つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信571号 過去の資料を破棄

2014年08月21日 | 抱っこ通信
抱っこ通信571号 過去の資料、ライブテープを整理、破棄しました。
 
今年の8月は各週末の合研とサマカレ以外には活動がなく、久しぶりにのんびりしたいところですが、ずっと気になっていたというか、やらなければならなかった資料整理をずっとしましたよ。先週は暑さでクラクラしてしまいました。熱中症症状で危なかったです。それだけ頑張ってた、かな?
 4~5月に事務所の縮小、引っ越しに伴って大胆に音響機材や事務機材、歌や遊びに関する資料を破棄しましたが、今回は私の部屋の書籍やサマカレやつながりあそび資料、全レク資料や創作関係、音源資料も思い切って破棄しました。昨日までは部屋が破棄するものでいっぱいになってしまったのですが、今日、2週間かけて整理した書籍、文章関係が破棄できたので、今日は20年間放置していた音源関係の資料を整理・処分しました。主に、カセットに録音していた音源とビデオテープです。

 1978年から始まった地元での月一回ののんびりコンサート(のびコン)の毎回分の音源と関連音源、1976年からの全レク(全日本レクリエーション・リーダー会議)のレクリエーション学校での遊びや歌唱指導のライブ音源や教材用ダンス音源、全レクの理論的柱であった大堀孝雄先生をはじめとする講師陣の講演テープ、総会での議論の録音だったり、中級レク学校での参加者の実践報告や議論の録音テープなどなどです。1200本は優に超える本数です。

 私の20代後半から30代の青春の記録です。当時、結構な値段だったソニーのデンスケ(取材用可搬型テープレコーダー)を無理して購入して、やたらめたら録音していました。後からじっくり勉強しよう、なんて思っていましたが、そんな時間を確保することなく段ボールの中にしまったままでした。
のびコンをはじめとする音楽関係では、毎月の「のびコン」はもちろん、のびコンから広がった「愛と平和と自由と」コンサートや反核平和市民実行委員会などに参加してのコンサートのライブテープが残っていましたよ。参加してくれた仲間たちは、日本のフォークソング界の長老すずききよしをはじめ、笠木透、横井久美子、やまだじん、きたがわてつ、梅原司平、川津恒一、三輪車一座、中島光一、横山作栄(たっつあん)、八木たかし、秋田かつひで、まよなかしんや、山田進、森田まさはる、宮沢勝之、三多摩青年合唱団、ポコポコ合唱団、保母うたごえサークルこんぺいとう、桑の実コーラスなどなど、外国からのイザベル・パラ、フレッド・スモール、エドゥアルド・ゴンザレスなども。中山譲のプロデビューを祝って福尾野歩と三人での「春満開コンサート」のビデオも残っていました。全レク一座研究生1~5期生の終了演奏会、「のびコン」周念コンサートのビデオも残っていました。(敬称を略させてもらいます)

 こういうテープやビデオで残されている記録を見ると、70年代の後半から80年代末まで、実に地元(東久留米市)で盛んに音楽・文化活動を展開していたのだなと思います。自分の中では社会教育という仕事、組合という活動から意識的に取り組んでいたこともありますが、やはり、自分が、歌が、仲間、東久留米が「好き」だったんですよね。
 91年につながりあそび・うた研究所を立ち上げてからはなかなか地域で活動ができなくなっています。毎年行っていることは保育園めぐりくらいかな。うたうことに関しては93年からはピタッとお休みしていました。もちろん、意識的にですが・・・。保育の現場で子どもたちと楽しむつながりあそびに力を入れていたからかな・・・。でも、9月からはつながりあそびと共に、うたうことにも力を入れていこうと思っています。どこかでコンサートだけでなく、うたうチャンスをつくってくださいな。ちょっとばかり遅かったかもしれませんが・・・。
 大げさな言い方ですが、過去を捨てる、破棄することでなにか新しいことが始まりそうです。もちろん、いままでに積み重なってきたその上にですが・・・。
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二本松はじめスケジュール更新(9~3月)

