つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信712号

2016年04月29日 | 抱っこ通信
今日はなのはなのスプリングカレッジ。20周年記念として、ぴかりんとゆずりんとともに。
20年前、恵那で開かれた保育のうたごえ祭典の帰り道で、サークルをつくろうと話し合ったそうです。

保育士として働きながら、うたいつづけて20年です。今は退職者もいますが、素敵な合唱を聞かせてくれています。
このスプリングカレッジも年1回続けてくれます。最近ではコンサートを開けないときには、このスプリングカレッジの中でうたごえを発表しています。今回は6曲、年々うたごえがきれいになってきたように感じます。変な力みというか、色気というか、そういう余分なものがなくなってきているのかなと思いました。

結成当初は20名を越える仲間たちがいましたが、今はその半分。それでも毎年のスプリングカレッジでは、子育ての真っ最中で合唱には参加できなくても、子連れで参加していろいろ役割を分担してくれていました。そういうのも嬉しいし、なのはなの魅力の側面を見られたと思います。昼食も1品持ち寄りで、そういうのもチームワークというか、仲間たちのハーモニーを感じます。

子どもは笑顔の中でしか育たない存在です。厳しい生活、保育現場の状況の中で、うたいつづけることで自らを笑顔にしつつ、保育の中で子どもたちと笑顔あふれる保育をつくりだしているのでしょうね。もしかしたら、つながりあそび・うたが少しでも笑顔をつくりだす役割を果たせていたら嬉しいです。

今日はミニコンサートの中で『生まれてきた』をなのはなの仲間たちと歌いました。幸せになるために、人を幸せにするために、いのちを愛するために、子どもは、人は生まれてきたことを、しっかりと気持ちを込めて歌うことができました。ありがとうです。20周年おめでとう、ありがとうです。

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抱っこ通信711号 いつも新鮮第23回奈良レク学校

2016年04月27日 | 抱っこ通信
24日は、第23回奈良レクリエーション学校。私が、まだ東久留米市役所に勤めている時代もレク学校もどきの研修会を開いていますから、その歴史は古いです。中心になっている3人のメンバーが健在というのも嬉しいです。

奈良レク学校が、年度初めの活動ということで、私自身も一年のつながりあそび研修会の基本となるようなあそびやうたやおどりの実技と、この1年で伝えたい思いを込めて楽しんでいます。

今年は、私自身の活動出来る時間も残り少なくなってきていると思っているので、つながりあそびの基礎というか、つながりあそびとはなにか、を実技を通して伝えられたらと考えています。新作よりも旧作というか、自分が選んだつながりベストのようなことを考えています。サマー・カレッジでも同じような視点でつながりあそびを楽しみたいと考えています。

奈良レク学校では、午前中の2時間が私の担当で、『元気いっぱい』から『ダルビュッシュ』まで9種類を遊び、途中で『大きくなるんだ』を踊りました。

「『あくび』が新鮮だった。ただの生理現象があそびになっちゃうのですね」
「『自動車ブーブー』のスイッチバックが楽しかったけど、やりすぎると嫌になっちゃいそう。その加減が難しいかも」
「『カエルの親子は』で子どもカエルになって親カエルの背中に座るとき、遠慮しちゃいけないんですね。しっかり座った方が楽しかった。落とされまいと必死でした」
「カエルになって跳び越えるとき怖かった。自分の運動不足を感じた」
「中嶋家族がすぐに前に出てこられたのがすごかった」
「20年ぶりの『ビタミン愛』。このあそびの味わい、楽しさを知るのに20年間必要だったんですね。昔のあそびでも楽しさは新鮮でした」
「『でんしゃにのってゴーゴーゴー!』で思い切り走れて、気持ちよかった。トンネルをくぐるだけでも楽しいです。子どもの気持ちになれました」
このようなちょっとした感想でも嬉しいです。

最近は、ユズリンともサマカレ以外で一緒にできる機会が年1、2度ですから、貴重な機会です。彼がどんなことをこの瞬間に考えているかを手探り状態の中であそびやレク学校を進めていっているのが現実です。きっと、ユズリンも私が次になにをやるのか、どんな展開になるのかをいろいろ思いめぐらしながら不安に思いながら伴奏をしたり、うたったり、踊ったりしていることと思います。でも、そこはそこ。何とかなっています。
でも、ユズリンは体調など今一つの状態でも、みんなの前に出たらいつものように明るく元気に「ゆずりん」でいられるのはすごいなあと思います。

