Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

愛機よ、頼りにしてるぜ

2014-12-17 23:45:02 | くらし

厳重な警戒が必要だと、爆弾低気圧の猛威に対応して命と財産を守る指針が報道されている。

猛烈に襲うこの低気圧なので、スーパー豪風雪低気圧などと新聞の見出しにあるので、表現を強調して爆弾低気圧と物騒なネーミングにしたのだと思っていたが、気象庁で用いる低気圧に関する公式用語だとわかって検索したところ、何やら難解な解説に面食らった。

猛烈な勢力は、北国に限らず南日本をも大雪で生活に支障をもたらしている。その様子がTVで放映されているので、穏やかな気分でいられない。

北海道近くに爆弾低気圧が居座っているので、明日も要注意だということがわかり、気象情報に注目している。

60cmもの積雪があった地域があったようだが、旭川は約20cmの積雪だから心配無用だ。

低温独特の軽い小雪は、粉雪に近い降り方で舞う事もあったが、午後から止んだので、冬季中には普通に起こる吹雪だと受け止めれば、特に心配するほどではない。

市道の除雪は15cm以上の積雪で除雪車は稼働するが「除雪車が入る」と云うことが多い。約20cmの積雪だったが、除雪車は入らなかったようで、車の運転には苦労した。

雪が止んだ頃を見計らって、9台分の駐車スペースと歩道の除雪をした。軽い雪でも20cmあれば雪のけ(雪退け/雪除け)用具のジョンバーでは処理しきけれないので、小型の除雪機を稼働させた。

これを頼りに、3度の冬を乗り越えて十分な働きに頼った。今季に入って3回目の稼働だから、操作には慣れたにしても、集めた雪を処理するには30分以上かかって身体は冷える。

            

敷地内に、飛ばした雪の積み上げスペースがなければ、この除雪機があっても機能しない。

冬季の終末には、飛ばした雪を高く積み上げたスペースが限界に達してしまうので、計画的に雪を飛ばす方向を工夫することになる。

積雪量によっては、老人の体力では到底処理しきれないので、この除雪機の機動力には、大いに助かっている。

「頼りにしてるぜ!」と胸の内で呼びかけながらの除雪機を操る降雪期に突入して、気合いが入っている。


特大暴風雪は大丈夫だ---今のところ

2014-12-16 23:48:41 | くらし

数年に一度の特大強力暴風雪で、今夕から北海道が荒れる天候だと報じている。

札幌のドカ雪のTV映像は、信じ難いほどに映るのは、22時50分現在、旭川は今のところ少し風が出たことがわかる程度で、雨や雪は皆無で平穏だ。

        

YAHOO地図アプリによると、雨雲レーダーは旭川近くまではまだ迫っていて、間もなくの来襲は時間の問題だ。

この時期には珍しくも現在の外気は+2℃(街中は3.7℃)なのが不気味で、近くの山方向からの風音の気配があるくらいの嵐の前の静けさだ

今朝の気温がマイナス17℃で、正午がマイナス5℃だから夜中になってからのプラス気温は、不気味な温風に感じ、まさしく嵐の前兆だ。

雪が降って当たり前の旭川だから、積雪10数cmは現在のところ少な過ぎで、これまた異常気象としか思えない。今日も雪は降っていない。

北海道の地域による気候の差は多きいので、今のところ北海道全域が強風や豪雪にみまわれているわけではない。だから報道だけでは北海道全域が大変な事になっていると思われているはずだが、今のところ心配無用の穏な地域もあるのだ。

今のところと言うのは、やがてどうなるのか分からないという意味だ。

「直ちに被害が出るわけではない。」とは、電発事故で放射線による被災は今は大丈夫だが、その内大変なことになると、当時の政府見解のことを思い出す。

やがて先は暗くとも、今は明るいからいいじゃないかと、その場しのぎの言い訳は通用しないことを、思い知らされたのだった。


ホー・レン・ソーの効用

2014-12-09 23:54:39 | くらし

チームを組んでいい仕事をする時の重要な条件は、相互に知らせなくてはならない事柄は敏速的確に報告すること、現状と課題を把握して状況を連絡すること、自分の判断だけに頼らず相談することだと理解している。

今や、このことを報告・連絡・相談と端的に表現し「ホー・レン・ソー」と呼ばれるのは一般化しているから、今更確認するまでもないことだ。

現実に「ホー・レン・ソー」を共有していないために旨くいかずに失望した経験済みだから、自戒を込めて反省することが多いが、「ホー・レン・ソー」を共有したチームで仕事をして幸せだったことを思い出もある。

家族の暮らしの中でも、いちいち確かめることなしに報告・連絡・相談の励行が、固苦しく考えずに当たり前に行われているから、円満で健全な家庭が生まれ、強い絆が生まれている。

親子関係であれば当然のこととして、親から離れても普段から相互の意思の疎通が必要だ。

親に自分の安否と動勢を知らせるのも親孝行の一つだし、親子間の消息を互いに知り合うことが大切だ。

通信環境は昔に比べれば、飛躍的に発達しているから、あらゆる手段で情報が得られる時代になったが、さっぱり連絡を取り合わない親子関係が多い現実を知るのは、古典的な方法で「俺、俺、詐欺」が、いまだに続いていることで知ることになる。

