つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信753号 笑顔の嬉しい出会い

2016年09月23日 | 抱っこ通信
今日は釧路市で治水どんぐりの家保育園でつながりあそび。姉妹園の昭和どんぐりの家保育園の年長さん、きょうりゅう組の友だちも雨のなか、遊びに来てくれました。
2歳児から5歳児の60人定員の保育園で、ホールは6角形をした部屋で正面をどこにするか迷いましたよ。

初めての出会いでしたが、そこは保育園の子どもたちです。『元気いっぱい』のあいさつ歌で先生たちが前に出てきてくれただけでワイワイキャアキャア。『満月仮面』の″だんごむしまん″の「ダメ~!」が繰り返されるたびに大喜びでしたよ。

保育園では『ひとりじゃないさ』『ロボット機関車』『じゃんけん列車』などが楽しまれているということで、この日は『ロボット機関車』ピカリンバージョン。一回ごとにスピードが上がったり、一回ごとの運転士交代が新鮮だったようです。
何人かの先生たちが10年前くらいに開いた釧路市の研修会や釧路専門学校で10年くらい開いていた公開講座に参加してくれていたのですね。

2歳児組のたんぽぽさんには5歳児のひまわり組のお兄さんお姉さんがあそびをサポートしてくれていました。ちゃんとお願いするとしっかり責任を果たしてくれる年長さんです。嬉しいですね。

個性豊かな子どもたちがたくさんいましたが、その子どもたちの出番というか、それぞれが参加できる場面をつくりながら70分間楽しむことができました。先生たちも初めての経験だったのでしょうが、いつの間にか子どもたちの中にはいって一緒に遊んでいました。

園長先生が一言「最後のピカリンの子どもたちへの言葉″いきているだけでいいよ″が、今日のつながりあそびのすべてでしたね」と。

また来年も、あるのかな? 待っててくれるということです。う~ん。


前夜は、30年近くなるお知り合いの時々自称マネージャーさんと専門学校の講師である元保育園園長さんと現役園長さんと、18年前に初めての釧路専門学校の授業に参加していた元学生で、今は養護学校の介助員をTくんの4人が集まってくれました。

バイトに追われ、勉強どころではない学生たちの貧困生活状況から、保育実習での笑っちゃう話や笑えない話など3時間以上もおしゃべりしていました。

約40年以上も昔、釧路市の少年の船で参加した子どもたちのキャンプファイヤーのリーダーを頼まれたのが釧路市との出会い。それから釧路市教育委員会主催の青少年指導者講習会に講師で招かれたことが、自称マネージャー豊島さんの出会い。
そして、釧路専門学校の武藤氏や豊島さんたちに招かれて公開講座を担当しはじめて、釧路管内につながりあそびが広がったという歩みがあります。
小さな小さな出会いが大きなつながりにつながっていくのですね。一時一時を、ひとつひとつを大事にしていきたいです。


さて、釧路のつながりあそび終了後、約160キロメートル走って、今夜は塩別つるつる温泉に泊まっています。地元の人たちが温泉に入りに来ます。宿泊客は道内の人たちが多いです。食事に期待するのではなく、温泉に入るのです。特に、露天風呂は最高です。
約20年前に名前につられて泊まったときと比べると、施設は増え、新しくなっていますが、温泉の良さは変わっていません。

一歩、外に出ると玉ねぎ畑。

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抱っこ通信752号 今日は脚が・・・樽前山に登ったよ

2016年09月22日 | 抱っこ通信
昨日は、念願だった樽前山に登ってきました。20数年前に初めて宿泊した温泉宿から、支笏湖越しに見えた風不死岳と樽前山。夕焼けになだらかな稜線とその姿が影絵のようにくっきりと映っていて、いつか登りたいなとずっと思っていました。

その宿には数回泊まっていますが、北海道ツアーでのスケジュールではなかなかチャンスがありませんでした。でも、今回はそろそろ体力的にも最後のチャンスかなと思って、山登りを優先したスケジュールを組んだのです。

7合目にある駐車場を出発したのは午後1時30分、約10分で支笏湖展望台。そこからの階段と斜面がキツかった。何しろ一段一段の高さが私の脚の長さに合わないのです。足場を探すのに一苦労。この日に合わせて体調も整えて来たはずなのに、心臓バクバク状態で休んでは登り、休んでは登りでした。

森林限界点を越えると苫小牧の街や大平洋に浮かぶ船まで望めます。階段もなくなりなだらかな登りで外輪山の分岐点までひとがんばりでした。約40分間かかったかな?
なん組かの人たちに追い抜かされていました。マイペース、マイペースです。
外輪山に出ると正面には溶岩ドームが。水蒸気らしきものがたちのぼっていました。

森林限界点は普通だったら2500メートルくらいですが、さすが樽前山の頂上付近は活火山ですので裸山なんです。

分岐点から約15分で東山(1022メートル)に到着。ちょっぴり硫黄の臭いもまじっていて、写真を撮ったらすぐ下山です。下山でもマイペースを心がけ、駐車場に戻ってきたのは4時頃でした。本来、山登りは朝早いのが鉄則ですが、この日はスケジュールの関係で午後になってしまいました。

この日も高校生たちが、遠足かな?バス3台でやってきてスイスイ登って降りて来たようですから、樽前山は山登り初級者でも楽に登れる山らしいです。でも、私にとっては登りは長く感じましたよ。山靴が正解。それだけ、登れたという充実感いっぱいです。

駐車場から宿まで車で約30分、温泉でからだを労り、生ビールがすいすいとお腹に入っていきました。9時前には爆睡。


今日は釧路まで約320キロ走って来ました。今夜は北海道ツアーでいつもお世話になっている仲間たちと交流します。

写真は支笏湖越しとフェリーから見える樽前山と風不死岳です。白い噴煙が見えますか。

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抱っこ通信751号 えほんのせかいへとびこもう!!

