つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1177号 にぎやかカーニバル③

2021年04月28日 | 抱っこ通信
 実は、私のにぎやかカーニバルは1992年1月19日から始まっていたのです。
 この日、京都府宮津市の宮津会館で開かれた『第9回障害者と共につくる文化の集い(広げよう、わたしのねがい、ぼくらの文化)』(以下、文化の集いと略す)にゲスト出演していたのです。出演する仲間たちの嬉々とした姿を見て感動したこと、会場のみんなと歌って遊んでいて楽しかったこと、障害者が主人公になることは地域にとって必要なこと、大事なことなどなど、とても大きな刺激を受けて東久留米に帰ってきました。これと同じような集いを東久留米でも開きたいという思いも一緒に。

 その時の思いを、「冬のひだまり」と題して、1993年1月に発行された「ひろげよう わたしたちのねがい ぼくらの文化  障害者と共につくる文化の集い10年のあゆみ」(10周年記念誌)に、稚拙な文ですが載せました。
 
 「雪と空と海、そして、春を迎える準備をしている仲間たちに出会った。丹後の冬のここだけがひだまり。つなぎあえて良かった。」これは、当日の記録に記した感想です。
 前日の夜9時過ぎに到着した駅。雪と風で街灯が震え、迎えてくれた平林先生の頬の赤さが、なぜか懐かしいのです。
 そして、当日。早くからスタッフが準備に取りかかっている姿は、さすが丹後の仲間。えらく組織的に思えました。つどい9回目という数だけではなく、この地で培われているだろう「障害者と共に」の歴史を感じないわけにはいかないのです。それが文化の集いの一部の地域の文化団体出演や、二部の構成詩にも現れていたと思うのです。
 今、人のつながりあいは時間的(歴史的)にも断ち切られています。時代のつくりだす速さが、人の気持ちや思いを積み残して通過してしまうのでしょう。しかし、どっこい、この文化の集いの中ではしっかりと生きていたのでないですか。構成詩を演じる仲間の顔の安心感にも現れていたように思えたのです。
 おそらく、それは雪と空と海と山。敵にも味方にもなるこの自然と、ここで暮らす人たちの様々な営みがつくりだしてきたものではないでしょうか。特に、与謝の海養護学校づくり等からはじまる「障害者と共に」の一本の糸を感じてしまうのです、冬のひだまりのように。
 ところで、92年12月に、私の住む東京都東久留米市で、この文化の集いを真似して『障害児・者と共に楽しむつどい・・・にぎやかカーニバル』を企画しました。障害のある人もない人もみんなが主人公で、みんなで楽しむつどいです。できれば毎年続けて行けたらと思っています。そんな勇気を与えてくれた「文化の集い」にありがとう。また、つなぎあえる日を楽しみにしています。

 そもそも、「文化の集い」とはどんな集いだったでしょうか。10周年記念誌の発行に際してから抜粋します。
 「『完全参加と平等』をテーマとして取り組まれてきた『国連・障害者の10年』と共に歩んできた“障害者と共につくる文化の集い”も10回を数えることになりました。
 この文化の集いは、京都北部障害者問題連絡会結成10周年を記念すると共に、『完全参加と平等』にテーマを、与謝・丹後の地でとらえ、その課題の実現とかかわて開催されてきました。それは、障害者に文化活動を保障すること、地域の文化諸団体・関係者との協同と連帯を育て合いながら、地域の文化発展に寄与すること、障害者問題に関しての現状や課題への理解の深まりを求めること、等々を課題として出発した取り組みでした。(中略)
 『10年』、その時々の状況に応じながら、一貫して“障害者を一人の人間として大切にする”との思いに実現を目指す歩みの確かな発展の重みを今更ながら感じざるを得ませんでした」。と文化の集い第10回実行委員長の青木嗣夫さんは書かれています。

