つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信982号 振り返る時もなく・・・

2018年12月22日 | 抱っこ通信

フェリーで今朝5時に起床の放送が入り、6時に泉大津港に着岸。

真っ暗で雨の中の阪神高速、緊張しながらの運転。これだけで一日分の疲れが。

1日500キロ以上に運転と、夜中の運転は基本的にはしないように決めていますが、この時期は早朝もだった。

それでも、のんびり名神高速、中央道を走って、いつもの駒ヶ根の宿に。

鹿児島療育ツアー(九州ツア ー)往きの先月19日に泊まって、帰りの今夜泊まって、明日、帰京。

 

一昨日のツアー最後の聖隷かがやきでのつながりあそびでのことです。

タケル(仮名)くん、あそびが始まって、お母さんの側でちょっと遊んだりしたかと思うと、部屋の中を走りまわったり、柱を登った

り(これが上手いのです)、壁を登ったりと・・・また、お母さんの側にいたりと・・・。全体がなんとなくワサワサしている中で、

なかなか自分の居場所が見つからないというか、自分でなにをしたいのか、なにをしたらいいのかを探っているというか、自分で自分

をもてあましていると言った感じでした。

 

そんな中で『くっついた』のペープサートあそびでの「ソーレ!」のかけ声をかけるリーダーとしてみやちゃんに指名されてしまいま

した。取っ捕まったというのが正直なところですが・・・。

そのリーダー役を見事やりきったのです。時には、「フン」とか「ダメー」なんてみやちゃんに言われて、何度もやらされる(言わさ

せる)し、リーダー役は3回もやりました。やるたびに「ソーレ!」の声も大きくなってきました。

 

みやちゃんは、最初にタケルくんをリーダーに指名したとき「私を助けて」みたいな声かけをしていたようです。

みんなの声が小さいときや、あそびに集中していなときや、気持ちが揃わないときなどの時には「どうする?」とタケルくんに相談し

ています。その度ごとに、タケルくんは一瞬考えます。そして、さらに大きな声で「ソーレ!」と叫んでいました。

 

この光景は今回の療育ツアーのどの会場にも見られた光景です。

子どもたちが変わっていくといったら言い過ぎですが、この瞬間は確かに前に出てきた子どもたちは輝き変わったと見えるのです。

前に出た子どもだけでなく、その他の子どもたちも変わったと思うのです。

なんで変わっていくのでしょうか。

 

つながりあそびの楽しさを、子どもたちと共有する人の、人としての力量がいま、問われています。

そこを抜きに療育、保育、つながりあそびは語れないのではと思います。

 

タケルくんのその後です。

相変わらず、柱や壁には登っていましたが、回数が減りました。

お母さんと遊ぶ時間が増えたように思います。

絵本あそびや『夢わかば』にも集中していました。

それ以上に「自信」=自分を信じられるが感じられたのです。

 

帰京してやることなすこと、5カ所の病院に行くこと。ほぼ半日がかり2病院。あちゃー。

そして、28日には新体制後、初めてのつながりあそび・うた研究所会議です。

まっちゃんと大吉つぁんと私の三人で、2019年サマー・カレッジ等の話し合いをします。

従来のサマー・カレッジを脱却した新しいサマー・カレッジを各所の実行委員会と創造していくために・・・。

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抱っこ通信981号

2018年12月21日 | 抱っこ通信

17時30分新門司港発のフェリーで九州を離れます。

今日(21日)は鹿児島県さつま町から、出水、水俣を走って、八代で九州道にのって、のんびり移動しました。

今朝はさつま町に住んでいる療育仲間の上の原さんから地元の焼酎の差入れ。ありがとうです。

 

昨日(20日)は午前中に奄美大島の龍郷町にある聖隷かがやきでつながりあそび。

13時20分奄美空港発で鹿児島空港。空港前の駐車場に預けてあった車を受け取って、紫尾温泉に。21時前には沈没。

 

