月に時鳥図鐔 明義
月に時鳥図鐔 明義
月は風景の中で感じとるもの。この鐔は夏の訪れを意味している。月は秋が見ごろといわれるが、一年を通じて楽しむべき存在。時鳥は初夏の鳥。徳大寺実定(後徳大寺左大臣)に「ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞ残れる」の歌がある。この鐔はこの場面を描いている。裏には、白々と明けつつある京の街が描かれている。
月に時鳥図目貫 橋本一至
金無垢地容彫に銀の雲。
月に時鳥図鐔 明義
月は風景の中で感じとるもの。この鐔は夏の訪れを意味している。月は秋が見ごろといわれるが、一年を通じて楽しむべき存在。時鳥は初夏の鳥。徳大寺実定(後徳大寺左大臣)に「ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞ残れる」の歌がある。この鐔はこの場面を描いている。裏には、白々と明けつつある京の街が描かれている。
月に時鳥図目貫 橋本一至
金無垢地容彫に銀の雲。