 なぜ、すぐに東久留米でも真似っこして集いを開こうと思ったのか。そうですよね、会場(公民館ホール)を確保するのは一年前からだったのですから、帰ってすぐに、それも準備会を開く前に行動していたことになります。
どうして、そんなに集いの開催に燃えてしまったのでしょうか。勿論、当時は「にぎやかカーニバル」なんて言うタイトルはついていません。不思議ですね。

(写真は、第9回文化の集いプログラムの一部と、演奏する私とかめさん。当日は、ゆずりんと有里ちゃんも一緒してくれた)


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抱っこ通信1176号 振り返ったとき誰がいますか。

2021年04月24日 | 抱っこ通信
 子どもたちは少しずつ園の生活になれてきた頃でしょうか。それでもゴールデンウィークの間に、また元に戻ってしまうとよく聞きます。大変だね。
 今年度も昨年度に引き続いて、コロナ禍の中での保育ですから、少しは経験があると言っても、緊張を強いられる保育の連続でしょうね。連休で、ちょっぴりでも自分を緩められと良いと思いますが、なかなか出られないし、厳しい状況が続いていくのでしょうね。そんな時も「うし」です。

今週のつながりあそび動画の譜面です。

21日【かきくけこんにちは】
 保育園などに遊びに行くは午前中が多いですから、子どもたちと「こんにちは」と挨拶することは少ないです。それでも、1日2か所の園をまわるときは、午後になる場合があります。そんな時は、『かきくけこんにちは』を歌って挨拶する時もあります。その時は子どもたちに♬こんにちは♬のところだけを歌ってもらいます。実際に多いのは、朝の挨拶歌で「おはよう」の代わりに「こんにちは」を歌ってもらうことが多いです。
「歌わなくても、叫んでも、つぶやいても、なんでもいいよ。だけど、しっかりピカリンの目を見てね。それから心から挨拶だね」なんて言いながら歌っています。
 『かきくけこんにちは』は言葉遊び的な歌です。あまり考えずにできました。
22日【なまえがグルグル(返事&動物編)
 子どもたちの大好きな回転するおすし屋さん。名前がグルグル回ったら目を回してしまうでしょうか。自分の名前が呼ばれたとき、自分で名前を呼べるようになったとき、子どもたちは、それはそれは嬉しいのでしょうね。
『なまえがグルグル』は子どもたちの成長?発達によって4段階くらいにあそびも発展していきます。ルールだけでなく駆け引きも遊んじゃいますよ。最終段階は『恐怖のパラリコさん』と子どもたちが命名しました。これからどうやって動画するか頭が痛いです。実際に遊んでいるところが収録できれば一番なんですが・・・。おいおいアップしますね。
 子どもたちの名前を呼ぶときは、しっかりと子どもの目を見てね。ペープサートあそびでの動物さんの鳴き声は子どもたちと一緒に考えましょう。また、遊び込んできたら呼ぶ順番を替えてみるとか、動物の数を増やすとかいろいろ楽しんでください。


23日『うし』
 私がはまった絵本「うし」です。詩・内田麟太郎 絵・高畠純 アリス館出版。
 動画は、昨年の5月28日に、まっちゃんと大吉つぁんとの共作CD『 てとてをつなごう』シリーズの中で、ギターでうたって紹介しましたが、リクエストもありましたので、今回は、CD音源で表紙、中開き、裏表紙を使いアップしました。
 是非、手元に絵本を持って、音楽に合わせてページをめくってみてください。歌を覚えたら是非歌い聞かせ?をしてみてください。子どもたちの反応が、読み聞かせと歌い聞かせとの違いがあっておもしろいですよ。
 詩も絵もほんとうにシンプルですが、とても深いです。好きです。一昨年のサマー・カレッジ等の研修会では歌い聞かせ、歌唱指導付きで200冊近く広りました。自分の好きな絵本が広がって嬉しいのと、仲間が増えた感じで一層嬉しかったです。CD『てとてをつなごう』の残りは少しだけあります。