一昨日(19日)は、午前中は子ども発達支援センターのぞみ園、夕方は放課後ディのぞみ園、夜は奄美市保育士会すみれ会の研修会

と3ステージ。その後、夕食とおしゃべり。寝たのは0時をまわっていました。

 

11月19日からの鹿児島(九州)療育ツアー。

例年より一歩踏み込めたかな。おしゃべりもたくさんできました。

療育、保育の面白さと、つながりあそび・うたの面白さ・思い・大切さが重なって見えてきます。

「一人ひとりが主人公」「一人ひとりに寄り添って」「みんなの中で育ち合う」「楽しいがいっぱい」「大好きいっぱい」・・・

改めてすてきな言葉に出会いました。

各所のリーダーの仲間たちの輝きと大きさ。すてきな仲間たちに出会っています。

リーダーの存在の有無が、療育、保育、つながりあそびに決定的な条件であることなど伝わってきました。

来年もあそびに行きます。

 

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抱っこ通信980号 奄美つながりあそび初日

2018年12月18日 | 抱っこ通信

昨日(18日)は、鹿児島療育ツアー奄美初日。午前中は春日保育園。

もう20回くらいのつながりあそびコンサートです。発表会でもつながりあそび三昧だったそうです。

先生たちがどっしりしているので子どもたちも安心して遊んでいました。

0歳児、1歳児は途中で抜けて行き、2歳児は最後まで遊んでいました。

乳児さんがいるときの『くっついた』では、手あそびの時には先生たちに前に出てもらって、子どもたちは先生たちのまねっこ。

ペープサートあそびではおまじないの前に🎵はなのあぶらをちょっとつけて おまじないおまじないおまじないパッ🎵というように

変わっていました。🎵はなのあぶらをちょっとつけて🎵の動作の子どもたちが可愛かったです。

 

『カエルさんれっしゃ』での🎵ヘビが出たぞ 石になれ🎵の時、何回もくり返すことで、子どもたちの中にルールがだんだんにしみ

こんでいくようで、とっても上手になっていきました。そして、くすぐってもらうことを期待しているようで興味深かったです。子ど

もはだれでも変わっていくのですね。

 

絵本あそび『オレ、カエルやめるや』の後の『ダルビュッシュ』は、保育の中でも遊んでいますので、動きがキビキビしています。失

敗しても戻っていく姿も、次はがんばるぞが伝わってきます。

 

 

午後は朝仁保育園の4歳児(くろうさぎ)と5歳児(がじまる)さんとつながりあそび75分間。

嘔吐下痢症が流行っているということで、感染が心配で2クラスの子どもたちと遊びました。

 

『満月仮面』の時に、1回ごとに、子どもたちが蜘蛛の子を散らすように走りまわっていたのが印象的。そう言えば、昨年も同じよう

だった。

『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』に引き続いて、『トンネルトンネル』。

何回も、何回もくり返すことでルールが子どもたちの中に入っていきました。

 

クラス対抗『だいこん抜き』。4歳児の先生が重すぎて引っこ抜くことができなかった子どもたち。

先生の靴下を脱がしていたのには笑っちゃいました。

 

『オレ、カエルやめるや』の絵本は、すでに保育園では人気絵本。

🎵おいらカエルやめる🎵の歌もすんなり子どもたちの中に入っていきました。

 

4時30分頃から迎えの保護者があり、だんだん、い子どもが減っていくのは淋しかったです。

 

前々夜は春日保育園とのぞみ園の先生たちが歓迎会を開いてくれました。

前夜も 奄美の繁華街屋仁川通りに繰り出しました。

なにしろホテルが屋仁川通りの入り口あるのです。困ってしまいます。

 

 

