つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

歩くうた

2022年06月26日 | 抱っこ通信
本日、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネル、Youtube二本松はじめつながりソングチャンネルにアップしました。
『歩くうた(詩・谷川俊太郎)』
戦争反対! ロシアはウクライナから今すぐ出て行け! 憲法改悪を許さない!
 6月ののつながりあそびは、歩く、走るをテーマにしたあそびやうたをアップしてきました。つながりソングでも何か歩く、走るをテーマにした曲をと考えていましたが、以前、古くからの友人さんちゃん(霜村三二)のブログ「ゴリラさんにのラブレター」に、卒業式で『歩くうた』を取り上げていたことを思い出しました。子どもたちが教室で読むときには、実際足踏みしながら音読したとのこと。私も足踏みしながら3種類の曲を書きました。
 歩く、走るをテーマにした曲はたくさんありますが、誰でもが知っているのは『365歩のマーチ』ではないでしょうか(古)。♬幸せは歩いてこない だから歩いて行くんだね 1日に1歩 3日で3歩 3歩進んで2歩下がる・・・♬。
 ♬行ったり来たり迷ったり・・・♬は私の『レッツ・ゴー!』。♬走り疲れたら歩けばいいさ 歩き疲れたら休めばいいさ 休み疲れた また歩きはじめるさ 生きていれば♬は私の『また歩きはじめる』。2曲ともすでにアップしていますよ。
 馬鹿の一つ覚えのようですが、戦争は命を奪い、人権を奪い、自由を奪います。その反省から生まれてきたのが国連憲章であり、日本国憲法、憲法九条ではないでしょうか。だからこそ、自由と平和とを愚直に掲げ、選挙をたたかう政党、候補者を期待し、応援したいです。人類は失敗から学び、反省してきているからこそ前に進むことが出来てきたのでしょうか。行ったり来たり迷ったりしながらですが・・・。歩きましょう。♬仲間がふえた 元気がふえた 力がふえた 勇気がふえた♬
 
