つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信687号 個性が見える『ダルビュッシュ』

2016年02月26日 | 抱っこ通信
今日は調布のオリンピア保育園の幼児さんと遊びました。
11月の時は遊べなかった『ダルビュッシュ』をメインに、なにして遊ぼうかな?なんて、あまり計画性もなく・・・、あっ、そうか、いつものことでした。

『元気いっぱい』であいさつした時に、そうか、竹組さん(年長さん)はあと一ヶ月で卒園か、と気づいたのです。
そこで『君からもらった宝物』を手話つきで、しっかり、じっくり覚えてもらいながら歌いましたよ。保育園生活での宝物、それが「友だち」だったら嬉しいな、と話もしました。話しながら、今日のテーマはこれだ!と決めましたよ。いい加減。

15分間くらいうたっていたので、次は『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』。
1年間の保育生活の中でちゃんと自分で自分をコントロールできているかな?
さすがに竹組さんのお兄ちゃんお姉ちゃんです、バラ組やユリ組の弟、妹たちをリードしたり、注意したりする姿も見られました。
何回か繰り返していくなかで、スピードも変えられるようになっていきましたよ。
でも、無意味に転ぶ子どもが多いです。もちろん、本人たちには意味があるのでしょうけどね。そこは押さえつつ「転ぶと危ないよ」と言うだけです。転んでる本人は大丈夫なのですが、まわりの友だちにとっては危険だよ、という意味なんですが。

いよいよ『ダルビュッシュ』です。年齢別に遊びましたが、それぞれの成長、発達段階がよく見えます。担任の先生から見れば、子ども一人ひとりの、今の姿がよく見えたと思うのですが。楽しくて楽しくて何回も挑戦してきます。
まず、一人ひとりの表情が最高です。きっとっ私の顔も最高の笑顔だったと思います。だれか写真を撮ってほしかったな。

遊んでいる子どもたちのこころの揺らぎなんかにも食い込めたら面白いだろうと思いました。実は明日の全国つながり青年学習会で『ダルビュッシュ』のあそびを取り上げて、幼児期の子どもにとっての「楽しい」とは何かを一緒に考えようと思っているのです。乳児と幼児にとっての「楽しい」という意味の違い、もしかしたら、発達との関係での質の違いになどにもふれられればと考えています。

そこまで考えなくても、楽しいけりゃいいのでは、と思う人もいるかもしれませんが、保育の中でのあそびを、文化の意味、役割を考えてみたいのです。
竹組さんだけは、最後にもう一回楽しみました。

最後は『夢わかば』と、もう一度『君からもらった宝物』をうたって1時間15分。竹組さんの一人ひとりに6年間ありがとうを伝えました。ありがとうでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信686号 難産の末『生まれてきた』おめでとう

2016年02月25日 | 抱っこ通信
23日は、新宿区信濃町子ども家庭子どもセンターでつながりあそびの公演でした。
45分間の公演?です。私の場合は見せたり聞かせたりというよりも、一緒にうたって、一緒にあそんで、ちょっぴりおしゃべりして、ですから公演という名前がいいのかどうか。
最初に45分間と聞いて、そんなに短い時間では親子のからだも心もほぐせないと思いましたが、主催者側の意図もありそうですから、そのままお受けしました。45分間、少々駆け足であそびました。
センターに来ている幼児サークルの親子の参加が多かったですが、この日は近くの幼稚園の入園のガイダンスの日だったそうで、3歳さんの親子は来ていなかったそうです。いつまでもいろいろ勉強です。


昨日は28日の夢わかばプロジェクトコンサート“3.11を忘れない”のために音響のオペレーターしてくれる「音助」の平尾さんと打ち合わせ。
昔からのうた仲間です。定年後に音響屋さんとして独立し、地元のFM局の仕事もしています。
毎回、コンサートには顔を出してくれていますが、今回は、半分お仕事として依頼しました。