2016年09月20日 | 抱っこ通信
10月15日に丹波市のわいわいサークル『いっぽ』の仲間たちによる「ぴかりん・みやちゃんとあ~~そぼっっPart2 えほんのせかいへとびこもう!」が開かれます。

絵本あそびは、今年のサマー・カレッジでも久しぶりに「スイミー」や「はらぺこあおむし」などを楽しみました。また、福岡会場の壁面には、仲間たちが保育のなかで実践しているぴかりんの絵本あそびが紹介されていました。

今回は、『いっぽ』の仲間たちのリクエストに応えて新作も入ります。お楽しみに。
保育園では子どもたちがだれでも知っているだろう作品から、マニアックな作品までいろいろ楽しみたいと思っています。

私の絵本あそびは、『めっきらもっきらどおんどん』のように著作権の問題もあって、語りと歌で一句一字正確に表現するものから、『自動車ブーブー』一曲で絵本『のせてのせて』を遊んだり、『化け比べ』のように絵本のテーマを遊んでみたり、『だるまさんが大変身』のように絵本『だるまさんが』とは直接的に関係なさそうだけど、そこから発展させて遊んだりしています。

当日の楽しみのひとつが、参加者に持って来てもらう参加者自身の大好きな絵本の自慢合戦です。新しい絵本の出会いがあったり、絵本の楽しみ方が増えます。

丹波市周辺の近畿の仲間たち、お会いしましょう。




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抱っこ通信750号 東久留米ツアー④ 白山保育園の巻

2016年09月16日 | 抱っこ通信
今日、16日は、はくさん保育園つながりあそび。
ホールが市内では一番小さい保育園です。ホールの近くここも裏口を開けてもらって、こっそりと音響準備。それでも見つけた子どもたちが硝子戸の向こうからピカリン、ピカリンと呼んでくれます。

前半は幼児さんと1時間遊びました。
いきなりの『おひさまにむかってスタート』からです。
子どもたちは運動会のオープニングで体操代わりに踊りますから歌を知っています。
手話もやろうとしていますが、くり返し部分だけでした。
でも、35年間もはくさん保育園の歌として代々歌ってくれているようです。嬉しいです。

改めての『元気いっぱい』から『でんしゃにのってゴーゴーゴー!-』までは他園の同じプログラムですが、子どもたちの反応というか、ノリは当たり前ですが園によって全く違いますからおもしろいです。

こで急きょ『ねずみばあさん』の登場です。
少しばかり絵本『おしいれのぼうけん』のさわりのさわりを語って、口から出まかせに『おしいれ冒険隊』の歌って遊びました。

こういう鬼ごっこ類のあそびが遊べなくなっている子どもたちの姿がありました。
怖くて泣いている子どももいましたが、壁に張り付いたままで動きません。
全国的にその人数は年々増えているような気がしています。

それでは多くの子どもたちはねずみばあさんを遠巻きにして「ウッヒッヒッ・・・」「その声はだあれ?」「なんだって?」「その声はだあれ?」「なんだって?」「その声はだあれ?」「ねずみばあさんだ!」の問答を楽しんでいました。
逃げる足の速いこと速いこと。
3回目にやっとのこと、ひとりの子どもが捕まってしまいました。

「ねずみばあさんもみんなと踊りが踊りたかったんだって」と言って『大きくなるんだ』に展開しようと思ったんですが、まだ『ねずみばあさん』を引きずって、壁際にいて、なかなか真ん中に集まってきません。「ねずみばあさんのあそび、おしまい!」と言わなければならなかったです。あそびを遊べる、にはいろいろな体験が必要なんです。

最後は『ダルビュッシュ』。ピカリンがあそびに行った後の少し間は遊んでいるようですが、保育園の生活の中にはこのあそびが入っていないようです。ですから、つばめ組(5歳児)さんでも丁寧にくりかえさないとあそびが入っていきませんでした。4回も遊んじゃった。

かえる組(4歳児)までは昨年もあそんだと思うのですが、もぐら組(3歳児)は初めて遊びます。

どこの園でも3歳児の『ダルビュッシュ』は可愛いです。ルールがわかっているんだか、わかっていないんだか。「だるまさんがころんだ!」では動き、「ダルビュッシュ!」では止まるんですからね。もちろん、「だるまさんがころんだ」でゴールしてきてしまう子どもがいたり、ゴールしてもスタートラインにもどってしまったり、なんでも一歩、両足ジャンプをしてみたり、子どもたちの姿がよく見えます。これは4,5歳児でもね。その子の姿、性格まで見えるという先生もいましたよ。

この日は最初からホール内をチョロチョロしていたり、あそびに少しだけ入ってきたと思ったら、抜け出していたりのフリーボーイゆうきくん。
『ダルビュッシュ』はあそぶかどうか心配だったのですが、クラスの友だちに混ざって楽しそうに遊んでいましたよ。しっかりルールも守ってです。嬉しくなってしまいました。

後半は乳児さんと地域の親子で40分遊びました。

絵本あそび『ねないこだれだ』、『おはようのうた』、『グッパー』から『ぐるぐるぐるぐる』、絵本あそび『だるまさんと』から『おさんぽおさんぽ』。最後は歌紙芝居『夢わかば』でした。

1歳児クラスのさくらちゃん。なにをやっても前で遊んでいるみやちゃんのことをじっと見ているだけ。ほんとに見ているだけ。他の子は手をたたいたり、大声を出したり、おはようしたり、次のあそびでグッパーしたり、うさぎさんになったりしているのですが、それでも見てるだけ。いつ動き出すのか楽しみになってしまいます。

みやちゃんがさくらちゃんの顔の前で「いないいないばあ」をしても見てるだけ。やっと動きが見えたのは絵本あそび『だるまさんと』で「ぺこっ」のところでした。私としてはヤッターという気分でしたよ。

今年の東久留米市の地域事業は、今日のはくさん保育園で終了。来年も遊びに行こうっと.


