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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

桜と甘茶と蕎麦と

2010-04-08 22:43:37 | 遠乗り道中記(「千早」編)
今日は本当に良い天気でしたね♪半月程ほったらかしだった「千早」の機嫌を損ねないように(笑)、近くのYSPへ部品を注文しに行く序でに乗ってきました。この部品注文については、後日記事にしたいと思います。

YSPで用事を済ませて帰宅する途中、見事に咲き誇った桜の大木が視界に飛び込んできました。徐に来た道を引き返すと、そこはお寺でした。


<寺の名前は「東漸寺」、こんな所に寺があることすら知りませんでした…>

<桜の向こうには、これまた大きな銀杏の木が>

<ふと見上げると、桜と蒼穹の対比が眩しいです>

寺の門を潜ろうとすると、そこにはこんな方が…。


<今日は釈迦の降誕を祝う花祭りだそうです>

管理人は仏門に入信している訳ではありませんが、これも祝い事ですのでたっぷりと甘茶を掛けて差し上げました(笑)。幾許かの賽銭を投げ入れて、愛機の元へ戻ると…。


<座席に一片の桜の花片♪>

帰宅してからも何だか無性に嬉しくて、嫁を誘って四輪へと乗り換え、昼食を食べに出掛けることにしました。向かうは、職場の先輩が絶讃していた手打ち蕎麦の店。実は、先月3日にも1人で訪れたのですが、この時は臨時休業に当たってしまったので(涙)、そのリベンジの意味もあります。


<小ぢんまりとして、隠れ家的な印象の漂う佇まいです>

2人共、天せいろを注文。ここでは時間がゆったりと流れていて、待ち時間の一寸した会話や沈黙ですら楽しく感じられました。やがて、料理が運ばれてきました。


<手打ちの蕎麦は言わずもがな、天麩羅がまた絶品でした!>

店の醸し出す雰囲気まで全て引っ括めて、管理人は絶讃したいと思います!尚、こちらの店は家族で切り盛りしているのと、注文を受けてから丹精を込めて作っているようなので、時間や気持ちにゆとりを持って訪れることをお勧めします。

非常に充足した休日となりました♪
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日本の美を求めて(2日目)

2009-10-04 04:32:35 | 遠乗り道中記(「千早」編)
翌朝は6:00過ぎにバイクステーション倉敷を出発します。バイクステーションのチェックアウトは、鍵付きの箱の中へ部屋の鍵を入れておけば良いので、早朝の出発も可能です。但し、近隣への配慮はお忘れ無く。

国道2号はかなりの速度で流れていますね。快調に飛ばして、岡山ブルーラインへと入ります。そのまま走り抜けてしまっては面白くないので、途中邑久ICで県道39号へと降り、「日本のエーゲ海」と形容される牛窓へ。


<先ずは、牛窓港で1枚>

狭い路地裏を抜けて行くと、そこには小ぢんまりとした海水浴場が。


<目映い朝日を全身に浴びて、「千早」も気持ち良さそう♪>

<牛窓海水浴場>

更に少し行くと、牛窓神社の鳥居が見えて来ました。


<空も清々しく晴れ渡っています♪>

ここで一旦牛窓港へと戻り、更にその先のヨットハーバーを抜けて行くと、ご覧のように風光明媚な景色が開けていました。



<成る程、日本のエーゲ海というのも頷ける景勝です>

牛窓を後にしたら、県道28号で再び岡山ブルーラインへと戻ります。走り易い道ですが路肩に駐車する場所は殆ど無いので、走行中の写真を何枚か撮影しました。




<3枚目の画像は、片上大橋の上からの眺望です>

この後は日生へと立ち寄って夏期オコ(冬の牡蠣オコ:牡蠣お好み焼きに対して夏は海老お好み焼きで、こう呼ばれているようです)でも味わいたい所ですが、何しろ時間が早いので今回は泣く泣く断念…。備前ICから山陽自動車道へ乗り、一路姫路城を目指します。

姫路市街へと入り、姫路城が遠景に見えて来ると感動しますね。さあ、先ずは駐車場探しです。と、難無く大手門前に大きな駐車場(大手門駐車場)を発見。しかし、二輪は停められないようです。謂れの無い差別に怒りを覚えつつ周辺を探索し、結局、姫路城に隣接する姫路護国神社の駐車場を利用することにしました(因みに、駐車料金は300円でした)。


<護国神社の駐車場では、紅葉が色付いていました>

<大手門の前から>

<姫路城が世界遺産なんだということを思い出しました>

入城料600円を払って、城内へと入ります。




<どの角度から眺めても、白鷺城の別名に恥じない優雅な佇まいです>

さあ、愈々天守へと入って行きましょう。


<備前丸及び三の丸広場方面の眺望>

<鯱もこんな間近に見えました>

再び城外へと出たら、備前丸から天守を眺めます。



<こうして下から見上げると、威風堂々さが際立って見えます>

これで、今回の遠出の目的は無事達成できました。山陽姫路ICから山陽自動車道へと乗り、帰路に就きます。中国自動車道、名神高速と走行して、途中で一寸寄り道。実は、滋賀県内の某RB店に旧知の店長がいるので、挨拶がてら数年振りに会います。突然の訪問だったので、向こうも驚いていたようでした(笑)。

再び名神高速へと乗ったら、往路とは異なり中央自動車道を選択。渋滞もあるにはありましたが、概ね予定通りの19:00過ぎに帰宅しました。復路はそこそこ飛ばしたので、燃費は20.3~25.6km/Lでした。

本日の走行距離:837km(2日間の合計:2,086km)
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日本の美を求めて(1日目)

2009-09-28 23:37:49 | 遠乗り道中記(「千早」編)
愛機に跨り、1日でどれくらい走破できるのか。二輪乗りなら、誰しも一度くらいは試したことがあるのではないでしょうか?斯く言う管理人は、数年前の東北ツーの折に約700kmを走ったのが今までの最長距離でした。

さて、先の北海道旅行の帰りに寄った、宮城縣護国神社の英霊顕彰館。展示してあった戦艦大和の模型を見てからというもの、予てより温めていた、しかし実現は困難で躊躇われていた計画が頭を擡げて来ました。それは、広島は呉の「大和ミュージアム」を訪れて、1/10の戦艦大和をこの目で見るという計画です。しかし、千葉から呉はどう少なく見積もっても約900kmあります。

