旧岡田邸の素晴らしい多彩な窓

昨日は、旧岡田邸のノムラモミジを紹介しましたが、 もっともっと紹介したい素晴らしい室内の建具・家具・窓・ステンドグラス・照明・階段の手すりなどがあります。

年間に僅かしか使わないという正面玄関の装飾は、簡素にも見えますが、ステンドグラスを使うなど、当時としては貴重で珍しいと思われるものです。

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　　　　　　　旧岡田邸の正門と正面玄関側
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　　　　　　　　　内側からの玄関
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　　　　　　　　　中央のステンドグラス

　　　　　　　
　　　　　　　　　左右一対のステンドグラス

　　　　　　　　　　　
　玄関引き戸の厚いガラスの中央上部には、楕円形のステンドグラスが、斬新にもガラスをくり抜いてはめ込んだものです。巧みな職人技がうかがえます。

室内の窓ガラスは、部屋毎に違う趣のデザインで設置されて、住人の感性の高さがわかります。
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和室の窓・障子の組み合わせにも、心憎いばかりの気遣いがあって、外の眺めを意識したものです。

　　

　　　　　
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全部を紹介出来ませんが、驚くばかりに各部屋の用途・特徴と合致させています。

これほどの貴重な遺産を活かすことは、個人では困難ですから、旭川市民の財産としても有効活用の手立てが必要なのだと思います。

旧岡田邸200年プロジェクトを推進する財団は、設立間もないそうですが、今後の活動を見守りたいと思っています。