おひさまにむかってスタート

今回の東久留米で生まれた歌は『おひさまにむかってスタート』。ピカリンベストつながりあそびうた3「乳・幼児編」に収録されています。もちろん、ダンスの振付もあります。

1881年、はくさん保育園の10周年記念で先生たちの依頼で創作しました。
創作を依頼されて改めてはくさん保育園を見に行って、びっくり!園舎の屋根に白いペンキで「おひさまにむかってスタート」と書かれていたのです。きっと親さんが、それも学生運動をしていた親さんが書いたのではないかというくらい、立看風の立派な書体とレイアウトでしたよ。園の運動会のスローガンだったのです。

はくさん保育園だけではありませんが東久留米市の保育園では、保護者と先生たちとで各行事の実行委員会をつくって、子どもたちのためにと行事を準備しています。子どもを真ん中に、を掛け声で終わらせないところが良いところです。結構、会議も重ねますから親さんも先生も忙しいとよく言われています。そういう活動を通して親と先生の信頼関係が生まれてくるのでしょうね。そして、共育て、共育ちということも。
「仕事は仲間をつくる」です。

『おひさまにむかってスタート』は全レク一座の仲間たちと10周年記念の時に園庭で歌いました。また、1987年に自主出版したカセット『生きて生きて生きて』の中でも全レク一座の仲間たちと歌っています。


おひさまにむかってスタート

作詞・作曲 二本松はじめ


1.きみとぼくの頭の上に ひろがる空のように
  どこまでも高く どこまでも高く ひろがる大きな夢を
  さあ みんなで手をつないで おひさまにむかってスタート

2.きみとぼくの足の上に ひろがる大地のように
  どこまでも広く どこまでも広く ひろがる大きな心を
  さあ みんなで手をつないで おひさまにむかってスタート

3.きみとぼくの目の前に ほほえむ友だちのように
  どこまでも強く どこまでも強く ひろがる大きな手と手を
  さあ みんなで手をつないで おひさまにむかってスタート
  さあ みんなで手をつないで おひさまにむかってスタート

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抱っこ通信749号 東久留米ツアー③ 前沢保育園の巻

2016年09月15日 | 抱っこ通信
今日、15日はまえさわ保育園でつながりあそび。
9時30分から50分間は全園児と、10時30分から地域の親子と予定されていましたが、またまた雨ということで、地域の親子参加も少ないだろうと、乳児さんは後半の地域の親子のところで一緒に遊ぶことになりました。保育園ですからその日の状況によって予定が変わっていくのは当然のことです。

9時30分少し前、私がトイレに行っている間に、4歳児クラスのいちょうさんたちがホールに集まり、がんちゃん先生のギターの伴奏で歌っていました。元気なうたごえです。けやきさん(5歳児)、どんぐりさん(3歳児)も集まってきたので、『元気いっぱい』からスタートです。

自分でも不思議なんですが、毎年、まえさわ保育園でのつながりあそびはあまり計画的ではないというか(そもそも計画なんてしていませんが)、子どもたちの状況に合わせて進めているはずなのにそうならないのです。
他園で楽しんだあそびの組み立てを基に進めればよいものをそうならないのですよ。

5歳児と3歳児でバディを組んで『1・2・さんぽ』『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』までは同じだったんですが、『トンネルトンネル』に挑戦したくなってしまったのです。
ホールの形が正方形に近く、広さもあまりないので、子どもたちがまとまって見えたのです。この子どもたちならば『トンネルトンネル』をあそべるのではと思ったのですが、少々難しかったようです。クラス別に普通の『トンネルくぐり』から導入した後に遊んだのですが・・・。
「3月頃までに遊べるようになればいいからね」なんて、どこかで責任転嫁していました。反省。

これに懲りずに『三種化け比べ』を年齢別でやってみましたが、ほんとうはキツネとタヌキの化け比べです。そこに化け猫を加えてみたのですが、あまり上手に、というか調子よく歌えませんでした。また、絵本や元のあそびを知らないので、子どもたちはじゃんけん合戦だけが楽しかったようです。

ある保育園で『三種化け比べ』を楽しく遊べたので、まえさわでも遊べるかなと思ったこと自体もうダメですね。これまた反省。

こんな感じで遊んでいたので、全くあそび込めていないなと、時間はなかったのですが、最後は『ダルビュッシュ』。

後半の乳児さんと地域の親子は30分間と聞いていました。0歳児もいなかったので、『おはようのうた』『だるまさんと』『だるまさんが大変身』、メインは絵本あそび『はらぺこあおむし』です。うさぎさんとかえるさんの動きが大好きな子どもたちでした。そして、あおむしになってハイハイする子どもたちは可愛かったですよ。もちろん、土曜日になって絵本を取り出しましたが・・・。

絵本も読み聞かせだけでなく、そこから少し飛び出せば、子どもと一緒に遊べますよ、の親さんたちへの提案です。

ここで、まえさわ保育園の乳児さんはお部屋に帰って、残った地域の親さんたちとお茶をしながらおしゃべりタイム、と・・・、思っていたのは私だけ。アチャ!先生から親子でゆったりと遊んでと・・・。

そういえば園長先生の手紙の中に「親子で楽しむことが苦手になっている感じがします」「保護者がゲームをやりながら、遊ばせる姿があったり」「赤ちゃんの顔をみて笑いかけるとか、自然なかかわりができないお母さんが増えているかもしれません」「だからこそ、子どもってかわいい!と感じられる関わり方を伝えなくては」と書かれていました。

『ねないこだれだ』『おむすびコロン』『大根づけ』などを楽しんだ後に、あるお母さんのブログを紹介しました。
「自分のことを大切にできる、自分を大好きでいられる子どもになってほしいです。そんな子どもになってもらうためには、そう思ってもらえる大人にならないと」。是非、彼女のブログ読者になって一緒に育ってほしいと伝えました。
お茶会はこの後でした。

まえさわ保育園の園長先生は先ほども書いたように、毎年、私が保育園に遊びに行く前に手紙を郵送してくれて、子どもたちや保育園の様子、今どきの子育て様子を教えてくれます。手紙で教えてくれる園は、他にあまりないと思います。ありがたいです。
帰り際に園長先生と東久留米の保育園のことや保育士のことや自主研修のことなど立ち話をして、お土産に昼食用にとパンをいただいて帰りました。

園長先生の手紙の最後に「ちょっと疲れ気味の大人たち!元気をくださーい」と書かれていました。


『わかくさイキイキ』

今回の東久留米の歌は『わかくさイキイキ』です。ピカリンベストつながりあそび・うた5『バンバンザイ -いのちがあればー』に収録されています。
ちなみに今日あそびに行ったまえさわ保育園の5歳児さんにも『けやきのうた』を創作しています。

