つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信729号 4ステージはさすがに疲れる

2016年06月24日 | 抱っこ通信
今日は山口市のたんぽぽ保育園。
午前中の1ステージ目はあひるさん(1歳児)とりすさん(2歳児)と50分間遊びました。
『だるまさんと』から『あさんぽおさんぽ』の流れの中で、お辞儀をしたり、先生とお尻をぶつけようとしたり、ぎゅっとしてもらったりと可愛い姿がたくさん見られました。あひるさんのキョトンとしている姿にも笑っちゃいました。なによりも乳児クラスは保育士さんたちが乳児になりきって可愛いです。

午前中の2ステージ目は地域の親子30組とひよこさん(0歳児)とで70分間遊びました。昨年、参加してくれた親さんからのリクエスト『デンデン音頭』や『誕生日って』などは、バッチリ歌いあそんでくれましたよ。

ホールへの出入りや休憩やあそびへの参加は、参加者自身の判断で自由に楽しんでいますが、全体を通してなんとなくザワザワしていたのですが、『はらぺこあおむし』『走るチューリップ』から『パンパンパン』でいろんなパンを食べて、『だいこん漬け』であそんだときは、会場に一体感が生まれていました。私自身も不思議でしたよ。

生まれた時から自己責任を全うしながら生きている子どもを、ひとりの人間として認めるところから子育ては始まるよ、の話もじっくり聞いてくれていました。最後は『夢わかば』。

午後の3ステージ目は、職員研修を80分間。
毎年ダンスのリクエストがあって、今年は『おおきくなるんだ』。
歌の入らないつながりあそびも入れながら6種類を楽しみ、子どもたちとの間であそびがあそびとして遊べる前提について考え合いました。

午後の4ステージ目は、うさぎさん(3歳児)、きりんさん(4歳児)、ぞうさん(5歳児)と60分間遊びました。ぞうさんのお兄さん、お姉さんさんにはうさぎさんとバデイを組んでもらって遊んでもらいましたが、最後は年齢別の『ダルビュッシュ』。
ぞうさんが燃えて遊んでいる姿にきりんさんは刺激されて、挑戦してきました。うさぎさんはちょっと別次元?半分わかって半分わかっていない姿が、これまた可愛いです。

山口市のたんぽぽには遠いこともあって年一回しかあそびに行かれません。だから4ステージの要求には応えちゃうのですよね。みんな一生懸命だから、頑張る姿を知っているからね。



コインランドリーで書いています。
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抱っこ通信728号 夢わかばをうたう幼稚園

2016年06月23日 | 抱っこ通信
今日は16年目の周南市の徳山中央幼稚園親子つながりあそびコンサートです。
最初の頃は市立体育館で全園児で、親子コンサート楽しんでいましたが、個々の顔が見えないと言うことで、今は、幼稚園ホールで年齢別の親子コンサートに変わってきました。

午前中は、3歳児と地域の親子。
『だるまさんが』の絵本あそびから『にらめっこ』『だるまさんが大変身』『ゴシゴシゴシゴシ』の流れの中で、親子のつながりがゆったりほこほこしてきたので、具体的には親から子へのかたりかけというか、おしゃべりが増えてきたので『ラッコっこ』。子どもを抱きしめて揺れるだけのあそびです。

その後に、私の友人というか、教え子というか、保育士として期待している仲間というか、卒業後、ずっと気にしているさあかのブログを紹介させてもらいました。

ここでは、子どものどんな小さな変化でも、例えマイナスと思える変化でも、ポジティブに喜びあえる親子になりたいね、という話をしました。

最後に、親は子どものたっぷり抱かれて、親として育てられてねというメッセージを送りました。

午後の前半は、4歳児の親子。
『だるまさんと』『おさんぽおさんぽ』から『オチャラカホイダンス』。親さんに飛びつく子どもたちの表情が嬉し恥ずかしそうでいいんですよね。親さんも抱っこが大変そう。でも、嬉しそう。最後は『なにかななにかな』。親子で相談する姿を見たかったです。
それでも振り返ってみると、すんなり終わっていた親子つながりあそびコンサートでした。

