お鮨屋さんに行くと必ず食べたいウニ。
ウニの種類はムラサキウニ、アカウニ、バフンウニなどがあり、約2500年前から食べられているそうです。
葉酸がたっぷりで鉄分も豊富、肌も潤す効果が期待できます。
ある年に旅した北海道の手売島。
着いた早々、まずはとりたてのウニ丼をいただきました。
夜は、殻から贅沢にスプーンですくっていただく。
みっちり詰まっているウニは美しいオレンジ色です。
このコクのある甘い生ウニをいただいた後は、宿のお父さん(栄丸の漁師さん)おすすめの焼きウニ。
合わせるのは、炭火の上のツブ貝に日本酒を入れた熱燗。
貝を食べた後に入れるので、出汁がほんのりときいて悪友とニヤニヤが止まりませんでした。
天売島は珍しい鳥たちが多く住み、緑豊かなそれは美しい島。
アニメのラピュタのような草花が風に揺れ、コバルトブルーの透き通った海が眼に焼きついています。
もしも行かれたら、ぜひサイクリングで島を楽しんでください。
ウニの話に戻りますが、好きな食べ方があります。
おろしたての山葵と醤油を混ぜ、ウニの粒をつぶし過ぎないように混ぜる。
これを、炊きたてのもち米にのせると、もっちりとしたご飯とねっとりした雲丹がよく絡んで美味この上ない。
蕎麦つゆに鶉の卵と山葵、海苔とたっぷりの雲丹で溶いた「ウニツユ」でいただく冷たい蕎麦も、夏の大人の醍醐味なのです。
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