先々週、ヤマハコミュニケーションプラザへ行ってきました。今夏、家族キャンプの折にも訪れたのですが、この時は余り時間が取れませんでした。愛車TDM900が部品単位にバラバラにされているのを初め、二輪の構成部品がそれぞれどのように造られていくかを展示した企画展(管理人註:11月22日で既に終了しています)をじっくり見るべく、是非もう一度来訪したいと思っていました。
夕方の早い時間の帰宅を条件に嫁からの許しが出たことと、ETCの深夜割引の適用を受ける目的もあって、2:30に自宅を出発です。現状で考えられる最高の冬用装備で臨んだ夜間行軍ですが、それでも手先と足先の冷えだけは如何ともし難く、1時間置きに休憩して暖を取りながらゆっくりと歩を進めます。この日のヤマハコミュニケーションプラザの開館時間は9:00でしたが、随分早い到着になってしまうため、寄り道をすることにしましょう。
掛川ICで降り、掛川城へと向かいます。到着する頃には丁度空が白み始めました。この時間なので当然天守閣の中へは入れませんが、そのすぐ傍までは行くことができます。
<小振りながら、中々に端麗な天守です>
高台の上で暫く待っていると…。
<雲一つ無い空に、神々しい旭日が昇ってきます(画像左下の四角い枠の中には「千早」がいるのですが、これだと全然分かりませんね…)>
「千早」の元へと下りてくると、丁度良い塩梅に陽光が当たっていたので、天守を背景に1枚。
<朝陽を浴びて黄金色に輝く、「千早」と掛川城天守>
掛川城を後にして、時間はまだ6:00過ぎ。ヤマハコミュニケーションプラザの開館時間にはまだまだ早いので、ここからは下道で2つ目の寄り道先を目指します。国道1号を暫く走行してから海側へと逸れ、天竜川へ。当初は遠州大橋を渡る予定でしたが、有料にも関わらず大混雑していたので予定を変更。川の流れに沿って、海岸まで出ることにします。
<天竜川河口を背景に>
ここで、少し向こうに小さな灯台と風力発電の風車を見付けて行ってみると、その近くにはご覧のような海岸まで下りられる狭い舗装路があったので、迷わず下ります(笑)。
<眼前に広がる遠州灘を、漁船団が通過していきます>
さあ、時間も良い頃合いです。いよいよ今回の目的地である、ヤマハコミュニケーションプラザへと向かいましょう。混雑している国道150号は避け、県道を繋いで到着です。開館時間にはまだ少しだけ早かったので、折角ですからヤマハコミュニケーションプラザの前へと「千早」を移動して記念撮影をしましょう。
<里帰りを果たしたという実感が湧いてきますね♪>
裏の駐輪場へと「千早」を停めに行くと、沢山のヤマハ車に圧倒されます。恐らく、ヤマハ率は95%くらいですね。広い駐輪場内を散策してから、ヤマハコミュニケーションプラザへ入ります。
開館直後ということもあって、貸し切り状態。心行くまで展示車両を観察します。そして、管理人が最大の関心を持っていたのは2009年型TDMでした。先立って、一部二輪誌で取り上げられていたリアタイヤの幅広化を現車で確認したいと思っていたからです。結局、現車確認は叶いませんでしたが、実車を遠目に見る限りでは幅広になったようには到底思えず、また、ヤマハモーターヨーロッパのHPの諸元表を見ても変更は無いことから、今回は一部二輪誌のガセネタであったと結論付けたのでした。
<2009年型TDM>
<サイドカウルのTDMロゴが立体化されました>
館内でTDMの次に興味深かったのが、XJ6N(XJ6ディバージョンのネイキッド版)です。特に、XJ6ディバージョンの方は意匠面ではかなり管理人の好みなのですが、骨格やFブレーキの安っぽさ、性能面での退化と燃料タンク容量の少なさは頂けません。キャラクター的にFZ6フェーザー S2/FZ6 S2と被る部分が多く、しかも恐らく価格面以外では勝る点も無さそうで、その存在意義を問われそうなのが痛いですが…。
<XJ6N>
<サイドカウルの鋭い造形が良い感じです>
続いては、2階の企画展へ。前回も一通りは見たのですが、今回改めてじっくりと見て廻りました。展示内容については割愛します。
<何度見ても、TDM900を選択した理由がよく分かりません(笑)>
館内を一通り廻って、時間はまだ正午前。名残惜しいですが、至上命令を課されているので(汗)早々と帰路に就きます。