帰り際に、大阪・堺市のつながり隊のKさんから、絵本あそびを知りたいという話をいただきました。そこで紹介したのが、新聞紙で遊べるミニミニ劇場『アメアメフレフレ』です。この作品も大好きな作品です。今年のサマカレでもやってしまおうかな、なんて考えました。そうそうミニミニ劇場もサマカレで復活させたいプログラムです。みんなでつくりだす楽しさや難しさを経験して、その過程を大事にしてほしいです。
つながり隊は、元保育士の仲間たちで地域の保育園や子育て支援サークルなどの出かけては、つながりを、つながりあそび・うたを広げ楽しんでいます。昨年の『だるまさんが大変身』などはペプサートにして実践してくれていました。


奈良レク学校では熊本地震復興のための募金活動を実行委員会で行いました。集まった募金3万円を本日付で全国保育団体連絡会8ぜnに送金しました。全国から被災地の全保連加盟団体へ送られ、加盟団体で活用していただきます。ありがとうございました。





自分の思いを自由に表現できていますか

奈良レク学校終了後に、来年の奈良レクの前夜祭?として『二本松はじめ平和コンサート7070』(タイトルはどうなるかわかりませんが)を開いてくれます。いま、どうして私が平和コンサートを開こうとしているのか、また、平和コンサートに誘いあうために、そして、「戦争法の廃止を求める2000万人統一署名」の署名をお願いするときに、もっと気軽にできるようになるために、私の思いを聞きたいという場を実行委員会で設定してくれました。

お弁当を食べながら1時間くらいということだったので気軽におしゃべりしたいと思っていましたが、弁当が届いていなかったこともあり、私がおしゃべりする前に、集まった仲間たちに、この日の奈良レク学校の感想を一人ひとり話してもらいました。
当たり前のことですが、奈良レクに参加する一人の思いが違っていて、また、実行委員になっての年数によっても、仕事(保育士・教員・フリー・学生など)によっても、話す角度が違っていておもしろかったです。

共通していることは、奈良レクに参加して良かったということです。それも仕事との関係のみならず、それ以上に一人の人間としての成長や生き方に大きな影響を与えていることが伝わってきました。みんなで結局40分近くくらい話してくれました、発言が遅くなればなるほど話が長くなっていきましたよ。

さて、私の話は、こうやって自由に自分の思いを語れることができることが平和を考えるときに大事ではないかということに主眼において、約45分おしゃべりさせていただきました。自己規制も含めて、自分の思いを自由に表現できなくなったときに戦争が始まっているという意味では、現在はもう戦時中なのかも知れませんと。

2013年特定秘密保護法、2014年集団的自衛権、2015年安保法制(戦争法)と安倍自公政権の平和を標榜する流れは、報道の自由度ランキングの72位への後退にもみられるように、マスコミだけなく個人にも自己規制を強いる状況が生み出しているのではないかと問題提起しました。

本来あそびはからだも心も解放され、自由を満喫できたときに楽しいと思えるし、その過程というか、からだと心を解放されつつあるとき、自由を拡大しつつあるときが一番ワクワクドキドキする時ではないかと思っています。

文化としてのつながりあそび・うたを創造し、伝達し、仲間を広める者として、その表現者として一番大事なことは、人間として解放され自由であることと考えています。また、解放と自由を勝ち取るたたかいに主体的に参加していることだと考えています。

自らの問題として、日常の問題として、例えば仕事が大変とか、しんどいとか、おかしいとか、素敵だねとか、おもしろいねとか、自分の思いを自由に仲間の中で言えているかどうか。そんなことを考えることが、いま平和を考えるときに大事なんです。

『大きくなるんだ』『みんなといっしょだと』などもうたいながら、以上のようなことをおしゃべりしました。最後の方にお弁当も届き、みんなで食べながら、最後は『夢わかば』を歌ってお開きでした。

おしゃべりしていて、自分でも気付くことがたくさんありました。この場を設定してくれた奈良レク学校実行委員会に感謝感謝です。


私の平和コンサートでの感想の中に「楽しかった」という声がたくさんあります。きっとそれは参加してくれた人が、いろいろな歌を聞いたり歌ったりする中で、少しだけからだと心が楽になれた、気持ちが自由になれた、自分を表現することができた、そういう雰囲気を自分もいつの間にかつくる側にいたということではないかなと思っています。もしかしたら、参加している人たちの思いの代弁者として歌ったりおしゃべりしているのかなとも思います。ここを大事にしながら平和コンサートをつくっていきたいと考えています。