今日はコンサートのための音響機材を揃えたり、プログラムを印刷したりと、他の実行委員の仲間たちが働いていますから、私にできることをやりました。音響機材は私の車だけでは運べませんのでカメさんにも運搬を頼みました。


その後、27,28日の全国つながり青年学習会のレジュメづくりです。昨年より多くの参加者数です。嬉しいです。
私に与えられたテーマが、「つながりあそび・うた25周年で大事にしていたこと。そして未来へ託す夢、青年に期待すること」という嬉しいテーマです。もし、彼らにつながりあそび・うたを手渡せていたら、彼らが彼らなりに発展させ、まわりの仲間たちや次の世代に伝えていってくれたら嬉しいです。そんな期待込めておしゃべりしたいと思っています。



難産だった『生まれてきた』

さて、2016年のニューアルバムも曲紹介です。今回のCDには、全国の仲間たちに贈った作品を中心に選曲してありますが、この『生まれてきた』は大阪の保育のうたごえサークル”なのはな“の仲間たちに贈った曲です。

今年も4月29日に大阪市西成区民センターで「ピカリンと“なのはな”のスプリングカレッジ」(今年は20回記念でゆずりんも参加)が開かれますが、5年前の15回記念に贈ろうとした曲です。
贈ろうとしたとは、“なのはな”の仲間たちに採用されなかった曲なんです。
15回記念ということで、創作曲をつくろうということなって、“なのはな”の仲間たちが詩を送ってくれました。いわゆる歌詞ではなく、保育士としての思いが綴られた詩でした。
正直難しかったです。試行錯誤して、時間もかかり、スプリングカレッジの間際に完成しました。
私としては、その時は完成したと思ったのですが、ちゃんと譜面にかけていなかったのでしょうね、譜面を読んだだけでは歌えなかったのでしょうね。曲調も合唱曲ではなくギターで弾き語りのフォーク調でした。ということで残念ながら没。

でも、なかなか素敵な詩だったので、そのままにしておくのはもったいなくて、その後も創作した曲を取り出しては、少しずつ詞もメロディも手直し、手直しして、やっと、日の目を見ることになったのです。
曲調は私がうたいますのでそのままのフォーク調、詞も原詩を大切にしながら、どこにでもある易しい言葉に変え、つくり直しました。オーケストラとはいきませんが、ヴァイオリンは入れてもらおうかなと考えています。

これからの『二本松はじめ平和コンサート7070』でもうたっていこうと思っています。


   生まれてきた
       原詩・なのはな 補作詞・作曲 二本松はじめ

1.この子らは幸せに 幸せになるため 
  だれからも愛されるために 生まれてきた
  この子らは笑うために 笑いあうために
  いのちを輝かすために 生まれてきた
  疑うこと恐れること 知らない
  ほっこりにっこり やわらか瞳
  この子らはみんなを幸せにするため
  いのちを輝かすために 生まれてきた


2.この子らはあそぶために あそびまわるため
  だれからも愛されるために 生まれてきた
  この子らは美しさやさしさ 学ぶため
  いのちをうたうために 生まれてきた
  振り返ること 止まること 知らない
  今日を明日を 見つめる瞳
  この子らはみんなを人らしくするため 
  いのちをうたうため 生まれてきた

  るるるる・・・
  らららら・・・
  この子らの笑顔を 消さないで
  この子らいのちを 奪わないで
  この子らは幸せに 幸せになるため
  いのちを愛するために 生まれてきた









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信685号 レコーディング打ち合わせ

2016年02月22日 | 抱っこ通信
今日はレコーディングの打ち合わせ。
シモシュと制作担当の城間さんが事務所にやってきてくれました。
4畳半の何も置いていない部屋(泊部屋)と同じく4畳半の音響機材の倉庫代わり部屋と机の上にコピー機がおいてあるキッチンの狭い事務所です。
ですから暖房器具は置いていません。そうだ、クーラーで暖房にすればよかったのですがすっかり忘れていました。
ということで寒い中での打ち合わせでした。