午後の後半は、5歳児の親子。
予定より10分早くスタート。最初は白板に歌詞を書いた『大きくなるんだ』のシングアウトから。十分に歌いきれているとは思いませんでしたが、時間がきたので、『元気いっぱい』の挨拶歌から正式スタート。真ん中で『大きくなるんだ』のダンス。親さんは子どもたちの踊るを見ているだけでした。

親さんがイキイキしていなければ、子どもたちも安心できないと思いますので、ちょっぴり時間は延びそうでしたが、最後は『ダルビュッシュ』。子どもたちに負けないくらいにヤル気十分の親さんでした。失敗しても笑いながら悔しがっている親の姿、子どもの姿が嬉しいです。

笑顔の中で、仲間の中でゆっくり大きくなろうとの思いで、最後はもう一度『大きくなるんだ』を歌っておしまい。最初のシングアウトの時とは全く別人の親子が歌っているかのような、明るく元気なうたごえでした。



コンサートを通して思うことは、年少さんと年長さんの親さんたちの態度が全く違っています。年長さんの親さんたちは、腰をどっしりとおろして構えているんです。子育てにもその姿勢というか、態度というか、いろいろ経験してきたことが伝わってきます。たくましく見えるのです。
子どもと一緒に育って来たんですね。

幼稚園では『夢わかば』を大事に歌ってくれています。歌うだけでなく、その歌に流れている「人として育つ」とはを大事にしてくれています。あいがとうです。
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抱っこ通信727号 やっぱりサマー・カレッジは楽しいな

2016年06月22日 | 抱っこ通信
ツアーに出ているとなかなか抱っこ通信が更新できない。気持ちはあるのですが疲れちゃって、と言い訳しつつタブレットも使いこなせていないこともあります。

先週の土、日は福岡サマー・カレッジでした。全国どこでもサマカレの会場探しには苦労しています。なるべく保育の現場に近い会場が理想で、床がフラットで走り回ったり、転がったり、大声を出したりできる会場が実技研修会には良いです。階段上の会場は参加者との距離も感じます。サマカレは芸や技術やお笑いを楽しむ場だけではないのです。

今回、実行委員の九州つながりの会向日葵の仲間たちが見つけてくれたのは、佐賀県鳥栖市の商工センター会館。小学校の体育館風でクーラーも入りますから150~200人位にはちょうど良い会場でした。

ですから内容も深められたと思います。
久しぶりのゆずりん(中山讓)との二日間のサマカレでしたが、そこは20年以上、一緒につくってきていますからなにも心配することはなかったです。

私の主な担当がつながりあそび。二日間にわたって伝えていけば良いのですから、自分のあそびだけでなく、ゆずりんのうたやダンスでの指導を見ながら、感じながら、二日目は、一日目で足りなかった部分を補いつつ、新しい方向を示していけばよかっただけです。

特に、二日目のあそびの時間は、大吉つぁんとゆずりんが担当してくれましたので、参加者の遊んでいる状況や一人ひとりの気持ちに寄り添いながらつながりあそびを組み立て、あそびこんで、その楽しさの中で、私たちのつながりあそびのメッセージを受け止めてもらえれば良かっただけでした。もちろん、楽しさの中で感じてもらったり、気づいてもらうだけでなく、一日目も、二日目も言葉でも伝えました。

今回の福岡サマカレのプログラムはゆずりんが責任を持って組み立ててくれました。ゆずりんがこだわったプログラムの一つが、二日目午後のチームつながりの中根康則さんの『いま、つながりのとは』の講義でした。

サマカレでの講義は、23年前の東京サマカレでの山梨大学教育学部教授加藤繁美さん以来でした。

30分間と短い時間でしたが、「いのちとは」から入って、つながりの思いがよく伝わったのではないかと思います。二日間、たっぷりつながりを楽しんでいたからこそ一層からだで心で受けとめてくれたと思います。

最後に向日葵のメンバー田中さんのメールを紹介します。

「とってもとっても充実した柔らかな2日間でした。本気であそべる大人って、いいですね~。本気であそぶ力を少しずつ引き出してくれるぴかりんパワーさすがです!
いつもながら参加してくださる方々の表情が見事に変化していく過程が見れました。

