つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信839号 御礼参り

2017年10月31日 | 抱っこ通信
今日は金沢市のあゆみ保育園に御礼参りに行きました。
大阪で開いてくれた古希コンサートに出かけてくれたり、全職員でお祝いの寄せ書きをしてくれたり、一昨年は平和コンサートにも取り組んでくれたりしていたので、10年ぶりに出かけ、子どもたちと遊びました。前回は親子コンサートでしたので、子どもだけと遊ぶのは初めてです。

2階にあるホールに集まってくる0歳児が、一段一段一生懸命上ってくる姿は感動ものですね。その時の先生たちの声かけがまたステキです。
最初は0,1歳児も参加できるように『だるまさんが大変身』や『だるまさんと』。やはり2歳児がすぐに立ち上がってウサギさんなどになりきっていましたよ。それよりもむしろ幼児さんの方がノリノリでしたよ。

あゆみ保育園ではつながりあそび・うたをたくさん楽しんでいます。『ぞうさんれっしゃ』の後は、今年の運動会で踊った『ワッショイワッショイ!ひとりじゃないさ』を踊って見せてくれました。2歳児さんも踊っていましたよ。

さらに子どもたちから声が出て『はじめよう!』も踊ってくれました。🎵ワクワクドキドキ準備はいいか ワクワクドキドキ何かがはじまるぞ 雨がふっても 嵐がきても きっと青空 待っているから 幕を開けるのはぼくたちさ ワクワクドキドキはじめよう🎵 私も大好きな歌で嬉しかったです。

『夢わかば』『さよなら明日もね』の後に、クラスごとに写真を撮ってお別れでした。突然の訪問を受け入れてくれてありがとうです。

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抱っこ通信838号 いっしょに行こう

2017年10月30日 | 抱っこ通信
今日は坂井市の春江ゆり保育園。
昨年の4月に公立2園が一つになって、民営化された保育園で約180人の子どもです。
前半は0,1歳児の親子と地域の親子で約50組です。
この地域は新住民というか、在の人が少なく、福井市はもちろん、近隣、遠くは高知の方から移住した家族もいるそうです。この世代は、仕事も生活も、子育てもとっても一生懸命で頑張っているのだろうな、が伝わってきます。

『だるまさんが』『だるまさんが大変身』を楽しんで、『さんぽいっしょに行こうバージョン』。誰ひとり失敗する人がいませんでした。このあそびで、失敗したって(ストップで、止まれなくたって)いっしょに行こうって誘ってくれる仲間がいるから安心だよ、子育てはひとりじゃできないよ、仲間がいるよ、を伝えたかったんだけどね。ま、いいか。

でも、その後の『だいこんづけ』では親さんがとてもいい顔をしながら子どもたちと遊んでいました。保育園でも実践してくれています。
最後は『夢わかば』。親さんの手許には夢わかばの歌詞がありました。


後半は3~5歳児さんと40分間あそびましたが、『ダルビュッシュ』での子どもたちの姿が新鮮?もっともっと失敗する子どもたちや挑戦する子どもたちがもっと出てくると嬉しいな。ま、初めてだし、時間も足りなかったです。

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抱っこ通信837号 絵本って深いな

2017年10月29日 | 抱っこ通信
今日の午前中は洗濯日。台風接近でコインランドリーも混むだろうと、早めにホテルを出発。これが正解で、少しでも遅かったら2時間以上も待たされたと思うくらい、次々にお客さんが来ていました。


午後は福井サマー・カレッジ実行委員会が「ピカリンとあそぼう」を開いてくれました。今回は絵本を中心に遊びました。

1冊目は自己紹介に代えて『ねないこだれだ』を一句一字も変えることなくメロディをつけて歌いました。

2冊目に参加してくれた保育士さんが持参した『でんしゃにのって』を、その保育士さんの読み聞かせに合わせて、🎵でんしゃにのって行きましょう ガタゴトガタゴト行きましょう🎵をみんなで歌いました。読み聞かせをしてくれた保育士さんの感想は「気持ちも雰囲気も明るくなった」。

