つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信989号 子どもも大人も全員集合!

2019年01月31日 | 抱っこ通信

今度の日曜日、2月3日は節分の日。

この日は、愛知県春日井市で「笑顔でわくわくつながりあそびコンサート」に参加します。第20回子育て講演会でもあり、あいち合研タイアップ企画として開かれます。主催は子育て講演会実行委員会・春日井保育連絡主催、共催はあいち合研実行委員会、後援は春日井市です。 

午前9時45分から11時45分まで、春日井市総合福祉センター大ホールで、子どもも親さんも先生たちも、たくさんあそんでうたっておどって、笑って笑って笑って、からだもこころも揺さぶって揺さぶられて、みんなでつながって楽しさ渦をつくりたいです。

 

節分なので『オニさん兄弟』はぜひやりたいです。オニたちのつくる門をどれくらいの親子が、先生たちが通過できるか楽しみです。

オニたちの挑発に乗せられず、ここはみんなで声を合せ反撃することが大事なんだけどな・・・。

 

♬準備はいいか 出発だ! 5・4・3・2・1・離陸♬

 愛知のみなさん、お待ちしています。

 

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抱っこ通信988号 良い顔しているひかりの親さんたち

2019年01月28日 | 抱っこ通信

今号は私の記録としてです。次年度の参考にしています。

26日は、豊川市にあるひかり保育園父母の会主催の親子つながりあそびコンサート。 

前半は、午前9時から0~3歳児の親子で遊びました。

スタートの『おはよう』で♬おはよう♬と元気よくあいさつ。でも最初は、声がなかなか出てきません。ゴリラになったり、ウサギなったり、キツネになったり、ネコになったりするたびに♬おはよう♬の声が大きくなってきました。この「だんだんに」「ゆっくり」を大事にしたいですね。 

『満月仮面』で、親さんたちが少しずつ変わっていきます。コチョコチョしたり、高い高いしたり、トンネルしたりと親さんたちの笑顔が嬉しいです。毎年、必ず親さんたちに「この保育園の親さんたちはすごいです。子どもに負けないくらい良い顔をしています。」と褒めまくります。ほんとうなのですから。ま、全員が、というわけにはいきません。乗り遅れる人というか、よくわかりませんが、感情が表に出ない、出さない親さんもいますが、きっと心の中では喜んでいるのではと思います。思いたいんかな、私が。

10何年前か、初めて遊びに来たときから親さんたちが本当に良い顔をして遊んでくれていました。この時期は、残り2か月で卒園、進級ですからね。親さんたちもいろいろな意味で育ってきています。 

つながりあそび『くっついた』は初めて。手遊び、からだ触れあい遊びから、ペープサート遊びに展開。親子での触れあい、くっつき合いがかわいいです。特にお尻とかだと、大きなおしりと小さなおしりを難しそうにくっつけあう一生懸命さがかわいいです。ですから、最後の「おっぱい」ではぎゅっと抱っこしあっている姿がなんとも言えません。 

『カエルさん列車』で動いて、保育の中で実践しているとリクエストのあった『地獄の一丁目』。このつながりあそびを親子で遊ぶのは久しぶりです。地獄は親さんの膝の上です。今回は七丁目まで行きました。だんだんにくすぐりとか、揺さぶりが大きくなってきます。もちろん、最後は「ぎゅっぎゅ」しますけどね。 

紙芝居を見ながらの『夢わかば』も2,3歳児は繰り返しの部分は歌っています。嬉しいです。最後は、金沢ののまりんが教えてくれた♬手はおっぱい♬と『さよなら明日もね』。

子どももそうだけど、親さんもたくさん甘えられると良いねとおしゃべりしてお終いです。

 

後半は、10時から4,5歳児の親子で遊びました。

子どもたちもそうですが、親さんたちの遊びが始まる前の姿勢が違います。余裕があるというか、どんなことをするのか、内容がつかめているからなんとなく安心しているように見えます。それでも、どこの保育園でも同じですが、後ろの方に陣取っている親子はなんとなく不安げだったり、気乗りしていない風だったり、こういう姿をおもしろがっている私もいます。すみません。 

『元気いっぱい』『満月仮面』の後に『カレーライスジャンケン』。親子で相談する姿が嬉しいです。今回は私とジャンケンをするのではなく、先生たちと遊びました。やはり大好きな先生が前に出てくると子どもたちは嬉しそうです。 