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ザザーザ

2022年06月25日 | 抱っこ通信
保育、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『ザザーザ(風のトンネル)』
今日のつながりあそび№237.『ザザーザ』
戦争反対! ロシアはウクライナから即時撤退! 憲法改悪を許さない!
『ザザーザ』は、つながり音楽物語「オニのさんきょうだい
 ゲンゴロウ池へ 」の挿入歌であり、あそびはトンネル落としを考えていました。
 ~こっちの村とあっちの村の境にある とがり山
そのとがり山の奥に、いまも静かに眠るゲンゴロウ池があったと・・・。~で始まる音楽物語です。CDブック『ピースマンがやってきた!』に収録されていますが、テキストの中の「ピカリンメール」には次のように書きました。
 「つながりあそび・うたシリーズCD『あそべやあそべ みなあそべ』の中のつながりあそび・うた物語「おにのさんきょうだい」が好評だったので、気をよくして第2弾をつくってみました。紙芝居や絵本になれば嬉しいな、なんて思いながら秋から構成を考えていたのですが、話と曲はたった一日でできてしまいました。福井県と岐阜県の県境にある夜叉が池とその池にまつわる伝説、そして、いまでは絶滅するかもしれない池に棲むヤシャゲンゴロウの話を題材に創作してみました。私の絵本(空想)の中では、おにのさんきょうだいたちの服装が山に登る時と降る時では違っているのです。なぜかを子どもたちに考えてもらえたら嬉しいです。」
 『ザザーザ』は、仲間が増え、ゲンゴロウ池に向かって進む子どもたちの前に立ちふさがる森や山。その森には・・・、その山には・・・。の中で歌います。ま、CDを聞いてください。
 6月は歩く、走るだけのつながりあそびと歌をアップしましたが、改めてつながり音楽物語「オニのさんきょうだい ゲンゴロウ池へ 」を聞いていたら、『ザザーザ』の前の歌『仲間がふえた』が歩くのにピッタリの歌でした。そのうちアップします。
♬ なかまがふえた げんきがふえた ちからがふえた ゆうきがふえた♬
 22日に参議院選挙が公示されました。ロシアのウクライナ侵略戦争もあって、
軍事対軍事の戦争できる国か、外交による平和を目指す国かが争点の一つになっています。つながりあそびは、子どもたちの未来をつくるのは子どもたちが主人公になってこそと考えています。あそんでうたって仲間の中で主人公になる楽しさ、人と人とがつながりあう楽しさを子どもたちと共有したいと考えています。その子どもたちの楽しさと未来を奪うのが戦争であり、戦争を準備するための軍事費等の増額は、子どもたちのための療育、保育、教育、医療等の幸せのための暮らしの予算を奪うものです。ですから、私は平和と自由を大切にする政党と候補者を選びます。
 昨日は、月一の日本政府に核兵器禁止条約に署名と批准を求める署名活動日でした。街頭演説が署名活動の場所で行われていたため、約30分間の活動だけでしたが、『にんげんをかえせ』の後に、♬あなたの署名をお願いします♬と『青い青い空』を歌い、最後に『ロシアはウクライナから今すぐ出て行け!♬と『戦争反対!~ちいさいひとみが~』を歌いました。活動する仲間が譜面を印刷して配布してくれていました。
 私は核兵器禁止条約に参加することを明言する政党と候補者を選びます。
 一昨日は、92歳の叔母の介護の契約や急遽病院へ等、一日お付き合い。叔母の中では、米寿のお祝いをした88歳から年齢が・・・です。今週の月曜日に試しで行ったディケアが気に入ったのか、毎日のように「昨日行って、すぐにお風呂に入れてもらって・・・」。両親の時も姉弟の時も何もできず、お世話になった叔母に、今はコロナで時間もあることだし付き合っています。いろいろ考えさせられますね。私は年金削減を許さず、介護や障害児者福祉など生きている豊かさを感じられる社会保障費を大事にする政党と候補者を選びます。
 三日前は約40年ぶりに、全レク時代の伊東(大墨)さんと再会。男性介護士としては全国でも先駆けです。12回も引っ越ししたそうですが、多忙でも楽しい人生を送っているようです。今も学生たちと楽しく介護や福祉のレクリエーション活動を楽しんでいます。今回は、近くの高校に勤務する学校への誘致活動で来たそうで、今でも全レクのレクが自分の中で生きているということでした。「また、つもるウ○○の話をしましょう」と別れ際に。相変わらずでしたよ。嬉しいですね、そうやって思い出してくれて・・・。 
 
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地球のための鎮魂歌

2022年06月19日 | 抱っこ通信
本日(19日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『地球のための鎮魂歌』
戦争反対! ロシアはウクライナから即時撤退! 憲法改悪を許さない!
 昨年8月の構成『いのちの糸をつないで』以来の門倉詇作品です。1980年代は、よく門倉さんから400字詰めの原稿用紙に、楷書で丁寧に書かれた詩を定期的に送っていただいていました。チラシ等で手づくりされた封筒に入れて送られてきました。その中の一編だと思います。当時すぐにハ短調からイ長調に転調する曲をつけて、私としては珍しく丁寧に譜面に残してありました。門倉さんの作品は、60年代後半の『グラフわかもの』時代からたくさん出会わせていただきました。アマチュア時代のド素人で詩を書けない私にとって欠かせない作詞家でした。
 70年代から社会教育や全レク活動にご指導、ご協力いただき、いろいろお話させていただく中で、正真正銘の反戦平和の詩人であることがひしひしと伝わってきていました。ロシアによるウクライナ侵略戦争の今だったら、どんな詩を書かかれていたでしょうか。そんなことを想いながら、かめさんやみやちゃんの曰く「門倉さんの詩だね」の『地球のための鎮魂歌』を収録しました。
 正直、収録にあたってどう表現するか、どう構成するか全く白紙状態だったことをかめさんに告白。かめさんがその場で構成、アレンジを考えてくれました。声が出ないこともありますが、だれか歌うキーを原調のハ短調で歌っていただけると嬉しいです。
 「各共有」「敵基地攻撃能力=反撃能力」「軍事費を国内総生産比2%に」等々、軍拡路線、戦争する国へまっしぐらの自公政権、維新らの政策です。そうなっては、ただでさえ安心して暮らせるだけの予算がない中、さらに社会保障をはじめ保育、教育、子育て、福祉、介護など予算と施策が貧しくなることは目にみえています。なによりも子どもたちや青年たちから自分の存在や生きる喜びを生きる意味を奪ってしまいかねません。自分は自分でいいんだ、自分で自由に考え自由に行動していいんだ、という人らしさを奪いかねません。
 ウクライナ戦争で儲かっているのは軍事産業です。円安で儲かっているのは車などの輸出企業です。ほんの地球上の一部の人たちです。もしかしたら、戦争する国への元凶は「命より金儲け」のアメリカや大企業なのでしょうか。
22日に公示、7月10日投票の参議院選挙では、自分の未来がかかっています。子どもたちの未来がかかっています。
地球のための鎮魂歌
  作詞・門倉詇 作曲・二本松はじめ
雪のしずくがつぼみをそだて 
なだれの音が花をひらいた
春という名の季節があった
こころやさしい人たちがいた
そんなにとおい時代ではない
むかし ここに美しい
地球という名の星があった
夏の夕日と秋のもみじを 
背中に染めて海はうたった
四季という名の季節があった 
はたらきものの人たちがいた
いのちをそだてたすけあった
むかし ここに美しい 
地球という名の 星があった
春の季節を指でかぞえて
冬の時代をあたためあった
いまは名のない季節だろうか 
しんぼうづよくかしこい人が
なぜかあらそいほろびていった
むかし ここに美しい 
地球という名の星があった