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抱っこ通信710号 ニューアルバム『笑って笑って笑って』届きました。

2016年04月21日 | 抱っこ通信
本日、待ちに待っていた、2016年ニューアルバム『笑って笑って笑って』が事務所に届きました。
ジャケットの表は、北九州市の牧山保育園の子どもたちが描いてくれたピカリンがたくさんいる賑やかなデザインです。
ジャケット裏は、つながり仲間で保育士でもある里美ちゃんに『大きくなるんだ』をイメージしてイラストを描いてもらったデザインです。

今回のCDは、『ぼくらの空に』を除けば、昨年、創作した作品を中心に選んでみました。
誰かさんに、保育園に、団体に、何かのつどいに、押しつけがましく、つくらせてもらった作品ばかりです。

振り返ってみると、私の作品の多くは、誰かさんに、保育園に、団体に、何かのつどいに、そこに集まる仲間たちに贈ったものが多いです。

昨年のアルバム『笑う門には福来る』の中にも、鹿児島子ども療育センター30周年記念に贈った『強くやさしく人らしく』『レッツ・ゴー№2』、大阪みゆきちゃんをはじめ大阪つながりぬくぬくの会のお姉さんたちと全国のつながりの仲間に贈った『きみの涙は美しい』、東日本大震災の復興と被災者の鎮魂を願うねがい桜プロジェクトを展開するお母さんたちに贈った『ねがい桜』、子どもたちと青年たちと平和を一緒に考える『ヒロシマの空』『あなた(父母から聞いていた時代に戻さないために)』などです。

振り返ってみると、私が全国の保育仲間に知られるきっかけとなった『手と手と手と』でさえ、1982年4月に身体障害者療護施設清瀬療護園に働き、そしてうた仲間でもあったM・Hさんの結婚を祝う会のために創作したものです。もちろん、歌詞は、その後、うたわれるたびごとに変わってきていますが、それがまた素敵なことだし、嬉しいのです。

多くの保育園の卒園式でうたわれている『夢わかば』だって清瀬わかば会の20周年記念で贈った作品ですからね。
自分の作品の半分近く、もしかしたらそれ以上が、誰かさんに、保育園に、団体に、何かのつどいに、仲間たちに贈ったものと思います。それが嬉しいし、自慢?です。

CD『笑って笑って笑って』の巻頭には次のように書きました。再掲ですが。
・・・・・・
だれからも愛されたら幸せだな。すべていのちを愛せたら幸せだな。
きっと、人はそう思って生まれてきたのでしょうね。
笑って生きていけたら幸せだな。笑って死んでいけたら幸せだな。
きっと、人はそう思って生きているのでしょう。
でも、現実はなかなかそううまくはいきません。
一つ言えることは、自分ためにと思ってやったことも、人のためになっているときもあるし、人のため、と思ってやっていることは自分のためになっているときもあります。
その逆で、自分のためにも、人のためにもならないこともありますが。
生きるって大変だけれど、なにか人のために自分の時間が使えるようになったときに、ちょっぴり生きていて良かったなと思えるようになりました。
今回の作品は、誰かのために、なにかの集まりにつくったものですが、自分のためにもつくっていたのかなと思います。さらに、多くの人に歌い広がったら幸せです。
・・・・・・・


『笑って笑って笑って』の収録曲の創作の背景というか、思いは、すでに抱っこ通信で書いてありますので、曲目だけをもう一度紹介します。
今回は聞いていただきたいというより、特に一緒にうたってほしい曲目ばかりです。

1. 大きくなるんだ・・・阿久根市子ども発達支援センターこじか新園舎完成・移転記念
2. つないでゆこう・・・未来をつくる子どもたち・青年たちに
3. みんなといっしょだと・・・清瀬わかば会35周年に仲間たちと創作
4. こぶしの笑顔咲かそう・・・こぶし中央保育園40周年記念
5. 生まれてきた・・・保育のうたごえ“なのはな”スプリングカレッジ20周年記念
6. ぼくらの空に・・・平和を愛するすべての仲間たちに1988年創作
7. 笑って笑って笑って・・・今を懸命に生きている未来をつくる青年たちに
8. こぶしの笑顔咲かそう(カラオケ)・・・卒園式に親子でうたってほしい曲。
9. 生まれてきた(カラオケ)・・卒園式に保護者・先生にうたってほしい曲。
10. 夢わかば(カラオケ)・・・卒園式でうたってほしい曲。