ジャンケンあそびの一番の肝である『相手がいるから』は、親子から家族対抗に展開しましたが、すぐに相手となる家族を探せるのは嬉しくなりました。なかなかすぐに相手を見つけられない保育園もありますから。 

次の『なんかでるぞ!』と『オチャラカホイダンス』は昨年も楽しんだつながりあそびです。ちょっぴり知っている遊びが出てくると親さんたちが安心して遊べます。どちらのつながりあそびも親さんたちの方が楽しんでいる感じでした。 

次は初めての絵本あそび『オレ カエルやめるや』。歌を覚えたところでスタート。親子ともどもしっかり、見て、歌っていました。終わったところで、お約束の「絶対にホール以外では歌ってはダメだよ」と。親さんたちはニヤニヤしていました。 

そして、昨年のサマー・カレッジのダンス『アオゾラ』を踊ってくれました。もっと広々としたところで踊らせてやりたいです。♬手をたたこう 声だそう♬のところはちゃんと歌ってくれました。毎年、サマー・カレッジで取り上げたダンスを保育の中で楽しんでくれていることも嬉しいです。 

最後は年長さんに前に出て『夢わかば』。3番までしっかり歌ってくれました。

 

乳児での親子遊びでも褒めたのですが、ひかり保育園の親さんたちの遊ぶ姿は嬉しいものがあります。きっと保育の中で、親さんたちの出番も少なくないのではと思いました。暮らし、仕事が大変厳しい中、保育への参加もしんどいことが多々あると思いますが、子どもを真ん中にひと踏ん張りしてくれたら嬉しいですね。

いつも心がほかほかするひかり保育園親子つながりあそびコンサートでした。来年も遊びに行きます。 

 

翌、27日は地元東久留米東部地域の新春のつどい。

フェースブックに載せたものを転載します。 

今日(27日)は、毎年の新春のつどい。全レク一座の仲間たちと30分間歌いました。『青い空は』『帰れ帰れ』『ぼくらのたからもの』『沖縄を返せ』など。途中、三期目をめざす永田まさ子さんのリーフレットから即興でみんなで歌いました。録音して音出しに使います。

🎵暮らし福祉第一に 安心して暮らせる 東久留米市つくります 永田まさ子です🎵

🎵働く人の味方です しんかわ保育園を守ります 子どもは未来宝物 永田まさ子です🎵

🎵体育館にもエアコンを 特別教室もエアコンを 中学校にも給食を 永田まさ子です🎵

🎵憲法九条改悪は 戦争する国へ進む道 暮らしの土台は平和です 永田まさ子です🎵

🎵暮らしや平和を破壊する 安倍政権にストップを あなたの側に日本共産党 永田まさ子です🎵・・・

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抱っこ通信987号 楽しかった70周年記念日本のうたごえ祭典③

2019年01月24日 | 抱っこ通信

番外編ではないけど・・・

70周年記念日本のうたごえ祭典Peace Festa参加の翌日(20日)、第118回横田基地すわりこみ行動に参加してきました。通常は午後1時30分から2時間位ですが、この日は、稲嶺前名護市長も激励に駆けつけるということで約1時間前から集会が開かれました。 

Peace Festaで『帰れ帰れ』等を歌ってくれたお礼を言いたいと思って早めに会場に顔を出すと、顔を覚えてくれていたようで、「楽しかったね」「楽しく歌えました」「ありがとう」「お疲れ様」「ご苦労様でした」とたくさん方に声をかけてもらえました。嬉しかったです。 

集会での稲嶺さんの挨拶の中でも、「思いを表現することの大事さが伝わってきた祭典に感動した」と感想を述べていました。さらに横田基地の撤去を求める会会長の高橋さんの挨拶の中でも「貴重な時間の中で、自分たちの運動を話すことができてありがたかった」と述べていました。この話だけでも、日本うたごえ祭典に参加して良かったと思いました。 

集会に先立ち、三多摩青年合唱団を中心にした三多摩のうたごえの仲間たちと、祭典の忙しい中を駆けつけてくれた東京のうたごえの大熊さんたちに混ざって、『帰れ帰れ』『タンポポ』と稲嶺さんの指揮で『沖縄を返せ』を集会参加者と共に歌いあいました。

 

毎月第3日曜日に開かれている「横田基地すわりこみ行動」。その現場に毎回駆けつけ、うたごえでたたかいを励ますうたごえの仲間たちの活動があったからこそ、すわりこみ行動に参加するみなさんが祭典に参加したのかなと思います。