3冊目は『のせてのせて』。最初に普通に読み聞かせ。次に🎵自動車ブーブー🎵をみんなで覚えてもらって、読み聞かせに合わせて🎵自動車ブーブー🎵を歌いました。さらに、「ストップ」「のせてのせて」の問答を入れたり、「ウサギさんものせてあげっていい?」「いいよ」などの問答や、「ネズミさんの子どもは何匹いるかな?」と数を数えたり。そして、最後は、二人組なって🎵自動車ブーブー🎵だけで自動車ごっこを楽しみました。

4冊目は『はらぺこあおむし』。🎵おいらははらぺこあおむしだ・・・🎵と歌いながら子ども役と保育士役に分かれてくすぐりあそびを楽しました。

5冊目は『三匹のやぎのがらがらどん』。一応、みんながこの絵本のストーリーを知っているという前提で、トロルとがらがらどんグループに分かれて、橋の通過を鬼ごっこのようにして遊びました。セリフのやりとりがおもしろいです。

6冊目は『いのちのまつり』。『誕生日って』をみんなで歌った後に、保育士さんたちからこの歌と同じテーマの絵本があると紹介された『いのちのまつり』。参加者の中に、小学校でこの絵本を読み聞かせをしたという要子さんに実際に読み聞かせをしていただきました。

休憩後は、各自が持参した絵本の自慢大会を、小グループに分かれて行いました。
私自身が最初に出会ったと言ってよい絵本は『しろいうさぎとくろいうさぎ』。40数年前のことですが、絵本って大人でもおもしろいと思いました。絵本って深いです。
この会が、来年のサマー・カレッジにつながれば嬉しいです。


終了後、サマー・カレッジ実行委員会の仲間たちが快気祝いと古希祝いをしてくれました。花吹雪のお祝いの後は、会場を変えて食事会でした。このお店が、サマー・カレッジの昼食や交流会で何度か使っていたお店で懐かしかったです。
今回、敦賀の仲間たちが台風の影響で顔を見られなかったのが残念でした。

サマー・カレッジを実行委員会制ではじめて取り組んだのが福井の仲間たちです。秋ツアーも含め、福井で23年間も継続しているということが大きな意味があります。仲間たちに感謝感謝です。
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抱っこ通信 836号 年一回は顔を見せてください

2017年10月28日 | 抱っこ通信
昨日は青空の下でリフレッシュ。

今日の午前中、やわらぎ木田認定こども園ピカリンとあそぼう。
リフレッシュしたので声が大きな声が良く出ました。キーはもう少し。
やわらぎ木田には毎年遊びに来ています。園長先生には「年一回は顔を見せてください」と言ってもらえます。

約40組以上の100人が集まり、1時間を目いっぱい遊びにあそびました。先生たちの研修も兼ねていますから遊びの数が少々多かったです。反省。

久しぶりの『カエルの親子が』がおもしろかった。親カエルが子どもカエルを背中に乗せて、寝返りをするだけのあそびですが、親のあそび心が試されます。すぐに寝返りをする親カエル。ゆったり揺れながら寝返りをする親カエル。ただ乗せっぱなし親カエル。いろいろです。でも、背中に乗せている子どもの様子をしっかり感じながら遊んでいることが伝わってきて嬉しいです。

このあそびの最後は、子どもカエルが親カエルを背中に乗せて寝返りをします。ここでも親さんのあそび心が試されます。どちらにしても親カエルを乗せた?子どもたちが嬉しそうでした。

最後に園歌『青空 笑顔』をみんなで歌いましたが、年々、自分たちの歌になっていることが伝わってきて、プレゼントをした創作者としては、大、大、嬉しかったです。遊びのときもそうでしたが、先生たちの声がよくでていました。来年は私ももっと声が出るようになっていたら嬉しいな。

あそぼう終了後、一人のお父さんが近づいてきて「以前も楽しかったですが、今年も楽しかったです。術後大丈夫ですか? 体調に気をつけて頑張ってください」と声をかけてくれました。日赤病院に勤めている人でした。ありがいです。