中根さんの企画もよかったですね~!きっと常連さんには響く素晴らしい内容~とは思っていたのですが、初参加の方々にどう映るのかなあ~と反応が楽しみでした。中根さん、『保育や教育と』きちんとからめて分かりやすくお話をしてくださったので、感想文にも『自分の立ち位置を考える機会となりました』『つながりあそびって、あそんで楽しいだけじゃないんだ!奥にあるものを教えてもらって勉強になりました』などなど書いてあり、初参加の方々も一緒に『つながり』について考えることができるいい時間が持てたなぁ~と嬉しかったです。常連さんも『わかってたつもり~でも、もっと奥が深かった!』と。これでまた九州のつながりの輪が広がり、強まったような気がしますね。

補講の関係で2日目だけしか参加できなかった元担任していた学生~、『もう、一日目から参加したかった~』と興奮してました。8月の実習で、どう活かしてくれるか、楽しみです。(略)





2016年サマー・カレッジスケジュール
福岡サマカレは終りました。今週は大阪サマカレですが、残念ながら定員になっています。
7月は、9~10日神戸、16~17日愛知、23~24日福井、30~31日京都と続きます。参加しませんか、楽しいよ。子どもたちと早く会いたくなりますよ。

もちろん、8月もありますよ。6~7日静岡、13~14日東京、20日埼玉、28日山梨。




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抱っこ通信726号 やっと実現平和コンサートin中津川

2016年06月16日 | 抱っこ通信
いよいよ明日からサマー・カレッジツアーの始まりです。
今週末18~19日は福岡会場。
福岡会場と言っても会場がなかなか見つからず、今年は佐賀県鳥栖市の商工センター会館で開催します。
サマー・カレッジが終われば、翌年の会場探しと、働きながらのつながり活動・運動に奮闘する実行委員会の仲間たちには感謝感謝です。


明日17日は、夜、東近江市保育士部会の研修会。終了後、大阪空港に隣接したホテルに宿泊し、翌朝の飛行機で福岡空港へ。そして、レンターカーで会場入りをします。
前後のスケジュールを見ると体調的にはちょっぴりドキドキしてしまいますが、参加者の笑顔をたくさんもらって元気に楽しくツアーを乗り越えたいなと思います。


先週の活動報告です。一部はフェースブックにも書きましたが、加筆してアップします。


6月9日 七海保育園園内あそぼうサークル自主研修会in中野区
今年で3年目になります。初夏は先生たちと。秋は子どもたちとあそびます。
研修が始まる前に、昨年の秋に、子どもたちとあそんだ時の先生たちの感想をまとめたものをいただきました。19人の先生たちの感想を読むといろいろ考えさせられます。

0歳児担任
「人見知り、場所見知りのはげしい0歳児の子が、今にも泣き出しそうな表情になった時、ギターの音に合わせ、先生方が歌い始めた途端、表情が一変しました。先生方のパワフルな姿に瞬きをするのも忘れ、くぎ付けになっている様子が印象的で、先生方の“たのしい!”“いっしょにたのしもう”という気持ちが自然と伝わっているように思いました。

気が付けば、その0歳児の子も手をたたき、満面の笑みをうかべていて、楽しさを共有できました。大人が楽しませるという思いではなく、大人自身が楽しみと移行動画、子どもの心につながり届いていくと思いました。(後略)」


1歳児担任
「(前略)ゾウさん列車から急行になり、どんどん早くなって走るのが、子どもたちと一緒にやって楽しかった。止まるところではしっかり止まっていたのでルールがりかいできているのだとおどろいた。

園庭からの帰りなどゾウさん列車で行くと子どもたちが喜び、楽しみながら変えることができているので、子どもたちも楽しかったことを覚えているのだと思った」


2歳児担任
「子どもにとって初対面の大人とのあそびが突然始まり、座る距離にも、どんな人なのかうかがう様子が見られました。しかし、みやちゃんが子どもにぐっと近づきグーパーのあそびをすると一気に心も近づいたように感じました。

子どもの言葉をひとつずつ拾って答えたり、『これなんだ?』『やってみたい人?』などの問いかけで、子どもの好奇心をくすぐるような関わりが見られました。
“もっともっと”と子どもから近づく様子が印象的でした。(後略)」


