Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

ルナリアの花

2012-06-02 21:24:09 | 自然の恵み
ヨーロッパ原産で、ルナリア(Lunaria annua)と呼ばれ、日本には1901年(明治34年)に合田(当時東京美術学校教授)さんがパリから持ち帰ったそうで、和名はゴウダ草。

数年前、道端の小花園にまとまってきれいに咲いていたのを眺めていたら、育てているおばさんが、快く根付きでくれたもの。
草丈は60cmくらいで、花径は2~3cm。

            

こぼれ種から育って2年目に花が咲くが、秋になると果実が球ではない姿なのが珍しい。

薄くて扁平円の半透明で乾燥させてドライフラワーにすると、金貨のように輝いて見え、すれると乾いた金属音に聞こえる。

地方によっては「カネのなる木」とか「大判草」と呼ぶこともあるそうだ。
英名のコインプラントは、金貨に見立てているのだろう。

            
ラナンチュラス・ゴールドコインも金貨に似ている。
ランナーが伸びてよく増える。

金貨にちなんだ花が育つと、何となく幸せな気分になるのは邪念があるからだろうか。