午後は越前町保育士会研修会。
約40人以上の先生方が仕事終わりに集まってきました。つながりあそび初めての若い先生たちが半分くらいいましたが、汗して楽しんでいました。みなさん休憩時間にはレジュメを団扇代わりして扇いでいました。ともかくよく遊んでいました。日常の保育も楽しんでいるのだろうな、が伝わってくるような笑顔が印象的でした。

それでも深呼吸をしてもらうよう、ちょっとした話をあそびの合間にするのですが、そういう時に、キッと私の方を向く若い先生たちも印象に残っています。どういう風に捉えたらいいのかな?

保育士会会長の始めの挨拶「まずは自分が楽しんで、その楽しさを子どもたちと」と、最後の役員さんの「早く子どもたちと会いたくなりました」の挨拶が嬉しかったです。

「次回、越前に来たらみんなで宿に泊まって魚を食べよう」という話、信じたいな。
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抱っこ通信835号 どこに出会いが

2017年10月26日 | 抱っこ通信
今日は越前市でNPO法人子どもセンターピノキオ主催の「ピカリンと親子であそぼう」でした。

なんで私?と思う出会いでしたが、以前、あわら市でピカリンとあそぶ会にお孫さんと参加した方がとても感動したそうで、今、関わっている地域子育て支援センターに紹介してくれて実現しました。どこに出会いがあるかわりませんね。一日一時を誠実に精いっぱいです。

主催者の予想を越える80人以上が参加して、親子で抱き合って、向かい合って、微笑み合う時間を楽しみました。『おむすびころりん』や『だいこんづけ』だけでなく、親さんにも発散してもらいたくて『さんぽ』などを遊びました。最後はもちろん『夢わかば』でした。

4ヶ月から2歳前の子どもたちで、まだまだ歩けない子どもたちが多かったですが、だんだん表情が豊かになってきたのが嬉しかったです。それだけ親さんたちの表情も和らいで、うたごえも動きも自分らしくなっていたのでしょうね。
以前、研修会に参加したという育休中の保育士さんも数人いました。


福井での二日目の夜は、福井発祥の焼き鳥Aに。衣類に匂いが残ることなど気にしてはいられません。「純けい10本」。ちなみに夕べは黒龍、白龍、梵の冷や飲み比べと一本義初搾り2合でした。福井の夜を満喫します。





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抱っこ通信834号 音楽って抱っこ気持ちいい

2017年10月25日 | 抱っこ通信
今日は、御殿場市玉穂地区幼保年長児親子つながりあそびコンサート。
今年で8年目です。この地区でも子どもの人数は減ってきていますが、200人を越える人数で、2時間たっぷり楽しみました。

今日の相方はシモシュです。
ピアノ出しから、音響のセッティング、音のチューニング。
そして、いつもより1音下がっている私の遊びの伴奏から、2曲のピアノソロも。
また、コンサートの様子をカメラで撮ってもらったり、あそびのモデルをしてもらっ
たり、最後は音響の撤収まで・・・。
いやな顔を一切出さす、楽しそうにやってくれました。ありがとうです。


コンサートは年長さんだけですから、子どもたちは毎年、違った顔ぶれです。でも、親さんの中にはお兄さんお姉さんの時にも参加された人もいます。中には3回目なんていう親さんもいらっしゃいます。
そういう人はピカリンのコンサートって歌って、遊んで、抱っこして、走って・・・もう大変と思われている人もいますが、そこが快感、なんていう人もいそうです。
だからこそ『夢わかば』で涙して、ピッタリ抱っこがだんだん様になっていくのでしょうね。

今日も休憩後にシモシュのピアノソロの時間を急きょ入れました。『ねこ踏んじゃったシモシュバージョン』と『ギヤマン』の2曲を演奏してくれました。子どもたちから「もう一回!」の声もかかりましたよ。親さんに抱っこされて気持良さそうにしていた子どもたちもいましたよ。