CDタイトルは『笑って笑って笑って』。今年からの平和コンサートで歌う予定曲です。
収録曲は、全国の仲間たちに贈った曲を中心にした構成で、明るく軽めの曲ばかりです。
昨年秋からの創作で、ライトミュージックという分野があるかどうかわかりませんが、だれもが口ずさめる作品を集めてみました。

レコーディングアレンジについては基本的にはシモシュにおまかせです。
私とは違った感性ですてきなアレンジをしてくれているので、そこはそこ、餅屋は餅屋ですので、いつもおまかせ、まる投げです。

打ち合わせでは、まずは譜面を読みながら曲構成やアレジの方向性について意見というか要望を出しますが、あまり激論になったことはありません。
私は、創作したきっかけとか、だれのために、なんのために創作したかとか、これはダンス曲にしたいとか、障害児・者も歌えるようになったら嬉しいなとか言うだけです。

その後、実際にシモシュの伴奏で歌ってみますが、この時にリズムとか曲構成とかがイメージ出来てきますので、話し合いの時とはアレンジの方向が変わる場合が多いです。いくつかのリズムパターンやメロディも変えながら、こういう方向で行こうとなります。あとは、シモシュのアレンジを待つだけです。

レコーディング予定曲は、『のばしてゆこう』『大きくなりたいな』『ぼくらの空に』『こぶしの花を咲かそう』『みんなといっしょだと』『笑って笑って笑って』プラス1曲です。

4月下旬の奈良レクリエーション学校の時には完成させる予定です。

抱っこ通信では順々に曲紹介をしていきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信684号 ”3.11を忘れない”コンサートまであと1週間

2016年02月21日 | 抱っこ通信
20日(土)は渋谷区立笹幡保育室に子育て講演会に行ってきました。
保育室は渋谷区が設置し、民間事業者(笹幡保育室はNPO法人ワーカーズコープ)に運営を委託している認可外保育施設です。
区立・私立保育園に申し込みを行ない、待機児童となった人のみを対象としています。いろいろあります。

今日は昨年の参加してくれた親子はいませんでした。昨年の親子は無事に保育園に入園できたのでしょうか。
ということで、今年の参加者は4歳児が1名、他は1,2歳児の親子、約20組弱と先生たち10人くらいだったかな。
保育生活1年未満の親子ですので、1時間30分間あそぶ中で親子のいろいろな姿が見え、いろんなことに思いめぐりました。
「抱っこ」についてもちょっぴりおしゃべりしました。
先生たちが意欲的?だったのが嬉しかったです。



”3.11を忘れない”まで1週間
いよいよ夢わかばプロジェクト第6弾“3.11を忘れない”コンサート(2月28日)まで1週間となりました。
全レク一座と、ゲストの小江戸トリビュートバンドのみなさんは今日、練習日、佐々木洋子さんと仲間たちも明日が最後の練習日と聞いています。
素敵なステージを見せて、聞かせくれると期待しています。
私も今日は音響機器の確認。なにしろ使用マイク・チャンネルが14本ですから大変です。
オペレーターには音助の平尾さんをお願いしています。素敵な音作りをしてくれるでしょう。

岩手県の被災した保育園周りは2周目に入っていますが、昨年10月に、沿岸部の被災した園の中では最後に新しい園舎になった、かまいしこども園に遊びに行きました。園舎建設のための入札が3回目でやっと決まったそうです。建築資材費や人件費の高騰したためでしょうか。そのために計画よりも園舎建設が遅れ、開園も予定よりも遅れたようです。

以前は廃校になった小学校校舎で保育していた大槌町の安渡保育所の園舎は仮設でした。

それでも保育園関係しかわかりませんが、被災地各地では一歩、また一歩と歩みを前に進めようとして頑張っています。
現実的はいろいろ厳しいものがあるとおもいますが。

コンサート当日に、私が被災地保育園周りでお世話になっている岩手県保育連絡会のNEWS『Hand & Heart (つなごう「手」と「心」)』を拡大して壁に張り出します。被災地の保育園周りの様子と、岩手の保育仲間たちの復興支援や被災地の保育状況の一端を知っていただけると嬉しいです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信683号 あしたへつづく