たたかう仲間たちの「心に届くうた」があり、たたかう仲間たちに「見える人(顔)」あり、「つながりあい」をつくられていたからこそ、祭典にも参加してもらえたのかなと思いました。私が思ううたごえ運動の一つの魅力、楽しさに立ち会うことができました。

 

3時30分の集会の終わりまで参加しました。約200人弱の人が集まった集会では、三多摩だけでなく各地で平和を願ってたたかっている仲間たちの報告や連絡や訴えがありました。沖縄舞踊もありましたよ。配られた資料もたくさんです。

最近、こういう場に参加していなかったこと、新聞やSNSでは目にしているけれども、生の人間の声を聞いていなかったことに反省です。

そして、自分の参加の姿勢にも反省です。「なんのため、だれのため」に。 

 

また、失敗談、余談です。

その1.祭典中ということもあり、うたごえの仲間たちが3名を残して祭典に向かったので、休憩時間明けのうたごえの15分間は、残った3名と私たち(全レク一座のカメさんとみやちゃん)でやることになりました。リードをやってと言われていました。

一応、参加者に配られた三多摩青年合唱団がつくった歌集の中に載っていた『帰れ帰れ』と『手と手と手と』をやりましょうということと、是非とも『ぼくらの空に』をみんなで歌いたいと伴奏の三多摩のうたごえのメンバーには伝えました。 

が、止せばいいのに『帰れ帰れ』の時は、必要のないメッセージを途中で加えてしまったり、『ぼくらの空に』の時には、歌いだす前に創作の経緯を長々としゃべったりしたりして、『手と手と手と』の時には15分を経過していたのでしょうか、司会の方が後ろで伴奏をしていた三多摩のうたごえの仲間にコソコソ。「ひょっとして長かった?」。反省です。 

その2.『ぼくらの空に』は、1998年11月29日に昭島市堀向公園で開かれた「11.29横田基地撤去集会」(主催、横田基地撤去と基地被害をなくす共同行動センター)の文化行事への出演依頼があったときに創作し、みんなでうたってもらった曲です。ですから、是非、横田基地撤去のたたかうみなさんに歌ってほしかったのです。ちなみに文化行事のメインは橋本のぶよさんでした。 

なかなか子どもたちとのつながりあそび(コンサート)では『ぼくらの空に』を歌う機会がありません。それでも最近の平和コンサートで歌うようになってきました。結構、好評です。

『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』『やがて大気となって』『にんげんをかえせ』など、戦争を真正面からうたう作品が続いた最後に、参加しているみなさんと♪空が好き 海が好き 街が好き あなたが好き♪と一緒にうたっています。 

宣伝ですが、昨年、自主出版したCD『あの日から・・・大切なあなたへ』の中には、『帰れ帰れ』も『ぼくらの空に』には収録してあります。 

 

70周年記念日本のうたごえ祭典の開催時期がたまたま1月だったから参加できました。開催時期が秋だったら自分のスケージュールでは無理でした。奈良祭典以来です。良かったです。

祭典呼びかけ人にも名が連ねることもできたし、長年、いろいろな意味でお世話になっているうたごえ運動の仲間たちへの感謝の思いも込めて参加出来た祭典でした。ありがとうです。楽しかった。

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抱っこ通信986号 楽しかった70周年記念日本のうたごえ祭典②

2019年01月23日 | 抱っこ通信

会場を川崎市とどろきサブアリーナに移してピースライブです。

残念ながらPeace Festaのエンディングを見ないまま、会場に移動。一応、司会とトップバッターを仰せつかっていましたし、『帰れ帰れ』を歌う都合で音合わせなどもできていなかったので、早めに移動し、音チェックもしました。 

開始時間になってもまだまだ出演者も観客もパラパラです。そういうときこそ私の出番です。口に出てきたのは久しぶりに『冬から春へと揺らぐとき』。みやちゃんにも一緒に歌ってもらいました現在の活動は二人でですから。 

歌い終わってもまだ客席は半分も埋まっていません。それではと、ここで本来歌う予定だった『ひとりじゃないさ』。そのうちに会場を移動してくるだろうなんてのんびり構えてです。集まったみなさんと歌いながら「こんばんは」の挨拶をかわし、どこから来たのですかを尋ねながらみなさんの発声練習のつもりで歌いました。 