単純に往復で1800km、大和ミュージアムだけを見て帰って来るには大き過ぎる数字ですね。しかし、日帰りではなく1泊で、更に周辺で複数の目的地を絡めれば、何だか行けそうな気もして来ました(笑)。既に、感覚が麻痺しつつあります(汗)。もう1つの目的地は、管理人が未だ訪れたことが無く、今秋から大改修が始まる予定の姫路城に定めます。更に欲張って、広島から近そう(に思えた)な錦帯橋を目的地に追加することにしましょう。但し、当方の諸事情から土日祝日での遠乗りはできず、必然的にETC休日特別割引は利用できないため、深夜割引を利用することにしました。

前日の勤務は夜勤明け。日中睡眠を取り、21:00に自宅を出立です。何度も走り慣れた道順でもある、湾岸線から台場線、東名高速へと入ります。それにしても、大型トラックの多いこと!抜いては追い付くの繰り返しで一向に速度が上がらず、速度配分も儘なりません。しかも、由比の辺りでは雨も降って来ました…(涙)。しかし、直ぐに止むだろうことを見越して、合羽は着ずに先を急ぎます。

思惑通り、雨は程無く上がりました。浜名湖を越え、上郷SAで給油をします。ここまでの走行距離は360km余り、燃費は23.6km/Lでした。

東名高速から名神高速、中国自動車道を繋いで、山陽自動車道へと入ります。ここでもひた走りに走り、燃料残量警告表示が点滅し始めたので少々焦りつつも、福山SAで2度目の給油です。ここまでの総走行距離は810km余り、今回の燃費は25.8km/Lと中々の好成績♪

ここまで来たら、最初の目的地である岩国まではもう一息ですが、疲労も段々蓄積されて来たので休憩や仮眠を多めに取るようにします。そして、岩国ICを降りて錦帯橋に到着したのが8:30過ぎ。夜通し走って、自宅から約960kmの道程でした。

橋の袂へと「千早」を停め、入橋料300円を払って早速渡ります。


<初めて実物を目の当たりにし、また、長距離を走り抜いた達成感とも相俟って、感慨無量です…>

<結構急な角度が付いている所もありますね>

<橋の向こうには、岩国城が見えます>

向こう岸へ渡りきった所で河原へと下りてみます。


<日本三大奇橋の1つに数えられますが、橋の描く弧がまた美しいですね>

往復して「千早」の元へと戻ると、北九州ナンバーのF650CSが停まっていました。


<無断ですが、「千早」と一緒に写真に収まって貰いましょう(笑)>

錦帯橋に別れを告げ、再び岩国ICから広島岩国道路、山陽自動車道を戻り、五日市ICで降ります。県道71号から同265号へと入りますが、この道がまた狭隘で気を抜けないけど楽しい、そんな道でした。

広島市街まで下りて来たら、原爆ドームを目指します。今年の8月6日と9日、上の娘へ「広島と長崎に原子爆弾を落とされたことを日本人は忘れてはいけない」という話をしたんですね。小学生が何処まで理解したかは分かりませんが、原爆ドームの画を見せたかったのです。携帯電話のカメラで撮影し、メールに添付して送信します。実は、この時点ではまだ家族へ行き先を伝えていません(笑)。呆れられるのが目に見えていたので敢えて行き先は伝えず、「今こんな所にいるよー、馬鹿なお父さん(夫)だねぇ」と携帯メールで報告をしたのでした(笑)。尚、原爆ドームをデジカメでは撮影していないので、画像はありません。

さあ、愈々次の目的地は大和ミュージアム!国道2号、県道34号と同31号を繋いで、夢にまで見た大和ミュージアムへと到着です!期待に胸が高鳴りますね。


<受付を通ると、いきなり大和が出迎えてくれました>

<艦橋から煙突、3番主砲塔へと繋がる上部構造物の構造美が見て取れます>

<管理人は、重厚さの中に美しさを併せ持つ後ろ姿も好きだったりします♪>

<針鼠のように密集した対空火器群>

<この角度での画は、或る意味一番大和らしさが感じられると思います>

館内には、零式艦上戦闘機62型も展示されていました。


<優美さと力強さが同居する、正に機能美>

<初期の塗色である灰緑褐色(所謂飴色)も好きですが、この濃緑黒色も零戦らしくて良いですね♪>

売店ではかなり目移りしてしまいましたが(笑)、インターネットでも買い物ができるので土産の購入は少なめにし、大和ミュージアムを後にします。

当初の予定では、更に姫路城へ行ってから本日の宿泊地である倉敷へ向かうつもりでしたが、流石にそれだけの余力は無さそうです…。倉敷へ直接向かい、姫路城は明朝立ち寄ることにしましょう。

呉からは国道487号を南下。ここで、ツーリングマップルの「両岸でグルグル回るループな道」との記載が気になった、音戸大橋へ立ち寄ります。


<一寸分かり難いですが、赤い橋の向こうと手前でグルグルしてます(笑)。当然、往復しましたよ♪>

更に西進すると、もう1つループな橋(早瀬大橋)があるようなんですが、今回は都合で割愛。瀬戸内の島々を横手に眺めながら、県道66号、国道185号と海沿いの道を快走します。その先、県道55号を走行して尾道ICから山陽自動車道へと乗り、一気に倉敷…を通り越して吉備スマートICで降ります。明日の予定が少々変更になったので、本当は明日寄る筈だった吉備津彦神社と吉備津神社、備中国分寺に寄ることにしたのでした。


<吉備津彦神社拝殿>

<吉備津神社拝殿は国宝、主祭神の大吉備津彦大神は桃太郎の題材となったようです>

<備中国分寺にて、五重塔を背景に>

<如何にも荘厳な五重塔は、国の重要文化財だそうです>

備中国分寺を出たら、本日の宿へと向かいます。今晩の宿は、RB倉敷に併設されているバイクステーション倉敷です。RB会員1名なら2,100円で宿泊できるので、以前から是非利用してみたいと思っていました(千葉はRB幕張にもありますが、流石に同じ県内では泊まる気になれませんね…)。


<バイクステーション倉敷>

さて、肝心の走行距離はと言うと…。


<走行距離計は1周して1,249.1km、最長距離記録を見事更新しました♪>

さあ、明日は千葉まで帰らなくてはいけません。早めに就寝することにします。

本日の走行距離:1,249km
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七夕&デジイチデビューツー