県道を繋いで東進し、茶畑の中の県道242号を快走。
<茶畑の向こうに、富士の雄姿が>
<美しく剪定された茶畑がまた見事!>
帰路の途中で最後に立ち寄ったのは、子生まれ石で有名な大興寺です。岩の中から生まれ落ちた石を歴代の住職が無縫塔としているようで、寺の裏手にある実物を拝見しましたが、とても厳かな雰囲気でした。
<大興寺にあった、子生まれ石の説明書き>
相良牧之原ICから東名高速に乗り、17:00過ぎに無事帰還できました。
本日の走行距離:627km
夕方の早い時間の帰宅を条件に嫁からの許しが出たことと、ETCの深夜割引の適用を受ける目的もあって、2:30に自宅を出発です。現状で考えられる最高の冬用装備で臨んだ夜間行軍ですが、それでも手先と足先の冷えだけは如何ともし難く、1時間置きに休憩して暖を取りながらゆっくりと歩を進めます。この日のヤマハコミュニケーションプラザの開館時間は9:00でしたが、随分早い到着になってしまうため、寄り道をすることにしましょう。
掛川ICで降り、掛川城へと向かいます。到着する頃には丁度空が白み始めました。この時間なので当然天守閣の中へは入れませんが、そのすぐ傍までは行くことができます。
<小振りながら、中々に端麗な天守です>
高台の上で暫く待っていると…。
<雲一つ無い空に、神々しい旭日が昇ってきます(画像左下の四角い枠の中には「千早」がいるのですが、これだと全然分かりませんね…)>
「千早」の元へと下りてくると、丁度良い塩梅に陽光が当たっていたので、天守を背景に1枚。
<朝陽を浴びて黄金色に輝く、「千早」と掛川城天守>
掛川城を後にして、時間はまだ6:00過ぎ。ヤマハコミュニケーションプラザの開館時間にはまだまだ早いので、ここからは下道で2つ目の寄り道先を目指します。国道1号を暫く走行してから海側へと逸れ、天竜川へ。当初は遠州大橋を渡る予定でしたが、有料にも関わらず大混雑していたので予定を変更。川の流れに沿って、海岸まで出ることにします。
<天竜川河口を背景に>
ここで、少し向こうに小さな灯台と風力発電の風車を見付けて行ってみると、その近くにはご覧のような海岸まで下りられる狭い舗装路があったので、迷わず下ります(笑)。
<眼前に広がる遠州灘を、漁船団が通過していきます>
さあ、時間も良い頃合いです。いよいよ今回の目的地である、ヤマハコミュニケーションプラザへと向かいましょう。混雑している国道150号は避け、県道を繋いで到着です。開館時間にはまだ少しだけ早かったので、折角ですからヤマハコミュニケーションプラザの前へと「千早」を移動して記念撮影をしましょう。
<里帰りを果たしたという実感が湧いてきますね♪>
裏の駐輪場へと「千早」を停めに行くと、沢山のヤマハ車に圧倒されます。恐らく、ヤマハ率は95%くらいですね。広い駐輪場内を散策してから、ヤマハコミュニケーションプラザへ入ります。
開館直後ということもあって、貸し切り状態。心行くまで展示車両を観察します。そして、管理人が最大の関心を持っていたのは2009年型TDMでした。先立って、一部二輪誌で取り上げられていたリアタイヤの幅広化を現車で確認したいと思っていたからです。結局、現車確認は叶いませんでしたが、実車を遠目に見る限りでは幅広になったようには到底思えず、また、ヤマハモーターヨーロッパのHPの諸元表を見ても変更は無いことから、今回は一部二輪誌のガセネタであったと結論付けたのでした。
<2009年型TDM>
<サイドカウルのTDMロゴが立体化されました>
館内でTDMの次に興味深かったのが、XJ6N(XJ6ディバージョンのネイキッド版)です。特に、XJ6ディバージョンの方は意匠面ではかなり管理人の好みなのですが、骨格やFブレーキの安っぽさ、性能面での退化と燃料タンク容量の少なさは頂けません。キャラクター的にFZ6フェーザー S2/FZ6 S2と被る部分が多く、しかも恐らく価格面以外では勝る点も無さそうで、その存在意義を問われそうなのが痛いですが…。
<XJ6N>
<サイドカウルの鋭い造形が良い感じです>
続いては、2階の企画展へ。前回も一通りは見たのですが、今回改めてじっくりと見て廻りました。展示内容については割愛します。