さすがにうたごえ祭典に参加するみなさんです。すぐに歌も覚えて歌ってくれるし、手を挙げてくれるし・・・。ここらでライブのスタートかなと思ったのですが、もう少しということで、うたごえ70周年を祝って『誕生日って』。ここでもうたいながら肩組み、手つなぎをしてくれました。 

3番のところで、一緒に歌ってくれていた、もう一人の司会者、橋本のぶよさんからスタートのOKサインをいただきました。私の任務完了です。

♬誕生日ってなんの日 感謝する日 うたごえが生まれてきたこと感謝する日♬ 

 

ピースライブの出演者は、増田康記、原田義雄、川口真由美、ユキヒロ、大須賀ひでき、たかはしべん、きたがわてつ、横井久美子(出演順)。司会・進行・コーラス・気遣いは橋本のぶよさん、一応、私も司会です。

歌は知っていてもユキヒロさんと原田さんとは初めてだったかな。他の人とは言葉を交わしていたり、一緒にステージ立ったりしていたりしていましたので、楽屋でもリラックスできました。 

こうしてシンガーソングライターが一堂に会して、それぞれの持ち歌を2~3曲歌う機会ってあまりなかったような気がしています。うたごえ70周年の企画だからこそです。なんだかんだ言いながらも、それぞれがうたごえと何らかのかかわりを持ち、共感する部分も多々あると思います。なによりも自分の作品を歌いつづけてくれていることが大きな喜びなんでしょうね。そんな姿勢がうかがえるそれぞれのステージでした。 

でも、シンガーソングライターのみなさんはよくしゃべるしゃべる。それぞれのうたう曲やスタイルが違っていておもしろかったです。かなり濃密な時間だったのではないでしょうか。「俺が俺が、私が私が」という人がいなかったのは気持ちが良かった。ほぼ時間通りに進み、8時過ぎには、みんなで『あなたが夜明けを告げる子どもたち』を歌ってエンディング。

立って聞く人や、舞台前に座り込む人や、舞台サイドに陣取る人やたくさんのみなさんが参加してくれました。ありがとうです。 

一つ心残りは橋本のぶよさんの歌を聞いてもらえなかったことです。1974年、三浦昭悦とポップコーンでデビュー以来、うたごえ運動の生まれ、育って、歌いつづける橋本のぶよさんが、このうたごえ70周年記念の祭典のこの日、どんな思いでいたかをうたごえを通して聞きたかったです。ライブの始まりが遅れたこともあって、「今日は私、司会に徹する」ときっぱり。今回のピースライブの企画の準備から、成功へと導いた立役者でもあったのです。こんどコンサートがあったら出かけるとしましょう。 

私の長い一日が終わりました。

夕食は地元に帰ってから。もちろん、飲みに行きました。うまかった。充実の一日。

一応、司会という仕事もしました。

オープニングの前です。

エンディングです。

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抱っこ通信985号 楽しかった70周年記念日本のうたごえ祭典①

2019年01月22日 | 抱っこ通信

70周年記念日本のうたごえ祭典に参加してきました。

19日に川崎市とどろきアリーナで開かれた「Peace Festa こころをつなごう~」です。「基地いらない!沖縄の闘いと連帯しよう」の舞台の中で『帰れ帰れ』を多くの仲間たちと一緒に歌わせてもらいました。

 

『帰れ帰れ』は三多摩のうたごえの仲間たちが「基地いらない!沖縄と闘いと連帯しよう」の企画に推薦してくれて、『たんぽぽ』(指揮、作曲家大西進)『沖縄を返せ』(指揮、稲嶺前名護市長)『唐船ドーイ(エイサー)』(東京エイサーシンカ)と共に演奏されました。

 

多くのうたごえの仲間たちや基地問題、沖縄問題でたたかって仲間たちと力強く熱いうたごえを響かせることができました。一度も練習に参加することができなかったのですが、私の後ろから聞こえてくる仲間たちのうたごえに私自身が励まされ感動しました。

 

『帰れ帰れ』は三多摩メーデーの中では何度か歌ってきましたが、日本のうたごえ祭典で歌われるとは思ってもいませんでした三多摩のうたごえの仲間からメーデーで歌われた『帰れ帰れ』の譜面が欲しいと言われ、うたごえ新聞で祭典の企画が次第に明らかになり、歌われることを知ったときには「へぇー」てなもんで、どんな演奏になるのか楽しみでした。まさか、自分が会場でリードするものだとは思ってもいなかったのです。

 