東久留米市心身障害児通園施設わかくさ学園は1979年に開園しました。公設公営の施設として開園するまでには、約10年にわたる保護者のみなさんたちの運動があり、いまでも公設公営を貫いています。

開設10周年を迎えるときにわかくさ学園の先生たちに依頼して創作したのが『わかくさイキイキ』です。
 「創作にあたってわかくさ学園の9年間の卒園文集を読みました。その中に保護者のお父さんがわかくさ学園の運動会に参加しての感想がありました。自分の子どもが5メートル先のゴール目指してハイハイする間、友だちや先生、保護者や地域の人たちがずっと「がんばれ!」の声援を送ってくれていた、その光景に感動し、声援が子どもの背中を押しているようで嬉しかったと書かれていたのです。その光景こそ『わかくさ学園』と思ったのです。きっと、お父さんの時代の「がんばれ!」は素直に嬉しいと思える「がんばれ!」ではなかったかもしれませんね。」(「バンバンザイ」より)

現場の先生たちが振り付けてくれた可愛いダンスもあります。一昨年のスプリングカレッジでも大阪の保育さんたちのリクエストがあり、ダンスを再び研修しました。先日も「今年の運動会で踊ります」の電話を受けました。結構、自分で言うのもなんですが息の長い歌です。

青年教師、中山讓先生との「がんばれ!」論争も楽しい思い出です。


わかくさイキイキ

作詞・作曲 二本松はじめ


がんばれ がんばれ みんなの声が
背中を押したよ はじめの一歩

1.みどりの風が 走ってく
北へ南へ 東へ西へ
おはよう笑顔 まってるよ
春の便りを いっぱいのせて
がんばれ がんばれ みんなの声が
背中を押したよ はじめの一歩
わかくさイキイキ 今日も元気
おひさまニコニコ 明日も元気

2.寒空の下 見つけたよ
つくし たんぽぽ ミミズにカエル
ぼくたもみんな うたってる
春のひざしを いっぱいあびて
がんばれ がんばれ みんなの声が
背中を押したよ はじめの一歩
わかくさイキイキ 今日も元気
おひさまニコニコ 明日も元気

3.ともだち 先生 とうさん かあさん
泣いて 笑って 怒って 生きて
手つなぎギュッと 歩こうね
 春を迎えに 一歩ずつ
   がんばれ がんばれ みんなの声が
   背中を押したよ はじめの一歩
   わかくさイキイキ 今日も元気
   おひさまニコニコ 明日も元気
   
   がんばれ がんばれ みんなの声が   
   背中を押したよ はじめの一歩
   わかくさイキイキ 今日も元気
   おひさまニコニコ 明日も元気

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抱っこ通信748号 東久留米ツアー② 新川保育園の巻

2016年09月14日 | 抱っこ通信
今日14日は、しんかわ保育園でつながりあそびコンサート。
8日に予定されていたのですが、台風の接近で順延になっていました。

裏玄関から車を入れて音響機材を入れていると「ピカリン、ピカリン」と大騒ぎ。
結構、地元の保育園の子どもたちには人気者です。

と言いたいところですが。

いま、私の朝の散歩コースはしんかわ保育園園庭前の落合川添いのウォ-キング・ランニングロードを歩いています。

「4歳児の子どもが『あ、光ってるのが動いてる』。すると年長さんが『あれはピカだよ』って言っているんですよ」と先生が面白そうに話してくれました。先生、頼むよ、面白がっている場合じゃないですよ。「ピカじゃなくて、ピカリンだよ」と言ってくださいよ。

ま、散歩コースは園庭から見下ろす高さなんで仕方ないか。

嬉しいことに、東久留米の保育園に行くと、どこの園でも、子どもたちと先生たちとピカリンは友だち関係なんです。

前半は乳児さんと地域の親子と、近くの2か所の小規模園、認証保育園から遊びに来た子どもたちとです。総勢で80人くらいかな。
近くの保育には園庭がないのです。マンションの1階が園舎です。

内容は、昨日のちゅうおう保育園とほぼ同じにしようと思っていたのですが、近くの保育園のお友だちがクラスごとに時間差で遊びに来たり、しんかわの一番小さな0歳児のいちご組のお友だちは、あそんでいる途中に来たりと、乳児さんは一斉になにかをやるということができません。

新しい友だちが増えるたびに、「初めから」の気持ちで遊んで行かなければならないので、なんだかんだ50分くらい遊んでしまいました。でも、これが乳児の場合は普通なんです。

手遊びの『パッパッパンツ』や絵本あそびの『だるまさんと』などは、子どもたちの視線を1点に向かわせるので、そんな時にはよく遊んでいます。

『ぞうさん列車』の時はホール中を良く走りまわっているというか、動き回っていましたよ。ちゃんと「ドンドン!」で止まれるのだからすごいです。乳児さんとしてはよくからだが動く子どもたちでしたよ。


後半は幼児さんと、全員が集まるのに時間がかかった地域の保育園の子どもたちが残ってくれました。これまた約80人くらいだったかな。
内容的にはちゅうおう保育園の時とほぼ同じですが、初めて歌った2曲目の『満月仮面』ですでに子どもたちは全開です。スタートまで少し待たされてしまったからですね。

すぐにバディを組んでの『1・2・さんぽ』も『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』も思い切り走っていましたが、地域の子ども中には2歳児さんもいたのかな?ちょっぴり緊張していたのは私だけだったかな。

『大きくなるんだ』のダンスの時、見ている子どもの多さが気になっています。
ここ3年くらい、何かを覚えてやるということになのか、踊りを踊るということになのか、みんなで一つのことをするということになのか、リードの仕方が悪いからか、いろいろありますが、そういうことにちょっとばかり抵抗というか、敬遠するというか、そういう子どもが増えているような気がしています。

いい意味でのお付き合いがなくなっているんだよね。自分の気持ちを出せるって大事なことだし、積極的にその子どもたちの気持ちを受け入れようと思っているので、進行の中で、リードの中では子どもたちにはなにも言いません。でも、気にはなります。