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抱っこ通信979号

2018年12月16日 | 抱っこ通信

昨日(16日)は、春日市で「ピカリンと絵本であそぼ」でした。

春日原駅前の子どもの本専門店エルマーさんの前園さんとは、同級生でもあり、私がつながりあそび・うた研究所を立ち上げた年と、

彼女がエルマーを立ち上げた年が同じ年でした。

それこそ、20年前から春日市、大野城市、太宰府市、筑前町、朝倉市などで子育て支援の仕事を紹介してもらったり、つながりあそ

びの研修会を開いてくれ、だいぶお世話になっていました。いつかはコンサートや絵本の会でお礼ができたらと思っていました。今回

は7年ぶりだったかな。いろいろあってご無沙汰していました。

 

今回は子育て支援、保育園、読み聞かせ活動の先生たちや、子育て真っ最中の親さんなど大人が約40人、1歳児から小学校高学年ま

での子ども10数人で『おはよう』からスタートです。

まずは、『くっついた』の読み聞かせから。参加者にお願いしました。指あそび、からだあそびを楽しんだ後にペープサートあそび。

最後は、もう一度、絵本に戻って歌いながら絵本を見ました。1冊の絵本から広がりの一例ですね。

 

次は、『だるまさんと』の読み聞かせから。これも別の参加者にお願いしました。

続いて歌いながらのピカリン風の歌い聞かせて?近くの友だちとの「ペコッ」「ポニン」「ギュー」の挨拶・動作だけでも嬉しそうに

子どもたちはやっています。何回も最初からの繰り返しながらです。くり返すことでメロディや動作を覚えていきます。

次は、その場で立って二人組、四人組で手をつないで、まわりながら『おさんぽおさんぽ』歌いながら絵本の中に。「ペコッ」などの

挨拶も楽しいです。応用で「動物園」「海」「畑」に散歩に行きました。挨拶・動作も変わりますね。最後はもう一度、絵本の中に散

歩に出かけました。

 

立って遊んだので、そのまま『オオカミなんかこわくない』。「オオカミが出てくる絵本は」と参加者に質問を出したら、すぐに「あ

らしの夜に」「ともだちやシリーズ」などが出てきました。いつもは「赤ずきんちゃん」や「おおかみと三匹のこやぎ」なんていう答

えが多かったですが・・・。

このあそびはオオカミ役のキャラで楽しさがだいぶ違ってきます。導入をもう少し丁寧にしなければと反省。

 

次は、絵本あそび『オレ、カエルやめるや』。

まずは子どもたちに、もし、自分が動物だったらどんな動物になりたいかを聞きました。「ネコ」「ヘビ」「カワウソ」などが出てき

ました。その理由も聞きましたが「・・・」「好きだから」。

「今日はカエルさんの話です。カエルさんはなにになりたいのか な」と言って、🎵おいらカエルやめる🎵の歌をみんなで歌いながら

覚えてもらいました。

絵本に出てくる動物は3種類で、カエルの親子の会話と、オオカミさんのセリフで話しが進められていますので。みやちゃん(子ども

カエル)と私(父カエルとオオカミ)とで読み聞かせをしています。

読み聞かせ後、今までの子どもたちの反応や読み聞かせまでの組み立てについて、私なりの留意点を話しましたよ。

蛇足ですが、エルマーさんに用意してもらったり『オレ、カエルやめるや』の絵本は完売。足りなかったです。残れば買い取ろうと思

っていたのですが・・・。

 

次は参加者の中で、自分の好きな絵本を持参してくれた仲間に、絵本の紹介とその魅力について話してもらいました。

 

その後に、前園さんに私が聞きたかった、絵本の選び方や絵本の読み聞かせについてお話しをしてもらいました。

自分の経験から、という話は説得力がありました。次はもっと時間をとってお話しを聞きたいです。

午前中、エルマーにいると、小さい子どもを抱っこしたお母さんがやってきて、前園さんに、この子(6ヶ月)にはどんな絵本がいい

かを尋ねていたり、おばあちゃんが来て、孫にクリスマスプレゼントに絵本を贈りたいのだけど、どんな絵本がいいかなどと聞いてい

ました。その答えというか、対応がいいんですよね。絵本を選んであげる前に、親さんがどんな思いや願いなのか、その子どもの育ち

についてや発達についてなどを聞いたり、地域の子育て事情などを話したりしながら、絵本を勧めていました。

子どもの本専門店エルマーが、本屋さんというだけでなく、地域の子育てに、なくてはならない存在と言うことが伝わりました。

 