CD『笑って笑って笑って』1500円
送料 1枚205円(予定)。10枚以上はつながりあそび・うた研究所で負担します。
希望者は、メールか電話で送付先、氏名、電話番号をお知らせください。
つながりあそび・うた研究所
住所 203-0054 東久留米市中央町6-5-18-103
メールアドレス  tunagari@cello.ocn.ne.jp



今回、CD『笑って笑って笑って』を購入してくれた仲間には特典があります。

【特典1】
CD『笑って笑って笑って』を購入してくれた方、先着300人にピカリン手づくりの収録曲譜面集をプレゼントします。手づくりです。まずは、譜面パソコンで作成できるアプリを探して、何回も失敗しながらも、やっと自分で作成できました。もちろん、シモシュにはいろいろ譜面作成上のアドバイスをたくさんもらいました。デザインも印刷も自分でしました。ということで、ほんとうに手づくりの時間がかかったものです。

【特典2】
CD『笑って笑って笑って』と同時に、2015年出版した『笑う門には福来る』を購入すると、2枚で2500円(500円引き)になります。

【特典3】
CD『笑って笑って笑って』とCD『笑う門には福来る』を、同時に、または、どちらか1枚を購入していただいた方には、『ピカリン笑って笑って笑ってコンサート』『二本松はじめ平和コンサート7070』を優先的に開催できます。企画や出演者・予算等は相談に応じます。もちろん、つながりあそびコンサートも気軽に開催できます。
あ、これは特典でもなんでもなかった、ただの宣伝でした。




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抱っこ通信709号 教育会児童文化研究部で笑顔

2016年04月20日 | 抱っこ通信
今日は板橋区教育会児童文化研究部の今年度最初の例会でした。
ここであそび実技の講師をさせていただいて10数年にもなるのかな?なにしろ、担当のR・Y先生とのお付き合いは20数年にもなりますからね。前担当者のY・M先生時代からの児童文化研究部とのお付き合いです。二人とも全レク(全日本レクリエーション・リーダー会議)の仲間です。
お付き合いなんです。R・Y先生の誠実な人柄に魅かれて引き受け続けているようなものです。私たちあそびの世界って、意外と義理と人情の世界なんです。そう言ったら児童文化研究部のみなさんには失礼かな?

実技研修会では新採の若い先生の参加も年々増えてきています。今年は80名の参加者でした。
数年前までは職場からスーツ姿での参加が多かったですが、ここ3年はちゃんとジャージ姿に着替えて参加してくれます。
私のあそびは汗だくになりますからね。そういう服装だとこちらも遠慮なく遊んじゃえます。

今日も出足は半分くらいの参加者。授業が終わって各学校から駆けつけて来ますから、2時の定刻には毎年そのくらいの人数です。
スタートはみなさん年度初めということで、とても疲れていそうなので『あくび』から入りました。
ただ、あくびをしたり、背伸びをしたり、くしゃみをしたり、咳をしたり、オナラをしたり・・・。
動作とともに声が出てくればしめたものなのですが・・・。初めて顔を合わせる先生が多い中なので仕方がありません。

2曲目は『あなたを誘うよ』。簡単な手話もどきの動作と両隣の人との手拍子で、数を重ねるたびに表情も声も良くなってきます。
ここまで来てしまえばあとは楽に進めていけます。参加者もほぼそろったところで本格的な研修の始まりです。

『ドレミのうた』で2種類のあそび。
次に3人の先生に私の家族になってもらっての『なにかななにかな』。
先生の家族とジャンケンをして「あいこ」だったら1点というあそびです。
ここで子どもたちの気持ちに寄り添いながらあそびを進めていくことの大事さについておしゃべり。子どもが近づいてこなければ先生の方から近づいていけばいいんですよね、みたいな話も。
でも、まだこの辺りまででは、結構、あくびする先生もいましたよ。