三多摩のうたごえの仲間たちは、メーデー後に毎月第3日曜日に開かれている横田基地撤去を求める座り込み行動をはじめ、各地での横田基地撤去、オスプレイ配備反対のたたかいなどを励ます集会等で『帰れ帰れ』を歌い広めていてくれたのです。ですから、当日には横田基地の撤去を求める西多摩の会のみなさんをはじめ、座り込み行動に参加する仲間たちも祭典にはたくさん参加していました。

 

同じく東京港区のうたごえの仲間たちも、港区六本木にある米軍基地「赤坂プレスセンター」(通称「米軍麻布ヘリポート基地」)撤去と都民への開放を要求しての1967年以来の運動をうたごえで励まし、その中で『帰れ帰れ』は歌われていたのです。そう言えば、昨年9月の私の古希コンサートに港新婦人のうたごえ仲間が駆けつけてくれて挨拶してくれましたっけ。

 

そして、今回の祭典の企画委員長の大熊さんが、それこそ、いろいろな現場で歌い広めてくれていたのです。日頃の彼の現場に出かけて歌うという活動のスタイルには尊敬の念を抱きます。まさに、うたごえ運動です。

私も公務員時代から「集める社会教育ではなく、届ける社会教育」ということを大事していたし、今のつながりの活動、運動でも、同じ思いで現場に出かけています。いろいろな運動の中に大熊さんのような若い人がもっと育ってほしいと思います。

 

ここからは失敗談というか余談ですが・・・。

 

その1。リハーサルの時に、『帰れ帰れ』だけでリハーサル時間を使ってしまったこと。なにせ、前日まで一度も練習に出られなかったし、病後の自分の声が出るのかも心配だったし、ピアノとの合わせも一回だけだったし、それ以上に、記念歌集とは違う、私がいつも歌っている歌い方でうたってほしくて(これは前日の練習の時に、大熊企画委員長が代役をやってくれていたのですが)、ま、いろいろ心配だらけだったのです。 

ですから最初から最後まで歌ってしまいました。そのため、舞台監督のときやん(京都音楽センター)から「もう時間です」と。企画の中で指揮をする大西さんや稲嶺さんや歌う仲間たちに申し訳なかったです。自分のことしか考えていなかったのですね、反省。

もう一つ、私が三多摩のうたごえ仲間に渡した譜面が、最近のものと違っていたのです。反省。

 

その2.その歌い方で、途中で4拍伸ばしたかったのですが、リハーサルの時にどういうわけか、私自身が2拍しか伸ばさなかったのです。なにかその場の雰囲気に合わせたというのか、のまれていたというのか、その方が後ろから聞こえる声との関連で調子良く歌えて(自分のことしか考えていない)・・・。

でも大丈夫。ピアノの町澤さんもうたう仲間たちもしっかりと私に合わせてくれていたのです。きっと、みんな「?」状態だったと思いますが。ほんとうは全然大丈夫ではなかったのですね。ということで、本番も2拍追加で歌いました。反省。

 

その3.当日の舞台は「シンガーソングライター二本松はじめさんとともに」とプログラム上はなっていて、私のリードで、ということでした。まあ、いつものようにやればいいのかなと、歌詞コールをすることを重点的に考えていました。

歌詞を間違わないようにと歌詞カードをみながらです。

それでもです、この『帰れ帰れ』は集会ソングとして創作したので、今まで集会などで参加者の思いを即興で歌詞にしながら歌っていたので、自分の中でいろいろな歌詞があって・・・。

本番の最後の最後で歌詞コールを間違ってしまいました。それでも、歌う仲間たちはちゃんと歌詞を間違いなく歌っていました。「?」。

席に戻って会場の中心のスクリーンを見ると、なんと歌詞がちゃんと出ているではないですか・・・。じゃあ歌詞コールは必要なかったということですか。あ~あ。

まあ「二本松さんらしいよ」と全レク一座のカメさんから慰められましたが・・・反省。 

一応、断っておかなければならないことがあります。企画委員で窓口になった三多摩のうたごえの今井さんからその都度、メールや電話で企画の内容、進行、台本が送られてきていたことはお伝えしておかなければね。企画側のミスではないのです。私の失敗です。反省。

 

その4.「Peace Festa」の最後に「核兵器も戦争もない世界」の企画の中でシングアウトの時間がありました。ソングリーダーはうたごえ運動と関わりのあるシンガーソングライターたちです。横井久美子、きたがわてつ、橋本のぶよ、増田康記、川口真由美、大須賀ひでき、原田義雄、たかはしべん(以上、プログラム通り)、そして、二本松はじめの8人です。 

