ちょっと前の話になりますが、2月5日に鹿児島市で「二本松はじめ平和コンサート」を9団体による二本松はじめ平和コンサートを成功させる会が開催してくれました。
いま、5月に、三重県のいなべ市周辺と津市で各実行委員会をつくって二本松平和コンサートの準備が進められています。4月22日には奈良市でも二本松はじめ平和コンサートが開かれます。
鹿児島では、一昨年、鹿児島県発達支援通園事業連絡協議会(県通連)20周年記念で平和コンサートを開いてくれています。今回は9団体による成功させる会が主催するということで、前回と集まる人が違うだろうということと、療育の子どもたちや小中学生、作業所で働く障害をある仲間たちも多いのだろうなという想定でプログラムを準備していました。
平和コンサートのメインプログラムは、他会場と同じです。『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代にも出さないために)』『にんげんをかえせ』『ぼくらの空に』などを据えています。
被爆体験者、戦争体験者が、そして、その体験を語り継ぐ人が少なくなっている現実の中で、私が、彼らの綴った詩や文章に曲をつけてうたうということが、子どもたちや若い世代への平和への私からのメッセージであり、自分の使命と考えていますからです。
この時間は歌のみでつないでいます。約25分間です。正直、歌っている自分自身も重く、つらい時間です。ですから前後のプログラムは明るく楽しく、参加者も巻き込んでというプログラムを考えます。
今回の前半は『あなたを誘うよ』『満月仮面』『誕生日って』『わたしと小鳥とすずと』『星とたんぽぽ』。後半は『夢わかば』『花咲かす』『あなたの夢は』『笑って笑って笑って』
『春よ来い』『たんぽぽに寄せて』などです。この他、県通連の仲間たちが『レッツ・ゴー!№2』をどこかに入れることにしています。

さて、2月5日の平和コンサートの実際です。
コンサートのスタートは障害をある人や指導員、ボランティアさんも含んだ麦の芽の仲間たちによるコーラスです。この中で療育に関わる大人のみなさんに贈った『強くやさしく人らしく』を歌ってくれました。いつも例会で歌ってくれているそうです。自分のメッセージがうたごえの中で弾んでいました。
さあ出番です。前の敷物には療育の親子が、後ろのイス席には地域の大人の人が、という具合だったので、急きょ1曲目は『元気いっぱい』であいさつのやりとりを楽しみました。回数を重ねるたびに「こんにちは」の声が大きくなっていきます。予想外にイス席の大人たちもです。こういう場になれているのかな?なんて思いながら『満月仮面』。子どもたちにとっては、ピカリンイコール満月仮面ですから、からだを動かして、親さんや先生たちにいっぱい触れられたり、抱っこされたり・・・。3曲は『誕生日って』。この歌も療育の場でうたわれている事業所もあります。肩組みの時には県通連の仲間たちに前に出てきてもらいました。
金子みすゞさんの詩はメドレーでうたいました。鹿児島では初めて。平和コンサートが昨年に続いてということで選曲を変え、療育の親さんたちもちょっぴり意識していました。
『わたしと小鳥とすずと』を本当に久しぶりに歌いました。声が出ない。歌いながら声が出ない自分が悲しかったです。
ここまでは1曲目以外予定通り。次の平和パートも予定通りに歌いました。心配していた子どもたちもとても集中して聞いてくれていました。
ここで思い切り雰囲気を変えたいと思い県通連の若い仲間たちに『レッツ・ゴー!№2』を踊ってもらいました。昨年よりも多くの仲間たちが舞台に。若い仲間たちも増えています。子どもたちも舞台に出てきて一緒に踊ります。そんな姿を見ているだけで嬉しくなりますよね。
この雰囲気を変えるときに私がどんな話をしたかを忘れてしまっています。
「では、次は仲間たちのダンスです」なんてだれも言わないですよね。重くつらい歌だけど、聞いていた一人ひとりがからだの奥でなにかを感じていることがわかる余韻が残っているからです。ですから、その一人ひとりの思いに心を寄せながら、きっと私はおしゃべりをしながらダンスに移行していったと思うのです。
ダンスを見せている参加者のみなさんが、しだいに顔を上げてくることが、手拍子の大きさで伝わってきたので、次はみんなで『大きくなるんだ』を踊ることにしました。知っている仲間は阿久根市の子ども発達支援センターの「こじか」の仲間たちだけ。最初はその場で私たちを見ながらその場に立って振付を覚えてもらい、いよいよダンスの本番です。
ここで私の予想しないことが起きました。踊りながら参加者のみなさんが輪になっていくのです。別に私が指示したわけでもないのです。大迫さんが「さすがピカリンさん。みんなを輪にしていくとは思わなかった」と、おっしゃっていましたが、あれは参加者のみなさんの気持ちがそうさせたのです。輪になる、和になる、環になる・・・間奏の電車ごっこもみんな笑顔で楽しそうでした。