ということで、イス席から立って、つながりあそびうた『でんしゃにのってゴーゴー!』を使って5種類のあそびを楽しみました。
走る走る。別に競争する遊びではないのですが、不思議に先生たちは走っています。遅くなってしまっても、最後になっても笑顔です。
途中、途中で、子どもたちの気持ちや、先生たちが子どもたちの姿で感じていること、思っていることなどをおしゃべりしていきます。
1番になりたい、勝ちたい、私のことを見て見てほしい、励ましてほしい、褒めてほしいなどなど。
また、最後になってしまった子どもにどんな言葉がけをしたらよいのだろうか?ルールを守れない子どもを見つけたらどうしたら良いのだろうかなどなどです。

休憩を兼ねて8人グループで『ネームタワー』でグループ内の先生同士の名前を覚えてもらって、あそびの最後はグループ対抗『ヤッタージャンケン』。勝負にこだわることの多い子どもたちへの(本当は先生たちへも)「勝ち負けより大事なものがあるよ」のメッセージゲームです。
少々時間が足りなかったのでどこまで伝わったでしょうか?

最後はもう一度、イスに座って、最初からの総復習です。
その中で、あそびの中で、また遊ぶクラス、集団として大事にしていることをまとめさせていただきました。
1時間45分、休憩なしのハードな実技研修でした。

「知っている先生が少ない中、緊張している中、また、年度初めで疲れている中、いつの間にか先生同士が手をつなぎ合ったり、肩につかまったり、相談したり、笑顔になったりと、今年もピカリンさんと楽しい時間を過ごせました。」という謝辞をいただいて実技研修会が終わりました。

帰り際、あと1年で卒業という副部長さんが「ピカリンさんのあそびの途中での話って、きっと先生たちも“そうだよな”って思っている話ですよね。話を聞きながら、そのことを確認できるのがいいですね」とおっしゃってくれました。
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抱っこ通信708号 元気・勇気・笑顔つないで

2016年04月18日 | 抱っこ通信
熊本地震、早く鎮まることを祈るしかできません。地震範囲が、被害が拡大しているようです。心配が募るばかりです。
今できること考えていますが、現地が落ち着きを戻してきたら、夢わかばプロジェクトで被災地の保育園を回りたいと考えています。
今朝、個人的にも知り合いの幼稚園、保育園、こども園の情報を知ることができました。大変な状況の中でも前を向いている姿に頭が下がります。励まされます。全国の保育の仲間の支援も知ることができました。
少しの情報を知るだけで少しだけですが安心できます。被災者には正確な情報を提供してほしいと願うばかりです。そして、政府、関係機関は私たち国民にも秘密なく正しい情報を発することを望みます。

今、人災だけは防がなければなりません。川内原発が不安です。即座に止めるべきではないでしょうか。



昨日(4月17日)は、全日本レクリエーション・リーダー会議(略称全レク)40周年を祝う会でした。今では全レクの中で一番の年長になってしまいました。名前だけの会長ですが、今を担っている仲間たちが、仲間たちの思い、願いで、全レクの旗を掲げて活動していることを尊敬し、感謝しています。
また、この全レクを一緒につくってきた先輩たち仲間たちにも感謝を申し上げます。この日の参加者の中では、私とみやちゃんだけが設立当時からのメンバーでした。

私自身は、全レクを設立するきっかけとなった1974年のレクリエーション・リーダー講習会から講師として参加し、2年間の設立準備会の中でも、そして、設立後も、レクリエーション活動、運動の中で多くのことを仲間たちから学ばせていただきました。それは、いまの私の土台を築き上げてきたことに間違いありません。多くの出会いに感謝です。

祝う会では、その感謝の気持ちを込めて、今年のサマー・カレッジのレジュメづくりの中で、たまたま前日に見つけた、全レクの仲間たちに贈った18年前に創作した『元気・勇気・笑顔つないで』と最新作『笑って笑って笑って』を歌いました。

『元気・勇気・笑顔つないで』を発表した1998年のCDテキスト『ラララ・ラッセーラ』には次のように書きました。
「ひとつの出会いが人生を変えてしまうことが多々あります。人を知るということが自分を知ることでもあるし、自分を育てることなんですね。私も全レクとの仲間との出会いが、現在の自分に育てられてきたと思っています。仲間たちとうたったり、あそんだり、おどったりしながら、からだと心がなぜか溶け出して、いつも新鮮な“自分”に育てられつつあるような気がしています。そんな仲間たちが大切にしていたこと、それが“元気・勇気・笑顔”なんです。つらいからこそ、厳しいからこそ、元気・勇気・笑顔をつないで生きていきたいのです。ぼくの幸せ、みんなの幸せ、その日まで」