3歳児担任
「(前略)今回の研修を通してあそびを進行していくうえで大切なことをいくつも学びました。『失敗してもいいんだよ』と言葉にして伝えることで安心させてあげること、あそびを通しての子どもたち一人ひとりとの応答性のある関わり、言動を具体的に褒めることなど、あそびを通して子どもたちと関わる中で、一人ひとりを大切に考えていることが伝わってきました。

最後の震災の話では、子どもたちが真剣に耳を傾け集中してる姿に驚かされました。あまり年齢にとらわれず必要なことをしっかりと伝えることの大切さを感じました。(後略)」


4歳児の担任
「(前略)一緒に遊んでいる姿を見て一番驚いたのが、普段、話を聞けない子が多いクラスの子たちが、話を聞くときは聞く、あそびときは遊ぶとメリハリがつけられていたことにビックリしました。(後略)」


5歳児担任・フリー
「あそびの進行を見ていて、子どもたちの言葉、動き、態度一つ一つを汲み取っている言葉かけに感動しました。普段の生活で『ダメ』と注意してしまう言葉を『満月仮面』の時にピカリンが言う『ダメダメー』は、子どもたちが喜んでいて、照れていました。

子ども一人ひとりが持っている力を信じ、見守り、伸ばしていける存在になりたいなと思いました。」


この日の研修は、前半は乳児向けのあそびを通して、子どもにとって、一番安心できる人(保育士)が向かい合ってくれていること、隣にいてくれること、関わってくれていることの楽しさを考えました。

後半は幼児向けのあそびを通して、先生や仲間たちと、ルールを認めあい、守ることで、子どもにっとっての制約(壁)を乗り越えていく楽しさについて考えました。

その前提として、子どもたちの生活を豊かに楽しくしていく力を、子ども自身が育むことに力を貸してくれ、心寄せてくれる存在として大人(保育士)が求められているのではないかということも話しました。



6月10日 二本松はじめ(ピカリン)平和コンサートin中津川

やっと実現した平和コンサートでした。中津川市保育問題研究会の仲間が2年前から計画しつつも、スケジュールや会場などの問題、仕事の関係などで延び延びになっていて、ホントにやっとという思いで開催にこぎつけました。

一部は地元のフォークグループ「土着民」の仲間たちが、生活に根ざした歌を聞かせてくれました。今年で45周年を迎える土着民の仲間たちは、何気ない暮らしや暮らしの中での吐息を歌詞にして、飾り気なく歌いこんでいましたよ。

地元(付知)愛にあふれる『ぼくらのフィールド』。今でも耳に残る♪文化ぶんぶん文化協会長♪。♪孫よ孫よ見てごらん 本当に強いのは やさしいことなんだ♪と平和への思いを込めた「こいのぼり」。

なによりも自然、仲間、命あるものへの愛おしさがあふれるステージでした。



その後の1時間30分が私のステージ。
『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』『ぼくらの空に』『夢わかば』『花咲かす』のメドレーで、いのち、子ども、つながりあいを歌いました。

「平和コンサート言うから重いものかと思っていましたが、オープンニングから明るく楽しい中にも、私にとって平和とはなにかを考えさせられました」との感想が寄せられました。


約30年前から付き合ってきた中津川、恵北地域の保育仲間たちです。
最近はサマー・カレッジにも顔を見せなくなり、私も恵北の保育園巡りも時々という感じなので、懐かしい顔にたくさん会えたことが嬉しかったです。その中でも、今年から保育仲間になった5人が嬉しかったです。恵北の保育との出会いはまたいつか。



6月11日 泉佐野市民間保育士会研修会

朝7時に恵那を出発して泉佐野市へ。2年前からの依頼です。土曜日の午後の研修会です。仕事終わりに会場に集まってくるだけでもエライ!と声をかけたくなりますよね。
みなさん一言も聞き逃すまいと真剣でした。


6月12日 第33回兵庫の保育を考えるつどいin神戸市垂水区
明石大橋が望めるホテルでのつどいで、午前は講演会で午後は分科会。私の担当はワークショップ3時間です。参加者の70%は5年未満の仲間、約100人以上が集まって楽しく遊びました。あそびの反応もフレッシュでいい感じです。若い保育士が多いわりには幼児の担任が半分以上とちょっと珍しいパターン。真面目?話をするとすぐに耳を傾けてくれます。できれば多くの仲間に退職まで保育に関わっていてほしいな。今回は3時間バージョンなのでおしゃべりも多かったかな。