<何度見ても、TDM900を選択した理由がよく分かりません(笑)>
館内を一通り廻って、時間はまだ正午前。名残惜しいですが、至上命令を課されているので(汗)早々と帰路に就きます。
県道を繋いで東進し、茶畑の中の県道242号を快走。
<茶畑の向こうに、富士の雄姿が>
<美しく剪定された茶畑がまた見事!>
帰路の途中で最後に立ち寄ったのは、子生まれ石で有名な大興寺です。岩の中から生まれ落ちた石を歴代の住職が無縫塔としているようで、寺の裏手にある実物を拝見しましたが、とても厳かな雰囲気でした。
<大興寺にあった、子生まれ石の説明書き>
相良牧之原ICから東名高速に乗り、17:00過ぎに無事帰還できました。
本日の走行距離:627km
それはともかく
しかしヤマハ発も国内仕様のR1やらV-MAXが出るとかですが、、、、
去勢されずに出る事はないでしょうし、それより壊滅状態の中間排気量のモデルを出してもらいたいのですが。
400ccの機体はSR400のみって、、、^^;
XJ6系も、あれだけのショボイ素材に装備では、欧州現地価格はもっと安く設定されているはずなのですが。
それを日本に再輸入するとFZ6系と変わらない価格帯なのですから、、、
同じ排気量でも、向こうではベーシック廉価版モデル、という位置付けのハズですが、、、、
無意味で下らない国内の馬力自主規制が解除されて久しいですが、何故二輪メーカー各社は未だに100馬力の呪縛に囚われているのでしょう?見え透いた茶番はいい加減にして欲しいものです。
2ストを絶滅の危機から救ったRZを生み出したように、ヤマハ発動機には再びバイク界の救世主となって欲しいのですが、決してユーザー本位とは言えない今の企業姿勢を見ている限りでは到底無理でしょうね。
国内のラインナップもまた然り。二輪への門戸を閉ざし、延いては自らの首も絞めていると何故気付かないのでしょうか?
何だか不満だらけのコメントで申し訳ありません(笑)。
>XJ6系
明らかにエントリーユーザー向けで、性能も価格なりに抑えられています。従って、価格面でのメリットが無いとなれば売れないでしょうね。プレストは取り扱いを検討しているらしいですが…。
そうそう、RBからXT660Z(テネレ)とYZF‐R125の取り扱いのアナウンスがありましたね。プレストからのそれらしい情報は無いので、独自に輸入するのでしょうか?
ヤマハコミュニケーションプラザへ来られたのですね。
私のところから1時間ほどですので合流したかったです。
おととし、私のもう一台の愛車XV750E(古い!)でコミュニケーションプラザへ行ったとき
偶然同じバイクに乗る社員の方と出くわして
XV750Eの話に花が咲き、ついでに袋井のテストコースまで連れて行ってもらった覚えがあります。
現在、私のTDR125はフランスから社外チャンバーを
取り寄せて換装待ちです。
また、よろしければこちらへ方面へ来られるときはご一報ください。
ヤマハコミュニケーションプラザの近くにお住まいなのですね。何とも羨ましい限りです。次回、興味ある企画展が開催されて訪れた際には合流したいですね。但し、当方の自宅からの距離を考えると、TDRでは辿り着けそうにもありませんが…(汗)。
>XV750E
当方の貧弱な知識では、XVと聞いてビラーゴしか思い付きませんでしたが、ツアラーなのですね(恥)。もう1台ということは、今も現役なのでしょうか?やはり、希少車(!?)のオーナー同士ですと出会う機会も少ないだけに、意気投合する確率は高そうです(笑)。
>社外チャンバー
日本でも知られているメーカーですか?換装によって、どのくらい性能が向上するのでしょう?興味は尽きません。こっそりと教えて下さいね(笑)。
ヨーロッパではかなり有名(プロライダーたちご愛用)なんですが日本ではあまり聞きかれません。
日本でもモトクロッサーの方たちは知っているメーカーかもしれませんが。・・・あ!こっそりじゃなくなっちゃいましたね。
XV750Eは今でも乗っていますよ、25年選手ですが。
なぜか、私もヤマハばっかりで普段の足はシグナスです。
当方は聞いたことの無いメーカーですが、彼の地では有名なのですね。では、換装後のインプレを今度こそこっそりと教えて下さい(笑)。