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山里Magari

米沢市関根のイタリアンマダムの気まぐれ日記。趣味、経済、政治にお店の宣伝も少し

昨日はイタリアワイン講習でした。

2016年07月22日 | マダムのひとりごと
昨日は日欧商事さん主催のイタリアワイン講座。この講座一年に一回ということもあって必ず出席するようにしております。

日欧さんに感謝。そして先生方、イタリア在住ワインジャーナリストの宮嶋先生とvino della paceの内藤先生にはいつも大変身になるお話しをご用意くださって
感謝しております。

宮嶋先生がおっしゃるにはここ数年泡ものが爆発的な人気。というのは会社帰りに気分転換でいっぱいひっかけて帰る、仕事仲間とさらっと一杯というときに泡が
使われるようになったと言います。欧州も今や日本以上に世知辛い社会になっているようで、会社と家の往復ではつらい、ちょっと一杯というのが通常になっているようです。日本のサラリーマンさんたちの新橋で軽くビールを一杯というのと一緒ですね(^^)プロセッコの需要の他、相変わらず好調のフランチャコルタ、そして私も今年の夏は大いに使っております、
ミラノの南で作られる微発砲ワイン、オルトレポパヴェーゼの白、赤、両方大活躍なようです。

もう一つ、世界的にはロゼが流行っているとのことで、ヴェネトのヴェローナ県のバルトリーナのキアレットと言われるプロヴァンスロゼをイメージしたロゼは常に品薄とか。
数年前は考えらえれませんでしたが、世界のロゼ人気、わかる気がします。今や蘊蓄をかたって、ワインを瞑想しながらいただくケースは減り、カジュアルに美味しく食事とともに
頂きたいわけですね。

さらに世界的にはヴェネトのアマローネとプーリアのプリミティ―ヴォが大人気。これらの共通点は若干残糖があるワインであるということ。
アメリカ、カナダそして北欧で爆発的に売れているということです。確かにアマローネはタンニンの収斂性がなくなり、お食事にも合いやすいスタイルになったし、
若干の甘みというのは誰もが美味しく感じますね。
アマローネと比較するとプリミティ―ヴォはお安く、これは秋にチャンスのあるワインかと思います。夏でもいいかな?要検討です。

あとはナポリの躍進。アヴェリーノ県(内陸)の白、赤ともに伸びに伸びてます。そしてマルケのモンテプルチアーノ種とサンジョヴェーゼのセパージュワイン。
このあたりはお店のリストに加えて良さそうですね。

さて明日は内藤先生によるブラインドテ―スティングのお話しを記録しておきたいと思います。

あいにくのお天気ですね~。が、ここのところ30度越えが続き身体がばてていたので、恵の☔と思って張り切ってまいりましょう。

昨日の賄い:ジャガイモとコンビーフの春巻き、ビーフシチューの残り、キュウリ。


💖のジャガイモ、so cute!

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