公立保育園の民間委託が進められているので、いつまで続けられるのかな、担当者がポツリ。


6月13日 大阪市民間幼稚園南支部研修会in阿倍野区

研修は短大体育館で約30人の参加。なかなか園ごとの枠を崩せませんでしたよ。自分でも不思議なんだけど幼稚園教員の研修の時は、おしゃべりが多くしつこい。どうしてかな?
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抱っこ通信725号 6月のサマー・カレッジです

2016年06月09日 | 抱っこ通信
6月から8月にかけてはサマー・カレッジの季節です。
1年中サマー・カレッジを開催出来たらななんて夢を見ていた時期もありました。
ま、それに近い生活を送っていた時期もありましたが・・・。

年に一回サマー・カレッジだけはつながりあそび・うた研究所の4人が集まって、協働して研修会をつくります。活動をする姿を見ながらお互いの成長?を確かめられる場でもあります。とても貴重な機会でもあります。

6月開催の福岡(佐賀)と大阪会場は参加者を募集中です。まだ間に合いますよ。
参加者募集日に定員がいっぱいになったという時期もあったのですが、あ、今でもそういう会場はありますが、6月開催の両会場はまだ間に合うそうです。

自分が好きなになる、そして、自分の保育を見直せる、早く子どもたちに会いたくなる、と参加者の感想に書かれるサマー・カレッジに参加してみませんか。

7月以降の予定も掲載してあります。




写真は1995年の第一回目の大阪会場です。
今年のプログラムにはありませんが、サマー・カレッジの最後プログラムに、グループに分かれ、身の回りの物(新聞紙やビニールの袋や風呂敷等々)を使って、物語を創作、発表交流するというプログラムです。初めて出会う仲間のなかですから、その場にいるだけでも、意見を出すことだけでも、ちょうっぴり勇気が必要としていたように見受けられました。それでも、二日間のサマー・カレッジの中で、ちょうっぴり自分を表現することができるようになったのでしょうか、なかなかの作品が出来上がります。
こういう経験、学びが必要な気がしているのですが・・・。
私としては、どこかで、こんなプログラムの研修会をやってみたいです。





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2016年サマー・カレッジ日程表

2016年06月09日 | サマー・カレッジ
すでに抱っこ通信などでもご案内してありますが、2016年サー・カレッジも来週の福岡会場(佐賀)からスタートします。
からだと心に汗して、思わずからだは笑っちゃうつながりあそびは、いつもの保育のように、歩いたり走ったり転がったり、はたまた体操したり踊ったりうたったりと、保育室を広げたようなフラットの会場がなければその楽しさに出会えません。
ということで、最近、会場探しが難しくなっています。主催してくれる現場の先生たちでつくる実行委員会の大きな悩みとなっています。
それでも、例年の会場を確保できたところ、新しく開拓したところなど、実行委員会の奮闘により、今年も下記のスケジュールで開催することができました。
たくさんのみなさんのご参加をお待ちしています。

写真は、第1回福井サマー・カレッジ。



なお、たくさんの問い合わせがありました東京で開催している夏のつながり保育講座は、諸般の事情により休講いたします。申し訳ございません。



2016年サマー・カレッジのご案内

サマー・カレッジの詳細が、つながりあそび・うた研究所のホームページに掲載してあります。最新情報をご確認ください。

保育園・幼稚園・特別支援学校等の先生バージョン

福岡会場 ★日程:6月18~19日 ★場所:鳥栖商工センター会館  
★講師:二本松はじめ・中山讓 
★定員:250人 ★参加費:11000円
★福岡会場の内容はスペシャルバージョン。
サマー・カレッジスタート時のフレッシュで自分を好きになる内容です。
ピカリンダンスもプラス1曲。ゆずりんのあそびもたくさん。話しも。
★申込:FAX0954-66-2805 氏名・連絡を明記