この日は、午前中が総会で午後が祝う会。大阪、奈良の関西をはじめ、全国から仲間たちが集まり、うたあり、あそびあり、おどりあり、手品あり、映像で全レクのあゆみを振り返るなど、集まった人たちそれぞれが、全レクに関わったこと、全レクの仲間たちと出会ったことに「楽しい」「楽しかった」と確かめ合いました。ほんとうに楽しかった一言です。

つながりあそび・うた研究所の仲間も全レクとの関わりはそれぞれあり、この日はまっちゃんと大吉つぁんが参加して歌を歌ってくれ、一緒にお祝いできたことが嬉しかったです。ユズリンからはお祝いのメッセージが寄せられていました。

改めて全レクとは、です。
「レクリエーションってなんだろう。人間が人間らしく生きていくってどういうことなんだろう。ほんものの楽しさはどうしたらつくりだせるのだろう、そういうことを考え、考えたら実践していく、そういう人たちの集まりが全レクなんです。(中略)
自らの手で自分たちの健康を守り、人間性を回復させ、そしてレクリエーションそのものを働く者の文化として発展させていく、すなわち権利として追求し、発展させていくために活動をすすめています」(『レクリエーション―仲間づくりへむけて―』より 大堀孝雄、全日本レクリエーション・リーダー会議編著 学習の友社)



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抱っこ通信707号 こじかの出発を祝ってきました

2016年04月13日 | 抱っこ通信
6月9~10日、鹿児島療育ツアー第7弾と言っても、今回は阿久根市子ども発達支援センターこじかの新園舎落成記念事業に参加してきました。

9日は午前中が式典で、午後にこじか親子つながりあそびコンサートでした。前年度の卒園式をこの新しい園舎でしたそうですが、その後、引っ越しやらなんやらで、今年度の療育は11日から開始。ですから今年度から通園する親子も、真新しいホールでのコンサートなので嬉しいそうでしたよ。半分くらいは前回のコンサートで顔を合わしている親子ですので、この日を楽しみに待ってくれたということです。

コンサートを始める前に集まっていた親子と『大きくなるんだ』のダンスをみやちゃんのリードで踊りましましたが、子どもたちがそれぞれが参加できる振りがあって、これは「イケる!」と思いましたよ。

親子つながりあそびコンサートでは絵本あそび『だるまさんと』と散歩する友だちが増えてくる『おさんぽおさんぽ』の流れで、参加者が一つの大きな輪になり、途中から参加した親子さんも交えて『大きくなるんだ』のダンスを再び2回も踊ってしまいました。

2回目の前に園長先生から『大きくなるんだ』の歌詞に対する思いを聞きました。親子とも、みんなとともに、ゆっくり大きくなってほしいという思いが嬉しいです。

あそびの最後は『ダルビュッシュ』。これを待っている子どもがいるんですよね。いつも最後に残ってしまうA子ちゃん。1歩進んだり、3歩進んだり、また止まったり。自分のペースで遊んでいます。Aちゃんを見守る友だちや親さんたちの眼差しがやさしいんです。この時間が私はたまらなく好きです。無事ゴールをするとみんなから拍手です。

最後の歌は『夢わかば』。紙芝居を見ながら生演奏のギターに合わせてみんなのからだが揺れていました。コンサート終了後に参加者全員が園庭で、新しい園舎とこじかの出発を祝って、みんなでしゃぼんだまを飛ばしましたよ。

夜の食事会にも参加してくれた保護者会長のAさんのコメントです。
「今日はありがとうございました。途中何度も我が子を忘れて楽しんでいる自分にハッとし、慌てて軌道修正。それでも気づけばやっぱり自分が一番楽しんでました」

10日は日曜日です。会場を移して午前中は親子つながりあそび・うたコンサート。50組を越える親子が集まっていたかな。時間が経過するごとに、ご近所さんの距離がどんどん縮まっていく感じです。初めて出会う家族が半分以上なのに不思議な感じです。
『大きくなるんだ』の踊りも楽しそう。特に、間奏の汽車ポッポでトンネルをくぐる時は子どもたちはちょっぴり急ぎ足で嬉しそうでした。抱っこされてトンネルをくぐる0ちゃんたちも不思議そうな顔をしていました。