次はキツネチームとタヌキチームとに分かれての『化け比べ』。お話しは民話とされていますので、何冊か絵本が出版されていますチ

ームごとに、グーに化けるか、チョキに化けるか、パーに化けるかを相談してのジャンケン合戦です。

今回もタヌキチームが勝ちました。全国をまわって『化け比べ』をやると約6割はタヌキチームが勝っています。不思議です。

 

『だるまさんが』二人バージョンと『夢わかば』で2時間の会はお終いでした。

『夢わかば』も紙芝居、絵本とも数が少なかったこともありますが売れ切れで、帰京したらサイン入りで送ることにしました。

 

主催してくれたエルマー歌って踊って遊ぼう会の仲間たちに、そして、エルマーさんに感謝感謝です。

来年も、九州ツアーの中でなにかできたらと嬉しいです。

 

 

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抱っこ通信978号 大分もつながりあそびの芽が

2018年12月15日 | 抱っこ通信

今日は移動日。別府市から宗像市へ移動。下道をのんびり走ってきました。

 

昨日(14日)の午前中は大分市の大分いちごこども園の子どもたちとつながりあそび。

前半の30分は2歳、3歳児と聞いていたのですが、最初に会場(大分市情報学習センターAVホール)に入って来たのは、後半に遊

ぶ4歳、5歳児。「えっ」2歳、3歳児としてはでっかいなと思いましたが、見学と言うことでした。

寒くて暗い中、30分も見学なんて可哀想過ぎます。

ということで、みんなで遊ぶことにし、2,3歳児は、いつでも園に帰っていいことにしました。

 

『おはよう』『満月仮面』と続いて、5歳児のぞうさんは2歳児のうさぎさんと、4歳児のきりんさんは3歳児のひつじさんとペアを

組んでもらって『ゴシゴシゴシゴシ』の洗濯機バージョン。2人組から、4人組、8人組、16人組、32人組、最後はみんなで一つ

の輪になって遊んで、そのまま『ゴシゴシゴシゴシ』お風呂バージョン。お兄ちゃん、お姉ちゃんが上手に小さい子どもたちと遊んで

くれました。

 

『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』で走りまわって小さい子ども向けの『くっついた』をやろうかなと思っていたら、ここで2歳児

は園に帰っていきました。残念。

『くっついた』を楽しんだ後に3歳児さんも園に帰って行きました。

『くっついた』で前に出て活躍してくれたのは、発達支援センターももの KくんとSちゃん。

だんだん役割がわかってきたのか「ソーレ」のかけ声も大きくなっていき、立派なリーダーぶりでした。

 

4~5歳児で改めての『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』は広い会場を思いきり走りまわって、絵本あそび『オレ、カエルやめる

や』。元気なうたごえでした。

 

次は『ダルビュッシュ』。5歳児、4歳児、もも、先生たちと分かれて遊びましたが、ももの子どもたちもルールを自分なりにしっか

り理解して、ゴールをめがけて挑戦してきました。何度も失敗してもあきらめなかったです。

先生たちの時の子どもたちの応援は凄かったです。子どもはいつでも先生の味方です。

最後は『夢わかば』と『さよなら明日もね』。子どもは生まれてきたくれただけでいいんだね。

 