大阪会場 ★日程:6月25~26日 ★場所:大阪市西区民センター
 ★講師 二本松はじめ・中山讓・町田浩志
     ★定員:150人 ★参加費:11000円
     ★大阪会場はいつも笑い声が絶えない。実行委委員のダンスも見もの
     ★申込:☎090-2709-3047

神戸会場 ★日程:7月9~10日 ★場所:たちばな職員研修センター
 ★講師:二本松・中山・町田
     ★定員:150人 ★参加費:11000円
     ★神戸会場はいつもやわらか。開催出来て良かった。
     ★申込:葉書に氏名・住所・電話番号を明記
      〒673-0016 明石市松の内2-8-5-502
      神戸サマー・カレッジ実行委員会事務局宛
       
愛知会場 ★日程:7月16~17日 ★場所:一宮スポーツ文化センター
 ★講師:二本松・中山・町田
     ★定員:250人 ★参加費:11000円
     ★愛知会場はいつも若さが輝いている。人間、実年齢だけじゃないね。
     ★申込:往復葉書に氏名・郵便番号・住所・電話番号・参加回数を明記
      〒483-8108 江南市力長町神明107
      愛知サマー・カレッジ実行委員会宛

福井会場 ★日程7月23~24日 場所:福井県社会福祉センター
★講師:二本松・中山・町田
★定員:150人 ★参加費:10000円(2日間)・6000円(1日)
 学生は5000円(1日でも2日でも)
★福井会場はいつも一生懸命。保育が好き好きの仲間が。
★申込:FAX0778-32-3092 氏名・郵便番号・住所・電話番号・職場名・参加回数明記
 
京都会場 ★日程:7月30~31日 ★場所:ガレリアかめおか
 ★講師:二本松・中山・町田
     ★定員:200人 ★参加費:11000円(学割あり)
     ★京都会場はいつもしっかり学ぶ。広々会場でリラックス。
     ★申込・問合せは、http//summercollegekyoto.blog.fc2.com/ 

静岡会場 ★日程:8月6~7日 ★場所:静岡県青少年会館
 ★講師:中山・町田
     ★定員:100人 ★参加費:11000円(学生5000円)。1日参加6000円
     ★静岡会場は熱気でムンムン。
     ★申込:受付期間6月4~18日
FAX0558-72-9411
         メールshizuoka_samakare@yahoo.co.jp
         ☎090-7028-2293(19時以降)
         氏名・郵便番号・住所・電話番号・職場名・参加回数

関東(東京)会場 ★日程:8月13~14日 ★場所:江戸川区小松川さくらホール
★講師: 二本松・中山・町田 
★定員:150人 ★参加費:11000円
★東京会場はサマカレ発祥の地。明るさと元気をもらいます。
★申込:6月19日10時より電話受付 080-4139-2727
    6月20日以降はメール tunagari_tokyo@yahoo.co.jp

埼玉会場 ★日程:8月20日のみ ★場所:市民プラザ加須
★講師:中山
★定員:150人 ★参加費:6,000円
★申込:受付期間6月12日(日)10時~12時
  いずれかの番号よりお電話ください
  電話 090-7827-0719
     090-9395-6827
     080-5024-1110
    ☆090-1203-3035
     ※受付期間終了後、定員に空きがある場合は受け付けますので
     ☆の番号よりお申し込みください
      (その際、受付時間は18時~22時となります)

山梨会場 ★日程:8月28日のみ ★場所:市川大門町民会館
 ★講師:中山・町田
     ★定員:100人 ★参加費:6000円
     ★山梨会場は昨年復活。
     ★申込:メール ym7427gr@yahoo.co.jp(件名:サマカレ2016)
      氏名・郵便番号・住所・所属(職場名)・参加回数を明記


小学校先生バージョン
京都会場 ★日程:8月11日 ★場所:ガレリアかめおか
     ★講師:中山讓
     ★定員:200人 参加費:5500円(学割あり)
     ★申込・問合せは、http//summercollegekyoto.blog.fc2.com/
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抱っこ通信724号 しまね合研(8月20~22日)に参加を

2016年06月08日 | 抱っこ通信
6月2~5日は、8月20~22日に松江市で開かれる、しまね合研(第48回全国保育団体研究集会in島根の略)のプレ企画として、島根県内3か所と鳥取県日吉津町に行ってきました。