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誰もが持っている~平和のねがい~

2022年06月12日 | 抱っこ通信
本日(12日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『誰もが持っている~平和のねがい~』
2月24日以来、つながりソングは、「戦争反対!」「ロシアはウクライナから即時撤退を!」「憲法改悪許さない!」の3柱に選曲、または新作をアップしてきました。ウクライナの子どもたちだけでなく、食べることさえままならない世界の子どもたち、そして、子どもらしく生きることが難しい日本の子どもたちのことを想像しながらです。
 『戦争反対!~ちいさいひとみが~』『どこまで飛んでも~ストップ!戦争~』に引き続いて『誰でも持っている~平和のねがい~』です。
 誰でもがいのちを奪い合い、憎しみや悲しみしか残らない戦争には反対しています。誰でもが平和な世界で人間らしく、自分らしく生きていくことを望んでいます。そう信じています。それは、人として、いのちとしての叫びであり、願いなのですから。私たち人類の歴史がそれを証明しています。
 いろいろな見方、考え方があるのでしょうが、憲法九条はその一つ到達点であり、理想であり、未来でもあるのです。ですから憲法九条を生かすこと、広げることが戦争をなくし、平和な世界をつくり、一人ひとりが人らしく生きていくことができるのです。きっと、私たちの親たちはそう考えて憲法を生み、手渡してくれたのですね。親たちは私たちに難しいことは求めていません。武力ではなく話し合いを、と求めているに過ぎないのです。
 私から見ればですが、残念ながら人類の歩みと逆方向に戻ろうと考える人たち、憲法九条を変えようとする人たちもいます。ささやかな暮らしの予算を減らして軍事に予算を増やそうとしています。今、大事なのは、戦争に備えることを考えるのではなく、戦争しない、戦争を許さない、平和を広げることをまず考えることです。そういう人を増やすことが大事です。

誰もが持っている~平和のねがい~
     作詞・作曲 二本松はじめ
戦争反対! いのちを奪うな
 愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな
一人ひとりの声は小さいけど だれにも消せない いのちの叫び
あなたもわたしも 誰もが持っている 平和 平和 平和のねがい
戦争反対! いのちを奪うな
 愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな
一人ひとりの夢は違うけれど だれにも消せない いのちのときめき
あなたもわたしも 誰もが持っている 平和 平和 平和の世界
戦争反対! いのちを奪うな
 愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな
一人ひとりの力を合せれば だれにも消せない いのちの歩み
あなたもわたしも 誰もが持っている 平和 平和 平和の一歩
戦争反対! いのちを奪うな
 愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな
戦争しない 戦力持たない 誰にも消せない 憲法九条
あなたも私も 誰でも持っている 平和 平和 平和の宝
戦争反対! いのちを奪うな 
愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな
戦争反対! いのちを奪うな 
愛を壊すな 地球を壊すな 子どもの未来を奪うな