2016年02月19日 | 抱っこ通信
昨日(18日)は、17時30分から栃木県保育園高根沢町の陽だまり保育園うたごえ文化プロジェクト主催の「ピカリンと平和をうたう会~あしたへつづく~平和へのうた」でした。
陽だまり保育園は、古民家を移設して、保育園園舎にしていますが、園舎(古民家)の中心にある土間ホールいっぱいの約180人が集まって、あったかい雰囲気の中で、熱くうたごえを交流しました。

何しろ主催がうたごえ文化プロジェクトですから。共催もうたごえ文化の会、子どもの笑顔を引き出す絵本の会、卒園児の会『縁会』、陸前高田応援させていただき隊という保育園内の団体?サークル?ですから、保育園をあげてだけでなく、卒園児も地域も巻き込んでの平和をうたう会でした。
こんな団体が保育園内にあるだけでも、なにかおもしろそうな保育園とは思いませんか。

まだ、か、もう、か、開園12年目の保育園です。私自身は開園する前段階から関わっていますし、昨年度はお休みしましたが、毎年、なんらかの行事に参加させてもらっています。開園する前からお付き合いしている理事長さんや園長さんとは年齢が二回り近く離れていますので、保育園をわが子のようにドキドキハラハラ見守っているだけです。ですから2年ぶりの今回の取り組みに参加することで、園のどんな成長がみられるかを楽しみにしていました。


一部は幼児クラスの大空(5歳児クラス)と虹(4歳児クラス)と風(3歳児クラス)の子どもたちと途中から2歳児クラスの若葉も加わっての合唱です。ユズリン(中山譲)の『地球をひとまわりするまで』から『狩人の合唱』『森は生きている』『若い月たちのうた』『12月のうた』『たきぎとりのうた』『風は友だち』『にじ』の8曲を歌い切りました

いままで聞いてきた陽だまり保育園のうたごえよりも数段、声も表情も素敵でした。ただ大きな声で叫んでいるのではなく、歌っているんですよね。メロディもしっかりしていましたし、なによりも元気さと明るさと自信満々の姿勢が良かったです。私が今まで聞いた全国の保育園児のうたごえではピカイチと思いました。12月のクリスマス会での合唱よりも数段上手になっていると親さんが語っていました。

そうそう、4年前音楽センターから出版したつながりあそび・うたシリーズの第4集『どっこいしょどっこしょに』の中に、当時の陽だまり保育園の子どもたちが歌った音源が収録されています。『元気いっぱい』『あしたへつづく』『夢わかば』の3曲です。

子どもたちの合唱に続いて、子どもの笑顔を引き出す絵本の会のみなさんが制作した大型紙芝居『陽だまりの咲いた』の初演です。急きょ私も伴奏に駆り出され、会場のみんなが歌う中で紙芝居が進められました。『陽だまり咲いた』は保育園10周年記念に私が贈った歌です。自分がイメージしていたよりも数倍素敵な歌になっていました。やはり子どもたちが歌うと命が吹き込まれるんですね。感動しました。

引き続いて親さんたちと卒園児も加わっての「うたい隊」の『ふるさと』(2010年の紅白歌合戦で嵐がうたった曲で、小山薫堂作詞、youth case作曲)も素晴らしかったです。週一回の練習会を4回も開いたそうです。約50人の歌い手が気持ちを一つにしてのうたごえにただただ聞き入りました。