2009-07-12 14:47:44 | 遠乗り道中記(「千早」編)
昨年7月、仲間4名と画策していた箱根・富士方面ツーが中止となり、管理人は1人寂しくソロツーを決行しました…。

そして今年。同僚H氏との休みが偶々合ったので誘ってみると、「いいですね、行きましょう!」と即答が返って来ました。決行の日は7月7日、七夕です。当然まだ梅雨明けしていないため、当日の天候が一番の懸念事項となりますが、何を隠そうH氏は、自称「超の付く晴れ男(笑)」。しかも、その名に違わず週間天気予報が見る見る好転して行くのですから驚きです。

ツー当日、関東の平野部の天気は見事晴れマーク!しかし、行き先に予定していた伊豆方面は残念ながら高確率の雨マーク…(涙)。仕方がありません、途中小田原からは箱根・富士方面へと抜ける道順を選択することにしましょう。そして、これは昨年中止となった箱根・富士方面ツーと奇しくも全く同じ道順です。5:00に自宅を出発して、湾岸線から台場線、東名へと入ります。H氏とは港北PAで落ち合う予定でしたが、途中で追い付いた管理人が先行します。予定通り港北PAへと入り、無線等の動作を確認後、小田原厚木道路へ。

小田原厚木道路では、途中で結構強めの降雨に遭遇。しかし、空は明るいので合羽は着用せずにそのまま走り抜けます。予想通り、雨は直ぐに上がりました。小田原西ICで降りて少し走ると、最初の目的地である小田原魚市場食堂へと到着。ここで、腹拵えをします。


<2人共、限定10食の鮪刺身定食を選択。本当に美味しい鮪でした♪>

腹も満たされたところで、国道135号と昨年より無料となった真鶴道路(旧道)とを繋いで、真鶴岬を目指します。それにしても、海沿いを走るこれらの道路の気持ち良いこと!河津桜ツーで渋滞に嵌まって泣きを見た、同じ道路とは思えません(苦笑)。その後、半島の細い道を縫うようにして走って行き、駐車場へと愛車を停めて岬の先端を目指します。

さあ、ここでいよいよ当ブログでのデジイチデビューとなる画像を公開します!…と言っても、カメラ任せの簡単撮影ゾーンの中の「風景モード」で撮影しただけですが(笑)。



<訪れた時は丁度干潮だったようで、沖の三ツ石までは地続きとなっていました>

来た道を戻る途中、海を背景に「千早」を撮影します(しかし、この後は天候が芳しくなく、写真撮影はコンパクトデジカメだけになってしまうのでした…)。


<上々の出来です♪>

国道135号へと戻ったら、湯河原から県道75号(椿ライン)で箱根方面へ。道幅は狭いものの、中々のワインディングです。しかし、標高が上がって来るに連れて、雨こそ降りませんでしたが路面は濡れ、霧で視界が狭まります。途中、しとどの窟(いわや)入口にある駐車場からの眺めが、この日の天候を如実に表しています。


<下界は晴れて初島まで見えますが、上半分は雲に覆われています…>

TOYO TIRESターンパイクビューラウンジで小休止したら、芦ノ湖スカイライン・箱根スカイラインへと攻め入りますが、ここでも霧で景色は望めませんでした。


<三国峠でもご覧の有り様…>

朝食から約4時間、小腹も空いて来た(?)ので、御殿場にあるラーメン屋を目指します。標高が下がって来ると、天気も回復。しかし、お目当てのラーメン屋「豚富士」へ到着してみると…。


<どうやら閉店してしまったようです…>

我々2人の胃袋は、ラーメンに対する臨戦態勢が整っていただけに諦め切れません。コンビニへと立ち寄り、地元の店員から聞き出した「行列のできるラーメン店」へと向かってみると…。


<麺屋「黒船」は定休日でした…>

残念ですが、仕方ありません。2人で「ラーメン、ラーメン」と念仏のように唱えながらも、先へ進むことに…(涙)。県道23号を富士山に向かって走行します。


<目指す富士山は雲の中、何だか嫌な予感が…>

案の定、富士山スカイラインは箱根と同様でした。元有料道路の県道152号で富士を登って行く予定でしたが、この天候では走りも眺望も楽しめそうにありません。


<元料金所で引き返します>

気を取り直して、温泉を目指すことにしましょう!今回立ち寄ったのは、ツーリングマップルにも載っている「天母(あんも)の湯」です。


<料金は1時間400円~>

ここの露天風呂からは遠く駿河湾まで見渡せて絶景らしいですが、この日は白一色でした…。一っ風呂浴びた後は、館内の食堂でラーメンを注文。極々普通の醤油ラーメンでしたが、漸く有り付けたラーメンに2人共満足♪

続いては、天母の湯から程近い「奇石博物館」へ。その名の通り、珍しい石や化石等を集めた博物館です。この日は館内でテレビ局か何かの撮影をしていましたね。


<奇石博物館の入口にて>

<龍眼石:石の中に龍の目のような丸い石が>

<巨大なアンモナイト(!?)>

<235kgもある、超巨大水晶>

<化石ではない、石化した蜻蛉>

<モササウルスと…>

<その餌となっていた巨大魚>

<ハート型をした、夫婦水晶>

<巨大な紫水晶>

他にも沢山の奇石・珍石がありました。家族連れでも楽しめますので、お勧めですよ♪

この後は、県道71号で朝霧高原を廻る予定でしたが、この天候では高原の道も快走できないだろうとの判断から、富士山スカイラインを戻って帰路に就くことにします。県道23号では正面に薄らと虹が見え、バックミラー越しに富士山が頭を覗かせたのが見えました。


<最後の最後で、その雄姿を現してくれました♪>

御殿場ICから東名へ乗り、首都高の途中で管理人は湾岸線、H氏は京葉道方面へとそれぞれ針路を取ります。自宅近くの給油所へ到着したのが午後7時7分、七夕とも重なり何だか嬉しくなりました♪

天候が心配されましたが、結局合羽を使用せずに済みました。次回からのツーは、H氏に必ず参加してもらうことにしましょう(笑)。

追伸:件の自作泥除けの効果の程については、次回の記事で報告します。

本日の走行距離:427km
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二輪歓迎の町訪問ツー

2009-06-06 22:42:52 | 遠乗り道中記(「千早」編)
埼玉は秩父に、町を挙げて二輪を歓迎している、そんな町があるのをご存知ですか?町の名前は、小鹿野(おがの)と言います。その存在を知ってから、是非一度訪れたいと願っていましたが、先日漸く実現することができました。