横井さん、きたがわさん、橋本さんと私が呼びかけ人になって、うたごえ運動や音楽センターからCD等を出版しているシンガーソングライターに参加を呼びかけて、集まってくれた仲間たちです。(「うたごえ新聞」№2589号 2018年12月24日付に呼びかけた4人の座談会が掲載されています。司会は大熊祭典企画委員長) 

当日、打ち合わせはしていたのですが、どういうきっかけで舞台に上がるのかをちゃんと頭の中に入っていなくて、その時間がきたら他の7名が会場北側から入場してきました。

女性シンガーのみなさんはちゃんと色とりどりの華やかなステージ衣装を着て、男性シンガーはその人らしく・・・。私の衣装?衣装なんて言うものではないですよ、私らしくいつもの「夢わかば」のトレーナーです。トレーナーですよ。 

会場に手をあげたり、各方向を見まわしたり、あいさつする他のシンガーソングライターたちにしばし見とれてしまいました。

「あれ?ひょっとして出番?」なんて慌てて舞台へ。私だけ、『帰れ帰れ』を歌った関係で南側の席に座っていたのです。まわりにいた仲間たちに笑われてしまいました。反省。

 

その5.そのシングアウトの中で『歩いて行こう』(大熊啓作詞作曲)を私がリードをする担当になっていました。約10年前の歌で、毎年メーデーでも取り上げられていました。私はメーデーではギター伴奏のみでメロディは知っていても歌ったことはなかったのです。それでも分担が決まったのですから、ネットで調べて当日までは何回も何回も練習して、なんとかものにしたつもりでした。

ところが、そんな私を心配してくれた橋本のぶよさんたちが前日の打ち合わせで、私の担当は「創作した大熊さんがいるじゃないですか、歌ってもらいましょう」という呼びかけだけでオーケーになりました。良かった。でも、一生懸命歌いましたよ♬歩いて行こう 歩いて行こう・・・♬と一番だけは自信を持って・・・反省。 

 

話は変わりますが、「Peace Festa」の前の「Human Festa ~いのちをうたおう~」のスクラムステージ「全ての職場の仲間たちと連帯」の中で『レッツ・ゴー!』も歌われました。

うたごえ70周年の節目に選曲していただいたことは光栄です。正直嬉しいです。 

二階席からしっかりと聞き、見ました。会場中央で歌い踊る老若男女の保育士さんたち。知っている顔、顔、顔。みんな若々しく輝いていました。歌詞もしっかり届いていて良かったです。

♬生きているから涙も笑顔もあふれるよ ひとりじゃないから生きているって楽しいな♬(つながりあそび・うた研究所10周年の創作曲)

 

 

さて、peace Festa終了後は、先ほどのシンガーソングライターたちの「うたごえ夢の饗宴」(とプログラムに)ピースライブでした。これは次号に。

 

保育士さんたちの『レッツ・ゴー!』

 

シンガーソングライターによるシングアウト

リハーサルでの『帰れ帰れ』

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抱っこ通信984号 今年もやります「2019年版夢わかばカレンダー」

2019年01月11日 | 抱っこ通信

今日、2019年度版夢わかばカレンダーのチラシ原稿が、鹿児島のつながり仲間しろくまの田村さんから送られてきました。

 

熊本地震被災地の子どもたちに元気を贈ろうとはじまった夢わかばプロジェクト「夢わかばカレンダー」です。

昨年は熊本地震、東日本大震災に引き続いて九州北部豪雨で被災した保育園、幼稚園、こども園、特別支援学校等に贈ることができました。

多くの仲間たちに『夢わかばカレンダー』を購入していただいたり、カンパをいただいたりしたおかげで活動が出来ています。ありがとうございます。

おかげさまで昨年は完売となりました。

 

2019年度版夢わかばカレンダーも多くの仲間のみなさんにご協力いただいて、東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨、

及び、西日本豪雨で被災した保育園等にも贈ることができたらと考えています。

4月始まりで翌年3月までの年度カレンダーです。

 

*申し込みは、1月21日よりメール・電話で受け付けます。

一部1000円(送料別途)です。10部以上の送料は無料です。

3月初旬に送ります。

*昨年同様に全国のつながり仲間にも夢わかばカレンダーの取り扱いをお願いする予定です。

 

