあると思います。下から見上げるような格好で見ることになるので、頭越しにセリフや空気感が飛んでいってしまって置いてきぼりになることもあったり……とは言っても今回はそこまで寂しい思いをすることもなくて、思ったよりも堪能できたので良かったんですけどね~~それに、、、やっぱり1度はかぶり付きで観たいものなのよね~~本命の舞台は 自分とステージの間に遮るものは何もなくてダイレクトに来るからこその醍醐味!!!ノリでホモりそうになるところとか……ちょうど真一に迫る戸塚さんが真正面に来るお席だったので、腹筋がドドーンと ウォ~~キャハ~~ イリアスの時みたく鍛え上げられて逞しいというよりは綺麗な体だな~と惚れ惚れ さすがに乙女な年齢をとっくに越した身とはいえドキッとしました

もちろん邪な堪能だけではなく(苦笑)間近で内野さんの声が聞けるのがそれはもうぅ~~心地よくて イリアス2幕冒頭、目の前で聞いて横隔膜が振動したアノ迫力ある発声とは違う種のものでしたが、ホント素敵過ぎる罪な声だな~~と内野愛全開 しかも、、、発せられる言葉の奥にある切ない思いや哀しみが直にビシバシ伝わってくるんですよね~~古沢脚本の二重構造 発する者の言霊によってその世界観が見えてくるような感じでしょうか。何とな~~くですが心にストンと落ちる部分がありました。ただ、気持ちよくストン!じゃなくてザワザワ感いっぱいというか、誰しも生きている中で持っているワサワサした落ち着かない心が見えて切なくなったという意味のストン!なんだと思うんですけどね。

そして、、、かぶり付き故の大特典!細かい表情がよく見えました。下から見上げている状態で観たので、下を向いた時の表情やちょっとした隙に見せる笑顔や目の動きが分かるんですよね~~もちろん結末まで知っているので、それが何を意味しているかというのが分かってしまうというか、そこら辺の捉え方が観る者によって、あるいは観る毎に違うのが古沢脚本の一筋縄ではいかない憎々しい程の上手さなんだけど……セリフになっていない部分や各キャストの言動の裏に隠された真実がズッシリ伝わってくるので、とにかく重くて重くて 最初に真一をストリップショーに連れて行くところ、、、戸塚さんがホント嬉しそうにはしゃいでいるんですけど、もちろん彼自身のエロおやじな性質はあると思う……絶対に でも、その笑顔が痛々しく感じちゃってねぇ~~隣にいる真一が真クンと一体化して、きっと一緒に行けて嬉しかったんだろうな~~と……勝手に戸塚さんの叶わなかった日々を想像して既にウルウル ストリップを見て泣く女って怪しいですよね(苦笑)


一番やられたのはやっぱり後半ですね~~ユカが廃屋を出て行く前に「今生きている世界は眠っている時に見ている…」と語る場面での戸塚さん。最初はジッと下を向いて聞いているけど途中から後ろを向いてしまう。その背中を通して戸塚さんの思いが溢れてきちゃって……自分自身に言い聞かせている部分があると思うし、このセリフが語っているものは「幻蝶」という作品そのものだと今日は特に感じたんですよね~~本当の姿、真実、存在の有無さえも誰一人分からないけど確かに存在している思いであったり信じるものであったり……それに振り回され、じゃれ合い、反発し合い、慰め合い、、、傷を抱きしめ舐め合いながら生きるのが人間。その葛藤が切なくて愛おしくて……そして心のどこかで気づいてほしかったんじゃないかな~~真一に

で、ココから最後まで涙が止まらなくてどーしようかと本気で心配しました ユカを失って何もかも投げ出そうとする真一に戸塚さんが激昂!初日の頃は今までは何があっても冗談めかしつつ見捨てなかった戸塚さんが本気で叱り飛ばしたのがこの場面だと思っていたのですが、今日はもう1つ、、、真一を手放したくなかったんじゃないかな~って。今日はホント最初から戸塚さんと真一が親子そのものに見えたんですわ。もちろん決して戸塚さんが分別のある父親には見えなくて、他人だからこそ醸し出せる戸塚さん自身の破天荒な気質と魅力があって、そこの微妙で程良くドライな関係がウェットな真相をより鮮明にしてくれるところがこの作品の素晴らしいところなんだけど 廃屋での2人の生活、2人を結びつけるシロギフ探索、、、それを捨てようとした真一に対してあれ程までにキレたのは独り立ちして大きくなろうとする息子に対する父親の寂しさの裏返しじゃなかったのかな~と思ったんですわ。しかも、その後に頭に激痛が走りのた打ち回る……戸塚さんが1人廃屋の中に戻ってきた時の目、、、これが本日のMVP ヤバすぎ~~!!!目の前には死が迫っていて残された時間はないことを悟り、覚悟を決める目。どうしてそんな表情ができるの~~ 罪です!凄すぎます!!前半の弾けっぷりの中に隠された戸塚さんの思いが一気に押し寄せて更に号泣 そして真一に「ここを出てユカのところに行け。怖い人たちに頭を下げてユカを貰っちまえ」と旅立ちを促すところでダメ押しの大号泣