座ってもらって『夢わかば』『花咲かす』『笑って笑って笑って』。そして、最後は、鹿児島に療育を広めるときに歌っていたと聞いていた『手と手と手と』。もう一度、平和のためにも手つなぎを確かめ合いたかったんです。
アンコールは、迷いなく『強くやさしく人らしく』のシングアウトです。
後半はだいぶ予定と違った感じがしましたが、もしかしたら、今は、これが私らしい平和コンサートなのかなと思っています。主催してくれた仲間たちに、参加者に感謝です。

その日の夜に行われた、鹿児島子ども療育センターの現園舎のお別れ会で、乾杯の音頭をとった若い5年目の職員さんが「今日の平和コンサートはみんなが笑顔で輪になって、とても楽しかった。この楽しさを奪われないこと、広げることが平和なんだな、と感動しました」と挨拶していました。
私より少しだけお姉さんの白髪の婦人は「ヒロシマの歌にはなんど涙したことか。子どもたちや若い人たちにはこんなつらい思いを経験させていけないことです。わたしたちも平和のためにがんばらねば」と語ってくれました。
療育センターの大迫さんは「なぜこのような平和コンサートをやるのか。療育も子ども一人ひとりのいのちを守り輝かせるものであること。同時に子どもも子どもに関わる全ての人たちもいのちを輝かせる存在。そのいのちを、輝きを奪われていけない。平和コンサートも同じ。子どもも大人も毎日の中で、そのことを意識し続けるためにも平和コンサートを開く」とおしゃっていました。

最後に二人からのメールです。
「先日はとっても素敵なコンサートを
ありがとうございました!
県通連だけでなく、9つの団体と協働しての
はじめての取り組みでしたが、
こうしたコンサートにとりくめることや、
みんなで歌ったり、踊ったりできることが
笑顔の毎日につながるんだ、と実感しました。
中盤の『おおきくなるんだ』のうたで、会場全体が
つながって・・・・感動でした!
夜の交流会も含め、一日を通して“つながる”ことの
意味や喜びを確かめることができました。
ほんとうにほんとうにありがとうございました!
先生のおっしゃった通り、県通連も仲間が増え、
大変心強いです。みんなで鹿児島の親子やおとなたちを
笑顔にしていけるよう、これからも頑張りたいと思います。
―後略―」
鹿児島子ども療育センター
県通連事務局 岩松まきえ
「ありがとうございました!!
平和コンサート 本当にありがとうございました。
人と人とがつながりながら…
うたの力をまた感じさせていただきました。
うたがうたえる 平和であることも感じました。
守っていかないといけない…とも感じました。
大事な 大切な 時間をありがとうございました。
またお会いできることを 楽しみにしています。
本当に 本当に ありがとうございました。
平和コンサートに参加した子どもたち、今日の様子を
お伝えしま~す。
<だいすけ>
・センターの壁面を見て嬉しそうに身体を動かす姿があり、夢わかばの絵本を
より嬉しそうにつぶやきながら見ていました。
<そうすけ>
・「こんにちわ♪ こんにちは♪ 」とたのしそうに歌っての登園でした。
給食前には「♪ちいさな ちいさな 」と歌い、みんなで絵本を使いながら
うたいました。
<他にも >
・「ぴかりん コンサート いったね~」と伝えてくれる姿やスタッフが歌い出すと
身体を揺らして一緒に楽しむ姿がありました。
鹿児島子ども療育センター 上原 礼子
最後にカメラをお願いした海江田さんのフェースブックより
「2月5日(日)午後は、星ヶ峯でつながりあそび・うた研究所所長ピカリンの平和コンサート♪『違いを認めること』『人は幸せになるために、そして人を幸せにするためにうまれてきたんだよ。』『手つなぎの場があることの大切さ、手をつなぐときに笑いながら、笑いかけながら』いっぱいメッセージが心に迫ってきます。ピアノ担当のシモシュも奄美でのコンサート以来8年ぶりにお会いしましたが、とってもステキなアレンジ♪
そんで、ピカリンに頼まれピカリンのカメラ係もさせていただきました。子どもたちそして親さんたちの笑顔!笑顔!!つながりあそび・うたサイコー!!」
いま、5月に、三重県のいなべ市周辺と津市で各実行委員会をつくって二本松平和コンサートの準備が進められています。4月22日には奈良市でも二本松はじめ平和コンサートが開かれます。
鹿児島では、一昨年、鹿児島県発達支援通園事業連絡協議会(県通連)20周年記念で平和コンサートを開いてくれています。今回は9団体による成功させる会が主催するということで、前回と集まる人が違うだろうということと、療育の子どもたちや小中学生、作業所で働く障害をある仲間たちも多いのだろうなという想定でプログラムを準備していました。
平和コンサートのメインプログラムは、他会場と同じです。『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代にも出さないために)』『にんげんをかえせ』『ぼくらの空に』などを据えています。
被爆体験者、戦争体験者が、そして、その体験を語り継ぐ人が少なくなっている現実の中で、私が、彼らの綴った詩や文章に曲をつけてうたうということが、子どもたちや若い世代への平和への私からのメッセージであり、自分の使命と考えていますからです。
この時間は歌のみでつないでいます。約25分間です。正直、歌っている自分自身も重く、つらい時間です。ですから前後のプログラムは明るく楽しく、参加者も巻き込んでというプログラムを考えます。
今回の前半は『あなたを誘うよ』『満月仮面』『誕生日って』『わたしと小鳥とすずと』『星とたんぽぽ』。後半は『夢わかば』『花咲かす』『あなたの夢は』『笑って笑って笑って』
『春よ来い』『たんぽぽに寄せて』などです。この他、県通連の仲間たちが『レッツ・ゴー!№2』をどこかに入れることにしています。

