つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信826号 急な夏休み北海道から帰って

2017年10月07日 | 抱っこ通信
北海道から帰ってからの今週は、かただと車のメンテナンスで終わってしまいました。これも大事です。
甲状腺がんの術後も順調、声帯も前回よりは戻ってきているそうです。血圧も腰痛も薬を飲んでさえいれば、ほぼ大丈夫というのが現状です。気持ちはとても元気で、何事にも前向きに取り組めそうです。問題は、というか、いつまで薬を飲み続けたらいいのかわかりませんが・・・。

さて、来週からは術後の本格的な活動が始まります。
9日午前は、地元東久留米で「公立保育園はみんなのもの 保育園の魅力を分かち合おう ほいくまつり」に参加。夕方からは駅前で憲法九条リレートークにも参加。
10日から21日までは移動含めてですが、岩手県で夢わかばプロジェクトコンサートツアーです。13ステージが待っています。今年もどんな出会いがあるのか楽しみです。


北海道へ行っている時もですが、総選挙の報道が連日のようにされていました。民進党が分裂したとか、希望の党は第二自民党だとか、その代表が国政選挙出馬するのかどうかとか、各政党の政党意義や政策はそっちのけで緑一色だったような気がします。
半面、自民党というより安倍首相の露出がかなり減り、立憲民主党や日本共産党などの報道はさらに少なく感じました。かなり意図的、恣意的に放送されているのでしょうね。

まだ、各党の政策、マニュフェストが出そろっていなかったこともありましたが、なんで今、解散、総選挙なのかということと、この間、2012年12月の総選挙後の安倍自公政権がどんなことをやってきたのか、国民の生活がどうなったかなどをちゃんと調べて報道してほしいと思いました。

私は北海道に行く日の抱っこ通信(9月24日付)には次のように書きました。
「・・・ところが、突然に、安倍首相が解散、総選挙を決めました。

誰が考えても、臨時国会冒頭で解散をするということは、安倍首相、安倍政権、自民党に『まずいこと』がきっとあるということです。
森友・加計疑惑隠し・・・それ以上に『安倍国政私物化許すな』『安倍政治は許さない』『安倍改憲許すな』『立憲主義、民主主義、平和主義を取り戻そう』『安保法制=戦争法廃止』
などなどと言ってきた国民の世論と運動が、安倍政権を追い込んだのです。
安倍政権を辞めさせる絶好のチャンスが向こうからやってきたのです。
いま、大事なことは野党と市民とが共同して候補者を一本化し、共闘してこそはじめて自公・自民補完候補者に選挙で勝てるのです。
そのために自分のできることを、自分たちのできることを精一杯です。」と。

今度の選挙の最大の争点は、安倍自公政権をこのまま続けさせるのか、それとも交代させるのかです。

今回の解散・総選挙については、自民党の中でも驚いた人が多くいたのではないでしょうか。そういう声は出てこないでしょうけど。突然出てきた安倍九条改悪案の時もそうでした。自民党内では一応機関を作って憲法については論議を続けているはずなのですが、そこを吹っ飛ばしての私案の形での発表でした。党、機関を飛び越えて越えて個人が優先してしまう、そのことに異議を唱える人がいなくなっているというのもこの党が政党として衰退している証拠であり、国民にとっては危険になっていると言えます。
自民党の中の党内民主主義は捨て去られてきています。国政が官邸主導という名で、安倍総理とその取り巻きに私物化されているのではないでしょうか。
党内民主主義という点では希望の党、都民ファーストにもないように見受けられます。

安倍総理は「国難突破解散」と言いましたが、戦争できる国へ変えるために憲法を踏みにじり、沖縄、福島などに住む人々や国民の多くが、辺野古への新基地建設反対、原発再稼働反対と声を上げているにも関わらず無視し、森友・加計問題や自衛隊の日報問題では丁寧に説明をするなどと言いながらなにもしない安倍政権そのものが国難と言えます。

さらに加えるとしたら自民党のキャッチコピーとして「人づくり革命」とありますが、安倍総理自身への不信が募り「人として」どうなのかということも問われています。
まずは、この自公政権の危険性をあぶりだし、国民が主人公になれるような政治の担い手、政党を選ぶということが最も大事なことだと思います。


網走市の「感動の径」より斜里、知床連山を望む
コメント
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