2014年08月20日 | スケジュール
二本松はじめスケジュール
       (8月20日付 ★印は誰でも参加できます)
【2014年8月ピカリンスケジュール】
23~24日★ サマー・カレッジ神奈川in相模女子大グリーンホール
25日(月)pmやわらぎ木田保育園園歌創作会議in豊島区
27日(水)pm東京都立江東特別支援学校研修会
28日(木)pm茨城県国公立幼稚園長会東部会研修会
30~31日★ サマー・カレッジ神戸inたちばな職員研修センター

【2014年9月二本松はじめスケジュール】
3日(水)東久留米ツアーamしんかわ保育園
4日(木)東久留米ツアーamわらべみなみ保育園
5日(金)東久留米ツアーamはくさん保育園
6日(土)岐阜県保育研究協議会東濃ブロック研修会in中津川市
8日(月)東久留米ツアーamはちまん保育園
9日(火)東久留米ツアーamちゅうおう保育園
10日(水)東久留米ツアーamまえさわ保育園
12日(金)★ni帰ってきたのんびりコンサート2in東久留米市
13日(土)in子どもの家もも保育園親子コンサートin川崎市
14日(日)amキッズタウン東十条保育園園内研修会in北区
18日(木)★ni(仮称)しまね保育連絡会保育のつどい
24日(水)★ni埼教祖北埼玉支部学習会in行田市
26日(金)pm新潟県私立保育園連盟保育園職員専門研修in長岡市民劇場
27日(土)am明星大学教育学部教育学科特別授業in日野市
      ★ni全国保育のうたごえ交流会in奈良市
28日(日)★全国保育のうたごえ交流会in奈良市
30~ 北海道ツアー

【2014年10月二本松はじめスケジュール】
2日(木)niわかば保育園親子コンサートin旭川市
4日(土)am東神楽町子育てのつどいin北海道東神楽町
~7日 北海道ツアー予定
10日(金)★福知山市子育て講演会
11日(土)am丹波市市島こども園親子コンサート
      pm(仮)丹波市保育士研修会
13日(日)★pm江戸川区保育を考える親の会親子コンサート
14日(火)ni七海保育園園内研修会in中野区
16日(木)am御殿場市玉穂地区幼保合同親子コンサート
      pm御殿場幼稚園親子コンサート
18日(土)スケジュール空いています。但し、東海・北陸・関西方面
19日(日)★NPO法人おひさま広場
       「おひさま15周年イベント“未来に向かってレッツゴー!”」in桜井市
25日(土)★pm小牧おひさまクラブ“小牧つながりあそび・うたのつどい”(15周年)
        『ピカリンとあそぼう!!』コンサートin小牧市
27~29日★夢わかばプロジェクト岩手ツアー

【2014年11月二本松はじめスケジュール】
1日(土)amルンビニー保育園親子コンサートin恵那市
2日(日)am中立保育園40周年記念コンサートin京都市
5日(水)am向日市第一保育所押しかけコンサート
6日(木)ni尼崎法人保育園会保育士研修会inベイコム総合体育館
7日(金)ni豊岡市職労婦人部交流会
8日(土)スケジュール空いています。但し、東海・北陸・関西方面
9日(日)★am豊岡市人権教育推進協議会但東地区ピカリンとあそぼう
12日(水)ni横浜市金沢区公立私立園長会主催研修会
13日(木)中央区全園(幼稚園)研修会
14日(金)amオリンピア保育園コンサートin調布市
      ni虹保育園園内研修会in栃木県高根沢町
15日(土)★amアップル保育園バザーコンサートinさくら市
      ★pm千葉保育センター保育講座in船橋市
22日(土)徳島市学童まつり
25~ 鹿児島療育ツアー第4弾