その詐欺で被害に遭うことは嘆かわしいことだが、電話での消息情報を知り合うことが多いのも実情だと思われる。

「電話番号が変わった」に応じて声色の違いを判断できずに信じてしまい「お金を都合付けて欲しい」に応じるなど、信じ難いことが現に起こっているから理解不能だ。

 

余談だがTVドラマの話題に飛ぶと、あり得ないことが起こっているからドラマは面白い。

TVドラマの流れを興味深くする意図からか、NKH-TVの朝ドラでは、スコットランドから遠い日本に来て暮らしているのに、スコットランドの両親家族との消息の取り合いがないなんて、面白過ぎる。

家族との連絡と協力で入手した多様な洋服を次々に着ていると思いきや、スコットランドの親に手紙も出していないなんて、無沙汰過ぎで親不孝だ。

スコットランドにもNo news is good news.(無沙汰は無事の便り)というのがあるらしい。ドラマの展開が面白くなる兆しを演出しているのだろう。


アメリカと戦争していたことがあったの?

2014-12-08 23:52:09 | 日記

1941年の今日(日本時間)、ハワイの真珠湾に停泊中のアメリカ艦隊を奇襲攻撃(現地時間7日午前7時49分)した日だ。日本が英米に宣戦布告した第二次世界大戦(日本側は大東亜戦争)の始まりの日が日本時間の12月8日だ。

幼い頃だから記憶は薄いが、ラジオの大本営発表で何度も日本の攻撃成功を伝えていたが、叫ぶようなアナウンスだった。

しかし、その時は幼い心には何が起きたのか理解出来ず、大人達の緊張した様子や、興奮した仕草で重大なことが起きたことを悟った。やっぱりかーといった予期していたような雰囲気だった。

父親は、切り抜いた関連新聞記事を綴って、表に「永久保存」と朱書きして保管していたが、今はどこにいったかわからない。

国民学校に入学して、兵隊さんになることを軍部から洗脳され、「欲しがりません勝つまでは」と云わされて我慢した。

「一億一心」と民族主義を叩きこまれ、爆弾が落とされた時の伏せ方を訓練した。炒り豆少々と止血用具を小袋で持ち歩き、防空ずきんを何時も首にくくりつけて歩いた。靴が無いので冬でも破れた薄い靴下か素足で、冷たい床を歩いた。消しゴムが無かった。アルミの弁当箱はみんな拠出して積み上げ、お別れ式までして、木箱の弁当箱を使ったが、梅干しだけがおかずだった。米海軍軍艦を空爆する日本軍航空機の絵を沢山描かされた。

尊い多くの命を奪い合ったが、アッツ島玉砕を知った時は、負け戦だと少年の心の中でも感じていたが、言葉には出せなかった。

直立不動の姿勢で、玉音放送を聞いた。

1945年敗戦後になって、白い紙があることを知った。

空襲の恐怖感と空腹・物資不足に耐えた悲惨さは忘れはしない。

日本国と比べて、広大な面積のアメリカ国には資源が豊富で、巨大で強力だということを知ってしたはずなのに、何で戦争に踏み切ったのか不可解だ。

愚かで誤った戦争を仕掛けた判断を止められなかったのは嘆かわしい。

12月8日の忌まわしい記憶が風化しているから、反省の日であっても世間は振り向こうとしない時代になった。外交なしに破壊と殺し合いと心の傷付け合いで解決する人間の愚かさを痛感する。

73年前のことだから「アメリカと戦争していたことがあったの?」なんて思っている若い人のいることも聞いたが、忌まわしい過去も、復興に掛けた人々の努力も忘れてはいけない。


今日が本格的な冬の始まり

2014-12-06 22:58:29 | 日記

一日中雪が降ったが、朝には8cmくらいで夕刻には15cm以上の積雪になった。

気温が朝で-10℃で日中でも-4℃だった。乾いた軽い雪なので朝に軽い雪のけ(雪退け/雪除け)だけで済ませた。暗くなった頃にもう一度の雪のけをしたが、11月14日の45cm積雪から久々の除雪作業だったが、本格的な除雪作業の始まりだ。

今季2度目の除雪は、この時期にしては平年より遅いことになるが、それだけ除雪の労力が省かれたのだから結構なことなのだ。

車に積もった雪を払うだけでなく、ガラスを覆った雪が凍り付いているので、冬期限定のそれ用の用具でガリガリガリガリと削り落とすことになるのは厄介で、これは今季初めてだった。

                 

少々の残雪と部分的に凍り付いた危険な道路環境から一変して、マイナス気温での道路は、舗装面が圧雪状態になり、雪道運転は楽になったが、気を許すわけにはいかない。

今日オープン予定のスキー場は、延期になったがオープンの時期はわからない。待ちわびているスキーヤーやボーダーは残念な思いだろうが、雪不足のためだろうと推察できる。

来年は、このスキー場でFISスノーボードワールドカップ旭川大会(2015年2月28日〜3月1日)が開催されるというが、まだ詳しい情報はわからず、時期が迫っているにしては、地元は盛り上がる気配すらないのは、どうしたことか。

マイナス気温(明日の最低気温-10度・最高-3℃の情報)が続くようになり、雪が積もってこの時期としては当たり前の圧雪道路と雪景色になったので、靴や手袋や服装も冬装備での外出だし、今日が本格的な冬の始まりだと勝手に決めている。

TVの画像では、紅葉盛りの皇居内の鑑賞会の盛況ぶりを放映していたが、地域差による季節感の大きいことが、何とも妙に思える。