きっと、私がその子どもの保育園の先生だったり、「保育」の中だったら、何かを言っているかもしれませんが。一緒に生活する中で、共に育っていきたいですからね。

でも、そういう子どもが張り切ってイキイキするのが最後に遊んだ『ダルビュッシュ』なんです。『ダルビュッシュ』だと、「アウト」とか「セーフ」とか、ゴールできたとか、一人ひとりが、ぼくも、私も、しっかりとリーダー(先生)に見てもらえているということがわかりますからね。ここあたりが鍵なんでしょうね。

最初から最後まであそんでいた地域の親さんが帰り際に子どもに一言。「あ~スッキリした。早く食べてね、早く寝てね」と。


しんかわ保育園をはじめとする東久留米の公立保育園の廃園計画が今年の3月に発表されました。
東久留米の保育園は地域に根差し、親さんと先生と地域でつくってきた歴史ある保育園です。単なるその時々の子どもたちの保護者の保育園ではなく、地域の宝です。
前号で紹介した東久留米の保育園から生まれた歌『夢育て ~みんなで手つなぎ 大きく育て~』そのものです。

ですから、しんかわ父母会には「公立保育園存続プロジェクト」(通称・公立保育園守り隊@しんかわ)が生まれ、在園、OB、地域と力を合わせて、廃園計画の白紙撤回を求めて活動しています。一度、ネットをのぞいてみてください。



『大地をけって』

さて、今回紹介する歌はさいわい保育園の先生と保護者が書いた詩に曲をつけた『大地をけって』です。今でも荒川区や墨田区の一部の保育園では運動会シーズンになると歌われていると聞いています。CDブック1『ピカリンベスト つながりあそび・うた(幼児編)』に収録されています。

作曲した年はいつだったか忘れましたが、まだ、市役所に勤めている頃でしたから、80年代の半ばかな?地域で音楽活動やレクリエーション活動、組合でも青年婦人部などで文化・レクリエーション活動をやっていたこともあり、保母さん(当時)たちのあそびや踊りやお泊り保育のための研修などに引っ張り出されていました。

また、全レク(全日本レクリエーション・リーダー会議)の各種レクリエーション学校に保母さんたちを誘っていました。当時は東久留米群団と呼ばれるくらいに、参加者の3割が東久留米の保母さんだったというレクリエーション学校もあったほどでした。

すでに、その頃には他の保育園の歌も数多く創作していたこともあり、さいわい保育園の先生たちが作曲を依頼してきたのだと思います。9月に依頼されて、一週間後には完成して、10月の運動会には間に合ったと思います。詞を読んで、すぐに曲が浮かんできましたからね。

後日談。

ある日、職場の外が賑やかでした。道を挟んだ消防署に子どもたちが遊びに来たのだろう、ぐらいしか思わなかったのですが、窓際の職場の仲間から「二本松さん、友だち来たよ」と言われて外に出たら、さいわい保育園の年長さんたちと先生でした。曲を作ってくれたお礼にと、子どもたちのつくった手形だったか、レンコンの押印だったか忘れましたが、布カバーに入った座布団でした。用務の先生が作ってくれたのです。嬉しかったなあ。

『大地をけって』には振り付けがあります。植田さん、頭金さん、庭山さんの3名です。サマー・カレッジの仕掛人でもあり、初代表スタッフです。


大地をけって

作詞 横堀妙子・横田玲子
作詞・作曲 二本松はじめ

1.はだしでかけっこ いい気持
  おひさまといっしょに エイ・エイ・オー!
  今日はみんなの 運動会
  高くみんなで ホップ・ステップ・ジャンプ

2.とび箱竹馬 さかあがり
  がんばれの応援 うれしいね 
  今日はみんなの 運動会
  高くみんなで ホップ・ステップ・ジャンプ

3.ころんでもへいき 泣かないよ
  父さん母さん 見ていてね
  みんなの待ってた 運動会
  大地をけって ヨーイ・ドン!

4.ラララララーラララ― ラララララー
  ラララララーラララ― ラララララー
  みんなの待ってた 運動会
  大地をけって ヨーイ・ドン!

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抱っこ通信747号 東久留米ツアー 中央保育園の巻

2016年09月13日 | 抱っこ通信
今週は東久留米市保育園ツアー。市内の公立保育園をまわります。
今年もさいわい保育園を除いてですが、今年で何年目に入っているのでしょうか。
もちろん市役所に勤めている時からあそびに行っていましたから長いです。

今日、13日はちゅうおう保育園。どしゃぶりの雨の中の音響機材搬入は泣けてきます。帰るときは雨が上がっていました。地域の親子さんは、雨が小降りの中を保育園に遊びに来てくれました。帰りは上がって良かったです。

前半は3・4・5歳児とあそびました。
あいさつ歌『元気いっぱい』はすでに生活の中に入っていますから、元気に歌うだけ。
次に5歳児さんと3歳児さんでバディをつくってもらって、『ゴシゴシゴシゴシ』。
『さんぽ』ではストップあそび。うまくストップできなくて座っている友だちを「いっしょに行こう!」と誘う姿にニンマリ。

絵本あそび『だるまさんと』から『おさんぽおさんぽ』。時間がないので少し乱暴な展開だってしまったので、最初は?状態でしたが、回数を重ねるうちに「う~ん ぱっ ピース!」もカッコよくなってきました。
動物園や海や子どもたちのリクエストに応えて公園にも散歩に行きました。

毎年、東久留米ツアーでは新しいダンスを覚えてもらいます。
今年は『大きくなるんだ』。
1回しか踊れませんが、CDを各園にプレゼントしてきますが、後は先生にお任せするしかありません。

最後のあそびは子どもたちお待ちかねの『ダルビュッシュ』を年齢別に。
もちろん、5歳児さんたちは保育の中でも遊んでくれています。
1回目はルールを確かめる意味でもゆっくりと全員が簡単にゴールできるようにしながら遊びます。

2回目は「本番!」を言いながら「ダルビュッシュ!」や「ダルダルソース!」も加えていきます。
子どもたちは失敗しても嬉しそうにスタートラインに戻っていきます。

が、ひとりだけ、先生の傍でぐずっている子どもがいました。Hくんです。
1回目の『ダルビュッシュ』の時でも何回も失敗してしまって、最初のうちはスタートラインに戻っていたのですが、そのうち戻らなかったHくんです。