 
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テイクオフnew

2022年06月12日 | 抱っこ通信
本日(12日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『テイクオフnew』
戦争反対!ロシアはウクライナから即時撤退!憲法改悪許さない!
 今月は歩いたり走ったりするだけのつながりあそびですが、いま、現場で楽しまれているのは『テイクオフ」です。
 先日も指宿市の療育の仲間からメールが届きました。「テイクオフは子どもたちも大好きで、トレーニングあそびの時に流して楽しみました。それ以外でも、保育室に戻る際にスタッフが『準備はいいかい?』と歌いはじめると『ゴーゴーゴー』と自然と子どもたちが集まってきて盛り上がってます」ということでした。
ただひたすらに走るだけのあそびなんですけどね。
 『テイクオフ』を遊びながらつくっていた頃です。奄美ののぞみ園で遊んだ時に、子どもたちに「次はどこへ行きたい?」と聞いたら、ほとんどの子どもが「アメリカ」と答えていました。当時、DA PUMP の「 U.S.A.」が流行っていたことが後から気がつきました。アメリカですから飛行機になって長い距離を走らなければなりません。歌い続ける(口伴奏)のもつらいものがあります。そこで、「今度はピカリンの番。えーと、ピカリンは喜界島」と言って、「テイクオフ!」のすぐ後に「着陸!」。奄美空港と喜界島空港の間の飛行時間は10分間ですからね。子どもたちは唖然としていました。大人は休憩しない大変なんです。子どもたちは自分も行きたいところを口々に言いたくてウズウズしていました。
 
