Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

熊も見ている黄金のカラマツ

2011-11-06 20:25:36 | 自然の恵み
針葉樹以外の木々の葉は少なくなって、晩秋という感じが強くなりました。

黄金色になって最後に輝くのは、カラマツ(唐松)です。

他の木々が紅色・橙色・黄色・褐色などの彩り豊かな紅葉の内は、目立たないように見えますが、落葉樹の枝が見えだすのを待っていたかのように、カラマツの存在を誇示しだします。

今日は曇天なので、最高の黄金色の輝きではなく、これらの落葉が始まる気配にも見えますが、里山を覆いつくすカラマツ色は魅力的です。

         

この岡を越える峠道を昔は「伊の沢峠」と読んでいましたが、現在は富沢街道になっています。
自宅から「はぎわらギャラリー」への往復路でもあって、この峠では四季折々に美しい彩りの風景を見る事ができます。

         

       
この辺りの風景を数年前に、水彩画で描いてみました。
       
   
美しいカラマツは、今が最盛期かも知れませんが、雪が降り積もる光景も見る事ができます。

         
カラマツ(唐松)は落葉針葉樹なので、既に落葉が進んでいる木立もあって、晩秋の風情が強く感じますが、こんなカラマツ並木がとても気に入ってます。

この岡は旭川市富沢地区の山里と沢の流れを挟んで、反対側は深い山なので、熊の出没した形跡があった地域です。
写真撮影のため山際の「カムイの杜公園」へ行くと、山側に立て札がありました。

           
この立札を背にして撮影する時間は僅かにしてすぐ離れます。

熊もこのカラマツの美しい風景を眺めているのだろうか。