今回は友人Kとの2人旅。数日前の週間天気予報では前日が雨、当日は天気が回復する筈だったのですが、日程が近付くに連れて雲行きが怪しくなって来ました。実は、日が変わってツー当日を迎えても、決行か中止かの決断が出せずにいました。出発直前まで迷いに迷いましたが、午後から日差しが戻るとの予報で開催を決意。管理人の自宅前でKと合流し、我々としては遅い出発です。

首都高を湾岸線から中央環状線、外環と繋いで関越道へと入ります。渋滞は殆ど無く、心配していた雨も途中で降られはしたものの、程無く上がりました。花園ICで降り、国道140号から途中で県道82号へ入りますが、ここがまた快走路!気持ち良く流し、県道37号へと繋いだら愈々小鹿野町へと入ります。

最初に目指すのは、以前秩父を訪れた時に行けなかった安田屋です。狭い路地裏にあるので、中々見付けられませんでした…。


<元祖わらじかつ丼の店>

<駐車場は割と広いです>

わらじかつ丼を注文して、待つこと数分。来ました!


<正に草鞋、丼から食み出しています>

揚げたてカツと甘く濃厚な垂れとが絶妙に調和して、とにかく旨いです!但し、店員の愛想はお世辞にも良いとは言えません。元祖ということでどうしても食べてみたかったのですが、次回は別の店でも良いかも知れません…。

腹拵えが済んだら、管理人的に外せなかったカトウヤ洋品店へと向かいます。ここは色々な小鹿野オリジナルグッズを取り扱っていて、管理人は「OGANO」のロゴマークが入った帽子が欲しかったのです。店の一角に陳列されているオリジナルグッズの中から、念願だった帽子と手拭いキャップを購入♪また、ここの店主は気さくな人柄で、しかも二輪乗り。店舗のすぐ脇に停められていた店主の愛車や管理人・Kの愛車を前に、暫し二輪談義に花が咲きます。出発前には、店舗前で愛車との記念写真を撮ってくれました♪運が良ければ、店頭に貼り出されるかも知れませんね。

続いて向かったのは、二輪の安全祈願をやっているという小鹿神社。カトウヤ洋品店の斜向かいから真っ直ぐ伸びる参道を走行して行くと、大きな鳥居が視界に飛び込んで来ました。


<この鳥居の先に、小鹿神社の社殿があります>

愛車を停めたら、早速拝殿へ。


<駐車場には、こんな憎い看板が…>

<鳥居から、境内の拝殿方向を望みます>

交通安全を祈願したら、初穂料を納めて交通安全ステッカー(一寸大きめ&橙色なので、車体に貼るのは憚られますが… 苦笑)を入手しました。

さあ、次なる目的地は、5月2日に開館したばかりの「バイクの森おがの」。ここは、温泉施設に二輪博物館も併設されているとのことで、非常に楽しみにしていました。


<町を見下ろす小高い丘の上に建つ真新しい建物は中々立派>

駐輪場から続く玄関から館内へと入ると、そこは2階で二輪博物館の入口になっています。勿論、行くしかないでしょう!入館料1000円を払って入場すると、中にはDUCATIやbimota、LAVERDA等の欧州車を中心とした、マニア(管理人は違いますよ、念のため 笑)垂涎物のビンテージバイクがずらり!


<陸王:和製ハーレー陸王のサイドカー>

<tesi1D ForgoreBianca:名車「刀」のような、水牛のような(笑)>

<FZ750:これは一寸欲しいかも♪>

<TZ250:とても良い状態が保たれています>

<機種名不明:Husqvarnaの軍用車(?)。この博物館にある二輪を1台あげると言われたら、管理人はこれを貰います(笑)>

<125Navarro:とても125ccには見えない車格です>

二輪博物館を出たら、1階へと下りてそのまま温泉へ。料金は600円、露天風呂もあり、及第点と言えるでしょう。しかし、残念なのは無料休憩所が無いこと。食事や休憩が取れる畳敷きの広間があるにはあるのですが、温泉とは経営している会社が異なるとのことで、広間を利用するには何か注文しないといけないようです。この辺りは改善して欲しい点ですね。

これで、今回のツーで訪れようと思っていた箇所は一通り廻りました。しかし、まだ時間が早いので、このまま帰っては勿体無いですね。駐輪場で地図を広げ、次なる目的地を決めます。道の駅「両神温泉薬師の湯」へ寄ってから、日本の滝百選の1つである丸神の滝を目指すことにしましょう。

国道299号へと戻り、県道37号を快走していると道の駅「両神温泉薬師の湯」が見えて来ました。


<ここには、屋根付きの二輪専用駐輪場があります。この厚遇具合が何だか嬉しいですね♪>

この道の駅は、規模としては決して大きくないのですが、温泉が併設されています。今回は入湯しなかったので、また次の機会に…。

道の駅を出発して直ぐ、県道37号から県道367号へと入ると、道の様相が一変します。道幅が狭くなる上、途中に採石場がある関係で大型車ばかりになり、かなり埃っぽいです。大型車同士の擦れ違いも度々あって、相当ストレスが溜まります…。採石場を過ぎて暫く行くと、丸神の滝の看板が現れました。案内によれば、駐車場からは徒歩で片道20分程掛かるようですね。

初めこそ元気に歩き出しますが、管理人もKも日頃の運動不足が祟り、更には急勾配な箇所もあって息も絶え絶えに…(汗)。しかし、それだけに滝へ到達した時の感動も一入です!