私は前半の一時間は親子でぎゅっと出来る遊びを。親子関係の基礎ですからね。後半は全体で関わり合うあそびを展開しました。嬉しかったのは、幼稚園の親子による『ダルビュッシュ』の時、それを見ていた保育所の親さんたちが、「すっごい!」とか、「残念!」とか遊ぶ子どもたちをしっかり見守ってくれていたことです。うーんいいなあ。

終了後、シモシュは音楽担当をしている劇団の稽古に名古屋へ。私は420キロを車を走らせて福井へ移動でした。明日から福井ツアーです。




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抱っこ通信833号 岩手県保育連絡会NEWS『Hand & Heart』 

2017年10月24日 | 抱っこ通信
岩手保育連絡会ニュース『Hand & Heart』NO.118号が届きました。
11月3日日比谷野外音楽堂で開かれる『子どもたちにより良い保育を! 11.3保育大集会』の案内と共に、2017年夢わかばプロジェクトin岩手ツアーについての記事が掲載されています。

このニュースのタイトルは、震災前は「Hand & Hand」だったそうです。震災を受けて『Hand & Heart』(つなごう『手』と『心』)になりました。

手元にある2011年3月18日付の『Hand & Heart』NO.18号にはその思いを「私たちの『合言葉』は『つないだ手は離さない』です。今回の大震災はこの『手と手』に加えて『心と心』をつないでいこうと思います。負けるものか! 絶対に頑張れる!全保連ニュースで「宮城」の仲間たちの元気な写真を見て、勇気づけられ、また全国の仲間たちからの励ましを力に頑張っていきたいです。 ※ニュースの見出しを「hand & heart」(つなごう「手」と「心」)に変更しました。」と書かれています。

2011年7月、岩手に初めて入ったときに聞いた、「内陸の保育園の先生たちが、毎週末、沿岸部の保育園に入り、先生たちの話を聞いている」という話がとても耳に残っています。「ガレキを片付けることや物資を持参することなどはできなくても、話、保育の話だけでなく、明日に立ち向かう話だけでなく、他愛もない話を聞く、というより、愚痴ったり、つぶやいたりだけでもいい」という、まさに心を寄せあう岩手の保育仲間がとてもまぶしかったです。

この仲間たちのためにというだけでなく、この仲間たちと一緒にいたいなあ、と思って、毎年、岩手ツアーを私たちが楽しみにしているのです。

ニュースを送ってくれている岩手県保育連絡会の副会長ホワイティさんに感謝です。ホワイティさんは県内を一緒に回っていただいて、子どもたちと遊んで歌って楽しんでいます。もうつながりあそびのスタッフです。


11月3日の保育大集会にも参加しませんか。
舞台で『九ちゃん音頭』や『レッツ・ゴー!』を一緒に歌い踊りましょう。
声がまだ戻らないピカリンを助けてください。
時間前に舞台裏に集合。または、客席から直接舞台に上がってきても大丈夫です。




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抱っこ通信832号 だれにきられたの?

2017年10月21日 | 抱っこ通信
今日の午後に2017年夢わかばプロジェクト岩手ツアーから帰って来ました。

明日は総選挙の投票日。いまだ棄権はなし。今回は40数年ぶりに投票所に行って投票します。公務員時代から期日前投票でした。仕事(つながりあそび)の関係でどうしても期日前投票が無理な時は、仕事先で投票できるように選挙管理委員会に申し出て投票用紙を送ってもらった時もあります。鹿児島県伊佐市の選挙管理委員会で投票なんていうことも。
7月の東京都議会議員選挙の時は、入院先の病院で投票しました。

今日、帰ってすぐに地元の選挙区の市民と野党共闘の候補者の地元での最後の訴えを聞きに行きました。自分の耳で、目で、心で実際に候補者が何を訴えているのかを確かめることが大事だと思うからです。

抱っこ通信830号で私は子どもたちの笑顔と、障害児・者の笑顔を守り、輝かせる候補者に投票しますと書きましたが、最後の訴えを聞いて、この候補者ならば信頼できると確信しました。