『ゴシゴシゴシゴシ』の時から、なかなか友だちと手をつなげず、先生がいつも傍にいた子どもです。
そういう子どもはすぐにわかりますからマークしておきます。
あそんでいる友だちの中に入ったり、入らなかったり、いろんな姿を見せてくれますからね。
もちろん、Hくんだけではないのですが。
最近は、どこの保育園でも増えているようです。

先生が私の隣で、両手を前に出して「ゴール役をやろうよ」というように誘うと、Hくんいきなり両手を前に出したかと思うと「だるまさんがころんだ!」言いました。私も先生もびっくりしてしまいました。
次は大きな声で「だるまさんがころんだ!」。
何回後、先生に促されて「ダルビュッシュ!」も入れてリーダーをやってくれました。
以前、話を聞いていた、福井県のHくんのことをすぐに思い出しました。


後半は地域の親子と乳児さんとあそびました。
いきなり絵本あそびの『ねないこだれだ』からスタートです。
絵本あそびは集中してもらえますからね。
♪時計がなります ボンボンボン♪の後に、地域の親さんにお子さんの名前と、夕べ何時頃に寝付いたのかを聞きます。
次もボンボンボンまで歌って、違う親さんに再び子どもの名前と寝付いた時間を聞きながら進めていきます。

今日の子どもたちは8時から9時頃が多かったです。
「夜中に目を覚まさすことなかったですか?」と聞いて、「私は毎晩、夜中に目が覚めますよ・・・トイレで」と。
ま、地域の親さんたちは保育園に来るだけでも頑張っていますし、緊張していますからね。

次は、東久留米では定番のあいさつ歌『おはようのうた』。
手をたたいたり、のびのびしたり、床をたたいたり、大声出したり、笑ったり、くすぐってもらったりと子どもたちの様子を見つつ、2回づつくり返しながら歌っていきますが、「お は よ う 」がとっても上手で元気いっぱいでした。
もちろん、元気いっぱいに泣いている0歳児さんもいましたが。

これだけ元気ならば『だるまさんに大変身!』。
ペプサートをよく見てくれましたので、2回目はうさぎになったり、かえるになったり、ライオンになったりと動き回って遊びました。

さらに今度は『さんぽ』の歌をうたいながら、途中でいろんな動物さんが出てきて、一緒に散歩に行くように物語風に話を進めてあそびまわりました。

最後は『夢わかば』。地域の親寒気なんですが、乳児さんたちもしっかりと聞いていましたよ。


終わった後の園長先生との話。
「いつもは友だちの中で遊べなかったり、体操しない子どもが、どういうわけかピカリンが来るときは一緒に遊んでいるんですよね」と。
「今度、研修会をやりましょうよ」と私。
「そういう要求も出ているんですけどね。話を聞くだけの研修ではなくて」。


先週の金曜日の7日に行ったはちまん保育園でもだいたい同じプログラムであそびました。
ここのホールはちゅうおう保育園よりも少し狭いですが、『でんしゃでゴーゴーゴー!』などで思い切り走りましたよ。


東久留米市の保育園にはたくさんの歌をつくらせてもらっています。
今週はその曲を紹介しようと思っています。
はちまん保育園でも5歳児組には『ひまわり』。4歳児組には『コスモス』。2・3歳混合組には『なのはな』とクラスの名前の歌を作ましたが、創作した時代は歌っていたようですが、先週、聞いて見たら先生たちも知っていませんでした。ま、こんなもんですかね。

今回紹介するのは、2008年に創作した『夢育て ~みんなで手つなぎ 大きく育て~』です。
CDブック『ドドーンと ヤッター!』に収録されています。
2011年3月をもって44年間の歴史を閉じられた上の原保育園の40周年記念に創作した曲です。
40周年記念実行委員会のテーマが曲のタイトルになりました。

きっと、このテーマは上の原保育園だけでなく、東久留米市の公立保育園の保育を表すものだと思います。
子どもを真ん中に、子どもたちに徹底的に寄り添いながらの共育て、共育ちの保育です。

かわいい手話が付いていますよ。

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抱っこ通信746号 共通の問題意識は持てたかな?

2016年09月12日 | 抱っこ通信
今日は久しぶりの映画館に行ってきました。
『超特急! 参勤交代リターンズ』。2014年の『超特急!参勤交代』の続編です。
声を出して笑っちゃいました。わかりやすくて面白くて、俳優陣も楽しそうでした。

4年前にいわき市に行ったときに保育士さんたちから聞いていた「じゃんがら念仏踊り」も出てきました。エキストラとなって市民も踊っているんでしょうね。今回はいわき市でのご当地ロケも行われたそうです。

湯長谷藩主役の佐々木蔵之介さんの言葉「思い切りやるだけです。一生懸命頑張っていることが美しく、可笑しくて、愛しい人々なので、ただただそれを演じていきたい」がスクリーンにあふれていました。


昨日は福岡で、一昨日は東京でサマー・カレッジ実行委員会が開かれました。電話やフェースブックで知った範囲ですけど。きっと、サマー・カレッジ終了後はどこの会場の実行委員会でも反省会を開いて、すでに2017年に向かっていると思います。
実行委員の仲間たちは、つながり仲間として、私たちつながりあそび・うた研究所の財産、というよりも子どもたちの、未来の財産です。

つながりあそび・うた研究所としても8月31日総括会議を開きました。
当初はサマー・カレッジ山梨会場の終了後、下部温泉あたりで御苦労さん会を兼ねた反省会を開こうと決めていましたが、サマー・カレッジを進める中で、これからのサマー・カレッジを開くにあたってしっかり話し合っておかなければと日程を変更してもらいました。

ここ数年、サマー・カレッジの中で、私たちも変わってきていると思うのですが、私たち以上にサマー・カレッジに参加してくれる仲間たちの保育・教育職場の実態が急激に変化してきたとういうか、大きく変えられてきているのではないかと考えているのです。