<岩肌を滑らかに流れ落ちる、優美な滝です>

歩いて来た遊歩道を戻り、「千早」へと跨ったら県道367号と県道37号を再び辿ります。国道140号を走行して、途中給油をしたら花園ICから帰路に就き、さしたる渋滞にも遭遇すること無く、無事に帰宅しました。


<今回の戦利品。左から小鹿野オリジナルの手拭いキャップと帽子、そして小鹿神社の交通安全ステッカー>

追伸:帰宅後(当日2回目)の給油で、今までの最高燃費26.7km/lを記録しました!(満タンの度合いが少々甘かった疑念も残りますが…)

本日の走行距離:382km

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名桜を訪ねて

2009-04-15 23:41:41 | 遠乗り道中記(「千早」編)
桜の季節。全国にある桜の名所や所謂名桜を訪ねたいと予々思っていましたが、意外と身近にもありました。印旛の「吉高の大桜」です。

周辺道路は幅員が狭く、車両規制が実施されるとのことで、予め下見をすることにしました。時間は4:30、人っ子一人いません(笑)。件の大桜は畑の真ん中にあり、二輪で接近するには押し歩く必要がありましたが、まだ夜が明ける前なら満開の時でも大丈夫だろうと踏んで、この日は帰宅。


<まだ2~3分咲きといったところ>

愈々満開になったとの情報を掴み、下見から4日後に再訪しました。前回とほぼ同時刻でしたが、三脚を立ててカメラを構えている写真家の多いこと。愛車との撮影は断念しました…(涙)。しかし、樹齢300年の山桜が咲き誇る様の見事なこと、この上ありません!




<名桜に相応しい、一本桜です>

そして、この日は勤務先の自転車部4名も桜見物に来るとのことで、桜を愛でながら暫し待っていると…。やってきました!銘々が写真撮影をしたかと思ったら、これから勤務だという人間もいて、早々に出発。滞在時間は10分足らず(笑)。狂人な、もとい(笑)強靱な連中です。管理人も後を追って、帰路へと就いたのでした。

本日の走行距離:71km
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「千早」里帰りツー

2008-11-30 14:59:59 | 遠乗り道中記(「千早」編)
先々週、ヤマハコミュニケーションプラザへ行ってきました。今夏、家族キャンプの折にも訪れたのですが、この時は余り時間が取れませんでした。愛車TDM900が部品単位にバラバラにされているのを初め、二輪の構成部品がそれぞれどのように造られていくかを展示した企画展(管理人註:11月22日で既に終了しています)をじっくり見るべく、是非もう一度来訪したいと思っていました。

夕方の早い時間の帰宅を条件に嫁からの許しが出たことと、ETCの深夜割引の適用を受ける目的もあって、2:30に自宅を出発です。現状で考えられる最高の冬用装備で臨んだ夜間行軍ですが、それでも手先と足先の冷えだけは如何ともし難く、1時間置きに休憩して暖を取りながらゆっくりと歩を進めます。この日のヤマハコミュニケーションプラザの開館時間は9:00でしたが、随分早い到着になってしまうため、寄り道をすることにしましょう。

掛川ICで降り、掛川城へと向かいます。到着する頃には丁度空が白み始めました。この時間なので当然天守閣の中へは入れませんが、そのすぐ傍までは行くことができます。




<小振りながら、中々に端麗な天守です>

高台の上で暫く待っていると…。


<雲一つ無い空に、神々しい旭日が昇ってきます(画像左下の四角い枠の中には「千早」がいるのですが、これだと全然分かりませんね…)>

「千早」の元へと下りてくると、丁度良い塩梅に陽光が当たっていたので、天守を背景に1枚。


<朝陽を浴びて黄金色に輝く、「千早」と掛川城天守>

掛川城を後にして、時間はまだ6:00過ぎ。ヤマハコミュニケーションプラザの開館時間にはまだまだ早いので、ここからは下道で2つ目の寄り道先を目指します。国道1号を暫く走行してから海側へと逸れ、天竜川へ。当初は遠州大橋を渡る予定でしたが、有料にも関わらず大混雑していたので予定を変更。川の流れに沿って、海岸まで出ることにします。


<天竜川河口を背景に>

ここで、少し向こうに小さな灯台と風力発電の風車を見付けて行ってみると、その近くにはご覧のような海岸まで下りられる狭い舗装路があったので、迷わず下ります(笑)。


<眼前に広がる遠州灘を、漁船団が通過していきます>

さあ、時間も良い頃合いです。いよいよ今回の目的地である、ヤマハコミュニケーションプラザへと向かいましょう。混雑している国道150号は避け、県道を繋いで到着です。開館時間にはまだ少しだけ早かったので、折角ですからヤマハコミュニケーションプラザの前へと「千早」を移動して記念撮影をしましょう。


<里帰りを果たしたという実感が湧いてきますね♪>

裏の駐輪場へと「千早」を停めに行くと、沢山のヤマハ車に圧倒されます。恐らく、ヤマハ率は95%くらいですね。広い駐輪場内を散策してから、ヤマハコミュニケーションプラザへ入ります。

開館直後ということもあって、貸し切り状態。心行くまで展示車両を観察します。そして、管理人が最大の関心を持っていたのは2009年型TDMでした。先立って、一部二輪誌で取り上げられていたリアタイヤの幅広化を現車で確認したいと思っていたからです。結局、現車確認は叶いませんでしたが、実車を遠目に見る限りでは幅広になったようには到底思えず、また、ヤマハモーターヨーロッパのHPの諸元表を見ても変更は無いことから、今回は一部二輪誌のガセネタであったと結論付けたのでした。


<2009年型TDM>

<サイドカウルのTDMロゴが立体化されました>

館内でTDMの次に興味深かったのが、XJ6N(XJ6ディバージョンのネイキッド版)です。特に、XJ6ディバージョンの方は意匠面ではかなり管理人の好みなのですが、骨格やFブレーキの安っぽさ、性能面での退化と燃料タンク容量の少なさは頂けません。キャラクター的にFZ6フェーザー S2/FZ6 S2と被る部分が多く、しかも恐らく価格面以外では勝る点も無さそうで、その存在意義を問われそうなのが痛いですが…。


<XJ6N>

<サイドカウルの鋭い造形が良い感じです>

続いては、2階の企画展へ。前回も一通りは見たのですが、今回改めてじっくりと見て廻りました。展示内容については割愛します。


<何度見ても、TDM900を選択した理由がよく分かりません(笑)>

館内を一通り廻って、時間はまだ正午前。名残惜しいですが、至上命令を課されているので(汗)早々と帰路に就きます。

県道を繋いで東進し、茶畑の中の県道242号を快走。


<茶畑の向こうに、富士の雄姿が>

<美しく剪定された茶畑がまた見事!>

帰路の途中で最後に立ち寄ったのは、子生まれ石で有名な大興寺です。岩の中から生まれ落ちた石を歴代の住職が無縫塔としているようで、寺の裏手にある実物を拝見しましたが、とても厳かな雰囲気でした。