子どもたちのうたごえを支えるピアノいずみちゃん(園長)をはじめマンドリン、パーカッションの伴奏陣も音楽に幅を持たせていました。陸前高田応援させていただき隊の合唱の時はチェロも加わりました。保育園としての音楽力量は全体として以前よりだいぶ上げたようです。ただし、毎年、子どもも親も変わりますから、今年は力量が上がったということでしょうか。
でも、うたごえをはじめ様々の陽だまり保育園の文化活動は子どもだけではなく、そこに関わる人たちの人間的な成長、発達を保障する大きな役割を果たしていると思います。


二部は私の出番。ピアノ伴奏を3日前にいずみちゃんにお願いしました。子どもたちも、そして、参加してくれた親さんたちも卒園児たちも歌えるようなプログラムを、とリクエストがありましたので、それではいつもピアノ伴奏しているいずみちゃんの伴奏が、子どもたちには安心感あるだろうなと思ったのです。超多忙の保育園園長ですから練習時間はないだろうなと思っていましたが、当日の午後の少しだけの合わせだけでも素敵な伴奏を奏でてくれました。ありがとうです。

陽だまりでは初めての『あなたを誘うよ』から始まって、子どもたちも知っている『誕生日って』。すぐに先生たちが前に出てくれて肩組みや動作をしてくれました。続いて、大空さんとは『あしたへつづく』、虹さんとは『君からもらった宝物』をうたいましたが、それぞれ子どもたちは手話を取り入れながら、しっかりとうたっていました。
そして、『夢わかば』は会場のみんなと歌いました。保育園が開園したときから園歌代わりに歌っていた歌ですので喜びをもって歌っているのが伝わってきましたよ。

『笑って笑って笑って』も親さんグループと子どもグループと別れて追っかけ歌として会場を巻き込んでうたいましたが、ほんとうによく歌うみなさんでした。
保育園でのコンサートですから子育て真っ最中の親向けに『花咲かす』だけはしっかりと聞いてもらいました。♪生まれてきてくれてありがとう 生きているだけありがとう♪、この気持ちさえあれば、そして忘れなければ、子育てはなんとかなるのではないでしょうかねというメッセージです。

最後に毎年、陸前高田市にボランティアというか自分たちが励まされに行く?陸前高田応援させていただき隊の隊長?さんと対談。生で被災地の実情や応援の活動内容が知れて良かった、今年は子どもも行かせたいという声があったそうです。
陸前高田応援させていただき隊の仲間たちやうたい隊の仲間たちにも登場してもらって『空より高く』『花は咲く』を歌ってもらいました。
平和をうたう会最後は『ぼくらの空に』をみんなで歌いました。


休憩なしの約1時間45分。子どもたちの歌うときは歌う、聞くときは聞くといった集中も素晴らしかったし、何よりも会場の後ろで子どもたちのうたごえを聴く親さんたちのあったかさが子どもたちに伝わっているようだったし、自分の出番の時は躊躇なしに舞台に出てくる卒園児や親さんたちも素敵でした。みんなでつくろう、平和をつくろうという思いが伝わり広がってくる熱い夜になりました。

あるお父さんの感想です。「ほかの親さんも言っていましたが、ピカリンのコンサート後はやさしい気持ちになれるんです。今朝も子どもに、どうして今朝はこんなにやさしいの?と言われてしまいました。ま、この気持ちは一週間持つかな」と。

陽だまり保育園では毎年平和への取り組みをしています。昨年は「ぞうれっしゃ」を歌ったそうですが、今年の8月には、もう一度、ピカリンと一緒に、という話が持ち上がりました。今年も全国各各地で取り組もうとしている「二本松はじめ平和コンサート7070」をそこにぶつけていこうと思っています。




親さんはストレス発散リフレッシュ

今日(19日)は、陽だまり保育園子育て支援センター準備室?主催の「ピカリン 親子つながりあそび」でした。21組の親子と夢ぐみさん(1歳児)の友だちと1時間あそびました。
早く集まった親子さんに歌絵本『ねないこだれだ』。子どもが何時に寝たか親さんに聞いてまわりました。
『おはようのうた』から前半約30分は座ったままで、親子で『だるまさんが』『だるまさんが大変身』『ぐるぐるぐるぐる』などのふれあい、くすぐりあい、かかわりあうのあそびを、中盤は立ち上がって、歩いたり、走ったり、抱っこしたりで『1・2・さんぽ(さんぽ)』や『ダルビュッシュ』など。最後は紙芝居『夢わかば』と、子どもにとっても親にとっても帰る場所があるということが大事というメッセージ付きで『おなか』を歌いました。