午後は大分県認定こども園連合会の研修会。県内から約40人が集まり、つながりあそびを楽しみました。経験した楽しさを子どもた

ちに伝えてほしいです。

午前の大分いちごこども園にも、午後の研修会にも福岡で開かれているサマー・カレッジの参加者がいました。地道な九州のつながり

仲間たちの活動が、いつか子どもたちの中でつながりあそびの花ひらく季節がくると思いました。楽しみです。

 

いよいよ明日は、「ピカリンと絵本であそぼ!!」

午後1時から春日市春日原公民館です。

自分の好きな絵本を一冊持参してください。

@絵本あそび『オレ、カエルやめるや』もやります。絵本も販売する予定です。

主催、エルマー歌って踊って遊ぼう会

問い合わせ 子どもの本専門店エルマー

 

 

 

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抱っこ通信977号 遊びに行ってきました

2018年12月13日 | 抱っこ通信

今日(13日)は、鹿児島市から大分市への移動日。

東九州道・延岡道を走って約370キロ。高速道路ができる前に比べるとかなり時間が短縮されました。

 

さて、移動する前の午前中に、むぎのめ子ども発達支援センターりんくとむぎっこ保育園に遊びに行ってきました。今年の5月以来で

す。りんくとむぎっこ保育園は同じ園舎の中にあります。

今日はりんくの大迫さんが療育指導で出かけていたので、むぎっこの黒川さん(南九州大学子ども教育学科の特別授業に誘ってくれ

る)に園内案内といろいろなお話しを伺いました。

 

ちょうど、むぎっこ保育園では造形展を開催中。2階のホール で2週間という期間です。こんな長い期間が可能なのです。

子どもたちの暮らしの中の力作と、子どもたちの大好きな絵本もたくさん並んでいました。

親さんたちには、子どもたちの保育園での生活と園の保育を知る良い機会です。

お迎えにきた親さんは、時間があればホールで造形展を見たり、子どものリクエストに応えて絵本を読んだりしているようです。

 

さて、プレイルームに集まってきた3歳児以上のりんくの子どもたちと、むぎっこの子どもたちと遊びました。

まずは『おはよう』から。ウサギ、タヌキ、ゴリラ、カエルなどに動きまわって🎵おはよう🎵。

 

でも、まだまだからだも心も解れていないようなので、口から出任せソング🎵準備はいいか ゴーゴーゴー! 出発だ ゴーゴーゴ

ー! 5・4・3・2・1・0・離陸🎵と歌って、🎵着陸🎵までホール中を走りまわりました。

ただ、ひたすら走りまわりまわるだけですが、こういうあそびって子どもたちは大好きです。

結果として、このあそびだけに参加していた子どもがいましたよ。

子どもたちに「どこに行きたい?」。子どもたち「海(グアム)」「宇宙」と聞いて飛びまわりました。

 

次は『くっついた』。ペープサートあそびから、からだもくっつけ合いました。

絵本あそび『おいらカエルやめるや』も歌もいい感じで歌ってくれて、集中して見入っていました。

先生たちも初めて出会った絵本らしく、すぐにネットで注文したそうです。園の分だけでなく、個人の分も。

最後は『夢わかば』。すでに子どもたちの歌になっていましたよ。

 

終わってすぐにりんくのコアラ組(2歳児までのクラス)の親子と遊びました。

部屋に行ったときは親子で絵本あそび『だるまさんが』を楽しんでいたので、引き続き『だるまさんが大変身』。

この段階では、まだ親さんから離れられない子どもたち。

それでも『くっついた』では、みやちゃん 親子の中にどんどん中に入って行くと、一人、二人と親さんから離れてきた子どもたち。

次にはなんとか子どもとからだをくっつけ合うことができた親さん。おへそが向かい合っての抱っこにはもう少しといった感じ。

最後は『夢わかば』。ゆっくりゆっくり親になっていけばいいんですね。

 

療育指導でこの日は会えなかったりんくの大迫さんから、近藤直子&全国発達支援通園事業連絡協議会編著の療育に関する本をお土産

でいただきました。付箋が貼ってあったり蛍光ペンでラインが引かれていたり、しっかり勉強してと叱咤激励を受けた思いです。あり

がたいです。

 