<大興寺にあった、子生まれ石の説明書き>

相良牧之原ICから東名高速に乗り、17:00過ぎに無事帰還できました。

本日の走行距離:627km
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房総の魅力再発見ツー

2008-11-05 00:59:49 | 遠乗り道中記(「千早」編)
今までに何度も中止の憂き目に遭ってきた同僚H氏とのツーが漸く実現できました。元同僚T氏と友人Kにも声を掛けたのですが、2人共都合が付かないとのことで今回はH氏と管理人2人でのツーとなりました。また、予めT氏から無線機を拝借してあったので、当日H氏へ貸与。免許は無いため当然発射はできず、管理人の声を一方的に聞かされる(笑)だけなのですが、無線の便利さを少しでも伝えて、あわよくば免許取得を決断させようとの魂胆です(笑)。

今回の目的地は房総半島。管理人の膝元でもあり、行き尽くした感も否めません。しかし、結果的には新たな発見があり、次回以降の再訪を決意させる新鮮なツーとなりました。また、朝夕は少々冷え込んだものの天候にも恵まれ、近年稀に見る素晴らしいツーでもありました。

朝8:00に管理人の自宅前に集合。H氏へ無線機を手渡して簡単に説明をした後、出発です。走り慣れたいつもの道で、うぐいすラインまで一気に走り抜けます。途中で休憩を挟んでから国道409号へと乗り、舗装林道の入り口を目指します。しかし、ここを訪れるのも数年振りのこと。少し迷ってしまい、Uターンを2回も繰り返す羽目に…(H氏、すみませんでした)。

何とか林道には入ったものの、路面状況はあまり良くありません。とにかく落ち葉が多かったのと、路面の苔にも悩まされましたね。交通量の少ない舗装林道を軽快に走破するという管理人の目論見は外れてしまい、楽しさも半減してしまいました…。大福山の近くまで来たところでH氏と相談をします。実は、この先に2kmほどのダートがあるのですが、迂回するか、このまま突入するのかを決めなければいけません。結局、実際にダートを見てから(Uターンの可能性も含めて)進路を決定することにしました。

途中で東屋を見付けて小休止。


<ここが大福山の展望台と思い込んでいましたが、この後間違いであることに気付きました…>

東屋前の分岐を左へ進むと、程無く大福山展望台へと到着です。


<こちらが本当の大福山展望台>

<立派な展望台があります>

展望台の上からの眺望は、最高の一言!大福山自体は木々に阻まれて殆ど見えないのが残念ですが…。


<展望台の上から南側(清澄方面)を望みます>

<同じく北側の眺め>

ツーリングマップル(2007年版)ではこの辺りは既にダートになっている筈なのですが、結局その後も県道81号までは舗装路でした。途中、画になる景色に遭遇し、橋の上へ愛車を停めて写真を撮ります。


<H氏(初登場!)と愛車のCB400SF>

県道81号から国道465号を経由して目指すのは、七里川温泉です。今回、偶々見付けて計画へと組み込んだのですが、H氏にとっては以前から訪れてみたかった温泉の1つだったそうで、丁度良かったです♪


<平日の10:30頃でしたが、駐車場はほぼ満車の状態>

<館内へ入ると、愛らしい猫がお出迎え>

<囲炉裏で食材を焼いて食べることもできるそうで、次回はこれを目的に訪れるとしましょう>

ここ七里川温泉の泉質は硫黄泉です。多くの房総の温泉がモール泉で茶褐色をしているのに対して、やや黄色がかった透明な温泉です。


<ご覧のような露天風呂もあり、ゆったりと寛ぐことができました♪>

さあ、温泉に浸かって元気を回復したら、次は鯨で舌鼓を打つことにしましょう。管理人の好きな、適度にくねくねとして適度に狭隘な県道81号を楽しみつつ南下。国道128号を右折して一路目指すのは、和田の「くじら家」です。…しかし、到着してみたら何と定休日。確認を怠った管理人の失敗です。我々2人の胃袋は既に鯨の受け入れ態勢を整えており、鯨以外の食物は受け付けそうにありません(笑)。ツーリングマップルやツーリングガイドと暫し睨めっこして決めたのは、「ぴーまん」です。


<ぴーまんの店構え>

H氏は鯨カツ定食、管理人は鯨唐揚げ定食をそれぞれ注文。一寸取り替えっこ(笑)して、両方の味を堪能します。味の方は文句無し!なんですが、「くじら家」と比べて値段が少々お高めですね。


<鯨唐揚げ定食、1700円也>

鯨に備えて準備していた胃袋も大満足♪ここで、店員さんから近くの海が綺麗だと勧められました。折角なので、立ち寄ることにしましょう。店の駐車場から路地裏を抜けて行くと…。


<家と家の間から覗く海が余りにも美しくて、思わず感嘆の声が出てしまいました>



<房総の海であることを忘れてしまうくらい、素晴らしい景色ですね>


<防波堤には、歌詞の書かれた鯨を模した金属板が>

房総の海もまだまだ捨てたものではないと改めて感じました。

続いては、更に海沿いを南下して、数年振り2度目となる野島崎を目指します。尤も、前回は薄暮が迫る時間で周囲が良く見えなかったこともあり、今回初めて訪れるような感覚がありますね。程無く野島崎へと到着です。やはり、端っこは良いですね(笑)。


<「房総半島最南端の地」の碑と野島崎灯台>

<更に端っこを見遣ると、大型船が沖を通過していました>

また、ここ野島崎には源頼朝が時雨を凌いだという岩屋があり、海神が祀られていました。


<愛嬌のある、大蛸の神様でした>

野島崎から先は、H氏に先行してもらいます。県道86号から国道127号、県道302号を経て再び国道127号へと合流し、北上。先ずは、管理人のリクエストである「ばんや」へと立ち寄り、干物を購入します。ここの親父さんがまた気のいい人で、値引いた上におまけまで頂いて大満足♪

次は、H氏お勧めの土産を購入するため、更に先へと進みます。とここで、丁度東京湾に夕陽が沈むのに遭遇。路肩へ「千早」を停めて、撮影です。


<素晴らしい落日と夕焼けです>

H氏お勧めの土産はバウムクーヘン。実はこのお店、金谷港のフェリーターミナルの敷地内にあるんですが、管理人はつい先日もフェリーを利用したというのに全く気付きませんでした…。