 私の場合の子どもたちと絵本「うし」を楽しむときの実例です。
まずは、絵本を片手に、子どもたちに問いかけます。「ライオンはなんて鳴く?」〈ガォー〉(子どもの声)、「じゃあゾウは?」〈パォー〉・・・(いろいろな動物の鳴き声を問いかけ、最後は)「じゃあ牛は?」〈モー〉「そうだね、モーだね。じゃあ牛が笑っているときは?」〈モー〉「悲しいときは?」〈モー〉「怒っているときは?」〈モー〉「もーはお母さんみたいだね。今日は絵本『うし』を歌います。一緒に歌える時があったら歌ってね」
 というようなやり取りをした後に、絵本を見てもらいながら『うし』を歌いはじめます。三回目あたりの♬うしがいた♬では、子どもたちも笑いながら歌いだします。♬うし・うし・うし・・・♬のところでは大合唱ですよ。♬うし♬の歌う回数というか頭数も子どもたちのノリで増えていきます。変わっていきます。子ども同士が顔を見合わせて大笑いしながら♬うし・うし・うし・・・♬と歌っています。というか叫んでいます。いよいよ最後の♬モー♬ですが、何にも言わなくても♬モー♬と歌ってくれる子どもたちがいます。
 絵本を見終わって、歌い終わったら、子どもたちに「後ろをむいてごらん。だれがいる?」と語りかけます。一瞬、シーンとします。一番多い声は「うし」です。ある親子遊びの時、後ろに親さんたちがいるのに子どもたちは「うし」。これには親さんたちも笑ってしまいました。
 あなたは後ろを振り向いたときに、誰かがいますか?



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うし(音源CD版)

2021年04月24日 | 抱っこ通信
今日、YouTube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『うし(音源CD版)』
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なまえがグルグル①(返事&動物編)

2021年04月24日 | 抱っこ通信
今日(4月24日)、YouTube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。『なまえがグルグル①(返事&動物編)』
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かきくけこんにちは

2021年04月24日 | 抱っこ通信
今日、YouTube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『かきくけこんにちは』
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風はともだち

2021年04月24日 | 抱っこ通信
今日、YouTube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『風はともだち』
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抱っこ通信1175号 にぎやかカーニバル②

2021年04月20日 | 抱っこ通信
 最初に訂正します。前号で『風はともだち』は未発表と書きましたが、第2回にぎやかカーニバルの全体企画の中でみんなで歌っていました。間違ってすみません。
 昨年はコロナ禍のために中止になりましたが、一昨年は28回目、本来ならば、今年は30回記念だったのですね。第1回目のにぎやかカーニバルで私が関係したところ、チラシとか会議レジュメとか実行委員会ニュースとか、進行表とか、いろいろ資料を封筒に残してあります。ちゃんとファイルして現実行委員会に手渡そうと思っています。

 さて、第1回にぎやかカーニバル(1992年)の第1回実行委員会が開かれたのは9月8日で、本番が12月19日でしたから、約3か月の取り組みでした。それまで準備会が2回開かれています。準備会でまとめた実行委員会へのおさそいは次のように書かれています。それ以降の実行委員会の基本的な考え方です。

 「今年は『国連障害者年10年』の最終年です。この10年間、障害者に関わる施策は大きく前進し、障害者問題に対する関心も高まりつつあります。
 東久留米市においても、既存の杉の子作業所・のぞみの家・バオバブ・わかくさ学園・しおん学園に加えて、障害者・その家族の~この地域で暮らしていきたい~という切実な願いから、このみ・どんぐりの家・杉の子第二作業所・なかまの家・カウリー・ユーカリ・かるがもなどができました。また、障害者福祉団体連合会を中心にして、障害者福祉センター建設促進のための『市民の会』が発足し、『誰でもが住みやすい町づくり』を目指して活動しています。しかし、障害者が地域で生活していくには、尚一層の努力が必要だと思います。