特に、人と人とのつながりで、です。
子どもと先生と、子どもと子ども、先生と先生と、親さんと先生と、親と親とのつながりで、です。
また、これだけでなく、子どもを取り巻く状況、私たちを取り巻く社会とのつながり、関係でも変わりつつあるのかなという思いもしています。

そんな中で、つながりあそび・うたは、サマー・カレッジは、子どもたちの、先生たちの財産になっていくのかを考えたかったのです。

3時間の話し合いでは結論がでるわけではありませんし、結論を出す話でもないのかなと思いますが、共通の問題意識は持てたと思っています。
この続きは12月27日に行うことになっています。


まっちゃん(町田浩志)の9月2日のブログにも会議のことが書かれていますので紹介します。

「某日某所・・・

つながりあそび・うた研究所のフルメンバーで会議が持たれました
会議の内容のメインはこの2016全国サマーカレッジのこと・・・

反省点や課題点・・・

もちろん個人の内容や構成、ねらいなども含めての意見交換・・・

こどもたちを、保育を教育を、子育てを取り巻く昨今の情勢をも含めた現状把握・・・

『さぁ!笑って笑って笑って あなたと歌おう』

今年の5つ目のテーマでした

”楽しい”という感覚・思想の一人ひとりの多種多様化・・・格差化・・・劣化?・・・

もちろん五感すべてが同じことはありえないし、・・・そうじゃなくてね(笑)

保育やこどもたち、いのちを考えた時に・・・一人ひとりの価値観が折り重なった部分だけでも一緒に笑いあえたらそれはそれでうれしいものです


・・・僕も考えます

その食材がおいしいだけなのではなく・・・

大好きなその人と一緒に食べられるから、その食事がよりおいしいのではないかな?と

観光地が楽しいだけではなく・・・

大好きなその人と一緒にそこにいられるから、より観光地が思い出になるのでは?と

あそびうたが楽しいだけなのではなく・・・

大好きなその人と一緒に手をつなぎ笑いあえるから、よりそのあそびうたが楽しいのでは?と

そこには一緒にいても安心できて、お互いにこころやからだが許しあえて、認め尊敬しあえる仲間であり、大切な人であり、愛おしい存在だからこそ・・・”楽しい”のではないかなぁ?と

もしも・・・

相手がそういう存在でないのであれば・・・

簡単なこと!

自分が相手にとってそういう存在になればいい  」

まっちゃんのブログは、本来、行間が広かったり狭かったりしています。その行間を読まなければならないのですが、ここでは都合上、同じにしています。すみません。


今年も夏にも全国各地でたくさんの保育士さん向けのセミナーや研修会、講習会が開かれましたが、主催者さんも講師さんたちも、きっと反省会、総括会議を開いていることでしょうね。その時の視点や問題意識なども知りたいものです。



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抱っこ通信745号 大雨予報で順延に

2016年09月08日 | 抱っこ通信
今日は大雨のため予定していた市内の保育園でのつながりあそびコンサートが順延され、のんびりとした一日でした。こういう日は事務仕事です。研修会のレジュメを送ったり、注文を受けていたCDやCDブックや絵本を送ったりと結構仕事が溜まっていました。
肝心の福井での『笑って笑って笑ってコンサート』のチラシ作りに使ってもらい原案まで手が回らなかったです。11月6日坂井市丸岡町で、実行委員会による『笑って笑って笑ってコンサート』。会場もやっと決まり仲間たちの張り切っている姿が目に浮かびます。


昨日、7日は富士見市民会館きらりふじみマルチホールで『ピカリンとあそぼう 親子つながりあそび』が開かれ、約95組の親子と1時間楽しみました。主催は保育園 ららぽーと富士見ナーサリースクール☆SUKUSUKUの子育て支援センター。
支援センターを利用している親子だけでなく、姉妹園の保育園、幼稚園の2歳児クラスの親子も参加していました。
子育て支援センターや保育園、幼稚園の先生たちも多く参加してくれていました。先生たちとは今年の3月に、法人研修会で一緒につながりあそびを楽しんでくれていますので、親子つながりあそびでも、私の意図していることを理解してもらっているかなと思える動きでした。ありがとうです。

この日の朝は、あいにくの雨模様で、申しまれた親子の3割近くが欠席だったそうです。それでも、参加してくれた親子は、ホールの前の方からどんどん詰めてくれました。0歳児の親子はホールの後ろでシートを敷いた場所に集まってくれました。

ほとんどが2歳未満の親子ですから、親さん自身が楽しまなければ、子どもも楽しめないのではと、多くのおしゃべりは親さん向けでした。『元気いっぱい』から始めましたが、この段階で、親さんたちの笑顔が溢れていました。こういう場所になれているのかなと思うほどです。『満月仮面』では親子とも喜色満面。親さんはタカイタカイマンやブランコマンも声を出しながら嬉しそうにあそんでいました。こんな感じのスタートだったので、1時間があっという間に過ぎていきましたよ。

園長さんとも4度目の顔合わせだったのですが、若い頃にレクリエーションの講習会などに積極的に参加していたそうです。以前、私とどこかで出会っているということでしたが、その日がいつだったか、昼食を食べながらのおしゃべりの中でようやく分かりました。

1990年8月30日でした。この日は埼玉県私立幼稚園連合会夏季研修会でした。春日部市文化会館大ホールで、東武動物園の名物園長だった西山登志雄さんの講演が午前中、午後が私の実技講座だったのです。この日に園長先生は参加していたそうです。
なぜ、私がこの日を覚えているかというと、この日の夜に市役所を退職することを教育長に伝えた日だったからです。そのいきさつは・・・。


6日は御殿場幼稚園年長組親子つながりあそびコンサート。今年で3年目になりますが、どこでも同じですが行く年月日によって親子の様子が違っていて楽しいです。昨年、一昨年と10月開催だったのですが、今年は9月。夏休み明けということで、子どもたちの調子も今一つだったのでしょうか、少しおとなしかったようです。

やはり秋に行われる運動会の取組前と後ろでは子どもたちの姿が大きく違いますね。運動会の取り組みによって大きな壁というか、節目を越えるのでしょうね。子ども自身もそのことを自覚できるのでしょうか。

