一昨日(18日)は板橋区教研児童文化部4月例会。2001年から続いています。
私としては学校の先生方の研修会で続いているのは珍しいです。
2000年代に入って、先生方の研修会はだんだん少なくなってきました。
私はこの児童文化部例会を毎年楽しみにしています。
この日は、約60人の先生方が疲れた表情で集まってきました。新採さんも10人くらいいましたよ。新学期が始まったばかりですから、疲れているのは当たり前ですが、それだけではないようです。学校だけでなく、保育園も、幼稚園も、こども園も先生の忙しさが増すばかりです。子どもと一緒にいる時間が少なくなっているようですね。
会場の小学校が区の端に関係もあって、開始時間には人数がなかなか揃いません。
ですから、大体の人数が揃うまでは歌2曲。
手話ソングで『きみの手のひらと』。参加者が自然と手をつなげるように導入しました。
2曲目は『誕生日って』。今年度の誕生会に活用できたらという提案と、自然と肩組みができたらという提案です。
正直、歌も覚えなきゃならない、同時に手話や動作も覚えなきゃならないというのは先生方でも大変です。
ましてや子どもたちには難しいです。
その子どもたちの大変な思いも経験してほしいという願いもあります。
また、手をつなげられない自分を、肩を組めない自分を見つめてほしいという思いもあります。
そして、たくさん遊んで、最後の復習の時間で、自然に手つなぎ、肩組みをしている自分にも気付いてほしいという願いがあります。
次は、4月ということで、自己紹介を兼ねた『アウト・セーフ』。
「私は4人兄弟です。うそかほんとうか?アウトかセーフか?セーノ!」。
前に座っていた4人の先生には、問題を出す側にもまわってもらいました。
先生自身が子どもの中に入ってね、という願いです。
次は、イスをもって『かたつむり』を歌いながら引っ越しゲーム(イス取りゲーム)の準備です。
体が動かなければ心は動きません。
『引っ越しゲーム』の歌は、レジュメにあった『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』。
ルールは簡単ですから、この遊びの楽しさをつくりだすためのポイントを、遊びながら短い休憩というか間でおしゃべりしながら楽しんでいきます。
「空いているよ!」「ドンマイ!」「リーダーは君だ!」「セーノ!」「チェンジ!」などなどの言葉がけ以外に、先生たち(子どもたち)がいろいろ叫びだしたらしめたものです。表情もだんだん明るくなってきますからね。
でも、なかには、面倒くさそうに、重たそうに、しかたなさそうに、イヤイヤ遊んでいるというか動いている先生もいます。
体調が悪いのか、学校の中で何かがあるのか、個人的に何かあるのか、例会の内容が自分の考えていたものと違っていたのか、いろいろ考えてしまいますが、ともかくマークをしておきます。
その先生が約2時間の例会でどう変わるかを楽しみにしています。
仲間をもっと意識するために、ペアで『引っ越しゲーム』。『ジャンケンイス取りゲーム』。
次は、イスををなくして『イス取りゲーム(キャッチ)』(ゲーム名が決まっていない)。
「これは梅雨にはいい」と男先生。
運動量が多いあそびです。応用すれば、考えればたくさん遊べるのです。
次の『引っ越しゲーム』は遊びながら作っていたのですが、まとめの時間の時に、「覚えなくてもいいです」なんて言ってしまいました。
我ながら無責任。
2人から4人に仲間を増やしていって、最後は2グループに分かれてのあそびを展開。『ネコが来た!』『化け比べ』『ジャンケンキャッチ!』であそびは終了。
最後は、まとめの時間。楽しんだ歌やゲームをもう一度復習しました。
さて、先に「ルールは簡単ですから、この遊びの楽しさをつくりだすためのポイントを遊びながら短い休憩というか間でおしゃべりしながら楽しんでいきます。」と書きましたが、まとめの時間では、「遊びの楽しさ」の私なりの答えの話をしません。
先生自身が、あそびの楽しさを経験して考えてほしいからです。
遊びの楽しさは仲間と遊ぶ楽しさ(時間、空間)?
仲間の存在の楽しさ?
自分が受け止めてもらえる楽しさであり、自分が仲間を受け入れる楽しさ?