 

 

 

 

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抱っこ通信976号 今日も子どもたちと楽しんだ

2018年12月12日 | 抱っこ通信

今日(12日)は、日置市にある子どもの家療育クラブ。

クラスごとに並んだ子どもたちと『おはよう』からスタート。

いきなり歌からスターというのが珍しかったのか、子どもたちはからだを乗り出しました。

 

『満月仮面』での🎵ダンゴムシマンがやってきた🎵の中での「ダメー」に反論する子ども。

こりゃおもしろいコンサートになりそうと思いました。もちろん、お母さんや先生たちにしがみついている子どもも。

 

二人組や三人組で子どもだけでからだの『くっついた』を楽しむ姿も見られます。

この日は親子で遊ぶのではではなく、子どもたちと先生たちとだ遊びます。

ペープサートあそびでリーダーとなって元気に「セーノ」のかけ声を出すKくん、自分だけではダメだと思ったから、一回ごとに友だ

ちを前に引っぱり出してきました。

 

『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』や『カエルがピョンピョンピョン ヘビが出た』など、

スピードの変化やあそびのルールを回数を重ねるたびごとに、楽しみながら学習していく子どもたちが見られます。

子どもたちは凄いなの一言です。

絵本あそび『オレ、カエルやめるや』も真剣に聞き入ります。

それならばと『ダルビュッシュ』。その子どもなりに遊んで楽しんでいました。

『夢わかば』『さよなら明日もね』でお終い。

 

鹿児島療育ツアーでは、一年ごとに各地で同じようつながりあそびの作品にしています。

そのつながりあそびが療育の現場で定着してくれればと願ってです。

『元気いっぱい』『ぐるぐるぐるぐる』『ゴシゴシゴシゴシ』『だるまさんが大変身』『ダルビュッシュ』『だるまさんシリーズ』

などなどすっかりお馴染みなったつながりあそびもたくさんあります。今年は『くっついた』と絵本あそび『オレ、カエルやめるや』

と『カエルがピョンピョン ヘビが出た』を重点的に遊びました。すでに療育指導の現場で実践しました、という声も聞きました。

先生たちが子どもたちと、まずはたっぷりあそびこんで楽しんで、その先は先生たちがどう考えるか、どう活かすかです。

 

子ども家療育クラブのM・Mさん。徳之島出身です。高校生の時に、徳之島の療育あおぞらでバイトしていて初めて『夢わかば』に出

会ったそうです。そして、6年前の伊佐市でのつながりあそび研修会で初めてピカリンに出会って、今回は念願がかなったと嬉しそう

に語ってくれました。そう言えば、徳之島、3年も行っていないな。

 

 

 

 

 

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抱っこ通信975号 小さな実践が大きな可能性を

2018年12月11日 | 抱っこ通信

鹿児島療育ツアー(九州ツアー)の伊佐市での最後は、伊佐市子ども発達支援センターたんぽぽでピカリンコンサート。

今日は親子20組。お父さん、お母さん、おばあちゃん、先生とつながりあそびです。

毎年、先生たちのサポートが痒いところにも手が届くようで、子どもたちも親さんたちも安心して遊べます。

日常の療育を通して子どもたちや親さんとの信頼関係が築かれていることが感じられます。

 

リクエストあった『元気いっぱい』からスタート。

親子で、そして先生と🎵元気いっぱいおはよう🎵と歌い交わしました。

親子で、両手、おでこ、両足、ほっぺ、おへそとくっつけ合って、『くっついた』のペープサートあそび。

次になにが出てくるか興味

 

津々。🎵おまじないパッ🎵も大きな声で叫んでいました。

次は『だるまさんが大変身』。2回目に立ち上がってうさぎさんになったり、カエルさんになったり。

 