『ダルビュッシュ』をクラスごと(3クラスあります)遊びました。一人ひとりの子どもの姿だけでなく、親子関係も見られて面白かったです。ホールがこの遊びには少々狭かったですが、親さんめがけて進んだり、止まったり、失敗してスタートに戻ったりと、失敗するたびに何度も挑戦することを楽しんでいる姿が伝わってきて嬉しかったです。親さんにもそんな子どもたちの姿をしっかり見てもらえていたら嬉しいのですが・・・。
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抱っこ通信744号 ありがとう『誕生日おめでとう』のメッセージ

2016年09月05日 | 抱っこ通信
たくさんのみなさんから「誕生日おめでとう」のメール、メッセージ、フェースブック、電話をいただきありがとうございました。
誕生日おめでとうの言葉と共に、つながりあそび・うたに出会えての感謝と健康を気遣ってくださる言葉が多かったです。ありがとうです。

つながりあそび・うたは私のライフワークですので、これからも、からだが、頭が、心が動く限り続けていきますよ。私が私であるためにもね。

やはり私にはつながりあそびを求められているのですね。その求めに応えるとともに、「いのち・こども・平和・つながり」のメッセージをきちんと届け、みんなでうたう活動もできる限り続けたいと思っています。
特に、被爆した子どもたちのメッセージをうたったものを中心に、今は、被爆体験者、戦争体験者の語り部が少なくなってきている現実の中で、彼らの思いもうたや歌物語として創作していかなければと考えています。

健康については、
私が生まれた時からプログラミングされているからだのスケジュールに沿いながら、それらしく精いっぱい生きていこうと思っています。

夏の間、休んでいたウォーキングというか、散歩を2週間前から再開しています。雨が降ったらお休み、仕事があればお休みというように、無理せず気分で歩いているだけですが。
ともかく夏は太ってしまう体質なのです。というか年々太ってきています。父親にそっくりな体形になってしまっています。

6カ月で5キロを目標に痩せたいのです。挑戦です。但し、体形は維持しながらですが。あまり痩せすぎるとピカリンじゃなくなってしまいますからね。

先週からは10数年前に購入した山靴を引っ張り出して慣らし運転?をしています。ずっと履いていなかったものです。

今月末に根室保育士会の研修で北海道に行きますが、今回は、一度は登ってみたいと思っていた山に、時間が許せば登ってこようと思っています。いつも宿泊する温泉旅館から支笏湖の向こう岸に見える、夕焼けの中の姿が心に残っている山です。小学生でも遠足で登るような山ですから、スニーカーでも良いのでしょうが、これを機会に約40年ぶりに山歩きもしたいな、なんて考えているのです。やはり健康でなければつながりあそび・うたどころではないですからね。

北海道と言えば10年ちょっと前に黒岳に、ロープウェーとリフトを使って登りましたが、いつかは斜里岳に登りたいとずっと思っていました。知床連山から少し離れている1545mの単独峰で、道東を車でまわるときにその姿に感動します。車から斜里岳に一直線に延びる道路走って裾野から登り始めれば、なんて思っていましたが、実際は清里町から15キロ林道を車で走って山小屋清里荘。そこから一日かけてゆっくり往復すれば、山登り初級の私でも、と思い続けていました。今は誰かにつれていってもらわなければ無理でしょうね。


先週の活動報告です。フェースブックに記しましたが。

9月2日午前中は東久留米のわらべみなみ保育園で乳幼児に別れてのつながりあそび。東久留米市みなみ保育園時代からずっと毎年遊びに行っていますが、民託されて3年目です。
どこの保育園に遊びに行っても、子どもたちがどんな表情を見せてくれるのか楽しみですが、今年は昨年よりも床にお尻がくっついていたような気がしました。保育も少しは落ち着いてきたのかな、なんて思いました。
10月には同じ福祉法人の他園の先生たちも交えての園内研修会もします。実技だけでなく、じっくりと子どもや保育についておしゃべりできたらなと思います。

山口市に向かうため羽田空港へ車で移動。今回は駐車場を予約していなかったので空スペースがあるか心配でしたが、10数台分の空があって滑り込みセーフでした。
泊りは湯田温泉のいつもの旅館に。旅館のM姉さんが私のCDを聞いてくれて、お礼に焼酎を先日送ってくれました。


3日午後は山口市保育士子育て支援専門研修会。昨年度に一回目を実施し、参加者アンケートでも好評だったということで、今回が2回目。もちろん、内容も変えて、「0歳から5歳までのつながりあそび」と題して、遊び(保育)のベースに安心の世界があって、そこから子ども自身が、先生自身が、保育が、乗り越えていかなければならないことに挑戦する中に楽しさが見つかることなどを、実際のつながりあそびを通して学び合いました。すぐに保育士が笑顔のなれるのは全国共通かな。


4日午前中は島根県津和野町子育て講演会。「お父さん、お母さん、子どもに抱かれていますか」が私からのメッセージでもあるし、今回の講演会のテーマです。
4年前の神戸合研でつながりあそびを知って、一度、津和野町に来てほしいと願いながらも「ピカリンは全国的な人だから」「予算も少ないし」小さな町には来てもらえないのでは思っていたところ、昨年の中国合研で松江市で、今年の島根合研プレ企画では地元鹿足郡でと、再び出会うことができて、「もしかして、津和野の小さな町でも来てもらえるのかな」と思い声をかけてくれたそうです。私は、つながりは小さい、大きい、予算があるなしにかかわらず、全国どこでも出かけて行っているのだけどね。

小さな町だからこその町全体の取り組みとなり、町長さんをはじめさん関係部署あげての取り組みとなりました。また、嬉しいことに町の組合としても取組んでいて、給食調理の職員さんたちがおにぎりや手づくりうどんを参加者に昼食として用意してくれたり、青年婦人部の若者たちも参加者の安全に気に回しながらいっしょに遊んでくれていました。
初めてのつながりあそびでも保育園で経験している子どもたちはすぐにノリノリ。意外なほど親さんと祖父母もノリノリ。90分嬉しかったな。

この三日間、台風12号の動向が心配でしたが、帰りは、搭乗時間の変更も台風の関係で無料となり、予定よりも3時間近く早めの飛行機で帰京できました。


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