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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

「千早」復活劇(第三弾、その3)

2014-12-04 21:29:13 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 後端に「LASER」の標章が焼き入れされた仕様の左側サイレンサーが届き、改めて標章無しのサイレンサーを発注したのが2013年2月中旬。LASER本社も急いで製作したのでしょう(笑)、それから半月程が経過した3月初め、左側サイレンサーが届きました。懸念だった、サイレンサーの後端の標章が無いことを確認し、チタンの色味も左右で殆ど差異がありませんでした。

 しかし、左右のサイレンサーを並べてみると、光沢が異なっていました。表面を指で触れてみると、仕上げが異なっていることが分かります。左側サイレンサーはつるつるしているために光沢が強く、右側サイレンサーはざらざらしていて光沢が余りありません。例えるとすれば、ざらざらした表面に左側だけクリア塗装をした、そんな印象です。

 ここで、LASER JAPANの担当者へ「左右で外観が異なることが当方には受容し難いこと、当方が余りに神経質であり、日本のメーカー並みの品質を求め過ぎだと一笑に付されるだろうか、しかし、商品の価格は決して安いものではない」と前置きした上で、改めてマフラー一式を発注することを提案し、承諾されました。また、左右のサイレンサーの色合わせを充分に行うよう、伝達もしてくれました。

 更に時間が経過した2013年5月下旬、次のような連絡が入りました。①商品が5月末に完成するとの連絡がLASER本社より入り、輸送等に問題が生じなければ、6月中旬に入荷の予定である、②2013年度からチタン製マフラー及びカーボン製マフラーが廃番となり、今回がチタン製マフラーの最終出荷となる、③今後の補修部品の対応はステンレス製のみとなる(補修部品には対応してもらえるよう交渉中だが、この時点では未定)とのこと。

 そして、これまでの間に前任担当者の退職や部署再編があり、LASER JAPANはサスペンションの整備で有名な「テクニクス」の一部署となったようです。また、以前、サイレンサーの取付金具の長さが左右で異なり、長いものをもう1つ用意してもらったことがあり、再び同じ依頼をしたのですが、前任担当者からの引き継ぎが充分にされておらず、これまでの経緯を箇条書きで伝えました。

 2013年7月初め、チタン製マフラー一式を受け取ったのですが、よもや思いも寄らない事態が次々と露呈することになろうとは…。

 「『千早』復活劇(第三弾、その4)」へと続きます。
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