【2014年12月二本松はじめスケジュール】
~11日 鹿児島療育ツアー第4弾
13~14日 山梨大学教育人間科集中講義
15日(月)ni町田市立こうさぎ保育園園内研修会
18日(木)兵庫県立いなみ野特別支援学校芸術鑑賞教室2st
21日(土)つくしんぼ保育所親子コンサートin豊島区

【2015年1月二本松はじめスケジュール】
7日(水)amすみれ保育園子育てコンサートin清瀬市
8日(木)pm川口市立本町小学校コンサート
10~11日 全国サマー・カレッジ実行委員会合同会議
14~21日 福井ツアー
17日(土)ni二本松はじめ花咲かすコンサートin敦賀市
18日(日)スケジュール空いています。但し、東海・北陸・関西方面
23日(金)ni荒川区保育園親子コンサート(予定)
23日(土)pm東京都福祉事業協会保育士研修会in新宿区
24日(日)pm東久留米新春のつどい
29日(木)am美和多保育園親子コンサートin愛西市
31日(土)amひかり保育園親子コンサートin豊川市

【2015年2月二本松はじめスケジュール】
7日(土)pm渋谷区笹幡保育室コンサート
14日(土)pm横浜市保育士研修会
14~15日 (仮称)全国若年層つながり学習会in愛知

【2015年3月二本松はじめスケジュール】
8日(日)pm夢わかばプロジェクトコンサート・ゲストたっつあんin東久留米市
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抱っこ通信570号 サマカレ残り2会場

2014年08月18日 | 抱っこ通信
 昨日、埼玉サマー・カレッジ(サマカレ)が終了しました。初参加、保育以外の職業の方、職場ぐるみの参加、男性参加者などの割合が多く、なかなか「交わる」ことが大変な状況で、某講師から「手ごわい」と聞いていた参加者も、二日目の交流タイムでは、どこのサマカレ会場で見られるような「混じりあいやつながりあい」が見られました。参加者自身がサマカレの中で確実に変わっていくのですね。きっと、他の講習会、研修会では見られないことではないかと思っています。参加者がお客様にならないようなプログラム、内容になっています。

 サマカレは現場の仲間たちの要求から出発して22年前にスタートしました。私自身は各地の子育て・保育現場での実践から学んだものを、そして、これから一緒に考え、つくっていきたいものを表現し、交流し、参加者が子どもたちに返せたらと考えています。保育が楽しいものになってほしいのです。子どもの笑顔を守り、もっと輝いてほしいのです。もちろん、保育者たちもね。現場の仲間たちの要求から出発したのですから、保育の現場に返せてこそのサマカレなんです。

 ですから、サマカレスタートと当時に掲げた「あそびやうたの指導は、単なる技術の切り売りだけではなく、講師自身の持つ保育観や教育観、子ども観や発達観も問われ、その人の生き方や人間性まで問われます。そういう意味では、自分自身を鍛え、問い直す絶好のチャンス」だと思って続けてきました。結構いろいろありましたが、その姿勢や方向性は間違っていなかったと思っています。きっと、これからも・・・。

 だからこそ、参加者自身が「単なる技術」を求めてきたとしても、あそびやうたや踊りの楽しさの渦の中で、いつの間にか楽しさを与えられる側からつくりだす側に変わっていくのです。自分自身が仲間の中で解放される楽しさを、自分自身を見つめ直し、新しい自分を発見し、自分自身の主人公になっていく楽しさを体験しているのです。もちろん、個人差はありますが・・・。だからこそ「参加者自身がサマカレの中で確実に変わっていく」のです。
それがサマカレだけにとどまらず、保育の職場の社会の歴史の主人公になることにつながってくれればと願っているのです。

2014年サマカレも残り2会場です。まだまだ参加出来ますよ。
8月23~24日 神奈川会場(相模女子大グリーンホール)
8月30~31日 神戸会場(たちばな職員研修センター)
問合せはつながりあそび・うた研究所(電話042-479-1069 メールtunagari@cello.ocn.ne.jp)

