私たちの友人でもあり、全レクの仲間である高橋保さん、我々は保ちゃん(たもっちゃん)と呼んでいますが、今年の夏の参議院議員選挙群馬選挙区に、日本共産党から立候補することをあかはた新聞で知りました。ビックリするやら嬉しいやらで、「みんなが同じように幸せになれる社会にしたい」と立候補の思いを表明しています。
保ちゃんは、全レク機関紙『レクの広場』20周年記念号に、「私はまじめな中学校の社会の先生でした。たしか82年の夏でしたか、新聞を見て『第2回太陽レク』に参加した時から人生がずいぶん変わってしまいました。二本松さんの言った『参加しない自由を大切にするレクリエーション』という言葉は、その後の私の教育実践の中心的な柱になりました。いろいろな人と出会いました。とくに河口湖からの帰りに黒田さんの家でそうめんをごちそうになったことは忘れません」とメッセージを寄せてくれています。
保ちゃんは、その後、学校の先生たちが実行委員会を組織して開催する「太陽のレクリエーション学校」への参加はもちろんのこと、その他のレクリエーション学校に参加し、群馬でも全レク組織を立ち上げ、猿ヶ京温泉で「ぐんまレク学校」を仲間たちと開催したり、全レクの全国委員を務めました。
教員としてだけでなく、人としても、子どもたちだけでなく、働く仲間たちにも楽しいと思うこと、大事に思うことを自分だけものとするだけでなく、仲間たちに広げていました。特に全レク群馬では保ちゃんを慕う、信頼する仲間が集まっていました。
保ちゃんがレクリエーション学校の夜の交流会で歌う佐渡おけさは絶品でした。新潟大学在学中に覚えたのでしょうが、彼のテノール、それもハイトーンで、輝きがある声で歌われる佐渡おけさは交流会の名物だったです。
もう一つ、保ちゃんと言えば『全世界平和音頭』です。原詩・原曲は田倉正和さん。編詩・作曲が高橋保さん。全レク20周年記念CDのレコ―ディングの時には、ファミリーで参加してくれました。その踊りを踊っている時の保ちゃんが可愛いんだな。大型でずんぐり体型とも思えないしなやかさ、柔らかな身のこなしに色気があって良かったです。(写真があったんだけどな~)
♬地球にふたつの太陽が あったら大変だ
ヒロシマさんにめいわくだ ナガサキさんにもめいわくだ
みんなでなくそう核兵器 世界に広げよう 平和の輪♬
(『全世界平和音頭』1番。歌詞は6番まで)
というところが、私が知るところの保ちゃんですが、私自身がつながりあそび・うたの仕事・活動で全レクから少し距離を置かざる得ない状況でしたので、その後の保ちゃんの活動を知ることはなかったですが、今回の参議院選挙の立候補を知って、素敵な人が立候補してくれたと応援と感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、記者会見で述べた彼の一番好きだと言う憲法13条を記します。
第13条 【個人の尊重と公共の福祉】
すべて国民は、個人として尊重される。 生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、 公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
高橋保氏の略歴(あかはた新聞2月1日付による)
新潟大学卒。元小中学校教諭。日本民主青年同盟東毛地区副委員長などを歴任。現在、桐生地区労働組合議長、日本共産党群馬県委員会くらし・雇用対策室長。
(あかはた新聞2月2日付)
今日のつながりあそび『あわてんぼうかあさん』の譜面です。
歌詞はたくさんつけ足して遊んでください。