コンサートでは『ダルビュッシュ』をやりませんでした。するとコンサート終了後にある家族がやってきて、「この子は『ダルビュッシュ』を楽しみにしていたんですよ」とお母さん。それはごめんなさいということで、その4人家族だけで『ダルビュッシュ』を楽しみました。一番楽しみにしていた男の子、何度も失敗しても果敢に挑戦してきます。お父さんもお母さんも失敗しても嬉しそうでした。男の子のゴールした時の満足そうな表情が印象的でした。

午後は保育園、療育、子育て支援の先生たちのつながりあそび研修会。年度始めの日曜日にも関わらず約50人の仲間たちが集まって来ました。年度始めということであそびの数を少なくして、子どもたちに寄り添いながら、また保育の状況に合わせながら子どもと一緒に楽しさをつくっていきましょうのおしゃべりもしていました。

Aさんのコメントです。
「土・日と、楽しくて面白くてあったかい、素敵なコンサートありがとうございました。
うちの長女と長男は、『僕たち、もう小学生だから、恥ずかしい』と言ってましたが、終わってから『すごく楽しかったまた行きたい』と言ってました。私もすご〜〜〜く楽しかったです‼。こじかのお母さんたちも、『大きくなるんだ』っていい歌だよねって、今日話してましたよ。本当にありがとうございました」

地域の子どもの療育・子育ての拠点へ、というこじかの仲間たちの意気込みが伝わってくる二日間でした。そして、保育応援団として素敵な仕事・活動に参加させてもらったと思いました。
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抱っこ通信706号  人のために自分の時間を

2016年04月04日 | 抱っこ通信
2016年ニューアルバム『笑って笑って笑って』の全曲ミックスがあがってきました。最終のチェックをしています。
エンジニアさんの感覚と自分の感覚とのぶつかり合いです。
餅屋は餅屋という考え方もありますし、独りよがりにならないようにと、いままでも基本的にはプロフェショナルであるそのエンジニアさんにお任せです。

でも、今年はメロディだけの譜面を作成したいのと、楽譜とにらめっこをしながら何回も何回も聞いていくうちに、一か所だけ注文というか自分の意見を出すことにしました。同じ個所は、アレンジと演奏を担当してくれているシモシュも同意見でした。こうやって良いものをつくっていくのですね。

全体を聞いてとても満足しています。
歌は相変わらず下手ですが、歌を贈ったそれぞれの仲間たちの顔や仕事ぶりや生活ぶりが見えてきます。
また、自分で言うのもなんですが、歌が贈った仲間たちを越えて、さらに歌は羽ばたいていくだろうなと思いました。
アレンジもコーラスも素敵です。
早くみなさんに聞いてほしいし、是非、歌ってほしいと願っています。

28枚目のアルバム『笑って笑って笑って』の初売りは、4月24日の奈良レクリエーション学校を予定しています。


2016年ニューアルバム『笑って笑って笑って』のコンセプトです。

・・・・・・
だれからも愛されたら幸せだな。
すべていのちを愛せたら幸せだな。
きっと、人はそう思って生まれてきたのでしょうね。

笑って生きていけたら幸せだな。
笑って死んでいけたら幸せだな。
きっと、人はそう思って生きているのでしょう。

でも、現実はなかなかそううまくはいきません。
一つ言えることは、自分ためにと思ってやったことも、人のためになっているときもあるし、
人のため、と思ってやっていることは自分のためになっているときもあります。
その逆で、自分のためにも、人のためにもならないこともありますが。

生きるって大変だけれど、なにか人のために自分の時間が使えるようになったときに、
ちょっぴり生きていて良かったなと思えるようになりました。

今回の作品は、誰かのために、なにかの集まりにつくったものですが、自分のためにもつくっていたのかなと思います。
さらに、多くの人に歌い広がったら幸せです。
・・・・・・・



5月15日(日)
フレッシュ・リフレッシュセミナー
『思わずからだが笑っちゃう』


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二本松はじめスケジュール更新(4月~9月)

2016年04月01日 | スケジュール
昨日、今日とつながりあそび・うた研究所会議。
今年のサマー・カレッジなどの方針などを話し合ってきました。
ユズリンとまっちゃんがを中心に楽しく進めていくことを確認しました。
「さあ 笑って笑って笑って あなたを歌う」をテーマに楽しい楽しいドラマをつくりましょう。