みなさんのご協力をよろしくお願いします。

 

夢わかばプロジェクト「夢わかばカレンダー」実行委員会

つながりあそび・うた研究所

203-0054 東京都東久留米市中央町6-5-18-103

電話042-479-1069

メール tunagari@cello.ocn.ne.jp

 

 

 

 

 

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二本松はじめスケジュール(1~6月)

2019年01月08日 | スケジュール

二本松はじめスケジュール(1月1日現在)

【2019年1月】

6日(日)pm70周年日本のうたごえ祭典ピアノ合わせin港区

10日(木amヴォイストレーニングinあきる野市

13日(日)am全国サマー・カレッジ実行委員会代表者会議in長岡京市

18日(金)ni第二日暮里保育園親子つながりあそびコンサートin荒川区

19日(土)70周年記念日本のうたごえ祭典

24日(木)amヴォイストレーニングinあきる野市

26日(土)amひかり保育園親子つながりあそびコンサートin豊川市

27日(日)pm新春のつどいin東久留米市

 

【2019年2月】

3日(日)am全国合研プレ企画in春日井市

7日(木)amヴォイストレーニングinあきる野市

21日(木)amヴォイストレーニングinあきる野市

 

【2019年3月】

7日(木)am鎧郷保育園in新潟市

8日(金)am山五十嵐保育園in新潟市

10日(日)★pm夢わかばプロジェクトコンサートin東久留米市

17日(日)pm社会福祉法人はとのさと福祉会研修会in加古川市

 

【2019年4月】

5日(金)am桜花学園大学保育セミナーin岐阜羽島

7日(日)ぬくぬく30周年記念のつどいin大阪

21日(日)奈良レクリエーション学校in奈良市

 

【2019年5月】

1日(水)am三多摩メーデーin武蔵野市

12日(日pm広島ツーユーレクin広島市

 

【2019年6月】

20日(木)徳山中央幼稚園in周南市

22~23日 福岡サマー・カレッジ

29~30日 大阪サマー・カレッジ

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二本松はじめスケージュール43(12月~4月)

2019年01月08日 | スケジュール

二本松はじめスケジュール(11月1日現在)

 

【2018年11月】

2日(金)pmヴォイストレーニング

3日(土)★pm保育大集会in日比谷野外音楽堂

8日(木)amレイモンド保育園橋本in相模原市

9日(金)amオリンピア保育園in調布市

10(土)amルンビニー保育園親子つながりあそびコンサートin恵那市

11日(日)★pm堺つながり隊第2回あそぼう会in堺市

12日(月)pm阪神地区福祉・療育関係職員つながりあそび研修会in西宮

15日(木)amヴォイストレーニング

17日(土)★amアップル保育園inさくら市

18日(日)pm陽だまり保育園in栃木県高根沢町

22日(木)pm熊本県球磨郡乳児保育研修会in人吉市

24日(土)amひまわり保育園親子つながりあそびコンサートin人吉町

26日(月)宮崎&鹿児島療育ツアー第13弾(m都城きりしま支援学校コンサート)

27日(火)宮崎&鹿児島療育ツアー第13弾(amひかり園)

29日(木)宮崎&鹿児島療育ツアー第13弾(ni都城療育研究会)

 

【2018年12月】

1日(土)am香焼保育所育ちあい子育てフェスティバルin長崎市

3日(月)鹿児島療育ツアー第13弾(大口保育園伊佐市)

4日(火)鹿児島療育ツアー第13弾(amみのりin湧水町)

5日(水)鹿児島療育ツアー第13弾(am子育て支援ルピナス&マムサルーンin伊佐市)

6日(木)鹿児島療育ツアー第13弾(am大口里保育園 &pm研修会in伊佐市)

7日(金)鹿児島療育ツアー第13弾(amこじか pm年長児交流会in阿久根市)

8日(土)鹿児島療育ツアー第13弾(amみどりほいくえんpm放課後後ディともin伊佐市)

10日(月)鹿児島療育ツアー第13弾(pm伊佐市年長児交流会)

11日(火)鹿児島療育ツアー第13弾(am伊佐市子ども発達支援センターたんぽぽ)

12日(水)鹿児島療育ツアー第13弾(am子どもの家療育クラブin日置市)

14日(金)鹿児島療育ツアー第13(amいちご認定こども園つながりあそびin大分市)

pm大分県認定こども園連合会研修会in大分市)