『ぞうさんれっしゃ』にのって遊園地に遊びに行きました。

「ジェットコースター」「コーヒーカップ「ウォーターシュート」に乗って大騒ぎ。親さんたちは腹筋が痛かったようです。

遊園地ごっこの最後は絵本館。絵本あそび『オレ、カエルやめるや』みんなで歌って、真剣に見ていました。

前日の年長児交流会に参加したRくん。「この会場を出たら🎵おいらカエルやめる🎵の歌を絶対歌ってはいけないよ」の約束を守って

いて、みんなが歌ったことに不思議がっていたようです。可愛いね。

 

『トントントントンひげじいさん』と『夢わかば』を歌ってお終い。

 

16年前、たんぽぽの5周年記念コンサートに呼ばれて、初めて伊佐に入って以来、つながりあそびを親子で、子どもたちと、先生た

ちの研修で楽しんできています。そのつながりあそびの輪は保育園、幼稚園、子育て支援センターにも広がっています。

子育てにやさしい町日本一をめざす伊佐市のバックアップも大きいのです。

それ以上に、たんぽぽの仲間たちの療育の実践が、子ども自身が持っている大きくなりたいという思いを実現することにつながってい

ることに尽きるかなと思います。

 

 

さて、たんぽぽ終了後、今年もこうだいくんに会いに行きました。今日は彼の10歳の誕生日。

『誕生日って』で🎵こうだいくんが生まれてきたこと感謝する日🎵とお祝いです。

次は、お母さんからこうだいくんへの誕生日プレゼント、絵本『オレ、カエルやめるや』をうた入りで読み聞かせしました。

今、私たちが大事にしている絵本がこうだいくんのそばにあったことにビックリ。こうだいくんもからだを振るわせて喜んでくれまし

た。

最後は『夢わかば』。今度はじっと聞き入っていましたよ。

 

正直、彼の感情表現はよくわからないです。お母さんに伝えてもらうことを通してしかわからなかったですが、今回はなんとなく心の

交流がちょっぴりできたのかなと思いました。

「4月にこうだいの(訪問学級)後輩ができたのですよ。こうだい先輩って呼ばれるなんて・・・」。お母さん、嬉しそう。

また、来年も会いに行きます。

 

 

 

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抱っこ通信974号 園の枠を越えて

2018年12月10日 | 抱っこ通信

先週末からからだも心もぬくぬくしてくれるくまちゃんたちです。

 

さて、今日(9日)は、伊佐市内の10の保育園、幼稚園、発達支援センターの年長児交流会。

すべての園が集まっているわけではありませんが、131人の子どもたちと先生たちとでつながりあそび。

 

時間になったので『おはよう』から。もちろん、1時30分スタートですから🎵おはよう🎵ではなく、🎵こんにちは🎵と歌いました。

ここまでは行儀良く、列も乱さず、でしたが、『満月仮面』で早くも子どもたちはエネルギー全開。

毎年、同じですが子どもたちがこの日を楽しみにしていたことが伝わってきます。

 

二人組になって『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』。子どもたちは思い切り、楽しそうに走りまわっていましたが、

二人組にならず、一人でただ走りまわっている子どももチラホラ。こういう子どもには注意。

みやちゃんがちゃんとあそびの中で対応しています。

人数が多くても一方通行にすれば、ぶつかる可能性が下がります。

必ず、「運転手交代(前後交代)」を入れることも忘れてはいけませんね。きっとだれでもが運転手をやりたいのだから。

 

『トンネルトンネル』も何回もくり返していくと、ルールも覚えていきます。

捕まるのが嫌なのか、トンネル役が嫌なのか、なかなかトンネルをくぐらない電車(二人組の子どもたち)も何組かみられました。

でも、みんな楽しそうに遊んでいました。

歌のテンポ(走る速度)も毎回変えます。くぐり抜けられるか、捕まるかのスリルが高まりますからね。

 

