つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信801号 26年目の研究所もあと一週間

2017年03月23日 | 抱っこ通信
久しぶりに金子由香里ベストを聞きながら抱っこ通信を書いています。

真面目に楽しく研究所会議つながりあそび・うた研究所の26年目もあと1週間です。
昨日、一昨日と研究所会議を開きました。場所は私の秘密の温泉宿、早太郎温泉のなかやまでした。一度、仲間たちと食事を一緒にしたかった宿でした。みなおいしいと褒めてくれました。よく飲みました、食べました、おしゃべりをしました。楽しかったです。朝食の雑炊も好評でしたよ。早くも2017年のサマー・カレッジの総括会議の日時、会場まで決めましたからね。

さて、会議の方は2017年のサマー・カレッジの目標、内容についてです。5つの目標(願い)を確認するのですが、例年、4つ目までは同じですので、5つ目を決めればよいのですが、今年は最初の一つ目から再確認というか、今まで良いのだろうかということで話し合われました。
保育情勢、職場状況、子育て状況が刻々と変わってきている中で、保育仲間たちが嬉々として保育ができない状況があります。もちろん、そのことはサマー・カレッジに参加する仲間たちにも反映されてきています。
研究所の仲間たちが一年間、全国各地の現場を回っての研修会やコンサートなどで、出会ったり、見たり、聞いたり、感じたりしたことを出し合いながら、情勢を、子どもたちの姿を、保育仲間たちの姿を、保育についてなどなどを熱く話し合いました。
それぞれの見方を知ったり、思いが聞けたりで、こういう研究所仲間だからこそ一緒につながりの仕事ができると確認にできる機会なのです。元気と勇気をもらいます
五つ目の目標(願い)については楽しみにしていてください。


声が出ない
今日は町の医院とは少し違った大きな病院に行ってきました。もちろん、医院の紹介状を持ってです。最近、声が出づらくなっているのです。原因の一番は声を出す機会がない、仕事がないということです。2月末までは姉の葬儀の関係やその後のいろいろが忙しく、一月は仕事をキャンセルしなければならないこともありましたからね。それでも、仕事をすれば二日目よりは三日目と声が出す機会が続けば楽に出るのですが。
余談になりますが、先日、テレビを見ていたら、同い年の某歌手さんが、キーを下げて歌うようになった引退すると言っていましたが、私はそんなことはないですよ。平気で下げてしまいますよ。ま、下げることによって、自分の思いが伝わらないときは歌いませんから。
声が出づらくなったのは2月中旬から。町の耳鼻咽喉科に行ったら、最初に行ったお医者さんからは、問診票を見るなり「これは加齢ですね」の一言で終わり。もう一つの医院のお医者さんは「大きな病院で詳しく診てもらってください」ということでした。検査は来週です。結果が楽しみ。


51年ぶりの再会
加齢ついでに、18日は高校の51年ぶりの同期会。クラス会は何度かやっていたのですが、仕事の関係で出席できず、ほんとうに51年ぶりに旧友と再会しましたよ。40人しかいないクラスだったのですが、すでに6人が亡くなっています。今回は9人と久しぶりに飲んでしゃべって懐かしかったです。ところが、当たり前ですがみんなしっかり爺さんになっていたんですよね。自分では年齢より若いつもりなんですが、こうやってみんなで顔を合わせると少々がっかり。
次に会う時まで元気でいよう!健康でいようぜ!が別れの挨拶でした。しっかり年齢を重ねているのですね。


お礼回りに
15日に中津川市坂下保育園に遊びに行ってきました。別に仕事として行ったわけではなく、この3月に退職する園長先生へのお礼として、保育園で子どもたちと遊んできたのです。今年度は4人目です。園長先生には恵北地域でのつながりあそびの活動で、中心になってお世話になっていました。
最初の出会いは加子母シスターズとして、職場ぐるみで全国の保母うた祭典に参加した時からです。職場の人間関係も含めて大変な状況の中でうたうことを通して、職場の仲間たちが保育でも一つになっていったのです。その中心にいたのが彼女でした。
その後、保育園の夏祭りや親子コンサートや子育て講演会に呼んでいただいたり、地域の保育問題研究会や地域のコンサートなどとたくさんの機会と場をつくっていただきました。もちろん、恵北地域からたくさんのサマー・カレッジの参加者も組織してくれたり、職場でも地域でもつながりあそび・うたを実践し、広めてくれていました。
今も彼女の最初に勤めた保育園には、『私が先生になったとき』の歌詞が書かれた模造紙が職員室の壁に貼られているそうです。私と出会ったときに聞いて、ずっと心のなかに、保育の芯としてある歌だそうです。
この日も、若い先生たちに是非、聞いてほしいとリクエストがありました。保育園を去る一人の保育者として、若い保育士に贈るメッセージを即興で入れながら心を込めて歌わせてもらいました。


私が先生になったとき
作詞・不明 作曲・中根康則

私が先生になったとき 自分が真理から眼をそむけて
子どもたちに 本当のことが語れるのか

私が先生になったとき 自分に未来から眼がそむけて
子どもたちに 明日のことが語れるのか

私が先生になったとき 自分が理想を持たないで
子どもたちに どんな夢を語れるのか 

私が先生になったとき 自分に誇りを持たないで
子どもたちに 胸を張れと言えるのか

私が先生になったとき 自分がスクラムの外にいて
子どもたちに がんばれ がんばれと言えるのか

私が先生になったとき ひとり手を汚さず 自分の腕を組んで
子どもたちに 仲良くしろと言えるのか

私が先生になったとき 自分のたたかいから眼をそむけて
子どもたちに 勇気をだせと言えるのか

私が先生になったとき


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抱っこ通信800号 宿題をもらっています

2017年03月14日 | 抱っこ通信
「つながりあそびの定義って?」「つながりあそびと他のあそび、うたとどう違うのですか?」「つながりあそびを、一般の人がわかるように一言で言うと、どんなあそびですか?」。
『教育』2月号の原稿に編集者からの疑問、質問でした。正直なところ、これだ!という答えが見当たらなく、「原稿のままお願いします」と答えました。私の宿題です。

11~12日の全国つながり青年学習会で、その原稿を基に約40分間、話をさせてもらいましたが、その話の中でもつながりあそび・うたとは何かを一言で話すことはできませんでした。

ところがです。一日目の実践報告や二日目の「どうしてつながりあそび・うたなの?」をテーマにした、ワールドカフェ方式による参加者の話し合いや気づきを書いたメモの中に、その答えらしきものを見つけた仲間が多かったように思います。私もね。

子どもと共にひとりの人間として育ちあっていく中で、子どもたちと楽しい保育をつくっていく中で、つながりあそび・うたが生かされ、楽しまれるということでしょうか。

最後の輪の中で保育者としての決意?すっきりした仲間たちの笑顔が見られました。実践を積み重ねるなかで、子どもたちや仲間たちから学ぶなかで答えを確かめていきたいです。若い仲間たちはつながりの財産です。




昨日、東京に帰り、今日は調布市にあるオリンピア保育園。ちょうど一ヶ月前の予定がインフルエンザの影響で今日に。先生たちはまだ予防中?『ダルビュッシュ』で子どもたちの姿がよく見えました。


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