 そこで、私たちは、この10年間の成果を土台に、『この街を誰でもがより住みよい街に!』を目指して12月19日(土)中央公民館にて『(仮)障害者・児と共に楽しむ集い』を持つことにしました。
 この集いでは、障害のある人を主人公に!障害のある人もない人もみんなで楽しもう!そして、この東久留米を住みよい街に!を大事にしたいと思っています。
 市内の障害者・家族・関係者・そして多くの方達と共に、知恵を出し合って、この集いを実りあるものにつくりあげていきたいと願っています。
ぜひ、実行委員会に参加してください」と。

 呼びかけ人は先に名前が出た施設・作業所・団体に所属している人以外に、手をつなぐ親の会・全障研サークル・障害児学級担任・つながりあそびうた研究所でした。
 
 第1回実行委員会には、17人(団体・個人)があつまり、集いの三つの柱の確認や3部構成の内容や実行委員会体制が決まりました。実行委員長には若者が良いということで、個人参加していたMさん(当時、国立職業リハビリテーションセンターに通う)と事務局長にはOさん(なかまの家)を選びました。
この三つの柱
1.障害のある人を主人公に!
2.障害のある人もない人もみんなで楽しもう!
3.東久留米市を住みよい街に!
 は、今でも引き継がれているのでしょうか。

 正直に言って、第1回実行委員会が開かれたことで私の役目は一段落です。実務的なところは事務局にお任せして、企画・内容を担当することにしました。まだ、集いのタイトルも決まっていませんでしたので公募するところから始まります。出演団体・個人の募集もここからでしたが・・・。

 しかしながら、私のにぎやかカーニバルは、実は1992年1月19日から始まっていたのです。

(イラストは、全レク一座の大ちゃん作)


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抱っこ通信1174号 楽しさの肝は子ども自身が見つけるまで

2021年04月18日 | 抱っこ通信
 先週のつながりあそび動画の譜面です。
14日【キツツキツクツク】
 わらべうた風あそびのつながりでアップしました。先週のつながりあそびは乳児さんと、今週は幼児さんと遊んでください。
昔、♬ぺこぽんぺこぽんだ~れがつっついた♬なんてあそびしませんでしたか。地味なあてっこあそびです。あてっこあそびの場合だけではないですが、そのあそびの肝というか、楽しさをつくりだしているものを、『キツツキツクツク』の場合はあてっこあそびですから、その当てるコツというか勘というか技というか、また、当てられないコツというか勘というか技というかを子どもたちに教えない方が良いと思います。子どもたち自身に考えてもらいましょう。そのコツを見つけることが楽しいのです。
 でも、最近、そういう回りくどいというか、余裕というか、遊ぶ時間がないのでしょね。いつの間にか、あそびの消費者になってきてしまっているようです。
 これも昔、と言っても10数年ですよ。あ、十分に昔か、ある研修会で親子で参加されていた3歳位の子どもと『キツツキツクツク』を遊びました。もちろん、あてっこあそびとしてではなく、タッピング(つっつくこと)や待て待てあそびとして楽しみました。その間、親さんは研修に参加していました。
 コロナ禍の現場では、タッピングも憚れるのかな。



15日【あっちこっちどっち】
 誰でもが1回は遊んだことがある「あっちむけホイ」をからだ全体で遊びます。つられつりこませる遊びですが、何回か遊んでいく中で、相手の動き方の傾向がわかってくるのが面白いです。誰でも自分では気づかなくても癖があるのですね。人間って相手に同調しようとする力があるのですね。本来はいいことなんだと思うけど。『あっちこっちどっち』のあそびはずっと昔から考えていたのですが、実際に遊んでみたの初めてでした。子どもたちだったらどんな反応を示すか楽しみです。だれか子どもと遊んでみてください。