さて、2月5日の平和コンサートの実際です。
コンサートのスタートは障害をある人や指導員、ボランティアさんも含んだ麦の芽の仲間たちによるコーラスです。この中で療育に関わる大人のみなさんに贈った『強くやさしく人らしく』を歌ってくれました。いつも例会で歌ってくれているそうです。自分のメッセージがうたごえの中で弾んでいました。
さあ出番です。前の敷物には療育の親子が、後ろのイス席には地域の大人の人が、という具合だったので、急きょ1曲目は『元気いっぱい』であいさつのやりとりを楽しみました。回数を重ねるたびに「こんにちは」の声が大きくなっていきます。予想外にイス席の大人たちもです。こういう場になれているのかな?なんて思いながら『満月仮面』。子どもたちにとっては、ピカリンイコール満月仮面ですから、からだを動かして、親さんや先生たちにいっぱい触れられたり、抱っこされたり・・・。3曲は『誕生日って』。この歌も療育の場でうたわれている事業所もあります。肩組みの時には県通連の仲間たちに前に出てきてもらいました。
金子みすゞさんの詩はメドレーでうたいました。鹿児島では初めて。平和コンサートが昨年に続いてということで選曲を変え、療育の親さんたちもちょっぴり意識していました。
『わたしと小鳥とすずと』を本当に久しぶりに歌いました。声が出ない。歌いながら声が出ない自分が悲しかったです。
ここまでは1曲目以外予定通り。次の平和パートも予定通りに歌いました。心配していた子どもたちもとても集中して聞いてくれていました。
ここで思い切り雰囲気を変えたいと思い県通連の若い仲間たちに『レッツ・ゴー!№2』を踊ってもらいました。昨年よりも多くの仲間たちが舞台に。若い仲間たちも増えています。子どもたちも舞台に出てきて一緒に踊ります。そんな姿を見ているだけで嬉しくなりますよね。
この雰囲気を変えるときに私がどんな話をしたかを忘れてしまっています。
「では、次は仲間たちのダンスです」なんてだれも言わないですよね。重くつらい歌だけど、聞いていた一人ひとりがからだの奥でなにかを感じていることがわかる余韻が残っているからです。ですから、その一人ひとりの思いに心を寄せながら、きっと私はおしゃべりをしながらダンスに移行していったと思うのです。
ダンスを見せている参加者のみなさんが、しだいに顔を上げてくることが、手拍子の大きさで伝わってきたので、次はみんなで『大きくなるんだ』を踊ることにしました。知っている仲間は阿久根市の子ども発達支援センターの「こじか」の仲間たちだけ。最初はその場で私たちを見ながらその場に立って振付を覚えてもらい、いよいよダンスの本番です。