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抱っこ通信569号「若者たちが眩しい・嬉しい)

2014年08月11日 | 抱っこ通信
全国合研で夏の活動が半分を過ぎ、ちょっぴりひと息ついています。今年の夏は暑かったですからね。年齢でしょうか?暑さとの勝負も正直負け気味でした。なかなかもう一歩が踏み出せなくて七月が過ぎ、八月も半ばにさしかかろうとしています。

 先週の静岡サマカレ(9~10日)で嬉しいことがありました。もしかして、サマカレ22年間の中で、このようことを待っていたような気がします。
参加していた若者たちから「“つながり”の学習会」を開きたいという要求が寄せられてきたのです。各地のサマカレ後の交流会には積極的に参加しているのですが、静岡はどういうわけか毎年気が進まず、あまり出席していません。今年はからだもしんどかったことがありますが・・・。いくつかあった交流会の若者グループに参加してした中根さんからの話もあったと思うのですが、そこに参加していた各地の若者たちからつながりを知りたい、学びたいという声が上がってきたのです。
二日目の朝に本人たちから直接、話があって、日程も決めることにしました。その時の「ありがとうございます」という言葉も印象的でした。「どうしてありがとうなの?」「なんだかわからないけれど、ありがとうございます」の顔が素敵でした。こういう時期も自分にあったような…すごく嬉しかったです。今年の静岡サマカレはこれだけで十分です。

各地のサマカレが実行委員会制で取り組めるようになって、実行委員会単位でつながりの学習会を組織した時期もありました。実行委員会のネットワーク作りも試みましたが、ほとんどが研究所からの呼びかけで始まったものです。ネットワークについては確固たるものはできていませんが、サマカレ総括会議や日程調整、関東会議など、ゆるやかなネットワークがあるように思います。それよりの日常的なつながりを大事にしている?これはこれで大事ですが・・・。

サマカレ参加者の若返りと参加者の減少はつながりあそび・うた研究所と活動・運動が社会的存在・もしかしたら歴史的所産である証拠です。団塊世代が退職しただけでなく、中途退職者が増え、保育現場が若返っています。でも、雇用が複雑化しています。正職が減っています 労働条件が厳しくなっています。責任の重さは増すばかりで、人は増えず、仕事量は増えています。安上がりな保育が進められています。
ですから、参加したくてもお金も時間もないという状況が生まれています。それ以上に「保育」が楽しくないといった状況がつくりだされているように思います。それは中途退職者が増えていることにも表れています。保育が一生の仕事ではなくなっているのでしょうか?来年の4月から新制度が正式にスタートしますが、ますます、「楽しい保育」ではなく「苦しい保育」という状況はつくられてくるのではと危惧しています。

そういう状況にあってのつながり、サマカレです。 “つながり”を活動・運動的にとらえたときには、やはり研究所の姿勢がとても大事です。ゆずりん、まっちゃんが前面にでて動いていく、動かしていくことが求められています。そういう意味でもこの時期での各地の実行委員、参加者の若者たちからの声・要求が宝なんです。嬉しいです。

静岡サマカレには野歩ちゃん(福尾野歩)が顔を出してくれました。「スタッフをやろうと思って」なんて。サマカレのスケジュールのまっちゃんの遊びが終わった少し間に野歩ちゃんの遊びを楽しみました。三島市役所時代の頃と変わっていませんでしたが、トラや帽子店時代から隠してしまったというか、見せられなかった彼の左半分にあるものと融合したあそびを展開できるような場面が増えてくると良いなと思いました。これは野歩ちゃん自身の問題でもあるけどね。いまのあそびうたのひろがり方に疑問もっている彼に共感できます。

サマカレは埼玉会場(16~17日)、神奈川会場(23~24日)、神戸会場(30~31日)の保育バージョンと、まっちゃんのダンス(14日)、ユズリンの教員バージョン(15日)あります。まだ参加できます。
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