いろいろ考えられますね。
一つの学級文化として、その遊びを子どもたちと楽しもうとする、先生自身の考えが大事ですね。
『化け比べ』の最初の対決の時に、勝負が終わったところで、ある先生が一言「今までの歌はなんだ」と。
『化け比べ』は、
♬キツネとタヌキ どっちがうまいかな 化けるのうまいかな
キキキキキキキキキツネ タタタタタタタタタヌキ
キキキツネ タタタヌキ キキキツネ タタタヌキ
どっちかな♪
と動作をつけながら歌って、最後はジャンケンで勝負を決める遊びです。
確かに、ジャンケンの勝負だけだったら歌は必要ないもかも・・・。
今年も板橋区教研児童文化部例会を楽しんでしまいました。
先輩先生たちがとてもイイ味を出してくれています。その雰囲気が新採さんも巻き込んでくれています。
子どもたちも先生たちもたくさん遊んでほしいです。
楽しんで遊ぶ中でたくさんの発見があると思います。
先生としてだけでなく、一人の人間としてもね。
すぐに授業で使えるあそびも大事だけど、体と心を遊ばせるあそびがいいな。
全レクのレクリエーション学校、つながりのさまー・カレッジ、お待ちしています。
「昨年の『カレーライスジャンケン』を学校に帰って、すぐの子どもたちと遊びました。子どもたちが良い表情で楽しんでいました」と、最後の児童文化部の先生の挨拶でした。
私としては学校の先生方の研修会で続いているのは珍しいです。
2000年代に入って、先生方の研修会はだんだん少なくなってきました。
私はこの児童文化部例会を毎年楽しみにしています。
この日は、約60人の先生方が疲れた表情で集まってきました。新採さんも10人くらいいましたよ。新学期が始まったばかりですから、疲れているのは当たり前ですが、それだけではないようです。学校だけでなく、保育園も、幼稚園も、こども園も先生の忙しさが増すばかりです。子どもと一緒にいる時間が少なくなっているようですね。
会場の小学校が区の端に関係もあって、開始時間には人数がなかなか揃いません。
ですから、大体の人数が揃うまでは歌2曲。
手話ソングで『きみの手のひらと』。参加者が自然と手をつなげるように導入しました。
2曲目は『誕生日って』。今年度の誕生会に活用できたらという提案と、自然と肩組みができたらという提案です。
正直、歌も覚えなきゃならない、同時に手話や動作も覚えなきゃならないというのは先生方でも大変です。
ましてや子どもたちには難しいです。
その子どもたちの大変な思いも経験してほしいという願いもあります。
また、手をつなげられない自分を、肩を組めない自分を見つめてほしいという思いもあります。
そして、たくさん遊んで、最後の復習の時間で、自然に手つなぎ、肩組みをしている自分にも気付いてほしいという願いがあります。
次は、4月ということで、自己紹介を兼ねた『アウト・セーフ』。
「私は4人兄弟です。うそかほんとうか?アウトかセーフか?セーノ!」。
前に座っていた4人の先生には、問題を出す側にもまわってもらいました。
先生自身が子どもの中に入ってね、という願いです。
次は、イスをもって『かたつむり』を歌いながら引っ越しゲーム(イス取りゲーム)の準備です。
体が動かなければ心は動きません。
『引っ越しゲーム』の歌は、レジュメにあった『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』。
ルールは簡単ですから、この遊びの楽しさをつくりだすためのポイントを、遊びながら短い休憩というか間でおしゃべりしながら楽しんでいきます。
「空いているよ!」「ドンマイ!」「リーダーは君だ!」「セーノ!」「チェンジ!」などなどの言葉がけ以外に、先生たち(子どもたち)がいろいろ叫びだしたらしめたものです。表情もだんだん明るくなってきますからね。
でも、なかには、面倒くさそうに、重たそうに、しかたなさそうに、イヤイヤ遊んでいるというか動いている先生もいます。
体調が悪いのか、学校の中で何かがあるのか、個人的に何かあるのか、例会の内容が自分の考えていたものと違っていたのか、いろいろ考えてしまいますが、ともかくマークをしておきます。
その先生が約2時間の例会でどう変わるかを楽しみにしています。
仲間をもっと意識するために、ペアで『引っ越しゲーム』。『ジャンケンイス取りゲーム』。
次は、イスををなくして『イス取りゲーム(キャッチ)』(ゲーム名が決まっていない)。
「これは梅雨にはいい」と男先生。
運動量が多いあそびです。応用すれば、考えればたくさん遊べるのです。
次の『引っ越しゲーム』は遊びながら作っていたのですが、まとめの時間の時に、「覚えなくてもいいです」なんて言ってしまいました。
我ながら無責任。
2人から4人に仲間を増やしていって、最後は2グループに分かれてのあそびを展開。『ネコが来た!』『化け比べ』『ジャンケンキャッチ!』であそびは終了。
最後は、まとめの時間。楽しんだ歌やゲームをもう一度復習しました。
さて、先に「ルールは簡単ですから、この遊びの楽しさをつくりだすためのポイントを遊びながら短い休憩というか間でおしゃべりしながら楽しんでいきます。」と書きましたが、まとめの時間では、「遊びの楽しさ」の私なりの答えの話をしません。
先生自身が、あそびの楽しさを経験して考えてほしいからです。
遊びの楽しさは仲間と遊ぶ楽しさ(時間、空間)?
仲間の存在の楽しさ?
自分が受け止めてもらえる楽しさであり、自分が仲間を受け入れる楽しさ?
いろいろ考えられますね。
一つの学級文化として、その遊びを子どもたちと楽しもうとする、先生自身の考えが大事ですね。
『化け比べ』の最初の対決の時に、勝負が終わったところで、ある先生が一言「今までの歌はなんだ」と。
『化け比べ』は、
♬キツネとタヌキ どっちがうまいかな 化けるのうまいかな
キキキキキキキキキツネ タタタタタタタタタヌキ
キキキツネ タタタヌキ キキキツネ タタタヌキ
どっちかな♪
と動作をつけながら歌って、最後はジャンケンで勝負を決める遊びです。
確かに、ジャンケンの勝負だけだったら歌は必要ないもかも・・・。
今年も板橋区教研児童文化部例会を楽しんでしまいました。
先輩先生たちがとてもイイ味を出してくれています。その雰囲気が新採さんも巻き込んでくれています。
子どもたちも先生たちもたくさん遊んでほしいです。
楽しんで遊ぶ中でたくさんの発見があると思います。
先生としてだけでなく、一人の人間としてもね。
すぐに授業で使えるあそびも大事だけど、体と心を遊ばせるあそびがいいな。
全レクのレクリエーション学校、つながりのさまー・カレッジ、お待ちしています。
「昨年の『カレーライスジャンケン』を学校に帰って、すぐの子どもたちと遊びました。子どもたちが良い表情で楽しんでいました」と、最後の児童文化部の先生の挨拶でした。