さて、土産も購入したことですし、後は高速を利用して一気に行ってしまいましょう!このまま無休憩で帰宅するつもりでしたが、落日後は急に気温が下がり、余りの寒さに堪らず市原SAへ。少し暖を取ってから出発です。渋滞を避けるため松ヶ丘ICで降り、自宅へは19:30頃無事に到着しました。

今回のツーでは、房総の魅力に改めて触れることができました。そして、もう1つの目的であるH氏の無線洗脳(笑)については、管理人は或る程度の手応えを感じましたが、さて…。まあ、H氏の方でも無線に関しては色々と情報を収集しているようで、免許取得も時間の問題でしょう(笑)。

本日の走行距離:270km
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裏磐梯・奥只見ツー(最終日)

2008-10-17 13:29:56 | 遠乗り道中記(「千早」編)
裏磐梯・奥只見ツーも最終日。本日は下道・高速共に移動距離が多いので、早めにキャンプ場を出発します。

猪苗代磐梯高原ICから磐越道へと乗り、初めの磐梯山SAで休憩と土産購入、そして給油をします。ここでも「千早」のクーラント漏れを再確認しましたが悪化する兆候も無いため、改めて自走で帰宅する決意をしました。

会津坂下ICで降りたら国道252号を只見川沿いに快走し、奥会津へと分け入っていきます。


<只見川に架かる、名も知らぬ橋の上にて>

途中で県道237号へと逸れ、本日最初に立ち寄るのは沼沢湖です。


<湖畔にはキャンプ場も整備され、俗世の喧噪から離れてのんびりできそうです>

国道252号へと復帰したら、県道352と153号で松坂峠を経由して国道289号へと短絡します。峠には「峠の大楢」なる巨木が聳立していました。根元の脇の札には「花嫁の受け取り渡し」と書いてあります。


<この大楢の前で、隣村への嫁入りの儀式が執り行われていたのでしょうか?>

国道289号を南下していくと、やがて国道401号と重複します。途中で左へと折れ、目指すのは奥会津の秘湯、木賊(とくさ)温泉です。共同浴場が2つありますが、今回は河原の岩風呂を選択。料金は200円以上の寄付形式になっています。


<ちょっと入口が分かりにくいかも知れません>

<そこそこ混雑していましたが、合間を縫って撮影(笑)。中々風情があります>

続いては、国道352号を走行です。そう、2006年に二輪車の通行禁止が解除となったあの道です!その解除された部分へと入る前に、手前の檜枝岐村で腹拵えを済ませ、更に一っ風呂浴びることにしましょう。先ずは、名物の裁ち蕎麦を賞味します。


<ツーリングマップルにも載っている、開山>

<盛り蕎麦:800円、右上は蕎麦粉を練って作った「はっとう」:500円>

腹も満たされたところで、すぐ近くにある燧(ひうち)の湯へ。料金は600円でした。


<ちょっとした日帰り温泉施設といった外観です>

さあ、いよいよ国道352号(別名:樹海ライン)へと攻め入ります!二輪の通行が禁止されていたことに思わず納得してしまいそうになるくらい(無論、謂れの無い不合理な規制には反対です)の屈指の狭隘山岳路、一時たりとも気が抜けません。しかし、楽しく快い道で、どきどきわくわくしてきます。

途中、ご覧のような沢水が路上を流れている箇所に何度も遭遇しました。


<狭くて曲がっている上に水で滑り易いという、二輪にとっては最悪の環境です>

<正に二輪のための警戒標識>

<沢水の流れていく方向を見遣ると断崖絶壁、足が竦みます>

1つ1つ慎重に通過していきますが、一度立ち上がりで後輪が滑り、「これは転倒する!」と焦りましたが、すぐにグリップが回復したので事無きを得ました。「千早」に約2年半乗ってきた中で、一番肝を冷やした瞬間でした…(冷汗)。

それにしても、奥只見湖の眺めは壮大ですね!



<日本最大の人造湖という肩書きに違わない壮観!>

路肩に「千早」を停めて湖を撮影していたら、排気音が近付いてきました。Kのマジェです。


<マジェを駆って力走するK>

この後、奥只見シルバーラインの途中から奥只見ダムを目指す予定だったのですが、現場で看板を見て初めて二輪の通行禁止という事実に気付きました…。良く見れば、ツーリングマップルにも明記されていますね。


<右下の下手くそな字がまた忌々しい!(笑)>

仕方がありません、先へと進むことにしましょう。暫く行くと、立派なスノーシェッドが見えてきました。


<冬季の雪深さが窺い知れます>

程無く、枝折峠へと到着です。


<峠の名前を示すものが他に見付けられませんでした…(笑)>

駐車場の上、急な坂を少し登るとご覧のような素晴らしい展望が開けていました。


<えも言われぬ達成感を覚えます>

実は、峠から先も結構な狭隘山岳路、またまた楽しませて頂きました(笑)。

山を下りたら給油して小出ICから帰途に就きますが、ここでまた予期しなかった問題が発生。何とICのETCが故障中で、降りるICにて現金かETCカードでの精算が必要とのこと。これも文句を言ったところでどうしようもありません。現金払いではETC割引の適用が受けられませんから、シート上の荷物を全て降ろしてETCカードを取り出します。赤城ICで一旦降りて精算し、しっかり通勤割引を受けてからETCカードを再挿入。やはり、荷物の積み降ろしが面倒臭いです…。

途中、事故渋滞に巻き込まれはしたものの無事に帰宅。途中、三芳PAで休憩中に小雨がぱらついて合羽を着込みましたがすぐに止み、帰宅した直後から路面が濡れるくらいしっかりと雨が降ってきました。思えば、3日間通して合羽を着用したものの大きく天気が崩れることは無く、天気予報は良い方向に外れましたね。

「千早」は後日入院させることにしましょう。

本日の走行距離:581km(3日間の合計:1,377km)
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裏磐梯・奥只見ツー(2日目)

2008-10-11 23:55:05 | 遠乗り道中記(「千早」編)
T氏、K、とんぼ玉。この顔触れでツーへ行くと必ず何かしらの問題に見舞われるというジンクスは、果たして今回打破することができるのでしょうか?