 
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憲法九条・「九条の会」アピール

2022年06月05日 | 抱っこ通信
本日(5日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『憲法九条・「九条の会」アピール』
今週のつながりソング№142.「憲法九条・『九条の会』アピール」
戦争反対! ロシアはウクライナから今すぐ撤退を!憲法改悪を許さない!
 先週の『憲法九条』に続いて、今週は、憲法九条の朗読と「九条の会」の結成時のアピールで、私が大切にしている文章を歌ったものです。正直、アピール文を読み返すことはあまりありません。多くのみなさんも同じだと思いますが、すでに体の中に入っていらっしゃる方も多いと思います。私自身が、今一度、アピールを読み返し、体の中にしみこませなければと思いました。
 ロシアのウクライナ侵略戦争に乗じて、危機を煽りながら、武力には武力との安全保障と声高に叫び「戦争できるる国」へと邁進する自公政権と維新らです。その狙いの一点は、自衛隊の明記などの憲法九条の改悪です。今こそ、憲法を、憲法九条を多くの人に広め、戦争をしない国、戦争を許さない国、平和を広げる国にするための力にしていかなければと思います。
 先週木曜日の行動では『憲法九条』を始めて歌いました。行動を共にしている仲間たちから「歌になると条文が新鮮に聞こえた」「内容を噛みしめられた」等々の声をいただきました。
「九条の会」アピールを掲載します。是非、お読みください。
「九条の会」アピール
 日本憲法は、いま、大きな試練にさらされています。
 ヒロシマ・ナガサキの原爆にいたる残虐な兵器によって、5000万を越える人命を奪った第二次世界大戦。この戦争から、世界の市民は、国際紛争の解決のためであっても、武力を使うことを選択肢にするべきではないという教訓を導きだしました。
 侵略戦争をしつづけることで、この戦争に多大な責任を負った日本は、戦争放棄と戦力を持たないことを規定した九条を含む憲法を制定し、こうした世界の市民の意思を実現しようと決心しました。
 しかるに憲法制定から半世紀以上を経たいま、九条を中心に日本国憲法を「改正」しようとする動きが、かつてない規模と強さで台頭しています。その意図は、日本を、アメリカに従って「戦争をする国」に変えるところにあります。そのために、集団自衛権の容認、自衛隊の海外派兵と武力の行使など、憲法上の拘束を実際上破ってきています。また、非核三原則や武器輸出の禁止などの重要施策を無きものにしようとしています。そして、子どもたちを「戦争する国」を担う者にするために、教育基本法をも変えようとしています。これは日本国憲法が実現しようとしてきた、武力によらない紛争解決をめざす国の在り方を根本的に転換し、軍事優先の国家へ向かう道を歩むものです。私たちは、この転換を許すことはできません。
 アメリカのイラク攻撃と占領の泥沼状態は、紛争の武力による解決が、いかに非現実的であるかを、日々明らかにしています。なにより武力の行使は、その国と地域の民衆の生活と幸福を奪うことでしかありません。1990年代以降の地域紛争への大国による軍事介入も、紛争の有効な解決にはつながりませんでした。だからこそ、東南アジアやヨーロッパ等では、紛争を、外交と話し合いによって解決するための、地域的枠組みを作る努力が強められています。
 20世紀の教訓をふまえ、21世紀の進路が問われているいま、あらためて憲法九条を外交の基本にすえることの大切さがはっきりしてきています。相手国が歓迎しない自衛隊の派兵を「国際貢献」などと言うのは、思い上がりでしかありません。
 憲法九条に基づき、アジアをはじめとする諸国民との友好と協力関係を発展させ、アメリカとの軍事同盟だけを優先する外交を転換し、世界の歴史の流れに、自主性を発揮して現実的にかかわっていくことが求められています。憲法九条を持つこの国だからこそ、相手国の立場を尊重した、平和的外交と、経済、文化、科学技術などの面からの協力ができるのです。
 私たちは、平和を求める世界の市民と手をつなぐために、あらためて憲法九条を激動する世界に輝かせたいと考えます。そのためには、この国の主権者である国民一人ひとりが、九条を持つ日本国憲法を、自分のものとして選び直し、日々行使していくことが必要です。それは、国の未来の在り方に対する、主権者の責任です。日本と世界の平和な未来のために、日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、「改憲」のくわだてを阻むため、一人ひとりができる、あらゆる努力を、いますぐ始めることを訴えます。
2004年6月10日
井上ひさし(作家) 梅原猛(哲学者) 大江健三郎(作家) 奥平康弘(憲法学者) 小田実(作家) 加藤周一(評論家) 澤地久枝(作家) 鶴見俊輔(哲学者) 三木睦子(国連婦人会)
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ストップトップ

2022年06月04日 | 抱っこ通信
本日(4日)、Youtube二本松はじめつながりあそびチャンネルにアップしました。
『ストップ・トップ』
『ストップ・トップ』は、1歳児クラスで絵本「のせてのせて」(松谷みよ子ぶん・東光寺啓え・童心社)の世界に入った子どもたちが、初めの頃は「トップよんで」と催促していたという実践を聞いて創作しました。そのうちに、読み聞かせの中で『自動車ブーブー』を歌うようになってからは、「じどうちゃブーブーよんで」と催促するようになったということです。さらに発展して「のせてのせてごっこ」に展開した実践もあります。
 遊び方もただ走って止まるバージョンや、「ストップ!」の代わりに「ドッカーン!」で方向転換(スイッチバック)するバージョンや回数ごとにスピードの早めるバージョンもあります。
 「なぜ、子どもたちは走り回るのか? それは、子どもが早く育ちたいから」。「チコちゃんに叱られる」(NHKTV)でやっていたことです。なかなか素敵な答えだなと思いました。そうだね、お兄ちゃんやお姉ちゃんみたいに早く大きくなりたいんだね。6月のつながりあそびは歩く、走るを中心のあそびをアップ予定です。
 ウクライナのマリウポリ・アゾフスタリ製鉄所の地下壕に避難していた子どもたちも壁に絵を描いていたことを知りました。どんな状況下にあっても子どもたちは遊びを考えだします。すごいですね。でも、切なかった、悲しかった、苦しかったです。青空の下を思い切り走り回らせたいです。早くその日が来ることを願いながら、小さな声を上げ続けましょう。
 
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