ここで私の予想しないことが起きました。踊りながら参加者のみなさんが輪になっていくのです。別に私が指示したわけでもないのです。大迫さんが「さすがピカリンさん。みんなを輪にしていくとは思わなかった」と、おっしゃっていましたが、あれは参加者のみなさんの気持ちがそうさせたのです。輪になる、和になる、環になる・・・間奏の電車ごっこもみんな笑顔で楽しそうでした。

座ってもらって『夢わかば』『花咲かす』『笑って笑って笑って』。そして、最後は、鹿児島に療育を広めるときに歌っていたと聞いていた『手と手と手と』。もう一度、平和のためにも手つなぎを確かめ合いたかったんです。
アンコールは、迷いなく『強くやさしく人らしく』のシングアウトです。
後半はだいぶ予定と違った感じがしましたが、もしかしたら、今は、これが私らしい平和コンサートなのかなと思っています。主催してくれた仲間たちに、参加者に感謝です。

その日の夜に行われた、鹿児島子ども療育センターの現園舎のお別れ会で、乾杯の音頭をとった若い5年目の職員さんが「今日の平和コンサートはみんなが笑顔で輪になって、とても楽しかった。この楽しさを奪われないこと、広げることが平和なんだな、と感動しました」と挨拶していました。
私より少しだけお姉さんの白髪の婦人は「ヒロシマの歌にはなんど涙したことか。子どもたちや若い人たちにはこんなつらい思いを経験させていけないことです。わたしたちも平和のためにがんばらねば」と語ってくれました。
療育センターの大迫さんは「なぜこのような平和コンサートをやるのか。療育も子ども一人ひとりのいのちを守り輝かせるものであること。同時に子どもも子どもに関わる全ての人たちもいのちを輝かせる存在。そのいのちを、輝きを奪われていけない。平和コンサートも同じ。子どもも大人も毎日の中で、そのことを意識し続けるためにも平和コンサートを開く」とおしゃっていました。

最後に二人からのメールです。
「先日はとっても素敵なコンサートを
ありがとうございました!
県通連だけでなく、9つの団体と協働しての
はじめての取り組みでしたが、
こうしたコンサートにとりくめることや、
みんなで歌ったり、踊ったりできることが
笑顔の毎日につながるんだ、と実感しました。
中盤の『おおきくなるんだ』のうたで、会場全体が
つながって・・・・感動でした!
夜の交流会も含め、一日を通して“つながる”ことの
意味や喜びを確かめることができました。
ほんとうにほんとうにありがとうございました!
先生のおっしゃった通り、県通連も仲間が増え、
大変心強いです。みんなで鹿児島の親子やおとなたちを
笑顔にしていけるよう、これからも頑張りたいと思います。
―後略―」
鹿児島子ども療育センター
県通連事務局 岩松まきえ
「ありがとうございました!!
平和コンサート 本当にありがとうございました。
人と人とがつながりながら…
うたの力をまた感じさせていただきました。
うたがうたえる 平和であることも感じました。
守っていかないといけない…とも感じました。
大事な 大切な 時間をありがとうございました。
またお会いできることを 楽しみにしています。
本当に 本当に ありがとうございました。
平和コンサートに参加した子どもたち、今日の様子を
お伝えしま~す。
<だいすけ>
・センターの壁面を見て嬉しそうに身体を動かす姿があり、夢わかばの絵本を
より嬉しそうにつぶやきながら見ていました。
<そうすけ>
・「こんにちわ♪ こんにちは♪ 」とたのしそうに歌っての登園でした。
給食前には「♪ちいさな ちいさな 」と歌い、みんなで絵本を使いながら
うたいました。
<他にも >
・「ぴかりん コンサート いったね~」と伝えてくれる姿やスタッフが歌い出すと
身体を揺らして一緒に楽しむ姿がありました。
鹿児島子ども療育センター 上原 礼子
最後にカメラをお願いした海江田さんのフェースブックより
「2月5日(日)午後は、星ヶ峯でつながりあそび・うた研究所所長ピカリンの平和コンサート♪『違いを認めること』『人は幸せになるために、そして人を幸せにするためにうまれてきたんだよ。』『手つなぎの場があることの大切さ、手をつなぐときに笑いながら、笑いかけながら』いっぱいメッセージが心に迫ってきます。ピアノ担当のシモシュも奄美でのコンサート以来8年ぶりにお会いしましたが、とってもステキなアレンジ♪
そんで、ピカリンに頼まれピカリンのカメラ係もさせていただきました。子どもたちそして親さんたちの笑顔!笑顔!!つながりあそび・うたサイコー!!」