次は『ジングルベルジャンケン』。数年前の伊佐市の先生たちの研修会ではやりましたが、今でも園で実践されているかどうかわかり

ませんので、ゆっくり一つひとつ区切りながらあそびを覚えて本番です。

これまた何回もくり返していくと、子どもたちは🎵膝、拍手、両手・・・🎵と歌いながら遊んでいました。だんだんテンポを速くして

いくと子どもたちのノリも良くなっていきました。

 

絵本あそび『オレ、カエルやめるや』。先週あそびに行った大口保育園、大口里保育園の子どもたちはしっかり歌を覚えてくれていて

大声で歌ってくれました。そのうたごえに誘われるように子どもたちのうたごえは会場いっぱいに広がりました。

 

『カレーライスジャンケン』では先生たちに前に出てきてもらって遊びました。

先生たちが前に出てくると子どもたちのノリが違ってきます。やはり嬉しいのですね。

 

最後は『夢わかば』をみんなで歌って、各園ごとに写真を撮ってお終い。あっという間の1時間でした。

遊んでいるうちに、園の枠を越えて遊んでいる子どもたちの姿が見られます。

遊んでいるうちに、他園の子どもたちに声かけをしている先生たちの姿が見られます。

こういう姿って嬉しいです。

伊佐市役所こども課が事務を担当、子ども発達支援センターたんぽぽの先生たちが運営していました。ご苦労様でした。

 

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抱っこ通信973号 きみは「雀の学校」「珍々豆」を知ってるか

2018年12月09日 | 抱っこ通信

今日はお休み日。

気分転換と打ち合わせで、鹿児島市内に出かけました。

気分転換は、久しぶりの都会?の空気を吸いたかったことと、大きな本屋で絵本探し。

打ち合わせは、私個人として、しろくまの田村さんと鹿児島でのサマー・カレッジの可能性と、3年目の夢わかばカレンダー の発行

についてと、ぞうさんれっしゃの絵本化、紙芝居化などについてでした。彼の元気そうな顔を見られただけで嬉しかったです。

 

サマー・カレッジというか、つながりあそび・うたが療育、支援教育、保育に求められている中で、多くの人に参加してもらえるつな

がりあそびとの出会いの場、もしかしたら研修会なのかも知れませんが、どうつくっていくかを話し合うというかおしゃべりしまし

た。

サマー・カレッジの2日間で1万円を越える参加費では、なかなか参加したくても参加出来ない、誘いづらい現実が、現場の声と

してあるなど、いろいろな話も聞けました。

昨年、今年と鹿児島県発達支援通園事業連絡協議会(県通連)が開いてくれた「フレッシュ・リフレッシュセミナー」に積極的に参加

していくことや一緒に開催していくことも視野に入れることも大事かなと思います。11日の県通連の交流会にも田村さんも誘わわれ

ていることもあり、そこで何らかの話ができればと思います。

今は特別支援学校等の先生たちの声をよく聞いてもらえればと思います。

 

熊本地震、九州北部豪雨、東日本大震災などの復興支援としての夢わかばカレンダーについては、今年度も好評だったこともあり、来

年度も続けていくことにしました。2月中には夢わかばカレンダーが現場に届くように作画などを進めてもらうことになりました。

 

ぞうさんれっしゃの絵本化については現実的な問題(内容や予算)で難しいこと、でも、紙芝居としては現場からの要求もあり検討し

ていきたいと思っています。

 

つながりあそびを真剣に考えて、行動してくれている仲間とおしゃべりできたことが嬉しかった一日でした。

彼からのお土産です。人吉でいただいたお菓子「すずめのたまご」の鹿児島版です。「雀の学校 雀の卵」と「珍々豆」。今夜、お

酒のお伴として食べました。癖になりそう。

そうそう宿の方が寒さ対策としてストーブを用意してくれました。エアコンだけでは部屋が暖まりません。寒い伊佐です。

 

 

 

 

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