話はそれますが、盛岡の保育園でつながりあそびをからだいっぱいに楽しんだ後に、一人の男の子が私のそばに来て、首の手術後を指さして「だれにきられたの?」「くびはとれなかったの?」と聞いてきました。「いたくないの?」と心配もしてくれました。無条件に嬉しいです。可愛いです。抱きしめたくなります。

好奇心いっぱいで、やわらかくて、他人のことも自分のことのように思える、なんて素敵な子どもなんでしょう。

候補者の訴えを聞いていて、その男の子やまわりの子どもたちのことと結びついたのです。憲法を、九条を変えられて、戦争の出来る国にしてはならないのです。この子どもたちの笑顔と未来を奪われてはいけないのです。いつも子どもたちと遊んで思うことは、子どもたちの笑顔は明日も、明後日も、未来も楽しいことが待っているよね、信じているよという笑顔なんです。

そして、比例代表は、子どもたちの笑顔を守り、輝かせるために、市民と野党の共闘に全力で取り組んでいる政党に投票します。

明日は自分の頭で考え、自分の幸せのために投票に行きましょう。

似顔絵は盛岡の保育園のりさちゃん(3歳児)が描いてくれました。

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抱っこ通信831号 震災で台風で

2017年10月18日 | 抱っこ通信
夢わかばプロジェクト岩手ツアーの最終日は、岩泉町です。今回のツアーのメインは岩泉町でした。夢わかばカレンダーを各園にプレゼントしました。

午前中は、こがわこども園でつながりあそび。
昨年、8月の台風10号によって、園庭が削られて、玄関まで水が上がって来たそうです。道路は寸断され、園長先生は家に帰れず、園舎に2泊したそうです。

東日本大震災の時に家に帰れず、子どもたちと園舎やお寺で泊まったという先生たちの話も多く聞きましたが。

こども園の40人の子どもたちと釜津田僻地保育所の3人と遊びました。
どこの園でも『ダルビュッシュ』が一番楽しそうです。自分が失敗した時、スタートラインに戻る時の笑顔が素敵です。「自分に正直に」を大事にしたいです。

こがわこども園には保育所時代にも遊びに来ていますので2回目でした。園長先生も覚えてくれていただけでなく、一番にたのしんで遊んでいました。


午後3時からは、いわいずみこども園で約100人の子どもたちとつながりあそび。
前回、遊びに来たときは、役場から車を出してくれて、僻地保育園の子どもたちを連れてきてくれたことを思い出します。

ここでも『ダルビュッシュ』がおもしろかった。一人ひとりがよく見えます。一番にゴールしたくて思い切りダッシュしてくる子ども。慎重に一歩ずつ前進してくる子ども。まわりを気にしながら前進する子ども。失敗が怖くて動けない子ども。失敗してもズルする子ども。ルールを理解していない?子どもなどなどです。

いろいろな子どもがいても最終的には全員がゴールできるように遊びを展開しています。でも、そう簡単にはゴール出来ないことが楽しさを倍加させています。

ぞう組さん(年長さん)がゴール役になってもらって、0~2歳児さんが『ダルビュッシュ』を遊んだ時、先生たちに誘われてゴールまで来るのですが、ゴール役のお兄ちゃんお姉ちゃんの前で動けなくなってしまいます。その時のぞう組さんの声かけがやさしくて嬉しいです。

子どもたちの歓声を聞いたお迎えに来た保護者さんたちが、だんだんホールの中に入って来て笑顔になっていました。


昨日の午後からは岩泉町おもとこども園で約50人とつながりあそび。
おもとこども園には3回遊びに来ています。最初は津波で園舎が全壊したので、婦人施設に間借りしていた時。2度目はその婦人施設のそばにプレハブの仮設園舎が出来た時です。2年前にこども園になって、一昨年の10月に今の園舎に引っ越して来ましたが、昨年、8月の台風で前のプレハブ園舎は水害にあってしまったそうです。もし、引っ越していなかったら子どもたちを守れたどうか、考えただけでも恐ろしいと先生がお話ししてくれました。