各地とも実行委員会の仲間たちが、しまね合研に向けて奮闘しています。その仲間たちをどれだけ励ますことができたのかな。合研を知らない仲間たちにどれだけ合研の魅力を伝えることができたのかな。いつものことながら私自身の力不足を感じています。でも、楽しかったな。こういうオルグというか、活動を担う仲間が出てくることを楽しみにしています。

どこの会場でも若い保育士さんたちが参加してくれています。保育経験5年未満の若い仲間たちを見ていると、合研を知っている仲間が少なかったように思います。それ以前に、子どもの頃から仲間で集まってワイワイやるという楽しさを経験することがあまりなかったのではとも感じました。もっと言うと、「おともだち」の中でしか生きてこなかったのかなとも思ってしまいます。そうせざるを得なかったのでしょうか。
これは今回のプレ企画での出会いに限らず、全国どこにでも見られる傾向ですけどね。

脱線しますが、アベさんを見ているとその典型ですよね。ほんとうは「おともだち」もいないのかもしれませんが。

そのあたりをどうやって埋めていくかということと、まずは合研って何、仲間が集まることって楽しい、保育を学ぶことって楽しいということ等々を、つながりあそびの楽しさに込めて4日間突っ走ってきました。


4日間の活動を毎日フェースブックに書いてきましたが、少し加筆しながら再掲します。

6月2日夜。プレ企画初日終了。松江で約100人強の親子、保育士さんたち集まりました。子どもたちがおもしろかったですよ。最初は各々がそれぞれの関わり方でうるさい!と言いたくなるくらい変わってきました。発散してる?嬉しそうにしていますから、こちらも嬉しいです。

でも、最後の夢わかばではとても集中してくれました。もしかしたら、集中というより眠くなっちゃたんだよね、きっと。無理もないか。いつもの保育園での楽しいとは違って楽しんでいたのでしょうからね。

親さん、先生には、「大根づけ」を通して「委ねる」を一つの例として合研のお誘いをしました。最近、からだも心も人に委ねることができなくなっていないかと。子どもも大人も、です。
人は「委ね」「委ねられる」関係があるからこそ安心して人らしく暮らしてきた、育ってきたこと。今それができなくなってきた、できなくされてきたのはなぜなのか。その原因を交流しあい、学び合う機会の一つが「合研」であること。

なにも立派な実践や、素敵な子育てをしている人が集まるのではなく、今日ここに集まっているみなさんと同じように、保育の、子育ての悩みや問題を抱えながら一生懸命に生きている人が集まってくる場が合研ですと。

一人でも多くの仲間が参加してくれると嬉しいな。
この日、松江実行委員会では保護者が参加しやすいようにと簡単な夕食を用意したり、また、その売り上げでプレ企画の経費にしたりと工夫がたくさんでした。お疲れさま。ありがとうです。


6月3日夜。合研プレ企画二日目は出雲市。大人120人、子ども30人の約150人が集まって笑顔の輪が広がりました。参加者は合研もそうだろうけど、こういう仲間が集まって楽しくワイワイすることが少ないのだろうなと思いましたよ。司会の先生が前に来てくださいと呼びかけてもなかなか前には出てきませんでした。数回の呼びかけでやっと、という感じでしたよ。あそびが始まってしまえば、そんなよそよそしい感じではなくなって、ワイワイガヤガヤ楽しそうに遊んでいましたが。

主催した仲間によると、いつもの仲間内の保育園だけでなく、いつもは見ない保育園の保育士さんたちもたくさん参加していたそうです。実行委員会の呼びかけが実を結んだのですね。この調子で合研も広がると嬉しいですが。

保育園で保健士さんによる『夢わかば』を通して「いのち」の実践が聞けたり、合研成功への熱い思いが聞けたりと、8月の合研がいっそう楽しみになりました。


6月4日午後。しまね合研プレ企画三日目は、鹿足郡の保育士会総会後の研修会として開かれました。鹿足郡は吉賀町と津和野町の2町で、島根県の西の端。広島県、山口県に隣接。出雲から200キロ以上走りました。ある面では狭い地域での、気心が知れている仲間が約60人ということもあって楽しかったし、おもしろかったです。

