Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

運転免許証更新の一日 

2010-06-15 23:35:46 | インポート
今日は 運転免許証更新のために、集中して時間を費やしたようなものです。

運転免許証更新の前に受講が義務づけされた高齢者講習を受け後、当日に運転免許証更新を受けたためです。

受講手数料5800円は収入印紙を用意してください、とのことだったので、わざわざ銀行で入手したのですが、現金払いでもよかったんです。(そんなー・・・)

約20人単位で午前9時30分からの10時50分までと、まとめ約30分は座学でしたが、案内はがき記載の講習内容や時間配分は違っていました。

興味があったのに「危険予測、回避方法などに関するディスカッション」なんてのは無かったしー。
         
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この教本「シアドライバー用運転テキス・知っておきたい交通ルール」(2冊とも財団法人全日本指定自動車教習所協会連合会発行)は、配布だけで使わずしまいでした。

講話・講義の内容は、高齢者講習だけあって集中的に加齢による機能の劣化を自覚させる話しを、繰り返し聞かされました。
歩行者対象講習かと思うばかりの、老人歩行者の機能低下の話だけでなく、そんな老人や無謀な若者の自転車乗りに細心の注意が必要だということが強調されてました。

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自動車学校での練習コースを一周してクランク・S字・バックで車庫入れなど、実車での教習は、懐かしい45年前当時が思い出されて、不思議なくらい緊張感がありました。

けれど運転の診断や指導は無かったと同じくらい、只コース順路を覚えて一周しただけ。

高齢の運転者に限らず、歩行者共々事故が多い(だって、高齢者人口が多くなっているんだよっ)ことから、若い気だけではダメなんですよねっ。
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更にゲームセンターにあるような「運転適性検査機?」での、状況変化に対応した反応時間と正確さの検査で、反応の鈍さやむらなど数値化されて、いっそう機能の低下を自覚させられます。

視力低下・ 注意散漫(見落とし、見過ごし、見遅れ、思い込み、視野の狭さ、など)による運転能力の低下が事故に繋がるんだー、と普段から自覚しているつもりでも正直気落ちしたなー。

5800円払って、自分の機能低下を聞かされるのが、何とも滑稽でもあるのです。

この高齢者講習を12時30分に終えてから、午後改めて運転免許試験場へ行き2550円払って手続きの結果、更新終了でした。
「眼鏡が光るからはずしてください。ハイ」即バシャリと有無を言わさずの撮影だったんだよ。
新しい免許証の写真は初めて眼鏡無しの素顔です。

財団法人の収入になる有効期間3年の更新手数料5800円+2550円=8350円を老人に払わす手数料設定は適正価格なのかなー。