16日【風はともだち】
 この曲も『けやきのうた』と遠滋養に探し物をしていたら見つけた譜面の一つです。1992年頃の昨品だと思います。というのも、その年、「国連の障害者年の最後に年に何か楽しいことをやりたい」と実行委員会を組織し、東久留米市内の障害児・者の集い「にぎやかカー二バル」の開催に取り組ました。その中で全出演者の合同舞台をつくろうと創作曲を募集しました。実行委員でもあった市立わかくさ学園(通所施設)の佐藤さんがテーマソングになった『にぎやかカーニバル』の原詩を書いてくれました。たぶん、その過程で『風はともだち』が創作されたのではないかと思います。残念ながら未発表に終わっていますが、彼女のアドバイスでにぎやかカーニバルでは『パピプペポ』(つながりあそびチャンネルとして2020年6月10日にアップ)も創作、みんなで賑やかに歌いました。



にぎやかカーニバルについて①
 まずは参考として、抱っこ通信925号(2018年08月24日)にもにぎやかカーニバルについて書いていますので再掲します。地元での私の古希コンサートに出演してくれる仲間として紹介してます。
・・・・・・・・・・・
トップバッターは「にぎやかカーニバルの仲間たち」です。
 1992年12月19日に、「国連の障害者年の最後の年に、なにか楽しいことやりたいね」と話し合って、実行委員会を組織して、多くの障害児・者、家族、先生、指導員、関係者の力を束ねて開かれたのが、東久留米市障害児・者と共に楽しむつどい「にぎやかカーニバル」です。
障害児学級・通所施設・作業所・ボランティアグループ・他、14団体、約600人が出演者、太鼓・合唱・ロック・民舞・手話など盛り沢山の内容でした。
 それ以来、今まで、毎年「にぎやかカーニバル」は開かれ、施設職員や全レク一座の仲間たちが中心になってがんばり、楽しんでいます。

 私は市役所を退職して2年目(「つながりあそび・うた研究所」を立ち上げて2年目)、その年は299ステージと記録を見ると我ながら呆れ返る仕事・活動量だったのにもかかわらず、この日のために作業所・学校・サークルをまわって歌の指導やら会議やらと楽しんでいました。
 当日は、企画・演出・舞台監督と嬉しい悲鳴。諸会議も私の都合に合わせてくれていたのです。きっと今はもっと民主的な運営がなされていると思います。ま、なにかを立ち上げるってこんな時代でした。

 メインの合同舞台『とびだせ ぼくらのまちへ ステージ』で演奏する創作曲をつくろうと募集したところ、市立わかくさ学園の佐藤さんより、子どもたちの好きな言葉を集めてみましたと原詩が届き、直ぐに補作詞・作曲。
後半部分は、当時、小学校教員だった中山讓さんに補作曲してもらってできた曲が『にぎやかカーニバル』。今でもオープニングで歌われています。

 ちなみに、もう一曲の創作曲は『パピプペポ』。
グループ発表ができない仲間でも「にぎやかカーニバル」に参加できるようにと、破裂音を追いかけて歌う楽しい歌を創作。もちろん、先の佐藤さんのアドバイスもありました。全国の保育園でも歌ってくれています。

 残念ながら私の仕事、活動も全国規模になり、人と人とのつながりを広げる運動にも発展していく中で、「にぎやかカーニバル」に参加できなくなりました。もう一つ言えば全レク一座の仲間たちを中心に、「にぎやかカーニバル」をさらに豊かにできていること、主体者でもある障害児・者とその関係者の手で移りつつあることが確認できたこともあったので、安心してみていられました。それでも『晴れた日には』『心も空になれ』など「にぎやかカーニバル」の節目、節目には創作曲を贈っています。

 古希コンサート当日には何人が参加してくれるのでしょうか。歌ってくれる曲はもちろん『にぎやかカーニバル』です。

 尚、ここまでの文章は、雑誌『みんなのねがい』の寄稿文やつながりあそび・うた研究所機関紙『手と手と手と』での原稿を参考にしました。
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待ってるよ

2021年04月18日 | 抱っこ通信
今日、You Tube二本松はじめつながりソングチャンネルにアップしました。
『待ってるよ』
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わかくさイキイキ

2021年04月18日 | 抱っこ通信
今日、YouTube二本松つながりソングチャンネルにアップしました。
『わかくさイキイキ』
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