「リズムに合わせて両手を振ったりたたいたりと興奮気味の様子でした」「おなかの底から笑うと心も体も温かくなりました」「ゆっくり1体1で向き合うことができました」「子どものタネを大切に大切に育てて見守っていきたいと改めて思いました」
親さんにとってはストレス発散とリフレッシュできたという感想が多かったです。親さんが安心して楽しんでいるから子どもたちも安心して、この場にいられるんですね。そのあたりが伝われば嬉しいですが・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信681号 元気にあったかく

2016年02月18日 | 抱っこ通信
今日の午前中は宇都宮市子ども発達センターで約57人の子どもたち、約15人の親さん、約50人の先生たちとつながりあそびを楽しみました。インフルエンザの関係で保育園の子どもたちの交流は中止になりましたが、あそびが進んでいくほどに子どもたちは表情が明るく元気になっていった感じでした。
57人中、途中で3人の子どもが部屋に戻り、最初からホールに入れなかった子どもが一人。その子もでんしゃごっこでは先生に抱かれながら動きを。最後まで廊下から参加していました。先生は子どもたちがこれほどあそびに参加していることにびっくり、嬉しかったと言っていました。
4年前にあそびに来ていますが、子どもたちも先生も大きく変わっていましたので、ぴかりんとも、つながりあそびともはじめての出会いでしたので、最初の頃は知らんぷり?それでも『ゴシゴシゴシゴシ』あたりからは子ども同士のかかわり合いも生まれ、『ダルビュッシュ』ではゴールのタッチが嬉しそうでした。紙芝居『夢わかば』も集中して見て、聞いていました。ぴかりの頭が光っていることを見つけたつばさ君とも友だちになりました。

夕方から高根沢町の陽だまり保育園で平和コンサートです。移動中に見つけたお店でランチ。テラスはポカポカでいい気持ちです。ワンプレートのナポリタンランチ。懐かしい味でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信681号 華麗でない加齢です

2016年02月16日 | 抱っこ通信
今日から確定申告が始まりました。29日に申告する予定です。
一年に一回、自分の活動が数字に表れてきますので、いろいろおもしろいですし、考えさせられます。

活動日数はそれほど減ってはいないのですが、いわゆる仕事の数は減り、収入も確実に減少しました。
増えたのは、医療費だけです。
今年は新たに眼科と内科にほぼ毎月お世話になりました。
整形外科も3週間に一回は通院しています。ほとんど薬を処方してもらうだけですが。
そのおかげか腰痛の方はかなり楽になってきました。暖かくなったら薬を弱めかやめようという話も出ています。

ま、医療費が増えているのは、加齢ということで、あまり無理をするなということですね。
いろいろと自分のからだにうまく付き合っていくしかないですね。
今後のこともしっかり考えないとね。

加齢ということでもう一つ。
今日、郵便局で振り込みをしていた時です。
ある商品の代金を振り込もうと、携帯電話に記録してある振込先の記録を見ながら、ATMを操作していたら、たまたま警戒していたお巡りさんが近づいてきて、「大丈夫ですか、その振り込み」と言ってきました。
携帯電話を見ながらの操作だったので、なにかの詐欺に引っかかっているのではないかと心配してくれたんでしょうね。
笑っちゃいましたが、そういう年齢に見られたのでしょうね。
そういえば、昨年、初めて電車に乗って若者に席を譲られたなあー。

