昆布の巻きずし
■材料【太巻き1本分】
《すし飯》
・うるち米…3カップ
・もち米…1/3カップ
・酒…1/3カップ
・白砂糖…130g
・酢…100cc
・塩…小さじ2/3
《昆布下ごしらえ》
・昆布…幅広で27cm2枚
・水…5カップ(1,000cc)
・酢…1.5カップ(300cc)
・酒…1カップ(200cc)
・砂糖…400g
《具》
・紅しょうが…1個
・かんぴょう…4本
・食紅の黄色、緑…少々
■作り方
〈昆布の下ごしらえ〉
- 昆布の表裏をこんがり焼く。
- 鍋に水5カップと分量の酢、酒、砂糖を入れ、ふつふつ煮立ったところに昆布を入れ1 分程度で火を止めて、軟らかくなるまでおく。
- 甘酢を2の昆布に塗り、折り畳む。
- 昆布を包装紙にくるみ、さらに厚めの布でくるみ3日ぐらい放置しねかせておく。昆布に白い粉がのり、美味しくなるのを待つ。
〈寿司を巻く〉
- うるち米ともち米に、分量の酒、砂糖、酢、塩を混ぜて炊く。
- 4の昆布にご飯を厚めにしき、紅しょうが、 かんぴょう、昆布を入れて巻く。(かんぴょうに食紅の黄色等で色をつけると、盛りつけた時、きれいに見えます。)
- 包装紙に包み、30分くらいおく。
- 1cm幅に切り盛りつける。
伝承財データ
- 外ヶ浜町(旧三厩村)
- 結婚式・法事・正月など
- 菊地 キヌ
- 巻き寿司の具を「よろこぶ」の「こぶ」にちなんで昆布で巻いたもので、巻き寿司の原型とも言われている。
三厩村は古くから昆布の産地であり、幅広の上質昆布を使った昆布の巻き寿司が伝えられてきた。 堅い昆布がのりと同じように軟らかく、さくっと噛み切れる意外性がある。 - 日常食ではないため料理の仕方があまり知られていない上、料理に時間が掛かるなど日常の食卓にあがることはあまり無い料理である。
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