久しぶりに『ニコニコ』『ビタミン愛』等。別に面白いことをやろうとしているからではなく、みんなあそびをあそんでいるから、あそぶことに一生懸命だから楽しい、おもしろい。
この日は、大人だけの参加だったので、私自身にとっての合研の楽しさについておしゃべりしました。

一つは明るくて元気な保育士たちの中にいられる楽しさです。保育は未来をつくる仕事と言われていますが、ほんとうにそういう「意気」で保育に取り組んでいる仲間の中にいることで、元気と勇気をもらえることの喜びがあることです。

1980年代に初めて参加した長野県の山の内合研で、温泉街をガヤガヤぞろぞろ歩いている人、人、人。みんな合研の参加者だったのですから、びっくりというか、それだけでなんかワクワクして嬉しかったです。あの感覚ってなかなか普通には味わえないものでした。その頃でした、保育応援団、保母うた応援団になれたら良いなと思ったのは。

二つ目は、子どもについて、あそびについて科学的に学べる楽しさです。

脱線しますが、私自身があそび(つながりあそび・うた)について興味・関心を持ったのは学生時代でした。社会教育を学ぶ中で、それも大学の中というよりも、地域に出て、働く青年の中で共に遊び、活動する中で「社会教育」「レクリエーション」についてからだで、実践で学んでいきました。学んでいたというより、遊んでいたのかな、楽しんでいたのかな、自らの青春時代を。

1960年代の終わり頃に、権利としての社会教育を考えられはじめられていた時代に、「レクリエーションとしての社会教育」なんて仮説というか、自分勝手におもしろがって、いろいろ夢想していましたよ。

卒論は「レクリエーションサークルの方向性について」。戦前からの文化運動からの学びと、目の前にいるというか、共に活動する青年たちの暮らしと文化活動の役割を考察しながら、文化活動そのものを発展させることと、活動する人間自身を、そして、集団(社会)を人間らしく変え、発展させることを両輪として、統一して行わなければ本物のレクリエーションサークルとは言えない、というような考え方でした。

今、考えると、文化と、レクリエーションと、あそびと、社会教育などを論理的に整理し、考察しておらず、ごやごちゃにとらえていたことというより、自分の活動を正当化するための論文、というより作文だったのでしょうね。

そんなことは脇に置いておいて、合研では、特別にそういう講座や分科会に参加していませんが、自分の活動(当初は全日本レクリエーション・リーダー会議、26年前からはつながりあそび・うた研究所)を振り返る、考える場として合研があるのです。
特に、自分の作品(つながりあそび・うた)が未来をつくる子どもに寄り添い、ふさわしいものか、自分の活動が保育士を励ますものになっているか、楽しめる場になっているのかを確かめられるのです。特にこのようなプレ企画、オルグでは確かめる機会と場としては一番ふさわしい機会と場と考えています。だから楽しいのでしょうね。


6月5日。しまね合研プレ企画四日目は鳥取県実行委員会主催。約170人強が集まって、前3回ではやらなかった『トンネルトンネル』『ダルビュッシュ』『オニの三兄弟』などを遊びました。会場が広くてそんな体を動かす遊びをあそびたくなったのです。私もですが、参加者もそんな気分だったのでは、と思ったのですが。

この日は参加者に「ちいさまいなかま」の見本誌やしまね合研チラシ、合研鳥取実行委員会ニュースや鳥取保育を考える会の「おっきいなかま」ニュースなどが封筒に入れられて配布されていました。これらの配布物、ニュースを読むと、今回のプレ企画やしまね合研の取り組みの過程がわかって、仲間たちの奮闘に本当に頭が下がる思いです。もちろん、島根県の仲間も同じです。

人口が69万人の島根県で開かれる合研です。69万人というと、東京で言えば世田谷区、練馬区、大田区の人口より少ないのです。しまね合研、島根県だけでなく、中国地方の各県だけでなく、全国の保育の仲間たち、保護者の応援、参加がなければ楽しいものにつくりあげることができないと思いましたよ。今から、8月20~22日の日程を空けて、仲間たちを誘いあいましょう。「しまね合研」で検索を。



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