よく研修会では「パワーにビックリです」「エネルギッシュですね」「声が変わらないですね」と言ってもらって、半分その気になっていますが、からだは、年齢は、正直です。


さて、昨年のこの時期にはCDのコンセプトも曲目も決まっていたのですが、今年はレコーディングの日にちだけは決まっているのですが、内容がまだ決まっていません。
今年というより、来年の節目をどうするか、大吉つぁんのCDをどうするか、なんていうことを考えたり、相談していたら遅くなってしまいました。

それでも平和コンサート7070の中でうたっている歌で、音源がない曲も加えながら、ダンス曲も含めてのCDを考えています。
22日に制作会議を開きます。楽しみです。


ちなみ昨年のCDは
『戦後70年、平和を守るためにも笑顔。笑顔を守るためにも平和  ~笑う門には福来る~』でした。

戦争体験や被爆体験を語る人が少なくなっている今日、私が40年以上も大切にしてきた一つが、被爆した子どもたちの詩や文章に、そして戦争体験者の話を楽曲してきたことです。このCDのメインは『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信680号 大きくなるんだ

2016年02月11日 | 抱っこ通信
阿久根市子ども発達支援センター“こじか”の新園舎落成記念のお祝いの曲『大きくなるんだ』を譜面にして、昨日メールで送りました。
4月に行ってお祝いコンサートをするのですが、それまで子どもたちと歌っていたいので、少し早めにつくってくれませんかと要望されていたのでした。

先週末にはなんとかメロディはできたのですが、これを譜面にして、ギターを弾きながら大声で歌ってみると、ウ~ン、今一つ、という感じなのです。ホテルで小さな声で歌って作っているときは、どことなく遠慮して、気持ちも思い切り入っていないのでかね。
少しずつ手を加えながらやっと完成です。ま、子どもたちと歌っていく中で、変わっていくこともありです。子どもたちが歌いやすいように、そして、好きになれるようになってくれれば一番嬉しいのです。

歌詞はほとんど子どもたちや親さんたち、諸君の仲間たちからの思いから創作。今回の新園舎落成記念のテーマが「 “とも” 共に生きる 友達 共に創る etc」ということでリフレーン部分に♪きみとも ぼくとも みんなとも・・・♪とつくってみましたが・・・。

早速、若い園長先生からメールをいただきました。
「ぼくたちが大切にしてきた、こどもらしくいっぱい遊んで、お腹を空かせて食べること、かわいい寝顔でよく眠ること、身体も心も満たされてお友達と手をつなごうとする子ども達の姿が浮かんできました。障がいがあっても人を好きになって、愛して、伸びていく、、人の中で育つ、こどもたちの顔を思い浮かべながら、自分の心の中にも溢れるものがありました。本当にありがとうございます。」


大きくなるんだ
           作詞・作曲 二本松はじめ

1.いっぱいあそんで おなかがすいて
  モリモリ食べて 大きくなるんだ
  いっぱい笑って 手と手をつなげば
  今日も 友だちできるんだ
     きみとも ぼくとも みんなとも 
     笑顔の風の中 ゆっくり育つんだ

2.いっぱい眠って 背伸びをしたら
  モリモリ食べて 大きくなるんだ
  いっぱい泣いて 気持ちを出せば
  今日も 自信がわいてくる
     きみとも ぼくとも みんなとも
     笑顔の風の中 ゆっくり育つんだ

3.いっぱい好き好き いっしょが大好き
  モリモリ食べて 大きくなるんだ
  いっぱい愛して ひとりじゃないんだ
  明日も 夢見て生きるんだ
     きみとも ぼくとも みんなとも
     笑顔の風の中 ゆっくり育つんだ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信679号 コンサート『3.11を忘れない』

2016年02月10日 | 抱っこ通信
東日本大震災から明日で4年11カ月です。
2011年4月につながりあそび・うた研究所の20周年記念コンサートを開く予定でしたが、諸般の事情で開催が困難になり、急きょ復興支援チャリティコンサートを都内で開きました。