涙涙は更に続いて、最後の廃屋の場面。戸塚さんが横たわっている高さと最前からの目線がちょうど同じなんですわ。真正面に戸塚さんの寝顔、そこに真一が戸塚さんの亡骸にちょっかいを出す……まるで息子のように……戸塚さんが真一の心を開こうとしてしたことと同じことを真一がやっていて戸塚さんの残した思いが伝わった象徴のようで、真クンとやりたかったことでもあって、更には真一が自分の父親の思いを受け止めるところでもあって……戸塚さんのズボンのポケットから取り出した真クンの写真を見る真一の姿に泣かされましたね~~逝った人が残した思いが溢れていました。そして真一が自身の父親に思いを馳せ、戸塚さんにも思いを馳せ、、、いろんな思いが交錯する場面。じい自身、自分の中で心が処理しきれなくなってショート状態になっちゃったけど、いや~~終わった後も油断したら涙が溢れそうで大変でした

最後に、、、ちょいと気になったところ 今回はハプニング発生!舞台奥だったのでよく見えなかったのですが、大谷さん演じる吉永が最初に廃屋に訪ねてくる場面。帰る時にドアのそばでビールの箱に躓いたっぽい おっとっとという感じで「それは僕が持ってきたビールだから」とアドリブを入れて乗り切っていた様子。大谷さん、ナイス あと、真一が1人でシロギフ探しをするラスト、、、幕切れの時の立ち位置は標本箱になぞらえた枠の外側に出たところで、前回観た時は確かにまたいでこっち側に立っていたはずなんだけど 田中圭クンがやらかしたのか演出が変わったのか、次回確かめてこようと思っています。それと、、、戸塚さんが読んでいる地方紙。多分舞台用に作ったのか新聞社のアーカイブスから復刻したんだと思うんだけど、某地方or某地方の新聞だと思われ。。。一昨日の幻蝶帰りに待ち受けを眺めていて(戸塚さんなのぉ)ムムムッと急に気になったので。さすがに最前列でオペラは恥ずかしいので今度確かめなくちゃ

東京で観に行く日もあと2回。いや~~観れば観るほど嵌って、もっともっと観たいと思わせる危険な(笑)作品です。この期に及んで増やしたいとかアホなことを思っているのですが、行ける日は限られるし地方遠征も控えているし。4月の勤務表、変更欄にじいの名前がアチコチに 残された観劇日を大切に抱きしめて古沢ワールドに溺れたいと思います。
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日本映画magazine

2012-03-29 02:01:49 | 内野聖陽さん
やっと、やっと、春が来たーーという暖かい1日でした 途中でにわか雨あり~の、夜になって激寒になり~のでしたが、もう3月も終わりですからね~~油断して着込んだら汗ばむくらいの暖かさで当たり前のはずなんだけどなぁ このまま暖かくなってくれると嬉しいのですが…。こんな陽気だと本格的に春物にシフトしたくなるのよね。季節の移り変わりは足元から パンプスを準備 ブーツの季節が終わった後でいいや~と思っていた靴底の修理をするべく2足ドドーンとお店に持って行き、修理を待つ間に生パックを買ったり他にも細々いろいろ買ったり、今日1日でずいぶん買い込んだな~と自分でもビックリしてしまいました

夕方からは職場で同じ仕事をしている人たちだけ集まってのミーティング。この前の全体ミーティングのレビュー的な内容で、正直なところ通常勤務の合間にチコッと集まって話せば済むことなのに~と思いましたが、わりと早く終わったので助かりました。その後のプチ飲み会もサクッと終わったし~~とホッとしたのも束の間、やってしまいました、、、駅に向かっている途中で足を挫いたよぉ~~転ぶ一歩手前でおっとっと で済んだんだけど、そこから一歩足を踏み出す度に痛くて痛くて……飲んだお店の最寄り駅からは30分歩けば家に帰れるので歩いて帰る気満々だったのに、とてもじゃないけど歩けないと思ったので大人しく電車で帰宅。帰ってみたら腫れてる腫れてる!!!もうぅ~~最悪 明日は這ってでも行かないといけないところがあるというのに 絶対にヒールのある靴を履かないといけないし~~とにかく治さないといけないので湿布を貼りまくり~の痛み止めを飲みまくり~の……足が冷たくてツライ 頑張れ、自分!

こんな風にハチャメチャな日でしたが、忘れてはいませんよ~~日本映画magazine 「幻蝶」公演真っ最中で戸塚さんに しまくっている今は、劇場版「臨場」の方はまだ盛り上がれなかったりするので正直なところ今はまだ…という気持ちがあるんですよね。やっぱり舞台が一番だし 内容的には前に発売されたACTORSmagazineと被る感じかな~~内野さんのインタもその時のものを更にコンパクトにまとめたようなものでしたね~~映画版に対する考え、、、ACTORSmagazineのインタの時も思ったのですが、挑戦的な雰囲気が漂っているところに思わずクスッと 「僕は『映画だから』という襟の正し方は、絶対良くないと思ってました。ドラマを観て下さった方が、映画館にも足を運んでいただけるのは当然、嬉しいですが、テレビドラマを観ていない方にも届けたい、という思いで関わらせていただきました」と内野さん。ドラマ→映画の流れで売ろうとする昨今の風潮に渇っ!か?なんてね 倉石さんの生き様について尋ねられた時には「今回も役者という領分を超えて、プロデューサー陣とも議論を重ねましたが、なるべくならば越権行為というのはしたくないというのが本音ですね」って……でも「倉石の生き様からは、いろんなことを教わった気がしています」ということだし、その越権行為と闘いがあるからこそ、今までもいろんな秀作が生まれたんだと思うし。カット割りの話もあって、かなり大変だったようですが、長塚京三さんとのシーンでは長回しで撮影されたとのこと。いや~~どんなやり取りが見られるのか、すっごく楽しみですぅ~ ま、「幻蝶」の大楽が終わるまでは倉石さんの方に心を寄せる余裕はないかな~~ゴメンナサイ でも忘れないようにチェックは続けとかなくちゃ☆
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