今でも仮設で暮らして子どもたち、先生もいます。やっと震災での仮設住宅がなくなるという時の台風災害でした。撤去した仮設住宅を建て直したり、道路網もまだまだ復旧途中です。私の大好物の岩泉ヨーグルトもやっと岩手県内に販売され始めました。
子どもたちも先生たちもいろいろ抱える中でのピカリンとのつながりあそびです。
『元気いっぱい』から『さよなら明日もね』まで1時間ゆったりと遊びました。


今回も夢わかばプロジェクト岩手ツアーは岩手県保育連絡会の仲間たちに、人的にも財政的にもたくさんご支援をいただきました。特に副会長の渡辺さんにはほとんどの園に同行していただいて、声の出ない私に変わって歌ったり遊んだり大活躍してくれました。
また6日目の夜には交流会を開いていただいて、新妻会長をはじめ、仲間のみなさんに慰労、激励を受けました。ありがとうございました。
改めて保育なかまのつながり、あたたかさを実感した岩手ツアーツアーでした。

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抱っこ通信830号 子どもたちの笑顔を輝かせる候補者、政党に一票

2017年10月15日 | 抱っこ通信
昨日は休養日。午前中はコインランドリーで5日分の洗濯。車も洗車機に。気分も一新。
午後から岩手町を通って、葛巻高原から平庭高原へ大好きな道を久慈へ。
途中の山々の紅葉と31万本の白樺林道に心ウキウキします。3カ所の道の駅で休憩しつつ、のんびり移動しました。

今日の午前中は岩手県立久慈病院院内保育所すぎの子保育所で30数名の子どもたち、数人の保護者と遊びました。今年の埼玉での全国合研で出会ったS先生とのおしゃべりの中で「今度、久慈に行く時に遊びに行きますよ」との約束を果たしに来たのです。

『元気いっぱい』から『さよなら明日もね』まで1時間遊びました。この保育所では合研などでつながりあそびを覚え、子どもたちと保育の中で楽しんでいました。CDラックには『あそべやあそべ みなあそべ』のCDもありました。
今年は『ひとりじゃないさ』を6月の歌に、『ラララ・ラッセーラ』を運動会で、『誕生日って』を毎月の誕生会で歌っています。『さよなら明日もね』も毎日歌っています。

ピカリンがほんとうに来てくれるとは思っていなかったそうで、みなさん喜んでくれました。もちろん、子どもたちが一番喜んでいましたが。


午後は野田村のNPO法人風花に遊びに行きました。
私たちがすぎの子保育所に行くことを知った、元すぎの子保育所の所長さんが、是非、風花にも来てほしいということで実現しました。

「地域活動支援センター風花」は障がい者の就労の場として、また家族も含めた集いの場として、障がい者とその家族が地域で安心して暮らせることを目指し、元所長さんが2年前にスタートさせました。野田村には障害者のこういう場がなかったのです。

『ひとりじゃないさ』『ぼくの名前は』の後に『ワッショイワッショイ』を歌い踊りました。みんなの動き、笑顔が広がってきました。次に超久しぶりに『Hand & Heart』。被災地の仲間に贈った歌です。
『夢わかば』は清瀬わかば会の15周年記念に贈った歌ということを紹介して、最後は『手と手と手と』。

初めて出会う6人の仲間と職員、家族です。出来るだけ私のことを知ってもらいながら会を進めていきました。自分もそうだけど、あなたのすぐ隣に‘味方’がたくさんいるよを伝えたかったです。また遊びに来てくださいのメッセージをいただいて盛岡まで130キロ走って帰りました。


いつも思うのですけど、保育園児やその保護者、保育者の笑顔が私たちを笑顔に幸せにしてくれます。もちろん、障害児、障害者、家族の笑顔も私たちを笑顔に幸せにしてくれます。
この笑顔を、この幸せを奪われたくありません。

私は、22日の投票日には、子どもたちの笑顔と、障害児・者の笑顔を守り、輝かせる候補者と政党に一票を投じます。



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