16日(日)pm★エルマー&実委主催「絵本で遊ぼう」in春日市

18日(火)鹿児島療育ツアー第13弾(am春日保育園 pm朝仁保育園in奄美市)

19日(水)鹿児島療育ツアー第13弾(amのぞみ園 pm放課後等デイのぞみ園)

      (niすみれ会研修会in奄美市)

20日(木)鹿児島療育ツアー第13弾(am聖隷かがやきin龍郷町)

 

【2019年1月】

18日(金)ni第二日暮里保育園親子つながりあそびコンサートin荒川区

19日(土)70周年記念日本のうたごえ祭典

26日(土)amひかり保育園親子つながりあそびコンサートin豊川市

 

【2019年2月】

3日(日)am全国合研プレ企画in春日井市

 

【2019年3月】

7日(木)am鎧郷保育園in新潟市

8日(金)am山五十嵐保育園in新潟市

10日(日)★pm夢わかばプロジェクトコンサートin東久留米市

17日(日)pm社会福祉法人はとのさと福祉会研修会in加古川市

 

【2019年4月】

5日(金)am桜花学園大学保育セミナーin岐阜羽島

7日(日)ぬくぬく30周年記念のつどいin大阪

21日(日)奈良レクリエーション学校in奈良市

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抱っこ通信983号 のんびり2019年スタートしました

2019年01月08日 | 抱っこ通信

いて年末年始は2週間もゆっくりと休みました。

もちろん、会議とか事務処理とか、事務所にいなければ出来ない、細かいいろいろ仕事、活動はしていましたが、

飲んだくれて、ゴロゴロしていて、時代小説に泣いて笑って、毎日、ボケっと生きていました。

 

さて、来週の13日は、全国サマー・カレッジ実行委員会代表者会議が京都府長岡京市で開かれます。

いよいよ2019年のつながりあそび・うたが始まります。

 

年末にまっちゃんと大吉つぁんとで3時間弱の会議を開いて、「2019年以降はこんな感じのサマー・カレッジがいいね」なんておしゃべりしました。

基本的には、サマー・カレッジの主人公である仲間たちが実行委員会を組織して、経営、運営などを進めてきたのですから、企画や内容にも積極的にというか、主体的に

取り組んでいくことが大事なのではないか、と結論というか、まとめというか、話し合いの方向となりました。

 

1993年からスタートしたサマー・カレッジは、現場の先生たち(子どもたち)からの要求から出発したのですから、現場に戻っていくものでなくてはなりません。

この間、現場は大きく変わってきています。変えられてきたという方が正直なのかもしれません。

その大きな変化に対応するために、実行委員会制を取り入れたり、講師陣に仲間が加わったり、内容をより現場の現実に近いもの、現場が求めるものへと変えてきたつも

りでした。

 

しかしなちがら、それ以上に保育・教育現場の変化が急激で大きいのです。実際はじわじわと、嫌らしく変えられてきたのですが・・・。

同時に子どもたちとその家庭での生活の変化と、保育、教育関係者(先生を含む)自身の生活が大きく変わってきました。

生活が変わる、変えられるのですから、その人の心持、志向、思考が大きく変わってきているように思います。変えられてきているのです。

 

いま、そんな瞬間ですから、面倒くさくても、臭くても、保育って、教育って、療育って、そして、自分はなんのため、だれのために生きているのかを問い続け、確かめ

つつ生きていかなくてなければと思います。そこから仲間たちとサマー・カレッジを考えていきたいです。

 

 

今回も改めて鹿児島療育ツアーで学んでること。

職員集団で、一人の子どもと、そばにいる母親(父親・家族)とに徹底的に向かい合うことの大切さです。

同時に、子どもも親も集団の中で育ちあう、育てあう喜びをつくることです。

そして、そんな活動、生き方の中で、なによりもありのままの自分に向かい合うことです。今年も、療育ツアー楽しみです。 

 

さてさて、今日は3月10日に開く夢わかばプロジェクトコンサートのチラシづくりです。

「ワードでどうやって作るんだっけな」と、一年前を思い出しながら、なんとか一日がかりで作りました。

まだ、写真等の差し替えがありますので、試作品ですが、一応アップします。

 うたごえ70周年(今月に70周年を迎えるらしいです)記念というわけではありませんが、

公私共々にお世話になっている三多摩青年合唱団をゲストに迎えての夢わかばプロジェクトコンサートです。

楽しみにしています。

 

 

 

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