私は相談役、名誉所長の座を狙っていましたが?もう少し所長だそうです。
大吉つぁんも4月から正式に研究所所員になりました。
大吉つぁんを育てられのは子どもたちとみなさんです。よろしくお願いします。
スケジュール、10月の後半からは忙しいそうですが、それまでガラガラです。
今年はたくさん歌いたいと思っています。
平和コンサート7070もよろしくお願いします。


二本松はじめスケジュール

【2016年4月二本松はじめスケジュール】

1日 つながりあそび・うた研究所春会議
7日(木)pm名古屋短期大学保育セミナー
8日(金)am桜花学園大学新人セミナー
9日(土)pm鹿児島療育ツアー第7弾久根市子ども発達支援センターはじめましての集まり
10日(日)★am鹿児島療育ツアー第7弾出水地区親子つながりあそびコンサート
★Pm鹿児島療育ツアー第7弾出水地区保育所、幼稚園、療育研修会
17日(日)★全日本レクリエーション・リーダー会議40周年を祝う会
20日(水)pm板橋区教研児童文化部
24日(日)★奈良レクリエーション学校in奈良市
29日(金)★第20回ピカリン&ユズリン&なのはなスプリングカレッジin 西成区民センター

【2016年5月二本松はじめスケジュール】

1日(日)★三多摩メーデー
3~4日★関西レクリエーション学校
8日(日)★pm広島ツーユーレク学校
11日(水)★pm中央市田富中央児童館つながりあそびコンサート
15日(日)★フレッシュ・リフレッシュセミナー思わずからだが笑っちゃうin墨田区
21日(土)pm福知山市民間保育園研修会

【2016年6月二本松はじめスケジュール】

2日(木)★合研プレ企画in松江市
3日(金)★合研プレ企画in出雲市
4日(土)★合研プレ企画in島根県鹿足郡
5日(日)★合研プレ企画in米子市
10日(金)★ni平和コンサート7070in中津川市
11日(土)pm泉佐野市保育士研修会
12日(日)★pm兵庫保育を考える集いin神戸市
13日(月)pm大阪市私立幼稚園連合会南地域研修会
17日(金)ni東近江市保育士会研修会
18日(土))★サマー・カレッジin九州(鳥栖市)
19日(日))★サマー・カレッジin九州(鳥栖市)
23日(木)徳山中央幼稚園年齢別親子つながりあそびコンサートin周南市
14日(金)amたんぽぽ保育園子育て支援つながりあそびコンサート
       Niたんぽぽ保育園園内研修会
25日(土)pm三原市保育士研修会
26日(日)★サマー・カレッジin大阪

【2016年7月二本松はじめスケジュール】

2日(土)★サマー・カレッジin神戸(予定)
3日(日)★サマー・カレッジin神戸(予定)
9or10日★サマー・カレッジin関東(予定)
12日(火)pm小鈴幼稚園親子つながりあそびコンサートin埼玉県三芳町
15日(金)am&pm岐阜県立中濃特別支援学校コンサート2ステージ
16日(土)★サマー・カレッジin愛知
17日(日)★サマー・カレッジin愛知
23日(土)★サマー・カレッジin福井
24日(日)★サマー・カレッジin福井
30日(土)★サマー・カレッジin京都
31日(日)★サマー・カレッジin京都

【2016年8月二本松はじめスケジュール】

5日(金)★陽だまり保育園平和コンサートin栃木県高根沢町
7日(日)★サマー・カレッジin静岡
13(土)★サマー・カレッジin関東(東京)
14(日)★サマー・カレッジin関東(東京)
20日(土)★全国合研in松江市
21日(日)★全国合研in松江市(実技講座)
22日(月)★全国合研in松江市
28日(日)2016年サマー・カレッジ総括会議

【2016年9月二本松はじめスケジュール】

2日(金)am東久留米ミニツアーわらべみなみ保育園
6日(火)pm御殿場幼稚園親子つながりあそびコンサート
8日(木)am東久留米ミニツアーしんかわ保育園
9日(金)am東久留米ミニツアーはちまん保育園
13日(火)am東久留米ミニツアーちゅうおう保育園
15日(木)am東久留米ミニツアーまえさわ保育園
16日(金)am東久留米ミニツアーはくさん保育園
コメント
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