ツー2日目の朝、管理人は4:30に目が覚めました(笑)。空が白むのを待ってから、活動を始めることにしましょう。


<清々しい、湖畔で迎える朝>

朝食の準備を進めつつ、朝露に濡れ、泥に塗れた「千早」の躯体を「Various coat」で拭き上げたり、チェーンに給油したりしましたが、この時、シリンダーの背面から左側面に掛けてとクランクケースカバー周囲にクーラントらしき緑色の液体が付着していることに気付きました。しかし、拭き取った後で更に漏れたり、垂れたりしてくることは無く、暖機運転後も同様だったため経過を見ることにしました。

朝食を摂ったら出発、先ず最初に五色沼を目指します。今日は日曜日なので、観光客でごった返す前に有名な観光地を巡ってしまおうという魂胆です(笑)。五色沼ビジターセンターの駐車場へと愛車を停めますが、時間は7:30と早いのでガラガラでした。五色沼自然探勝路は片道約3.6km、体力的に不安はありますが、気合いを入れていざ出陣!





<毘沙門沼:その表情が様々に変化します>

<赤沼:水の色自体が赤い訳ではなく、湖畔を彩る苔の色が名前の由来のようです>

<名も無き沼(!?):沼と言うよりは水溜まりと言った感じですが、何処となく幻想的な風情です>

この前後に深泥沼と竜沼も見ていますが、残念ながら画はありません…。


<弁天沼:ご覧のような素晴らしい展望が眼前に開けます>

<るり沼:五色沼の水の流れはここから始まるとか>

<青沼:ここも綺麗な水の色です>

<柳沼:水の色を見る限り、ここは普通の沼といった感じです(笑)>

探勝路を1時間強掛けて歩いてきましたが、愛車が停めてあるビジターセンターまで戻る方法は2つ。来た道を歩いて戻ることと、バス等の公共交通機関を利用することです。当然、日頃の運動不足が露呈して息の上がっている我々3人に1つ目の選択肢はあり得ませんね(笑)。しかし、バスは1時間に1本程度しかなく、前のバスは少し前に行ったばかりの様子。ここでふとタクシー乗り場へ目を遣ると、「ビジターセンターまで1500円」の文字が。1人頭500円、迷いはありません(笑)。タクシーでビジターセンターへと戻ると、驚いたことに駐車場は満杯になっていました。

さあ、各々愛車へと跨ったら来た道を戻り、檜原湖を左手に見ながら県道2号で東岸を北上します。


<空も気持ち良く晴れ渡り、快適なことこの上ありません!>

県道2号はそのまま西吾妻スカイバレーとなります。天候に恵まれた日曜日、沢山の二輪及び四輪が走りを楽しんでいましたね。


<檜原湖や磐梯山を遠望する絶景の場所!>

<福島と山形の県境、白布峠にて>

存分に走りを楽しんだら、今回は行程上、西吾妻スカイバレーを往復します。何て贅沢!檜原湖畔まで下りたら県道64号へと折れて、今度は湖の西岸を南下しますが、こちらも東岸に負けず劣らずの快走路!


<疾走するKのマジェ>

<道中、檜原湖越しに磐梯山の雄姿が見えました♪>

国道459号を右折して、次に目指すのはラーメンで有名な喜多方です。国道を暫く走行して市街に入ると、或るラーメン店の前に行列ができていました。長過ぎず短過ぎもしない、先ず先ずの行列です。きっと美味いに違い無い!という訳で、愛車を停めて並ぶことにしました。ここで、再び「千早」のクーラント漏れに気付きました。


<今朝と同様の状況、少なくとも悪化はしていないようです>

待ち時間を利用し、行きつけのRB店の工場長へと電話。状況を伝えた上で、至近のRBである「RB会津若松店」で一応診断してもらった方が良いだろうということになり、先方へは工場長から予め連絡をしてもらえることになりました。原因が特定され、仮令姑息的にしろ何らかの対策が施行できるのであれば、帰宅するまで多少なりとも安心できますからね。本日の今後の行程は予定通り消化して、夕方訪れることにします。一安心したところで、行列へ復帰(笑)。


<今回訪れたのは、「まるや」です>

<並んでいる最中、2階建ての観光馬車が通過しました>

20~30分並んで店内へ入ることができました。


<頼んだのはチャーシュー麺、750円也。味の方は管理人好みで大満足♪>

さて、腹拵えが済んだら、再び国道459号を東進します。途中、先行していたKとT氏より、結構激しい降雨に遭遇したと無線を通じて報告があったので、路肩に「千早」を停めて合羽を着込みます。程無く路面がしっかりと濡れ始めましたが、結局管理人は降られず終い。どうやら、超局所的な降雨だったようです。暫く走って、磐梯山ゴールドラインの入口へと到着です。


<料金所でお決まりの記念撮影(笑)>

磐梯山ゴールドラインでは、先の2つの有料道路と比べてもかっ飛び系の二輪が多かったですね。


<磐梯山を背景に>

<遠くには猪苗代湖も見えました>

<磐梯山ゴールドラインを下りての1枚>

この後は、猪苗代湖を1周する予定です。県道7号を東進していると、磐梯山が表情を変えて迫ってきます。


<これまた立派な磐梯山の姿>

途中で県道205号を右折すると、いよいよ猪苗代湖が正面に見えます。国道49号を右折して以降は県道376号、県道9号と繋いで1周する訳ですが、途中短距離の未舗装路あり、狭隘で上り下りの激しい道もありと、これらの道がまた変化に富んだ楽しい道で全く飽きさせません。




<様々な場所から、猪苗代湖越しに磐梯山を望みます>

猪苗代湖1周を終えたら、ここでT氏とKとは別行動を取ります。T氏とKは直接キャンプ場へ、管理人はRB会津若松店へ。国道49号、県道64号他と繋いで明るい内に到着できました。早速、受付を済ませて診断してもらいます。

結果は、サーモスタットのOリング部分からのクーラント漏れ(滲み)ということでしたが、当然ながら当該部品の在庫などあろう筈も無く、サーモスタットの増し締めのみ行った上で暖機運転をし、クーラントの漏れが無いことを再確認して終了となりました。しかし、これだけでもより安心できるというものです。丁重にお礼を述べ、キャンプ場へ向けて出発です。すっかり暗くなった中での走行でしたが、猪苗代湖の湖面に中秋の名月が幻想的に輝くのを見ることができました。

キャンプ場での夕餉には何とか間に合い、例によって焚き火を前に歓談してから就寝したのでした。

今回もあのジンクスは打破できず、しかも管理人へお鉢が回ってきてしまいました…(涙)。

本日の走行距離:280km
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