その後、岩手、宮城、福島のすべての保育園に紙芝居『夢わかば』を贈る活動をする夢わかばプロジェクトを展開していますが、全レク一座の仲間たちと一緒に、地元の東久留米市でも夢わかばプロジェクトチャリティーコンサート開くことにしました。
今回で6回目のコンサート『3.11を忘れない』をテーマに、2月28日(日)開きます。

コンサートの二部は、東久留米市の石巻出身であり、保育士でもあり、保育九条の会でも活動している、佐々木洋子さんと仲間たちのステージです。
昨年CD『太陽の子』を製作した佐々木洋子さんですが、コンサートではレコーディングに参加した地元の保育のうたごえ“こんぺいとう”の仲間や、子どもたちや保護者のみなさん、そして、ギター奏者の那須さん、もちろん、全レク一座の仲間たちも一緒です。
アレンジしてくれたシモシュや、“こんぺいとう”の指導者でもある塚野尤次さんに仲間たちは指導を受けてステージに立ちます。楽しみです。

一部は、昨年、リスタートコンサートを開いた全レク一座のステージで『みんな一緒に』とオリジナル『いっしょにあるいていこう』の2曲、私も加わって一緒に『夢わかば』を歌い、その後、私は『笑って笑って笑って』『あなた(父母に聞いていた時代に戻さないために)』を歌う予定です。

引き続いてゲスト“小江戸トリビューバンド”のステージです。川越のシンガーソングライターのたかはしべんさんのコンサートをきっかけに結成されたと聞いていますが、昔からうたの里活動、運動にかかわっている仲間もいる歌好き、人好き、平和好きの仲間たちで、地元、川越を中心に活動をしています。当日は12人参加。
今回は6曲、演奏してくれます。楽しみです。
その中の一曲『両手いっぱいの』は、震災後にCD化して、売り上げ金を復興支援カンパとしています。


両手いつぱいの

両手いつぱいの 君の荷物は
重すぎるだろう 片方持ってあげるよ
受け止めてあげるよ 休めるように
疲れきった体も 心も

少しの幸せ 少しの喜び
分け合いながら 歩いて行きましょ
君の笑顔が戻る日まで
僕の願いが届く日まで

両手いっぱいで 君を抱き締める
冷え切った心を 温めてあげるよ
受け止めてくれる 友がいる
溢れる涙も この想いも

少しの幸せ 少しの喜び
分け合いながら 歩いて行きましょ
君の笑顔が 戻る日まで
僕の願いが 届く日まで
僕の願いが 届く日まで

小江戸トリビュート・ブラザース・バンド


夢わかばプロジェクト
">『3.11を忘れない』font>

2月28日(日)午後1時30分開演
成美教育文化会館(西武池袋線東久留米駅徒歩3分)
カンパを1000円以上いただけると嬉しいです。
参加者数把握のための整理券があります。
主催 夢わかばプロジェクト東久留米実行委員会
   042-479-1069 tunagari@cello.ocn.ne.jp



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抱っこ通信678号

2016年02月07日 | 抱っこ通信
やっとこじかの歌ができました。
鹿児島県阿久根市子ども発達支援センターこじかが、4月に新しい園舎ができます。
新しい出発をお祝いするよと、曲づくりを約束。

一応、創作に当たっては、子どもたちや親さんたち、職員の仲間たちの思いをメールしてもらいましたが、一緒に親子であそんだときや何度も顔を合わせている仲間たちを思い浮かべながら創作しました。

子どもたちも一緒に歌えるように、ここを大事にいつでも口ずさめるようにと曲づくりです。
タイトルは仮ですが『大きくなるんだ』。

思いをメールしてもらいましたが、その中に職員たちが考える子どもたちがに見せてほしい姿の一つに、「いっぱい動いてお腹がすいて、ご飯をいっぱい食べる子どもらしい姿」というのがありました。ほぼそのまま歌詞に使いました。

4月にこじかにあそびに行き、2ステージ楽しみます。その時は一緒に歌えるかな?楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする